JPH076490Y2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH076490Y2
JPH076490Y2 JP9079489U JP9079489U JPH076490Y2 JP H076490 Y2 JPH076490 Y2 JP H076490Y2 JP 9079489 U JP9079489 U JP 9079489U JP 9079489 U JP9079489 U JP 9079489U JP H076490 Y2 JPH076490 Y2 JP H076490Y2
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JP
Japan
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magnetic field
coil
measuring tube
core
tube
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JP9079489U
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JPH0330825U (ja
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義三 石田
千秋 岩佐
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、電磁流量計に関する。
(ロ)従来の技術 第4図及び第5図は、従来の電磁流量計を示す断面図で
ある。
この電磁流量計は、内周面にライニング層12を設けた非
磁性測定管1と、この測定管1の外側に設けられ、測定
管1の管軸に対し直交する磁界を発生させる磁界発生手
段(コア2にコイル3を捲回して成る磁界発生部)と、
測定管1の内壁に、測定管1の管軸及び磁界に対して直
交状に対向配備された一対の電極4、4aと、一端を電極
4(4a)に、他端を回路部7の端子部71に接続したリー
ド線41とから構成され、これら構成要素が内面にシール
ド板部81を備えた被覆体8で被覆されている。
測定管1の内部を、被測定流体が流れると、この流速に
対応して両電極4、4a間に電圧が発生する。この電圧を
リード線41で取り出すことで、被測定流体の流量を測定
する。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記、電磁流量計の磁界発生手段は、第4図で示すよう
に、測定管1の外周であって、両端フランジ部11、11間
に配備される。つまり、測定管1の管上周部と管下周部
に、励磁コイル3を捲回したコア2が、それぞれ対向状
に配備してある。この励磁コイル3は、コア2の外周面
に直接捲回配備されている。
近年、電磁流量計の小型化、特に管軸長さ(面間距離)
の短い測定管が要望されている。ところが、コアの外周
面にコイルを捲回した従来の構造のものにおいて、測定
管を短くするとコア及びコイルの幅(管軸方向の長さ)
が短くなる。この事は、管内での磁界発生領域が小さく
なり、また磁束密度が減少し、電極に生じる起電力が小
さくなる結果、測定感度が悪くなる。ところで、コイル
巻数を増やせば、充分な磁界発生領域を確保できると考
えられるが、幅の短いコアに対しコイル巻数を多くする
と結局コイル全体として太くなり、小型化要請に反する
こととなる。一方、励磁電流を大きくすることで、充分
な磁界領域を確保することも考えられる。つまり、流す
電流を大きくすれば磁束密度減少の問題は解決するが、
その分、消費電力が大となり、好ましくない。
この結果、従来のようにコアの外周面に単にコイルを捲
回配備する構造のものでは、電磁流量計の小型化要請に
対応し得ない不利があった。
この考案は、以上のような課題を解消させ、使用便宜で
精度よく流量測定でき、且つ小型化を実現し得る電磁流
量計を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の電磁流量計で
は、次のような構成としている。
電磁流量計は、被測定流体が流れる非磁性の測定管と、
この測定管の外側に設けられ、測定管の管軸に対し直交
する磁界を発生させる磁界発生手段と、前記測定管の内
壁に、測定管の管軸及び磁界に対して直交状に対向配備
された少なくとも一対の電極とから成る電磁流量計であ
って、前記磁界発生手段は、コアの周面に所定深さ内方
向へへこむ凹陥部を一周形成し、この凹陥部に対し励磁
コイルを捲回配備してなることを特徴としている。
このような構成を有する電磁流量計では、両端にフラン
ジ部を備えた測定管の管上周部と管下周部に、コイルを
捲回したコアがそれぞれ配備されている。このコアは、
測定管の曲率に対応した弯曲状で、周面に凹陥部を一周
形成してある。そして、この凹陥部に励磁コイルが捲回
してある。また、コアの幅(管軸方向の長さ)は、従来
の一般的なコアと同一に設定して充分な磁場の範囲が確
保されている。凹陥部にコイルを捲回配備することで、
コイル巻数が従来と同様であっても、凹陥部の深さ分だ
け、コイルの幅(管軸方向の長さ)が、従来のコイル幅
より短くなる。従って、測定管のフランジ間(面間距
離)を短く設定し得ることとなり、電磁流量計の小型化
を実現できる。
(ホ)実施例 第1図及び第2図は、この考案に係る電磁流量計の具体
的な一実施例を示す断面図である。
電磁流量計は、公知のように、内周面にライニング層
(テフロン、ネオプレンゴム、ポリウレタン等の絶縁
層)12を設けた非磁性測定管1と、この測定管1の外側
に設けられ、測定管1の管軸に対し直交する磁界を発生
させる磁界発生手段(コア2にコイル3を捲回してなる
磁界発生部)と、測定管1の内壁に、測定管1の管軸及
び磁界に対して直交状に対向配備された一対の電極4、
4aと、一端を電極4(4a)に、他端を回路部7の回路端
子(端子部)71に接続したリード線(フレキシブルケー
ブル)41とから構成され、これらの構成要素が内面にシ
ールド板部81を備えた被覆体8で被覆されている。
上記磁界発生手段(コア2と、コア2の外周面に捲回さ
れたコイル3とから成る)は、測定管1の両端フランジ
部11間であって、測定管1の管上周部と管下周部とに、
それぞれ配備されている。
この考案の特徴は、コア2の周面に凹陥部21を一周形成
し、この凹陥部21にコイル3を捲回配備した点にある。
コア2は、測定管1の曲率に対応した弯曲状(鞍型状)
で、周面に一定深さの凹陥部21を形成してある。実施例
では、第3図で示すように、コア2は厚み中央で上下に
2分割して、コア半体22a、2bを一対としている。そし
て、各半体2a、2bの上面外周をそれぞれ切欠き21a、21
b、各半体2a、2bを接面させた時、両切欠21a、21bによ
り凹陥部21が構成されるように設定している。また、こ
のコア2は、上下半体2a、2bの接面部に係合部、係合受
け部を設け、脱着可能に設定してある(図示せず)。
励磁コイル3は、上記凹陥部21に捲回されている。励磁
コイル3は、従来のものと同様で、巻数も同様に設定さ
れる。
このような構成を有する電磁流量計では、コア2の幅
(管軸方向の長さ)を、従来のコアの幅と同一に設定す
ることで、充分な磁場の範囲を確保できるようになって
いる。凹陥部21に対し、コイル3を捲回配備すること
で、コイル3の巻数が従来と同様であっても、凹陥部21
の深さ分だけ、コイル3の幅(管軸方向の長さ)が従来
のコイル幅よりも短くなる。従って、それだけ測定管1
の管軸長さ(両フランジ部11間の長さ)を短くでき、磁
界発生領域を縮小することなく、電磁流量計を小型化を
実現し得る。
また、コア2は一対の上・下半体2a、2bを分離可能とし
た。従って、コイル3を取付ける場合は、コイル3を予
め所定の型により捲回して成形し、この成形したコイル
3に対し、分離したコア(上・下半体2a、2b)2を取付
ける(第3図参照)。これにより、コイル3とコア2と
の取付け作業が一層簡易となる。更に、コイル3を捲回
したコア2の一部が破損した場合等、コイル3に対し破
損した側の半体2a(2b)を、取り外し交換することが出
来る。
(ヘ)考案の効果 この考案では、以上のように、コアの周面に凹陥部を形
成し、この凹陥部にコイルを捲回配備することとしたか
ら、コアの幅(管軸方向の長さ)は従来のコア幅と同様
に設定して充分な磁場の範囲を確保すると共に、凹陥部
にコイルを捲回することで、凹陥部の深さ分だけコイル
の幅(管軸方向の長さ)を、従来のコイル幅より短くす
ることが出来る。従って、測定管の管軸長さ(面間距
離)を短く設定し得、電磁流量計の小型化を実現できる
等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例電磁流量計を示す管軸方向に平行に切
断した断面図、第2図は、同実施例電磁流量計の管軸に
直交する方向に切断した断面図、第3図は、実施例電磁
流量計のコアとコイルの関係を示す説明図、第4図は、
従来の電磁流量計を示す管軸方向に切断した断面図、第
5図は、従来の電磁流量計の管軸に直交する方向に切断
した断面図である。 1:測定管、2:コア、3:コイル、4・4a:電極、21:凹陥
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定流体が流れる非磁性の測定管と、こ
    の測定管の外側に設けられ、測定管の管軸に対し直交す
    る磁界を発生させる磁界発生手段と、前記測定管の内壁
    に、測定管の管軸及び磁界に対して直交状に対向配備さ
    れた少なくとも一対の電極とから成る電磁流量計におい
    て、 前記磁界発生手段は、コアの周面に所定深さ内方向へへ
    こむ凹陥部を一周形成し、この凹陥部に対し励磁コイル
    を捲回配備してなることを特徴とする電磁流量計。
JP9079489U 1989-07-31 1989-07-31 電磁流量計 Expired - Lifetime JPH076490Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9079489U JPH076490Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 電磁流量計

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JP9079489U JPH076490Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 電磁流量計

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JPH0330825U JPH0330825U (ja) 1991-03-26
JPH076490Y2 true JPH076490Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31640307

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JP9079489U Expired - Lifetime JPH076490Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 電磁流量計

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JPH0628638U (ja) * 1992-09-16 1994-04-15 矢崎総業株式会社 車両用計器

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JPH0330825U (ja) 1991-03-26

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