JPH01260034A - ブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着される湾曲保形材を形成するための筒状細幅織物及びその製造方法 - Google Patents

ブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着される湾曲保形材を形成するための筒状細幅織物及びその製造方法

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JPH01260034A
JPH01260034A JP63089469A JP8946988A JPH01260034A JP H01260034 A JPH01260034 A JP H01260034A JP 63089469 A JP63089469 A JP 63089469A JP 8946988 A JP8946988 A JP 8946988A JP H01260034 A JPH01260034 A JP H01260034A
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cylindrical
curved
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Yuichi Taga
田賀 祐一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着さ
れる仕上りが良好で取扱い性に優れた筒状細幅織物及び
該筒状細幅織物を能率よく製造可能とする製造方法に関
するものである。
(従来の技術) ブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着される従来の
湾曲保形材は、第6図に示すごとく、半円弧状に湾曲す
る湾曲線材aを、直線状をなすごとくに縫製された布製
筒状体す内に挿入し、全体の形態が該湾曲線材aの形状
に合致して湾曲したものとなるごとく形成されていた。
そして、該筒状体すは、第7図に示すごとく、湾曲線材
突き抜は防止用の内側布地Cを三折りするとともに、該
三折りされた内側布地Cを肌当たり用の外側布地dで包
み、その長手−側縁部分において内外両布地c、dを共
縫いすることにより、あるいは第8図に示すごとく、湾
曲線材突き抜は防止用の内側布地eに肌当たり用の外側
布地rを重ね合わせ、該外側布地fが外表面にあられれ
るように全体を三折りし、その長手−側縁部分において
内外両布地e、fを共縫いすることにより形成されてい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、こ、のような構成を有する筒状体を用い
て湾曲保形材を製作するときには、前記のごとく二種類
の布地を折曲げかつその側縁部分をミシン縫いする必要
があり、製作に手数を要して作業能率が悪い問題があっ
た。加えて、筒状体は、通常1cm前後の幅を有するも
のとされかつ直線状を呈するごとく形成されていること
から、該筒状体す内に湾曲線材aを挿入したばあい、得
られた湾曲保形材gの内縁部りにしわiが発生すること
は避けられず(第6図参照)、従って、かかる湾曲保形
材gをブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着するに
際しては、しわを伸ばしつつミシン掛けしなければなら
ず、作業に慎重さを要して取着作業能率に劣る問題があ
った。
本発明は、かかる問題点を解決しうるブラジャーのアン
ダーバスト部周縁に取着される湾曲保形材を形成するた
めの筒状細幅織物及びその製造方法の提供を目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は次のような手段を採
る。即ち、本発明のブラジャーのアンダーバスト部周縁
に取着される湾曲保形材を形成するための筒状細幅織物
(以下筒状細幅織物という)1は、ブラジャーのアンダ
ーバスト部周縁に沿って半円弧状に湾曲する湾曲線材2
を保持する筒状部3の長手方向内外両側縁部に、芯糸5
.6が内包されてなる内側の袋状部7と外側の袋状部9
とを連設し、かつ肌との接触部分を肌当たりのよい織組
織として形成し、又、内側の袋状部7に内包されている
芯糸5は外側の袋状部9に内包されている芯糸6に比べ
て伸縮性の大きい素材からなるものとし、該内側の芯糸
5の収縮作用によって全体的に内側に稍湾曲した形態を
有するごとくなしたことを特徴とする。
又本発明に係る筒状細幅織物の製造方法は、ブラジャー
のアンダーバスト部周縁に沿って半円弧状に湾曲する湾
曲線材2を保持する筒状部3の長手方向内外両側縁部に
、内側の袋状部7と外側の袋状部9とを有し、かつ肌と
の接触部分が肌当たりのよい組織部として形成されてな
る主体を、一括に製織し、該内側の袋状部7と外側の袋
状部9には該製織と同時に芯糸5,6を挿入させ、その
際、内側の芯糸5は外側の芯糸6に比べて伸縮性の大な
る素材を以て形成されたものを用いかつ内側の袋状部7
への芯糸5の挿入は該芯糸5を伸長した状態で行・)こ
とを特徴とする。
(作用) 然して、稍湾曲した状態にある所要長さの筒状細幅織物
1の筒状部3内に湾曲線材2を挿入するに際し、両者の
湾曲方向を合致させると、筒状細幅織物1は、該湾曲線
材2に規制されて、湾曲内側部にしわ等を発生させるこ
となく、無理のない状態でその曲率に等しく湾曲変形す
る。該仕上りの良好なしかも無理のない湾曲変形は、筒
状細幅織物1がもともと稍湾曲した状態にあることに加
えて、内側の袋状部7及び外側の袋状部9が次のどと(
作用するからである。即ち、第4図において誇張して示
すごとく、湾曲変形に伴い、内側の袋状部7は、幅方向
と直交する方向(第4図に示す上下方向Fl)に偏平と
なるよう変形して筒状細幅織物1の湾曲に伴い発生する
内側縁1aのたるみを吸収し、かつ外側の袋状部9は、
幅方向(第4図に示す左右方向F2)に偏平となるよう
変形して筒状細幅織物1の湾曲変形に伴う外側縁1bの
伸びに無理なく順応するからである。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜4図において本発明の筒状細幅織物1は、ブラジ
ャーのアンダーバスト部周縁に沿って半円弧状に湾曲す
る例えば金属製の湾曲線材2を挿入させるための筒状部
3の長手方向内外両側縁部に、芯糸5,6が内包されて
なる内側の袋状部7と外側の袋状部9とが連設されてい
る。該内側の袋状部7に内包されている芯糸5は、外側
の袋状部9に内包されている芯糸6に比べて伸縮性の大
きい素材からなるものとされており、内側の芯糸5とし
ては例えばスパンデックス糸が、又外側の芯糸6として
は例えばウーリーナイロン糸が使用されている。
本発明に係る筒状細幅織物1を製造するには、筒状部3
の内外両側に内側の袋状部7と外側の袋状部9とが連設
されてなる主体を一括に製織し、該内側の袋状部7及び
外側の袋状部9には、製織と同時に芯糸5.6を挿入さ
せ、その際、伸縮性の大なる内側の芯糸5の挿入は該芯
糸5を伸長した状態で行う。
内側の芯糸5は、このように、それが伸長した状態で袋
状部7に挿入されるものであることから、製造された筒
状細幅織物1は、製織後における内側の芯糸5の収縮作
用によって、第1図に示すごとく、全体的に内側に稍湾
曲した形態を有している。
又本発明に係る筒状細幅織物1の少なくとも肌との接触
部分lOは、肌当たりのよいI!組織とされている。
本実施例に係る筒状細幅織物1の作用は、前記「作用」
の項で述べたところと同様であり、第5図に示すごとく
ブラジャー11のアンダーバスト部周縁12に縫着され
る。
(発明の効果) 本発明に係る筒状細幅織物及びその製造方法は、以上説
明したように構成されているので、湾曲線材が筒状部に
おいて保持されかつブラジャーのアンダーバスト部への
取付は状態において肌ざわりが良好であるのはもとより
、冒頭、の従来品によっては達成され得ない、以下のご
とき優れた効果を奏する。
■ 筒状部が稍湾曲した形態を育するため、所要長さに
設定された筒状細幅織物の筒状部内に湾曲線材を挿入す
るに際し、両者の湾曲方向を合致させると、直線状をな
す従来の筒状体内に湾曲線材を挿入するさせるばあいと
は異なり、湾曲線材を無理なく円滑に挿入させることが
できる。
■ 筒状部の長手方向内外両側縁部に、内側の袋状部と
外側の袋状部とを連設する構成としているため、筒状部
への湾曲線材の挿入に伴って発生する筒状細幅織物内側
縁のたるみは、内側の袋状部の変形によって吸収され、
一方外側の袋状部の変形によって筒状細幅織物外側縁は
無理なく凸に湾曲することとなり、しわがなく外観に優
れ又形態的安定性を有する湾曲保形材が形成されること
となる。従って、該湾曲保形材を用いるときには、従来
のしわのある湾曲保形材を用いるばあいとは異なり、そ
れをブラジャーのアンダーバスト部周縁にミシン掛けに
より取着するに際し、しわ伸ばしに注意を払う必要がな
く、湾曲保形材の取付作業の容品化、能率化を期しうる
■ 本発明の製造方法によるときには、湾曲形態にある
筒状細幅織物を能率よく連続的に製造することができ、
従来品の製造におけるごとき、布地を折曲げたりミシン
掛けする等の工程を省略しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る筒状細幅織物を湾曲線材とともに
示す斜視図、第2図は本発明に係る筒状細幅織物を用い
て形成された湾曲保形材を示す斜視図、第3図は本発明
に係る筒状細幅織物を拡大して示す斜視図、第4図は筒
状細幅織物の筒状部に湾曲線材を挿入した状態を示す拡
大斜視図、第5図は湾曲保形材をブラジャーのアンダー
バスト部周縁に取着した状態を示す正面図、第6図は従
来の湾曲保形材を示す斜視図、第7〜8図は従来の湾曲
保形材を形成する筒状体を湾曲線材の挿入状態において
示す拡大断面図である。 1・・・筒状細幅織物、2・・・湾曲線材、3・・・筒
状部、5.6・・・芯糸、7・・・内側の袋状部、9・
・・外側の袋状部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブラジャーのアンダーバスト部周縁に沿って半円
    弧状に湾曲する湾曲線材2を保持する筒状部3の長手方
    向内外両側縁部に、芯糸5、6が内包されてなる内側の
    袋状部7と外側の袋状部9とを連設し、かつ肌との接触
    部分を肌当たりのよい織組織として形成し、又、内側の
    袋状部7に内包されている芯糸5は外側の袋状部9に内
    包されている芯糸6に比べて伸縮性の大きい素材からな
    るものとし、該内側の芯糸5の収縮作用によって全体的
    に内側に稍湾曲した形態を有するごとくなしたことを特
    徴とする、ブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着さ
    れる湾曲保形材を形成するための筒状細幅織物。
  2. (2)ブラジャーのアンダーバスト部周縁に沿って半円
    弧状に湾曲する湾曲線材2を保持する筒状部3の長手方
    向内外両側縁部に、内側の袋状部7と外側の袋状部9と
    を有しかつ肌との接触部分が肌当たりのよい組織部とし
    て形成されてなる主体を、一括に製織し、該内側の袋状
    部7と外側の袋状部9には該製織と同時に芯糸5、6を
    挿入させ、その際、内側の芯糸5は外側の芯糸6に比べ
    て伸縮性の大なる素材を以て形成されたものを用いかつ
    内側の袋状部7への芯糸5の挿入は、該芯糸5を伸長し
    た状態で行うことを特徴とする、ブラジャーのアンダー
    バスト部周縁に取着される湾曲保形材を形成するための
    筒状細幅織物の製造方法。
JP63089469A 1988-04-11 1988-04-11 ブラジャーのアンダーバスト部周縁に取着される湾曲保形材を形成するための筒状細幅織物及びその製造方法 Granted JPH01260034A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0396313U (ja) * 1990-01-19 1991-10-02
JPH0457905A (ja) * 1990-06-25 1992-02-25 Yutatsukusu:Kk 衣料用芯材
JPH0931795A (ja) * 1995-07-17 1997-02-04 Datsuchiesu:Kk ワイヤーボーンのカバー用チューブ
JP2013194346A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Wacoal Corp カップ支持部用部材およびカップ部を有する衣類

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