JP6313980B2 - 衣服用帯部材及びそれを用いた衣服 - Google Patents

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Description

この発明は、生地の端部に伸縮性を持たせ身体に密着して着用するための衣服用帯部材及びそれを用いた衣服に関する。
従来、例えば下半身に着用する衣服は、ウエスト部分に紐を通して紐を結ぶことで着用者のウエストに係止するか、またはウエスト部分に弾力性や伸縮性を有する帯部材を通したり縫いつけたりして伸縮性を持たせ、その帯部材の緊締力でウエストに係止している。
伸縮性を有した帯部材を備えた衣服として、特許文献1に開示されているバンド部を備えた衣類は、伸縮性編地からなり表面にプリント加工が施されたバンド部が衣類本体部に縫着されている。このバンド部を備えた衣類によれば、編み立てたバンド部用の伸縮性編地に予めプリント加工を施し、その後、裁断、両端縫製、プレス等の工程を経て、衣類本体部に一体化するだけで、バンド部にプリント柄を設けた衣類を容易に製造することができる。
その他、特許文献2に開示されているように、紐により着衣するパンツもあった。このパンツは、布地のウエスト部に紐を通すためのアーケード状の輪を作り、その輪に紐を通し、着衣時にこの紐を縛ることによりウエスト部にフィットさせるものである。
特開2012−184526号公報 特開平10−251901号公報
上記背景技術の特許文献1のバンド部を備えた衣類は、生地が重いアウター等になるとバンド部の緊締力では不十分である。また特許文献2の紐により着用するパンツは、紐がほどけたりウエスト長さが紐より長いと、固定できないという問題がある。
これらの問題を解決するために、従来、伸縮性を持つ部材と伸縮性を持たない紐体を取り付けて、緊締力でウエストに密着し、さらに紐体がウエストを一周して端部同士をウエストの周囲に合わせて結び、不用意に落ちてこないようにした衣服もある。例えば、図7は下半身に着用するタイツのウエスト部分を拡大した部分破断斜視図であり、生地1のウエストの開口縁部1aに、伸縮性を持つ帯部材2と伸縮性を持たない紐体6が取り付けられている。
このタイツの製造工程は、例えば生地1の開口縁部1aに帯部材2を第1ステッチ3で縫い合わせ、帯部材2を縫い合わせた生地1の開口縁部1aを生地1の裏面に折返し、第1ステッチ3近傍を第2ステッチ4で縫い合わせて帯部材2を生地1で包んだ状態にし、更に折り返した折れ目近傍に第3ステッチ5を縫ってウエスト部を作る。生地1の折り返した部分に、一対の図示しない透孔を形成し、透孔の周囲は生地1がほつれないようにほつれ閂止めを形成する。次に、生地1を折り返して形成された筒部に紐体6を挿通して、一対の透孔から紐体6の両端部を引き出す。このタイツの着脱時は、紐体6の端部は結ばずウエスト部分が伸縮可能な状態にし、着用時は紐体6の端部同士を結んで伸縮しない状態とし確実にウエストに係止する。
しかし、このタイツは縫製工程が多く、時間と手間がかかり製造効率が良くないものである。また、生地1を折り返して作られた筒部は帯部材2の幅に合わせて作られるため幅が広くなり、紐体6が自由に動き、また平紐の場合はねじれることもあり、外観と着心地が良くない場合がある。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、外観が良好で縫製工程が簡単であり、通した紐体が位置決めされて安定し、外観と着用感が良好な衣服用帯部材及びそれを用いた衣服を提供することを目的とする。
本発明は、衣類の開口縁部に二つ折りされて設けられる伸縮性を有する帯部材であって、前記帯部材は、前記衣類の生地の表面に取り付けられる表部と、前記生地の裏面に取り付けられ前記表部の一側縁部に連続する裏部と、前記表部と前記裏部の間に設けられ前記表部と前記裏部を折り重ねる折曲部が、長手方向に沿って設けられ、前記裏部の、前記表部に重ねられる内側面には、複数本の糸体が前記帯部材の長手方向に対して交差して設けられ前記糸体が互いに平行に前記帯部材の長手方向に沿って並んでアーケード状の挿通部を形成し、前記挿通部の内側に紐体が挿通される衣服用帯部材である。
前記帯部材は、非弾性糸と弾性糸の各経糸が、非弾性糸の緯糸と交差して作られた織物であり、前記糸体は、前記緯糸の一部が複数本の前記経糸と交差せずに露出して形成されたものである。
前記帯部材は、非弾性糸と弾性糸の経糸により作られた編物であり、前記糸体は、前記編物の組織を形成する非弾性糸の経糸を横方向に振って形成された組織から成り、前記糸体は前記挿通部の長手方向の両側縁部で前記裏部を形成する経糸または緯糸に固定されたものである。
前記帯部材の前記裏部の、前記生地の裏面に連続する外側面には、前記挿通部に対向する部分に、相対的に肌触りがやわらかい柔軟部が設けられている。前記帯部材の前記表部の、前記生地の表面に連続する外側面には、装飾用の絵柄が設けられているものである。前記紐体は、伸縮性を持たない平紐である。
また本発明は、衣類の開口縁部に伸縮性を有する帯部材が二つ折りされて一周して設けられ、前記帯部材は、前記衣類の生地の表面に取り付けられる表部と、前記生地の裏面に取り付けられ前記表部の一側縁部に連続する裏部と、前記表部と前記裏部の間に設けられ前記表部と前記裏部を折り重ねる折曲部が、長手方向に沿って設けられ、前記裏部の、前記表部に重ねられる内側面には、複数本の糸体が前記帯部材の長手方向に対して交差して設けられ前記糸体が互いに平行に前記帯部材の長手方向に沿って並んでアーケード状の挿通部を形成し、前記挿通部の内側に紐体が挿通され、帯部材の前記裏部には前記挿通部の所定の位置に対向する一対の透孔が設けられ、前記透孔から前記紐体の端部が前記透孔からそれぞれ前記裏部の前記内側面と反対側である外側面に引き出されている衣服である。
前記衣類の開口縁部を挟むようにして、前記帯部材が二つ折りされて縫い付けられている。前記衣類の開口縁部はほつれ止めが形成されていないものである。
本発明の衣服用帯部材及びそれを用いた衣服は、生地端部を帯部材が二つ折りされて覆っているため、生地端部が見えず外観が良好である。生地端部のほつれ止めステッチが不要であり、帯部材は長手方向の側縁部がほつれないため、ほつれ止めステッチが不要であり、また紐体を引き出す透孔は帯部材の切断部分がほつれないためほつれ閂止め処理が不要であり、縫製工程が簡単で、短時間できれいに縫製することができる。帯部材の挿通部に通した紐体は、ねじれたり帯部材の幅方向に移動したりすることがなく、帯部材の中心に位置決めされて安定し、着用感が良好ですっきりとした外観で着用することができる。さらに、帯部材の表部には、装飾用の絵柄が設けられているため、デザイン性が向上する。また、帯部材の緊締力によりウエストに密着し、さらに紐体により伸びを防止してずり落ちを防止することができ、大きな動きに長時間でも追従することができるものである。
この発明の一実施形態の衣服の部分破断斜視図である。 この実施形態の衣服の部分拡大斜視図である。 この実施形態の衣服の帯部材の部分破断斜視図である。 この実施形態の衣服の帯部材の表部の部分組織図である。 この実施形態の衣服の帯部材の裏部の挿通部以外の部分組織図である。 この実施形態の衣服の帯部材の裏部の挿通部の部分組織図である。 従来の衣服の部分拡大斜視図である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の衣服10は、各種の運動競技やレクリエーション等で着用するタイツであり、伸縮性を有する生地12で作られている。生地12は、伸縮素材で形成され、地糸(2本)で編まれた緯編み、平編み(プレーン編み)、経編み等により形成されている。
生地12のウエストの開口縁部12aには、帯部材14が二つ折りされて一周して設けられている。帯部材14は長手方向に伸縮性を有するものであり、図3に示すように、生地12の表面12bに取り付けられる表部16と、生地12の裏面12cに取り付けられ表部16の一側縁部に連続する裏部18と、表部16と裏部18の間に設けられ表部16と裏部18を折り重ねる折曲部20が、長手方向に沿って設けられている。表部16と裏部18は互いにほぼ同じ幅である。折曲部20は、表部16や裏部18と比べて経糸を一部省いて薄く柔軟に作られている。
帯部材14の裏部18の、表部16に重ねられる内側面18aには、複数本の後述する緯糸34である糸体22が帯部材14の長手方向に交差して設けられ、糸体22が互いに平行に帯部材14の長手方向に沿って並んで平坦なアーケード状の挿通部24を形成している。糸体22の長さは後述する紐体36の幅よりも少し広いものである。裏部18の、内側面18aと反対側である外側面18bには、挿通部24に対向する部分は、肌触りがやわらかい柔軟部26が設けられている。
表部16の、折り重ね垂れたときに裏部18の反対側となり生地12の表面12bに連続する外側面16bには、装飾用の絵柄28が設けられている。絵柄28は、周囲と異なる色の糸を使用して設けられ、例えば長手方向に複数の模様が連続して設けられている。
帯部材14は、長手方向に伸縮性を有するものであり、例えばニードル織機で作られた図4〜図6に示す組織の織物で形成されている。これは、非弾性糸の経糸30とゴム糸等の弾性糸経糸32が、非弾性糸の緯糸34と交差して織られている。図4は、表部16の組織図であり両面組織である。表部16の絵柄28は、経糸30の色を変えて、自由な形状で複雑なデザインをすることができる。図5は裏部18の挿通部24以外の部分の組織図であり、片面組織である。図6は裏部18の挿通部24の組織図であり、糸体22は、緯糸34の一部であり、経糸30,32が交差していないフリーな状態で露出して形成され、アーケード状の挿通部24を形成している。なお、表部16と裏部18の間の折曲部20は、経糸30を減らして薄くて柔らかく折り曲げやすいものにしている。裏部18外側面18bの柔軟部26は、挿通部24が、緯糸34と、経糸30,32の交差が少ないため、柔軟な組織となる。
衣服10に帯部材14を取り付けた状態で、帯部材14の挿通部24には紐体36が挿通されている。紐体36は伸縮性を持たない平紐であり、ウエストを一周する長さに結び目を作る長さを足した長さである。帯部材14の裏部18には、着用者の身体前側で、挿通部24に対向する部分に、紐体36の幅よりも少し長い切断線によって形成された透孔38が設けられている。紐体36は、透孔38から、裏部18の、内側面18aと反対側の外側面18bに端部がそれぞれ引き出され、衣服10の着用者の身体側に紐体36の端部が位置する。
次に、衣服10の製造工程の一例について説明する。まず、生地12を所定のパーツに切断して縫製し、全体の形状を作り、ウエストの開口縁部12aを形成する。ウエストの開口縁部12aを、帯部材14を折曲部20で二つ折りした状態で挟み、ステッチ40で縫いつける。衣服10の身体前側で、裏部18に所定長さの切断線を作って透孔38を形成する。透孔38の一方から紐体36を入れ、裏部18内側面18aの挿通部24の中を挿通し、他方の透孔30から外側面18bに引き出す。これで衣服10が出来上がる。
衣服10を着脱する時は、紐体36を結ばない状態でウエストの帯部材14が伸縮可能な状態にし、着用時は紐体36の端部同士を結んで帯部材14が伸縮しない状態とし、確実にウエストに係止する。
この実施形態の帯部材14及び衣服10によれば、簡単な工程できれいに縫製され、生地12の開口縁部12aを帯部材14が二つ折りされて覆っているため、生地12端部が見えず外観が良好である。生地12端部のほつれ止めステッチが不要であるとともに、帯部材14も長手方向の側縁部がほつれないためほつれ止めステッチが不要である。さらに、紐体36を引き出す透孔38は帯部材14の切断部分がほつれないためほつれ閂止め処理が不要であり、縫製工程が簡単で、短時間できれいに縫製することができる。ステッチが少なく、薄くてシンプルな外観となり、また加工コストを抑えることができる。帯部材14の挿通部24に通した紐体36は、ねじれたり帯部材14の幅方向に移動したりすることがなく、帯部材14の中心に位置決めされて安定し、着用感が良好ですっきりとした外観で着用することができる。帯部材14の表部16の絵柄28は、経糸30の色を変えて、自由な形状で複雑なデザインをすることができ、デザイン性が向上する。
その他、帯部材14の糸や組織を変えて、所望の厚みや緊締力を得ることが容易に可能である。帯部材14の裏部18外側面18bには柔軟部26が設けられて触りが柔らかく、また生地12の前身頃と後身頃の縫いしろが帯部材14で覆われているためころつき感がなく、代皮膚への刺激が少なく着用感が良好である。挿通部24は裏部18の内側面18aに設けられ、帯部材14の折り畳まれた内側に位置するため、挿通部24の糸体22が着脱の際にひっかかることがなく、ピリングが発生することがない。帯部材14の緊締力により着用者のウエストに密着し、紐体36により伸びを防止して不用意に落ちを防止することができ、運動競技等の大きな動きに長時間でも追従することができる。しかも、紐体36で結んで確実にウエストに係止されるため、帯部材14の緊締力を弱くして容易に着脱できるようにすることができる。
なお、この発明の衣服の帯部材14は、織物以外に経編みによる編物でもよい。例えば、所謂ラッセル機で作られる場合、表部16は連続した網目組織を作る基本組織の経糸と、基本組織の経糸に対応したゴム糸による組織と、経糸とゴム糸を横方向に振って作られる組織から成るストレッチ生地である。裏部18も、表部16と同様の組織である。挿通部24を形成する糸体22は、裏部18内側面18aの所定の位置に帯部材14の幅方向に渡された裏部18の組織とは別体の非弾性糸であり、挿通部24の長手方向の両側縁部で表部16の組織に編み込まれて固定されている。
また、帯部材14は経編みによる編物で、所謂クロッシェ機で作られてもよい。クロッシェ機で作られる場合、表部16はラッセル機で作られたものと同様の組織のストレッチ生地である。裏部18は、表部16と異なるストレッチ生地であり、このストレッチ生地を機台へ挿入し、カービンニードルと呼ばれる編針でこのストレッチ生地を編み込んで表部16に連結する。挿通部24を形成する糸体22は、裏部18内側面18aの所定の位置に帯部材14の幅方向に渡された裏部18の組織とは別体の非弾性糸であり、挿通部24の長手方向の両側縁部でストレッチ生地の経糸に編み込まれて固定されている。
この発明の衣服は、上記実施の形態に限定されるものではなく、帯部材の幅や絵柄等、自由に変更可能である。帯部材の組織は、上記実施の形態以外でもよく、織物以外に編物で作られてもよく、十分な伸縮性を有し、糸体で挿通部が作れるものであればよい。帯部材の表部の絵柄は、経糸の色を変えて形成するもの以外にプリント等でもよく、無地でもよい。タイツ以外に、いろいろな種類の衣服の各部にこの帯部材を取り付けて使用することができる。紐体の素材や形状等、自由に変更可能であり、平紐の他に樹脂ワイヤー等でもよい。
10 衣服
12 生地
14 帯部材
16 表部
18 裏部
20 折曲部
22 糸体
24 挿通部
28 絵柄
30 経糸
32 弾性糸
34 緯糸
36 紐体
38 透孔

Claims (9)

  1. 衣類の開口縁部に二つ折りされて設けられる伸縮性編地で作られた帯部材であって、前記帯部材は、前記衣類の生地の表面に取り付けられる表部と、前記生地の裏面に取り付けられ前記表部の一側縁部に連続する裏部と、前記表部と前記裏部の間に設けられ前記表部と前記裏部を折り重ねる折曲部が、長手方向に沿って設けられ、前記裏部の、前記表部に重ねられる内側面には、複数本の糸体が前記帯部材の長手方向に対して交差して設けられ前記糸体が互いに平行に前記帯部材の長手方向に沿って並んでアーケード状の挿通部を形成し、前記挿通部の内側に紐体が挿通され、前記帯部材は、非弾性糸と弾性糸の経糸により作られた編物であり、前記糸体は、前記編物の組織を形成する非弾性糸の経糸を横方向に振って形成された組織から成り、前記糸体は前記挿通部の長手方向の両側縁部で前記裏部を形成する経糸または緯糸に固定されていることを特徴とする衣服用帯部材。
  2. 衣類の開口縁部に二つ折りされて設けられる伸縮性を有する帯部材であって、前記帯部材は、前記衣類の生地の表面に取り付けられる表部と、前記生地の裏面に取り付けられ前記表部の一側縁部に連続する裏部と、前記表部と前記裏部の間に設けられ前記表部と前記裏部を折り重ねる折曲部が、長手方向に沿って設けられ、前記裏部の、前記表部に重ねられる内側面には、複数本の糸体が前記帯部材の長手方向に対して交差して設けられ前記糸体が互いに平行に前記帯部材の長手方向に沿って並んでアーケード状の挿通部を形成し、前記挿通部の内側に紐体が挿通され、前記帯部材は、非弾性糸と弾性糸の各経糸が、非弾性糸の緯糸と交差して作られた織物であり、前記糸体は、前記緯糸の一部が複数本の前記経糸と交差せずに露出して形成され、前記帯部材の前記裏部の、前記生地の裏面に連続する外側面には、前記挿通部に対向する部分に、相対的に肌触りがやわらかい柔軟部が設けられていることを特徴とする衣服用帯部材。
  3. 前記帯部材の前記裏部の、前記生地の裏面に連続する外側面には、前記挿通部に対向する部分に、相対的に肌触りがやわらかい柔軟部が設けられている請求項1記載の衣服用帯部材。
  4. 前記帯部材の前記表部の、前記生地の表面に連続する外側面には、装飾用の絵柄が設けられている請求項1,2または3記載の衣服用帯部材。
  5. 前記紐体は、伸縮性を持たない平紐である請求項4記載の衣服用帯部材。
  6. 衣類の開口縁部に伸縮性編地で作られた帯部材が二つ折りされて一周して設けられ、前記帯部材は、前記衣類の生地の表面に取り付けられる表部と、前記生地の裏面に取り付けられ前記表部の一側縁部に連続する裏部と、前記表部と前記裏部の間に設けられ前記表部と前記裏部を折り重ねる折曲部が、長手方向に沿って設けられ、前記裏部の、前記表部に重ねられる内側面には、複数本の糸体が前記帯部材の長手方向に対して交差して設けられ前記糸体が互いに平行に前記帯部材の長手方向に沿って並んでアーケード状の挿通部を形成し、前記挿通部の内側に紐体が挿通され、前記帯部材は、非弾性糸と弾性糸の経糸により作られた編物であり、前記糸体は、前記編物の組織を形成する非弾性糸の経糸を横方向に振って形成された組織から成り、前記糸体は前記挿通部の長手方向の両側縁部で前記裏部を形成する経糸または緯糸に固定され、前記帯部材の前記裏部には前記挿通部の所定の位置に対向する一対の透孔が設けられ、前記透孔から前記紐体の端部が前記透孔からそれぞれ前記裏部の前記内側面と反対側である外側面に引き出されていることを特徴とする衣服。
  7. 衣類の開口縁部に二つ折りされて設けられる伸縮性を有する帯部材であって、前記帯部材は、前記衣類の生地の表面に取り付けられる表部と、前記生地の裏面に取り付けられ前記表部の一側縁部に連続する裏部と、前記表部と前記裏部の間に設けられ前記表部と前記裏部を折り重ねる折曲部が、長手方向に沿って設けられ、前記裏部の、前記表部に重ねられる内側面には、複数本の糸体が前記帯部材の長手方向に対して交差して設けられ前記糸体が互いに平行に前記帯部材の長手方向に沿って並んでアーケード状の挿通部を形成し、前記挿通部の内側に紐体が挿通され、前記帯部材は、非弾性糸と弾性糸の各経糸が、非弾性糸の緯糸と交差して作られた織物であり、前記糸体は、前記緯糸の一部が複数本の前記経糸と交差せずに露出して形成され、前記帯部材の前記裏部の、前記生地の裏面に連続する外側面には、前記挿通部に対向する部分に、相対的に肌触りがやわらかい柔軟部が設けられ、前記帯部材の前記裏部には前記挿通部の所定の位置に対向する一対の透孔が設けられ、前記透孔から前記紐体の端部が前記透孔からそれぞれ前記裏部の前記内側面と反対側である外側面に引き出されていることを特徴とする衣服。
  8. 前記衣類の開口縁部を挟むようにして、前記帯部材が二つ折りされて縫い付けられている請求項6又は7記載の衣服。
  9. 前記衣類の開口縁部はほつれ止めが形成されていない請求項8記載の衣服。
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