JPH0543381Y2 - - Google Patents

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JPH0543381Y2
JPH0543381Y2 JP14750387U JP14750387U JPH0543381Y2 JP H0543381 Y2 JPH0543381 Y2 JP H0543381Y2 JP 14750387 U JP14750387 U JP 14750387U JP 14750387 U JP14750387 U JP 14750387U JP H0543381 Y2 JPH0543381 Y2 JP H0543381Y2
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case
explosion
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cylindrical
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、石油化学プラントなどの危険場所で
使用される防爆形電磁流量計検出器に係り、特に
電極部の耐圧防爆構造に関する。
(従来の技術) 石油化学プラントなどの爆発性雰囲気の存在す
る区域で使用される電磁流量計は、防爆構造を備
えていることが必要条件である。電磁流量計検出
器の防爆構造は、一般的に励磁コイル部、端子箱
部、電極部は耐圧防爆構造を構成し、信号ライン
は本質安全防爆構造を構成する。
耐圧防爆構造のうち電極部分は、耐圧防爆構造
の要件である隙間と隙間の奥行を確保しなければ
ならないが、電極自身でこの隙間と隙間の奥行を
確保しようとした場合、測定管内側より電極を挿
入する内挿方式の電極では電極の長さが長くなり
過ぎてしまい、小口径(例えば15A,25A
等)の電磁流量計検出器では測定管内側より挿入
することが不可能となる。
また、第4図に示すように、電極部25を同心
的に囲むように円筒体24を測定管23の外面に
突設し、上下に分割された上ケース21および下
ケース22を測定管23を覆うように組み付け、
前記円筒体24との衝合箇所を溶接26する方式
があるが、この方式では上ケース21および下ケ
ース22に、円筒体24の外面と隙間無く当接す
るための半円状の切欠き部を形成する必要があ
り、この嵌め合う部分の寸法精度が必要となる
上、この部分の溶接形状が複数となり、非磁性体
の円筒体と磁性体のケースとの溶接が難しいとい
う欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、電極自身で耐圧防爆構造の隙間
と隙間の奥行を確保しようとすると、電極の長さ
が長くなつて小口径の場合に測定管内側からの電
極の挿入が不可能になるし、電極部を囲む円筒体
を設けた場合は、上下に分割された各ケースの円
筒体との嵌め合い部分の寸法精度を出すために製
造工数が増大し、さらに円筒体とケース間の溶接
が難しい等の問題があつた。そこで本考案は、上
記の諸問題を解消でき、異種金属間の溶接が不要
となつて電極部の耐圧防爆構造の信頼性が向上さ
れた防爆形電磁流量計検出器を提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の防爆形電磁流量計検出器は、測定管外
面に電極部を同心的に取り囲んだ円筒体を突設す
ると共に、前記電極部の軸線方向に垂直な面でケ
ースを分割し、分割された各分割ケースに、前記
円筒体に外嵌して耐圧防爆構造を満足する奥行の
隙間を形成する円筒鞘体をそれぞれ設け、この円
筒鞘体を前記円筒体に嵌合させて各分割ケースを
測定管に組合わせ一体に接合することにより耐圧
防爆構造を形成するように構成される。
(作用) 本考案の防爆形電磁流量計検出器においては、
ケースを電極部の軸線方向に垂直な面で分割した
ことにより、測定管外面に電極軸方向に突設され
た円筒体と分割されたケースに設けた円筒鞘体と
を嵌合させることが可能となり、この嵌合部によ
つて耐圧防爆構造を満足する隙間と隙間の奥行と
を確保することができる。これにより、非磁性体
の円筒体と帰還磁路を兼ねることから磁性体で作
られたケースの円筒鞘体とを溶接する必要がな
く、異種金属間の溶接が不要になるため防爆構造
の信頼性が向上する。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基いて本考案を詳
細に説明する。第1図および第2図a,bに本考
案一実施例の防爆形電磁流量計検出器を示す。ケ
ースは、電極部11a,11bの軸線方向に垂直
な面で分割されて左側ケース4aと右側ケース4
bとなつており、組立後に分割面が溶接されて一
体化される。コイル9a,9bおよびコア10
a,10bは、測定管6の上下に対称的に配置さ
れており、コイルはコアに取り付けられ、コアと
ケースとは接合されている。
測定管6の内面は、絶縁性材料から成るライニ
ング12が施されている。また、測定管6の長手
方向中央部には、電極11a,11bが一対のコ
ア10a,10bの方向および測定管6の管軸方
向それぞれに直交する軸線上に位置して管壁を貫
通して取り付けられている。
この電極部11a,11bをそれぞれ囲むよう
に測定管6の外面に円筒体7a,7bが突設され
ている。一方、左側ケース4a、右側ケース4b
には、円筒体7a,7bにそれぞれ外嵌し耐圧防
爆構造を満足する奥行の隙間を形成する寸法の円
筒鞘体5a,5bがそれぞれ設けられている。
また、測定管6に設けられた円筒体7a,7b
にはそれぞれ電極からのリードを取り出すための
信号線取出口8a,8bが設けられている。ま
た、ケース上部には、励磁線および信号線をケー
ブルと接続するための端子箱3が設けられてい
る。なお、2は端子箱ケース、1は端子箱カバー
である。
上記のように構成された本考案一実施例の防爆
形電磁流量計検出器では、測定管6の上下にコイ
ル装着済のコア10a,10bを位置合わせして
組み合わせ測定管6に仮止めする。この状態の測
定管6に、分割された左側ケース4aと右側ケー
ス4bとを組合わせる。このとき、測定管の円筒
体7a,7bにケースの円筒鞘体5a,5bをそ
れぞれ嵌合させながら測定管6に左側ケース4a
および右側ケース4bを組み合わせる。そして、
左側ケース4aおよび右側ケース4bの分割面同
志を溶接等で接合すると共に、ケースの両端面と
測定管6の両端部とを溶接等で接合し、最後に端
子箱3を取り付ける。組立完了状態の外観は第2
図aに示すようになる。図中13は分割されたケ
ース同志の接合面を示す。また、第2図bは分割
されたケースのうちの左側ケース4aを内側の方
から見た形状を示している。
本考案一実施例の防爆形電磁流量計検出器にお
いては、ケースを電極の軸線方向に垂直な面で分
割したことにより、測定管6の外面に電極軸方向
に突設された円筒体7a,7bと左側ケース4a
に設けた円筒鞘体5a、右側ケース4bに設けた
円筒鞘体5bとをそれぞれ嵌合させることが可能
となり、各嵌合部によつて耐圧防爆構造を満足す
る隙間と隙間の奥行とを確保することができる。
これにより、非磁性体の円筒体と帰還磁路を兼ね
ることから磁性体で作られているケースの円筒鞘
体とを溶接する必要がなく、異種金属間の溶接が
不要となることにより、防爆構造の信頼性が向上
する。また、測定管にセラミツクスを使用した場
合には、磁性体のケースの円筒鞘体との溶接を行
なわずに済む本考案の構造のメリツトは大きい。
なお、本考案は、上述した実施例に限らず、次
のように変形して実施できる。
〔a〕 測定管に突設した円筒体は、測定管と一
体の場合の他に測定管に非磁性体のパイプを溶
接して設けるようにしてもよい。
〔b〕 ケースに設けた円筒鞘体5a,5bを外
方端が閉塞している構造にしたが、第3図に示
すように、外方端が開放された構造の円筒鞘体
15a,15bとし、開放端に形成したフラン
ジに蓋体14をガスケツト16を介して取付け
封止する構造にして電極部のメンテナンスを行
なえるようにしてもよい。なお、第3図は円筒
体7bを測定管6に溶接17した場合を示して
いる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、防爆形電
磁流量計検出器において、測定管外面に電極部を
同心的に取り囲んだ円筒体を突設すると共に、前
記電極部の軸線方向に垂直な面でケースを分割
し、分割された各分割ケースに前記円筒体に外嵌
し耐圧防爆構造を満足する奥行の隙間を形成する
円筒鞘体をそれぞれ設け、この円筒鞘体を前記円
筒体に嵌合させて各分割ケースを測定管に組合わ
せ一体に接合することにより電極部の耐圧防爆構
造を形成するようにしたので、測定管に突設され
た円筒体と分割されたケースに設けた円筒鞘体と
を嵌合させることが可能となり、この嵌合部によ
つて耐圧防爆構造を満足する隙間と隙間の奥行と
を確保することができる。これにより、非磁性体
の円筒体と帰還磁路体を兼ねることから磁性体で
作られたケースの円筒鞘性とを溶接する必要がな
く、異種金属間の溶接に基くトラブルが解消して
防爆構造の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の防爆形電磁流量計
検出器の断面図、第2図aは第1図の防爆形電磁
流量計検出器の外観を示す斜視図、第2図bは分
割されたケースの内側から見た形状を示す斜視
図、第3図は本考案の変形例を示す要部断面図、
第4図は防爆形電磁流量計検出器の従来例を示す
断面図である。 4a……左側ケース、4b……右側ケース、5
a,5b……円筒鞘体、6……測定管、7a,7
b……円筒体、9a,9b……コイル、10a,
10b……コア、11a,11b……電極部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 測定管を貫通して取り付けられた電極部を取り
    囲んで測定管外面に円筒体を突設すると共に、前
    記電極部の軸線方向に垂直な面でケースを分割
    し、分割された各分割ケースに前記円筒体に外嵌
    し耐圧防爆構造を満足する奥行の隙間を形成する
    円筒鞘体をそれぞれ設け、この円筒鞘体を前記円
    筒体に嵌合させて各分割ケースを前記測定管に組
    合せ一体に接合することにより耐圧防爆構造を構
    成したことを特徴とする防爆形電磁流量計検出
    器。
JP14750387U 1987-09-29 1987-09-29 Expired - Lifetime JPH0543381Y2 (ja)

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JP14750387U JPH0543381Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

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Publication Number Publication Date
JPS6451828U JPS6451828U (ja) 1989-03-30
JPH0543381Y2 true JPH0543381Y2 (ja) 1993-11-01

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