JP3004135B2 - 電磁流量計 - Google Patents
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Description
量を測定する電磁流量計に係わり、特に測定管,コアお
よびコイル等の流量測定要素の位置合わせおよび外部応
力からの保護構造を改良した電磁流量計に関する。
体が磁界内を移動するとき、導体の両端に起電力が誘起
する」という電磁誘導の法則に着目し、測定管の外側に
磁界発生手段を設け、この磁界発生手段から発生する磁
界を測定管内を流れる導電性流体に直角に作用させ、こ
のとき導電性流体に誘起する起電力を測定管に対向設置
される一対の電極で検出し、導電性流体の流速または流
量に比例する信号を測定することにある。図13はかか
る従来の電磁流量計の構造を示す図である。
流体を流通する測定管1を2分するライン上の測定管内
壁部に導電性流体と接液するように一対の電極2a,2
bが対向設置され、さらに一対の電極2a,2bを結ぶ
ラインを挟んで前記測定管1の外周に対称的に一対のコ
イル3,3が配置されている。そして、これらコイル
3,3の外側を覆うように分割された帰還磁路を構成す
るコア4が設けられている。
されて測定管外側の所定位置に付設されたスタッド6に
締め付け固定されるが、このときのネジ5の締め付け時
にコア4を介して各コイル3,3を押圧固定している。
よれば、各コイル3,3に励磁電流を供給すれば、一方
のコイル3から発生された磁界が測定管内を流通する流
体と鎖交しながら他方のコイル3を通ってコア4に到達
し、ここで当該コア4を介して前記一方のコイル3側に
対応するコア4に帰還するが、このとき測定管内の導電
性流体は磁界を切った状態で作用しながら流体の流速に
比例する起電力を誘起するので、この起電力を一対の電
極2a,2bを用いて取り出せば、流体の流速に比例す
る流量信号を測定できる。
4に示すような構造のものがある。この電磁流量計は、
ネジ5およびスタッド6を用いてコア4を締め付け固定
する構造をなくし、その代りに一対のコイル3,3の外
側に分割された帰還磁路を構成する一対のコア4a,4
bを配置するとともに、これらのコア4a,4bの突合
わせ部分を外側に折り曲げて形成された相対するつば部
7a,7bどうしをネジ8で締め付けることにより、分
割されたコア4a,4bの固定および一対のコイル3,
3を押圧固定する構造である。
15に示すように測定管1およびコア4を、両側から伸
びてくる相手側配管9,9′で押さえ込んだ後、相手配
管9,9′の相対向するフランジをボルト・ナット10
で締め付けることにより、測定管1、コイル3およびコ
ア4を固定する構造のものが開発されている(米国特許
4,420,982号明細書)。
ような電磁流量計のうち、例えば図13および図14の
構造のものは、ネジ5,8を用いて各コア4,4a,4
bおよび一対のコイル3,3を締め付け固定しているの
で、コア4,4a,4b等に局部的な応力が加わり、ま
たコアおよびコイル等に形状変形が発生し、これに伴っ
て測定管1内の流体に及ぼす磁束分布が変化し、満足す
る測定精度が得られないばかりか、測定精度にバラツキ
が発生する問題がある。
測定管1とコア4の両方が相手配管9,9′から外部応
力を受ける構造となっているので、例えばセラミックス
材料で作った脆弱な測定管1を用いたとき、現場の施工
時、或いは実測定時に当該測定管1が破壊される虞れが
ある。
に言えることは、本来,満足できる測定精度を得るため
には、一対のコイル3,3の位置精度が重要となるが、
そのためには専用の治具を用いたり、熟練者でないとコ
イルの位置合せ作業が難しく、コイル3,3の位置合せ
およびコイル3,3、コア4,4a,4bの装着作業に
長時間を要する問題があり、これに伴なって製造コスト
も高価となる問題がある。
で、流量測定要素の位置合せを容易に行い得るととも
に、測定管に局部的な応力を発生させることがなく、材
質の脆弱な測定管でも十分に安心して使用し得る電磁流
量計を提供することを目的とする。
の位置合せを容易に行い得るとともに、測定管および磁
界発生手段に局部的な応力や形状変形を発生させること
がなく、これによって満足できる測定精度を得る電磁流
量計を提供することを目的とする。
の位置合せを容易に行い得るとともに、測定管に局部的
な応力を発生させることがなく、材質の脆弱な測定管で
も十分に安心して使用可能であり、しかも磁界発生手段
からの磁束分布を意識的に変化させうる電磁流量計を提
供することにある。
素の位置合せを容易に行い得るとともに、測定管に局部
的な応力を発生させることがなく、材質の脆弱な測定管
でも安心して使用可能であり、かつ、測定管内面に施こ
されるライニングの端部を適切に処理する電磁流量計を
提供することにある。
に、請求項1に対応する発明は、被検出体である流体を
通し、両端部にテーパー部を形成した円筒形の測定管
と、この測定管の外周に対向配置された一対のコイルお
よびこれらコイルの外周に設けられた円筒状帰還磁路を
有し、前記測定管内に磁界を発生させる磁界発生手段
と、絶縁体で形成され、前記磁界発生手段を着脱可能に
装着するとともに、所定部位に凹部または凸部が形成さ
れた収納手段と、両端部に前記収納手段の所定部位に形
成された凹部または凸部と嵌合する凸部または凹部を設
けたフランジを有し、前記測定管を含む前記磁界発生手
段を覆う外筐と、前記測定管のテーパー部と前記外筐の
フランジとの間に介挿され、前記測定管の両端面と前記
フランジの内面との間に所定の隙間を形成する弾性体と
を設けた電磁流量計である。
体である流体を通し、両端部にテーパー部を形成した円
筒形の測定管と、この測定管の外周に対向配置された一
対のコイルおよびこれらコイルの外周に設けられた円筒
状帰還磁路を有し、前記測定管内に磁界を発生させる磁
界発生手段と、絶縁体で形成され、前記磁界発生手段を
着脱可能に装着するとともに、所定部位に凹部または凸
部が形成された収納手段と、両端部に前記収納手段の所
定部位に形成された凹部または凸部と嵌合する凸部また
は凹部を設けたフランジを有し、前記測定管を含む前記
磁界発生手段を覆う外筐と、前記測定管と前記収納手段
と前記外筐のフランジとの当接部分に介挿された第1の
弾性体と、前記測定管のテーパー部と前記外筐のフラン
ジとの間に介挿され、前記測定管の両端面と前記フラン
ジの内面との間に所定の隙間を形成する第2の弾性体と
を設けた電磁流量計である。
体である流体を通し、両端部にテーパー部を形成した円
筒形の測定管と、この測定管の外周に対向配置された一
対のコイル、これらコイルの外周に設けられた円筒状帰
還磁路および前記各コイル中央部の空間部分に配置され
た突起状帰還磁路を有し、前記測定管内に磁界を発生さ
せる磁界発生手段と、絶縁体で形成され、前記磁界発生
手段を着脱可能に装着するとともに、所定部位に凹部ま
たは凸部が形成された収納手段と、両端部に前記収納手
段の所定部位に形成された凹部または凸部と嵌合する凸
部または凹部を設けたフランジを有し、前記測定管を含
む前記磁界発生手段を覆う外筐と、前記測定管のテーパ
ー部と前記外筐のフランジとの間に介挿され、前記測定
管の両端面と前記フランジの内面との間に所定の隙間を
形成する弾性体とを設けた電磁流量計である。
は、外筐のフランジとして、収納手段の所定部位に形成
された凹部または凸部と嵌合する凸部または凹部を設け
た内側リングと、この内側リングに固定されたアースリ
ングとで構成し、しかも前記外筐のフランジが前記収納
手段の所定部位に形成された凹部または凸部と嵌合する
凸部または凹部を設けた内側リングおよびこの内側リン
グに固定されたアースリングとで構成したとき、測定管
のテーパー部と前記内側リングと前記アースリングとの
3者の間に弾性体を介挿し、前記測定管の両端面と前記
アースリングの内面との間に所定の隙間を形成するよう
な構造とする。
出体である流体を通し、両端部にテーパー部を形成した
円筒形の測定管と、この測定管の外周に対向配置された
一対のコイルおよびこれらコイルの外周に設けられた円
筒状帰還磁路を有し、前記測定管内に磁界を発生させる
磁界発生手段と、絶縁体で形成され、前記磁界発生手段
を着脱可能に装着するとともに、所定部位に凹部または
凸部が形成された収納手段と、両端部に前記収納手段の
所定部位に形成された凹部または凸部と嵌合する凸部ま
たは凹部を設けた内側リングを有し、前記測定管を含む
前記磁界発生手段を覆う外筐と、前記測定管の内面を覆
うとともに前記内側リングに跨がるように施されたライ
ニングと、前記測定管のテーパー部と前記内側リングと
前記ライニングとの対峙部分に介挿された弾性体と、前
記ライニングの端部を押さえるように前記内側リングに
固定されたアースリングとを設けた電磁流量計である。
さらに、請求項7,8に対応する発明は、測定管の外側
円周方向または収納手段の測定管対向側に配線用の溝を
設けた構造である。
な手段を講じたことにより、収納手段に一対のコイルお
よび円筒状帰還磁路を着脱可能に装着するとともに、こ
の収納手段と外筐とを凹・凸部で嵌合したので、流量測
定要素の位置合わせが非常に簡単に行うことができ、し
かも測定管のテーパー部と外筐のフランジとの間に弾性
体を介挿して測定管の両端面とフランジの内面との間に
所定の隙間を設けたので、相手配管から応力や締付け力
を外筐で受けることになり、測定管に加わるべき外部応
力の影響を大幅に低減でき、材質上脆弱な測定管でも充
分に利用でき、かつ、流体に対する収納手段の液密性を
高めることができる。
段に一対のコイルおよび円筒状帰還磁路を着脱可能に装
着するとともに、この収納手段と外筐とを凹・凸部で嵌
合したので、流量測定要素の位置合わせが非常に簡単に
行うことができ、しかも測定管のテーパー部と外筐のフ
ランジとの間に第2の弾性体を介挿して測定管の両端面
とフランジの内面との間に所定の隙間を設けたので、相
手配管から応力や締付け力を外筐で受けることになり、
測定管に加わるべき外部応力の影響を大幅に低減でき、
材質上脆弱な測定管でも充分に利用でき、かつ、流体に
対する収納手段の液密性を高めることができる。さら
に、測定管と収納手段と外筐のフランジとの当接部分に
第1の弾性体を介挿することにより、コイル収納部を所
定の高さ位置に設定でき、所要とする磁束分布を形成で
き、外部応力に対しても一対のコイルおよび円筒状帰還
磁路の変形等を防止できる。
段に一対のコイルおよび円筒状帰還磁路を着脱可能に装
着するとともに、この収納手段と外筐とを凹・凸部で嵌
合したので、流量測定要素の位置合わせが非常に簡単に
行うことができ、しかも測定管のテーパー部と外筐のフ
ランジとの間に弾性体を介挿して測定管の両端面とフラ
ンジの内面との間に所定の隙間を設けたので、相手配管
から応力や締付け力を外筐で受けることになり、測定管
に加わるべき外部応力の影響を大幅に低減でき、材質上
脆弱な測定管でも充分に利用でき、かつ、流体に対する
収納手段の液密性を高めることができる。さらに、コイ
ル中央部の空間部分に突起状帰還磁路を配置したことに
より、磁界発生手段から発生する磁束分布を適宜に可変
でき、ひいては測定管内の流体に対する磁界の寄与度を
高めることができる。
フランジとして、収納手段の所定部位の凹・凸部と嵌合
する凸・凹部を設けた内側リングと、この内側リングに
取り付けられたアースリングとに分けることにより、作
業上の取扱いが容易となり、内側リングとアースリング
との材質を適宜に選択することが可能である。さらに、
請求項5に対応する発明は、請求項4に対応する発明と
同様の作用を有する。
手段に一対のコイルおよび円筒状帰還磁路を着脱可能に
装着するとともに、この収納手段と外筐とを凹・凸部で
嵌合したので、流量測定要素の位置合わせが非常に簡単
に行うことができ、しかも測定管のテーパー部と外筐の
フランジとの間に弾性体を介挿して測定管の両端面とフ
ランジの内面との間に所定の隙間を設けたので、相手配
管から応力や締付け力を外筐で受けることになり、測定
管に加わるべき外部応力の影響を大幅に低減できるとと
もに、流体に対する収納手段の液密性を高めることがで
きる。また、測定管の内面にライニングを施す場合があ
るが、そのライニングの端部を有効に利用して外部応力
の緩衝作用および液密化を図ることができる。
管の外側円周方向に配線用の溝を形成し、この溝に流量
信号を取り出す電極のリード線の配線するようにすれ
ば、配線作業がし易くなり、リード線のふらつきによる
ノイズの影響等をなくすことができる。さらに、請求項
8に対応する発明についても、請求項7に対応する発明
と同様な作用を有する。
て説明する。先ず、請求項1,2に係わる電磁流量計の
一実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
を概略的に示す図である。この電磁流量計Aは、同図か
ら明らかなように図示実線で示すような外観形態を有
し、例えば外側から伸びてくる相手配管B,Bで挟み込
んでボルト・ナットCで締め付けることにより、当該相
手配管B,Bの間に挟んで固定する構造となっている。
し図4に示すように、例えばセラミックス材などを用い
て作られた筒状の測定管21を有し、この測定管21の
両端外側角部にはテーパー部21aが形成され、さらに
測定管21の中央外周部分には所定幅の凹部21bが形
成されている。但し、図4に示す測定管21には凹部2
1bが省略してある。この測定管21の外周に凹部21
bを設けた理由は、例えば未焼成セラミックス材から焼
成セラミックスの測定管21を作るときに所定の寸法に
入るように研削加工を行う必要があるが、この研削加工
時のセラミックスの研削量を少なくするためである。図
4では測定管21外周の凹部21bは省略してある。ま
た、図3では、測定管21の凹部21bを描いている
が、当該測定管21の端部外周面は描いていない。
して一対の電極22a,22bが対向設置されている。
この一対の電極22a,22bの取り付け位置は、流体
の流通方向と直交する方向に2分するライン上に位置す
るように測定管21の内壁部に取り付けられる。また、
測定管21外周には当該測定管21を覆い囲むように測
定管21とほぼ同心で円筒状のコイル収納部23が設け
られている。
れ、図4から明らかなように一端部にコイル受け部23
aを有し、かつ、2分するライン上にコイル位置規制突
起部23bをもった筒状のコイル収納部本体23cと、
このコイル収納部本体23cのコイル受け部23aとは
反対側にネジ止めその他の手段で取り付けられる環状の
コイル押え部23dとで構成されている。
制突起部23bを境としてコイル収納部本体23cの外
周に対向するように一対のサドル形コイル24a,24
bが装着され、さらにこれらコイル24a,24bの装
着後に当該コイル24a,24bを覆い囲むように、磁
性材で構成された円筒状の帰還磁路25が設けられてい
る。なお、この円筒上帰還磁路25は、全体的に磁性材
で構成してもよく、或いは内面部分だけ所定の厚さの磁
性材を張り付けて構成してもよい。
定部分に孔部26が形成されているが、電極22a,2
2bを測定管21に取り付けるために、この孔26より
電極22a,22bを挿入するためである。
にコイル24a,24bおよび帰還磁路25を装着した
後、前記コイル受け部23aとは反対側からコイル押え
部23dで押さえるようにコイル収納部本体23cにネ
ジ止め等をすることにより、コイル24a,24b、帰
還磁路25等をコイル収納部23に収納する。必要に応
じてコイル収納部本体23cとコイル押え部23dと帰
還磁路25との中空部分にモールド樹脂等が充填される
ものである。
管21と対面する側の両端角部にテーパー部27が形成
され、かつ、両端面の所定部位にはそれぞれ凹部または
凸部(以下、凸部と総称する)28が設けられている。
等を覆い囲む外筐の役割を司る円筒形のハウジング30
である。このハウジング30は、円筒状のハウジング本
体31と、このハウジング本体31の両端部に一体的ま
たは別体的に接続される環状フランジ32a,32bと
で構成され、そのうち環状フランジ32a,32bの前
記コイル収納部23と対面する面部にはコイル収納部2
3の凸部28と嵌合する凸部または凹部(以下、凹部と
総称する)33が設けられている。このコイル収納部2
3の凸部28と環状フランジ32a,32bの凹部33
とを嵌合することにより、コイル収納部23の位置決め
が簡単に行うことができる。また、凸部28もしくは凹
部33の内部周囲にパッキンをさう挿入することによ
り、コイル収納部23の位置決めをより精度よく簡単に
行ってもよい。
定管21とコイル収納部23のテーパー部27と環状フ
ランジ32a,32bとの当接部分にOリング34を介
挿し、かつ、測定管21のテーパー部21aと環状フラ
ンジ32a,32bの内面との間にOリング35を介挿
している。
状フランジ32a,32bとの当接部分にOリング34
を介挿させたのは、測定管21からコイル収納部23を
所定の距離だけ浮かせることによりコイル24a,24
bの位置決めを正確に行い、これによって磁束分布を均
一に形成するとともに、流体の流通による測定管21の
振動や流体から発生する熱の伝達を防ぎ、また測定管2
1内を流通する流体の液密化および外部応力に対してコ
イル収容部23を保護するためである。
両端面と環状フランジ32a,32bの内側面とに所定
の隙間36を形成することにより、相手配管から応力や
締付け力をハウジング30で受けることにより、測定管
21に対する外部応力の影響を低減化し、また測定管2
1内の流体が測定管21と環状フランジ32a,32b
との隙間を通ってコイル収納部23に浸入するのを防ぐ
ためのシール機能を有している。なお、ハウジング本体
31と環状フランジ32a,32bが別体のときには溶
接または嵌合等により接続するものとする。
ば、コイル収納部本体23cのコイル位置規制突起部2
3b,23bを境として一対のコイル24a,24bを
簡単に位置決めしながら装着でき、しかも円筒状帰還磁
路25を収納部本体23cに嵌め込むだけで簡単に装着
でき、コイルおよび帰還磁路の取付け作業が短時間、か
つ、円滑に進めることができる。また、測定管21の内
径が例えば50mmのとき、Oリング35を介して測定管
21の両端面と環状フランジ32a,32bの内側面と
の隙間36を例えば0.5mm程度に形成するので、相手
配管から応力や締付け力がハウジング30に加わり、測
定管21には加わらないので、外部応力に対して脆弱な
例えばセラミックス材の測定管21でも破壊されること
がなくなる。
テーパー部27と環状フランジ32a,32bとの当接
部分にOリング34を介挿することにより、測定管21
および環状フランジ32a,32bからOリング34を
介して離反することができ、これによってコイル収納部
23,ひいてはコイルの位置決めを正確に行え、また流
体の流通による測定管21の振動や流体から発生する熱
の伝達を防ぎ、外部応力に対してコイル収容部23を保
護することができる。
り、測定管21内を流通する流体がコイル収容部23側
に浸入するのを防止することができる。また、コイル収
納部23と環状フランジ32a,32bが凸部28と凹
部33の嵌合によって位置決めされるので、コイル軸お
よび電極軸とを容易に直角に位置決めでき、流体に対す
る磁界の寄与度が対象化し、測定精度の向上に大きく貢
献する。
ついて図5および図6を参照して説明する。なお、同図
においても図1ないし図4と同一部分には同一符号を付
し、その詳しい説明は省略する。この発明の実施例は、
コイル収納部23内部の帰還磁路の構造を改良したこと
にある。
管21の外側を覆う円筒状のコイル収納部本体41と、
このコイル収納部本体41の外側に対向配置された一対
の例えばサドル形コイル42a,42bと、この一対の
サドル形コイル42a,42bの外部を包囲するように
配置された円筒状の帰還磁路43と、このサドル形コイ
ル42a,42bの内側に形成される空間部に配置され
たブロック化された突起状の帰還磁路44a、44bと
によって構成され、必要に応じてコイル収納部の内部空
間部分にモールド樹脂等によって充填されている。
様に測定管21と対面する側の両端角部にテーパー部2
7が形成され、かつ、両端面の所定部位にはそれぞれ凹
部または凸部28が設けられている。従って、この構成
の場合にも、収納コイル部23の両端面の凸部28と環
状フランジ32a,32bの凹部33とを嵌合すること
により位置合せを行う構成であり、また測定管21のテ
ーパー部21aと環状フランジ32a,32bの内側面
との間にOリング35を介挿することにより、測定管2
1の内径が例えば50mmのとき、測定管21の両端面と
環状フランジ32a,32bの内面との間に例えば0.
5mm程度の隙間36を形成している。
よび環状フランジ32a,32bはOリング34を介し
て固定され、かつ、測定管21および環状フランジ32
a,32bはOリング35を介して固定されているの
で、測定管21内を流通する流体が測定管21のテーパ
ー部21aと環状フランジ32a,32bの内側面との
隙間からコイル収納部23に入り込まないようにシール
されている。
ば、コイル収納部23と環状フランジ32a,32bと
が位置決め用の凸部328および凹部33によって嵌合
し位置合わせを行っているので、容易にコイル軸および
電極軸を直角に位置決めでき、流体に対する磁界の寄与
度が対象化し、測定精度の向上に大きく貢献できる。ま
た、測定管21のテーパー部21aと環状フランジ32
a,32bの内側面との間にOリング33を介挿し、測
定管21の内径が例えば50mmのとき、測定管21の両
端面と環状フランジ32a,32bの内面との間に例え
ば0.5mm程度の隙間36を形成しているので、外部応
力から測定管21を保護することができるとともに、こ
れらOリング34,35の2者により、測定管21内を
流通する流体がコイル収容部23側に浸入するのを防止
することができる
央部分の空間部に突起状帰還磁路44a,44bを配置
したことにより、測定管21内の磁束分布を意識的に変
化させることが可能であり、ひいては測定管内の流体に
対する磁界の寄与度を対称化でき、測定精度の向上にも
寄与する。さらに、円筒状の帰還磁路43の強度の増加
にも貢献する。
発明の一実施例について図7および図8を参照して説明
する。なお、これらの図において図1ないし図4と同一
部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。
この実施例はハウジング30に相当する部分を改良した
ものであって、前述する全ての発明に適用できるもので
ある。つまり、前記環状フランジ32a,32bを下記
するごとく2つに分けた構造とするものである。
い囲むような径をもった円筒状のハウジング本体51の
両端部に一体的または溶接等の接合により別体的に内側
リング52a,52bを設けるとともに、これら内側リ
ング52a,52bの外側にアースリング53a,53
bを取り付けた構造である。なお、図7ではコイル収納
部23の内部構成部材を省略しており、また図8では円
筒状のハウジング本体51と内側リング52bとは既に
溶接等により接続されている。
収納部23の内径とほぼ同じ大きさの内径を有し、か
つ、その外側の位置が測定管21の両端面よりも所要と
する距離だけ突き出る程度に形成され、しかも当該コイ
ル収納部23と対峙する側の面部にはコイル収納部23
の凸部28と嵌合する位置決め用の凹部54が設けら
れ、さらに外側の面部にはネジ孔部55が設けられてい
る。これら内側リング52a,52bは、測定管21お
よびコイル収納部23のテーパー部27の3者でOリン
グ34を挟持するような形態で設けられている。
定管21の内径とほぼ同じ内径を有し、外側からボルト
ネジ56などをネジ孔部55に螺入することにより、内
側リング52a,52bに固定されている。ゆえに、測
定管21、内側リング52a,52bおよびアースリン
グ53a,53bは、測定管21のテーパー部21aと
内側リング52a,52bの内径面とアースリング53
a,53bの内側面とでOリング35を挟持するような
状態で設けられている。
ば、アースリング53a,53bがハウジング本体51
の両端部に内側リング52a,52bを介して固定さ
れ、かつ、測定管21の内径が例えば50mmのとき、測
定管21の端面とアースリング53a,53bの内側面
とが例えば0.5mm程度の隙間36を設けているので、
相手配管からの外部応力や締付け力がハウジング30に
加わり、測定管21に直接作用しない。その結果、脆弱
な例えばセラミックス材で作った測定管21であって
も、外部応力によって破壊されることはない。
a,52bとは位置決め用の凸部28および凹部54に
よって嵌合して位置合わせを行っているので、容易にコ
イル軸および電極軸を直角に位置決め可能であり、これ
によってコイルから発生する磁束の均一化,対称化に寄
与し、また測定管21とコイル収納部23のテーパー部
27と内側リング52a,52bとで形成される隙間部
分にOリング34を介在することから、測定管21から
のコイル収納部23の位置決めを正確に行うことがで
き、しかも外部応力に対してコイル収納部23を構成す
るコイルや帰還磁路等に局部的な応力や形状変形がなく
なり、測定精度の向上に貢献する。
側リング52a,52bと、アースリング53a,53
bとに分けることにより、作業上の取扱いが容易とな
り、内側リングとアースリングとの材質を機能に合わせ
て適宜に選択することが可能である。
について図9および図10を参照して説明する。この実
施例の電磁流量計は、図7の構成のものにライニングを
施したものであるので、図6と同一部分には同一符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
料を用いて測定管21を作ったとき、この測定管21の
液体と接する内側にテフロン材料のライニング61を施
すとともに、このライニング61の両端部が測定管21
の両端面およびOリング35を経て内側リング52a,
52bの一部まで跨がるように添設されている。
部にアースリング62a,62bがボルトネジ63でネ
ジ止めされるが、このアースリング62a,62bの内
側面のうちライニング61の端部と接する部分にはライ
ニング厚さよりも僅かに低くした段差部64が形成さ
れ、アースリング62a,62bの取り付け時に前記段
差部64でライニング端部を押し付けるようにしながら
取り付けるものである。つまり、ライニング61の両端
部は測定管21の両端縁部でほぼ90°に折り曲げてO
リング35および内側リング52a,52bの一部分ま
で延長させ、さらに必要に応じて内側リング52a,5
2bの一部分に接着した後、アースリング62a,62
bで内側リング52a,52bに押し付けるように固定
する。従って、前記Oリング35は、測定管21と内側
リング52a,52bとライニング61の端部とで包囲
する形となる。勿論、コイル収納部23と内側リング5
2a,52bとが位置決め用凹凸部で嵌合する構成とな
っていることは言うまでもない。
ば、コイル収納部23と内側リング52a,52bとが
位置決め用凹・凸部によって嵌合し位置合わせを行うの
で、容易にコイル軸および電極軸とを直角に位置決めで
きる。また、測定管21とコイル収納部23と内側リン
グ52a,52bとの間にOリング34を介挿している
ので、コイルの位置合わせおよび測定管21からの振動
(例えば流体圧力)や熱、外部応力からコイル収納部2
3から保護することができる。
内側リング52a,52bとの間にはOリング35を介
挿し、しかもOリング35は外側からライニング61の
端部で囲むように設けたので、測定管21内の流体がコ
イル収納部23に入る込むことを確実に防止できる。
実施例を説明する電磁流量計の断面図である。なお、同
図において図1ないし図4と同一部分には同一符号を付
し、その部分の説明は省略する。
の例えば中央部分に位置して当該測定管21の円周方向
にそって溝71を形成するとともに、この溝71にそっ
て電極22a,22bのリード線(図示せず)を配線
し、適宜な個所から外部に引き出す構成である。さら
に、図示されていないが、コイル収納部23の測定管面
と対向する側に溝を形成してもよいことはもちろんであ
る。この実施例の構成は全ての請求項の発明に適用でき
ることは言うまでもない。
ば、電極リード線の配線作業が容易、かつ、確実に行う
ことができ、しかも電極22a,22bのリード線を溝
71にそって配線しながら適宜な個所から外部に引き出
すことができる。また、溝71にそって配線された電極
リード線はコイル収納部23の内壁面により一部閉塞し
て逃げないように押さえているので、電極リード線の振
らつきがなくなり、ノイズ発生の原因を防ぐことができ
る。
グ本体31,51と環状フランジ32a,32bまたは
内側リング52a,52bとをそれぞれ別体として示し
ているが、図12に示すようにハウジング本体31,5
1と一部の環状フランジ32a,32bまたは一部の内
側リング52a,52bとを一体的な構成としてもよ
い。別体となる他方の環状フランジ、内側リングはハウ
ジング本体に溶接等により固着される。その他、本発明
はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
のような種々の効果を奏する。
定要素の位置合せを容易に行うことができ、材質上脆弱
な測定管でも外部応力から十分に保護することができ、
かつ、流体に対する収納手段の液密性を高めることがで
きる。
合せを正確に行うことができ、また測定管および磁界発
生手段に局部的な応力や形状変形を発生させることがな
く、これによって満足できる測定精度を得ることができ
る。
の位置合せを正確に行うことができ、材質上脆弱な測定
管でも外部応力から十分に保護することができ、しかも
磁界発生手段からの磁束分布を意識的に変化させつつ測
定管内の磁界を最適な状態に調整できる。
ジを内側リングとアースリングとに分けて取り付けるこ
とにより、作業上の取扱いが容易となり、機能に合わせ
て種々の材質を選択して組立てることが可能である。
素の位置合せを正確に行うことができ、材質上脆弱な測
定管でも外部応力から十分に保護することができ、測定
管内面に施こされるライニングの端部を有効に利用しつ
つ測定管の保護および液密化に大きく貢献させることが
できる。
の溝にそって流量信号を取り出す電極のリード線の配線
するようにすれば、配線作業がし易くなり、リード線の
ふらつきによるノイズの影響等をなくすことができる。
さらに、請求項8の発明では,コイル収納部23の測定
管面側に対向する側に溝を形成したので、請求項7の発
明と同様の効果を有する。
略的に示す図。
電磁流量計の断面図。
見た概略断面図。
流量計の断面図。
見た概略断面図。
電磁流量計の断面図。
流量計の断面図。
ら見た概略断面図。
磁流量計の断面図。
る断面図。
向の断面図。
直交する方向の断面図。
図。
電極、23…コイル収納部、24a,24b…コイル、
25…円筒状の帰還磁路、28…凹・凸部、30…ハウ
ジング、31…ハウジング本体、32a,32b…環状
フランジ、33…凹・凸部、34、35…Oリング、3
6…隙間、41…ハウジング本体、42a,42b…コ
イル,43…円筒状の帰還磁路、44a,44b…突起
状の帰還磁路、51…ハウジング本体,52a,52b
…内側リング、53a,53b…アースリング、61…
ライニング、62a,62b…アースリング、64…段
差部、71…溝。
Claims (8)
- 【請求項1】 被検出体である流体を通し、両端部にテ
ーパー部を形成した円筒形の測定管と、この測定管の外
周に対向配置された一対のコイルおよびこれらコイルの
外周に設けられた円筒状帰還磁路を有し、前記測定管内
に磁界を発生させる磁界発生手段と、絶縁体で形成さ
れ、前記磁界発生手段を着脱可能に装着するとともに、
所定部位に凹部または凸部が形成された収納手段と、両
端部に前記収納手段の所定部位に形成された凹部または
凸部と嵌合する凸部または凹部を設けたフランジを有
し、前記測定管を含む前記磁界発生手段を覆う外筐と、
前記測定管のテーパー部と前記外筐のフランジとの間に
介挿され、前記測定管の両端面と前記フランジの内面と
の間に所定の隙間を形成する弾性体とを備えたことを特
徴とする電磁流量計。 - 【請求項2】 被検出体である流体を通し、両端部にテ
ーパー部を形成した円筒形の測定管と、この測定管の外
周に対向配置された一対のコイルおよびこれらコイルの
外周に設けられた円筒状帰還磁路を有し、前記測定管内
に磁界を発生させる磁界発生手段と、絶縁体で形成さ
れ、前記磁界発生手段を着脱可能に装着するとともに、
所定部位に凹部または凸部が形成された収納手段と、両
端部に前記収納手段の所定部位に形成された凹部または
凸部と嵌合する凸部または凹部を設けたフランジを有
し、前記測定管を含む前記磁界発生手段を覆う外筐と、
前記測定管と前記収納手段と前記外筐のフランジとの当
接部分に介挿された第1の弾性体と、前記測定管のテー
パー部と前記外筐のフランジとの間に介挿され、前記測
定管の両端面と前記フランジの内面との間に所定の隙間
を形成する第2の弾性体とを備えたことを特徴とする電
磁流量計。 - 【請求項3】 被検出体である流体を通し、両端部にテ
ーパー部を形成した円筒形の測定管と、この測定管の外
周に対向配置された一対のコイル、これらコイルの外周
に設けられた円筒状帰還磁路および前記各コイル中央部
の空間部分に配置された突起状帰還磁路を有し、前記測
定管内に磁界を発生させる磁界発生手段と、絶縁体で形
成され、前記磁界発生手段を着脱可能に装着するととも
に、所定部位に凹部または凸部が形成された収納手段
と、両端部に前記収納手段の所定部位に形成された凹部
または凸部と嵌合する凸部または凹部を設けたフランジ
を有し、前記測定管を含む前記磁界発生手段を覆う外筐
と、前記測定管のテーパー部と前記外筐のフランジとの
間に介挿され、前記測定管の両端面と前記フランジの内
面との間に所定の隙間を形成する弾性体とを備えたこと
を特徴とする電磁流量計。 - 【請求項4】 外筐のフランジは、前記収納手段の所定
部位に形成された凹部または凸部と嵌合する凸部または
凹部を設けた内側リングと、この内側リングに固定され
たアースリングとからなることを特徴とする請求項1な
いし3の何れか1つに記載の電磁流量計。 - 【請求項5】 外筐のフランジが前記収納手段の所定部
位に形成された凹部または凸部と嵌合する凸部または凹
部を設けた内側リングおよびこの内側リングに固定され
たアースリングとで構成されている場合、前記測定管の
テーパー部と前記内側リングと前記アースリングとの3
者の間に前記弾性体を介挿し、前記測定管の両端面と前
記アースリングの内面との間に所定の隙間を形成したこ
とを特徴とする請求項1ないし3の何れか1つに記載の
電磁流量計。 - 【請求項6】 被検出体である流体を通し、両端部にテ
ーパー部を形成した円筒形の測定管と、この測定管の外
周に対向配置された一対のコイルおよびこれらコイルの
外周に設けられた円筒状帰還磁路を有し、前記測定管内
に磁界を発生させる磁界発生手段と、絶縁体で形成さ
れ、前記磁界発生手段を着脱可能に装着するとともに、
所定部位に凹部または凸部が形成された収納手段と、両
端部に前記収納手段の所定部位に形成された凹部または
凸部と嵌合する凸部または凹部を設けた内側リングを有
し、前記測定管を含む前記磁界発生手段を覆う外筐と、
前記測定管の内面を覆うとともに前記内側リングに跨が
るように施されたライニングと、前記測定管のテーパー
部と前記内側リングと前記ライニングとの対峙部分に介
挿された弾性体と、前記ライニングの端部を押さえるよ
うに前記内側リングに固定されたアースリングとを備え
たことを特徴とする電磁流量計。 - 【請求項7】 測定管は、外側円周方向に配線用の溝を
形成したことを特徴とする請求項1ないし3および6の
何れか1つに記載の電磁流量計。 - 【請求項8】 収納手段の測定管側に溝を形成したこと
を特徴とする請求項1ないし3および6の何れか1つに
記載の電磁流量計。
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