JPH0814504B2 - 電磁流量計検出器の電極構造 - Google Patents

電磁流量計検出器の電極構造

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JPH0814504B2
JPH0814504B2 JP15898989A JP15898989A JPH0814504B2 JP H0814504 B2 JPH0814504 B2 JP H0814504B2 JP 15898989 A JP15898989 A JP 15898989A JP 15898989 A JP15898989 A JP 15898989A JP H0814504 B2 JPH0814504 B2 JP H0814504B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電磁流量計検出器の電極部の構造に関す
る。
(従来の技術) 電磁流量計検出器の電極には、電極を検出器の測定管
内側から取付穴にさし込み、ナット等で固定する構造の
内挿形と、電極を測定管の外側から挿入する構造の外挿
形とがある。
内挿形の場合、電極を内側から挿入する必要があるた
め、検出器の口径すなわち測定管の内径が電極の長さよ
り大きいことが条件であり、このため、小口径の検出器
では内挿形にすることが難しかった。
また、外挿形の場合、第4図に示すように、測定管
(31)のライニング(32)内の流体を、電極(33)の鍔
(34)に装着されたOリング(35)の所でシールしてお
り、流体をシールする部分が測定管内面よりかなり奥に
位置しているため、電極(33)の接液端からシール部ま
での電極側面に細長い隙間が存在することがあり、この
部分にエア等が溜るとノイズの原因となる惧れがあっ
た。
検出器の口径に対し、これらの電極部分の占める割合
は、口径の小さい方ほど大きくなり、検出器の小形化を
阻止する要因となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、小口径の検出器にも適用可能とするため外
挿形であり、且つ測定管内面に近い位置の電極側面で取
付穴とのシールを行ない、電極部の構造がコンパクトに
なる電磁流量計検出器の電極構造を実現することを課題
とし、本発明の目的もそこにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の電磁流量計検出器の電極構造は、電極を有底
円筒状の電極ボディ部と、この電極ボディ部の内径より
もわずかに大きい外径の球状に一端部が形成され他端部
は前記電極ボディ部と外径のほぼ等しい円形フランジに
形成されこのフランジの内面から球状の先端までの長さ
が前記電極ボディ部の中心穴の深さとほぼ等しい電極シ
ャフト部とで構成し、測定管の電極取付用穴に測定管の
外側から前記電極ボディ部をその有底端面が測定管内面
に臨むように挿入し、この電極ボディ部に前記電極シャ
フト部をその球状の先端がボディ部の中心穴の底に当接
するまで圧入し、電極ボディ部の測面と電極取付用穴間
でシールスるように構成される。
(作用) 本発明の電磁流量計検出器の電極構造においては、電
極ボディ部の底部外面が測定流体と接液する。圧入され
た電極シャフト部の球状の先端部により電極ボディ部の
側壁面が外方へ拡がり、測定管の電極取付用穴の内壁面
に接触し、シールを行なう。これにより、電極取付用穴
と電極ボディ部側面との間の隙間が小さく、且つ電極ボ
ディ部の底部外面からの隙間の奥行も小さいので、隙間
にエア等が溜る可能性が極めて少なくなる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基いて本発明を詳細に説
明する。
第1図および第2図に本発明一実施例の電磁流量計検
出器の電極構造を示す。非導電性材料(例えばアルミナ
セラミックス、プラスチックス等)で作られた測定管
(1)には、その管軸方向と垂直を成す方向に、管内面
側に小径段部を有する電極取付用穴(2)が明けられて
いる。
この電極取付用穴(2)に取付けられる電極(3)
は、第2図に示すように、電極ボディ部(4)と電極シ
ャフト部(5)とで構成されている。両者は、導電性材
料、例えばステンレスなどで作られている。電極ボディ
部(4)は、有底円筒状をしており、その底部外面には
小径段部(6)が形成され、また、中心穴(7)の開口
端から或る長さの部分は径の大きい大径段部(8)に形
成されている。さらに、電極ボディ部(4)の外側面に
は、中心穴(7)の範囲に対応した部位に3本のV溝
(9a)、(9b)、(9c)が全周にわたって形成され、こ
のV溝(9a)、(9b)、(9c)にはそれぞれOリング
(11)が取付けられている。測定管(1)の電極取付用
穴(2)は、電極ボディ部(4)と嵌め合い関係となる
ような精度で加工されている。
電極シャフト部(5)は、第2図に示すように、一端
部が電極ボディ部(4)の中心穴(7)の内径よりもわ
ずかに大きい外径の球状に形成され、他端部は電極ボデ
ィ部(4)と外径のほぼ等しい円形フランジに形成さ
れ、このフランジの内面から球状の先端までの長さが電
極ボディ部(4)の開口端からの中心穴(7)の深さと
ほぼ等しい寸法に作られている。さらに、電極シャフト
部(5)のフランジ側端面には、電極リード線を固定す
るためのめねじ穴(10)が設けられている。
測定管(1)への電極(3)の取付けは、次のように
して行なわれる。すなわち、測定管(1)の電極取付用
穴(2)に電極ボディ部(4)を測定管の外側から嵌め
込み、電極ボディ部(4)の底部外面の小径段部(6)
が電極取付穴(4)の小径段部に嵌り込んで止まるまで
挿入する。次に、電極シャフト部(5)を電極ボディ部
(4)の開口端から大径段部(8)に嵌め込み、球状の
先端が中心穴(7)の底に達するまで中心穴(7)に圧
入する。これにより、電極シャフト部(5)の球状の先
端部の外径が中心穴(7)の内径よりわずかに大きいた
め、電極ボディ部(4)のV溝を設けた側壁面が外方へ
拡がり、V溝(9a)、(9b)、(9c)に装着されている
Oリング(11)が電極取付用穴(2)の壁面に接触しシ
ールする。その後、リード線(13)端末のラグ端子(1
2)のめねじ穴(10)に螺合したラグ端子固定ねじ(1
4)により締付けて電極(3)に接続する。
上記構成の本発明一実施例の電磁流量計検出器の電極
構造においては、電極ボディ部(4)の側面で電極取付
用穴(2)の内壁面とのシールを行なう構造であるた
め、電極部の構造がコンパクトになり、検出器全体の小
形化が可能となる。また、電極(3)は、測定管(1)
の外側から挿入、組立することができるため、測定管
(1)の口径により制約されることが無く、作業も容易
である。さらに、電極部ボディ(4)の側面が外方へ拡
がる構造であるため、電極取付用穴(2)との面の隙間
が従来の外挿形電極に比べ減少するとともに、電極ボデ
ィ部(4)の底部外面からの隙間の奥行も小さいので、
隙間にエア等が溜る可能性が極めて小さくなる。
次に、本発明の他の実施例を第3図に示す。この実施
例は、測定管(21)がステンレスなどの非磁性金属で作
られている場合で、測定管(21)の内面には絶縁性のラ
イニング(22)が施され、電極取付用穴(23)も測定管
内面のライニング(22)が穴の途中まで延在している。
この場合、電極ボディ部(4A)にはその外側面にV溝を
設けず、電極ボディ部(4A)の外周をゴム、弾性を有す
るプラスチックスなど非導電性材料から成るカバー(2
4)で覆う。そして、このカバー(24)の外側面にV溝
(25)を形成し、このV溝(25)にOリングを装着す
る。このカバー(24)付の電極ボディ部(4A)を測定管
(21)の電極取付用穴(23)に嵌め込んで取付け、電極
シャフト部(5)を圧入して電極(3A)の取付、組立を
完了する。この場合も第1図および第2図の実施例と同
等な効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、電極を有底円筒
状の電極ボディ部と、この電極ボディ部の内径よりもわ
ずかに大きい外径の球状の先端部を有する電極シャフト
部とで構成し、測定管の電極取付用穴に前記電極ボディ
部を測定管の外側から嵌め込んだ上、前記電極シャフト
部を電極ボディ部の中心穴に圧入して組立てるようにし
た電磁流量計検出器の電極構造を実現したことより、電
極シャフト部の圧入によって電極ボディ部の側面が外方
へ拡がり、電極取付用穴の内壁面に接触し、シールを行
なう。これにより、電極取付用穴と電極ボディ部側面と
の間の隙間が小さく、且つ電極ボディ部の底部外面から
の隙間の奥行も小さいので、隙間にエア等が溜る可能性
が極めて小さくなり、ノイズが防止される。また、電極
部の構造がコンパクトになり、検出器全体の小形化が可
能となる。さらに、電極は測定管の外側から挿入、組立
できるため、検出器(測定管)の口径により制約を受け
ずに実施でき、作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の電磁流量計検出器の電極構造
を示す断面図、第2図は第1図の電極を拡大して示す断
面図、第3図は本発明の他の実施例の電極流量計検出器
の電極構造を示す断面図、第4図は外挿形の電極構造の
従来例を示す断面図である。 1……測定管、2……電極取付用穴、3……電極、4…
…電極ボディ部、5……電極シャフト部、7……中心
穴、21……測定管、22……ライニング、3A……電極、4A
……電極ボディ部、24……カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極が有底円筒状の電極ボディ部とこの電
    極ボディ部の内径よりわずかに大きい外径の球状の先端
    部を有する電極シャフト部とを具備して成り、測定管の
    電極取付用穴に測定管の外側から底部端面を管内に臨ま
    せて挿入された前記電極ボディ部が前記電極シャフト部
    を圧入されて電極ボディ部の側面と前記電極取付用穴内
    面との間をシールすることを特徴とする電磁流量計検出
    器の電極構造。
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DE10312824B4 (de) * 2003-03-22 2007-04-05 Siemens Flow Instruments A/S Magnetisch-induktiver Durchflußmesser
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