JP3914113B2 - 電磁流量計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は導電性流体の流量測定に用いられる電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファラディーの電磁誘導の法則を測定原理とする電磁流量計は、測定管の外周に上下一対の励磁コイルを対向させて配置し、同期励磁電圧を印加することにより、前記測定管内を流れる導電性の被測定流体中に起電力を発生させ、この起電力を前記励磁コイルと直交するように配置した一対の電極によって取り出すことにより、前記被測定流体の流量または平均流速を測定するように構成したものが一般的である(実公平2−28411号公報、特開平5−99717号公報等)。
【0003】
図4および図5はこのような電磁流量計の従来例を示す断面図およびV−V線拡大断面図である。これらの図において、1は測定管で、両端が開放した直管からなる管本体1Aと、この管本体1Aの両端に一体に設けられた左右一対のフランジ1B,1Bとで構成され、管本体1Aの内周面と各フランジ1Bの外側面、すなわち配管が接続される端面(以下、配管接続端面という)2がライニング材3によって被覆されている。このような測定管1は、SUS等の非磁性材によって形成され、管本体1Aの外周面で軸線方向中央部には鞍型に形成した一対の励磁コイル4,4が上下方向において対向するように周方向に180°位相をずらして配設されるとともに、一対の電極5,5が左右方向において対向するように同じく周方向に180°位相をずらして配設されている。このため、励磁コイル4と電極5は、測定管1の周方向に90°位相をずらして交互に配置されていることになる。また、電極5の軸線は、測定管1の軸線、言い換えれば測定管1内を流れる導電性の被測定流体6の流れ方向と直交し、測定管1の中心部における励磁コイル4の磁束Φは電極5の軸線と直交している。
【0004】
さらに前記測定管1の外周には、前記各励磁コイル4,4の磁気回路を形成するプレートコア7、センターコア8およびアウターコア9が配設されている。プレートコア7は、測定管1の外周面に上下に対向してそれぞれ配設され、表面中央に前記センターコア8が突設され、その周面に前記励磁コイル4が巻回されている。プレートコア7とセンターコア8は、透磁率が高い高価な材料、例えばパーマロイ、純鉄等によって形成されている。前記アウターコア8は、継鉄等によって円筒状に形成されて前記測定管1および励磁コイル4を取り囲み、上下2箇所が前記各センターコア8の表面に止めねじ10によってそれぞれ固定されている。
【0005】
前記電極5は、測定管1の外周に突設した電極取付部11内に収納されており、先端部が測定管1に形成した電極取付孔12を貫通して測定管1内の被測定流体6に接触するように取付けられている。13は電極5を測定管1方向に付勢する圧縮コイルばね、14は電極5および圧縮コイルばね13を収納するキャップ、15は信号リード線、16はライニング材3内に埋設された補強管、17は測定管1を収納する外ケースである。
【0006】
このような構造からなる電磁流量計において、励磁コイル4,4を通電、励磁して測定管1の内部に電極5の軸線および被測定流体6の流れ方向と直交する方向の磁界Bを発生させると、被測定流体6内にはその平均流速に比例した起電力eが磁界Bの方向と流れの方向の双方に対して直角な方向に生じ、この起電力eを一対の電極5によって取出して増幅した後、記録したり、指示計器に伝送することにより被測定流体6の流量や平均流速が測定される。
【0007】
ところで、最近の電磁流量計としては、構造、材質等を見直すことにより、計器自体の信頼性、性能は損なわずに使用アプリケーションに適した廉価で、しかも省エネルギーで駆動することができる製品の開発が要求されている。そこで、低消費電力化を可能にするものとして、図6に示すように測定管1の上側1箇所にのみ励磁コイル4を配置し、下側の励磁コイルを削除した電磁流量計が提案されている。このような構造においては、励磁コイル4が1つであるため、励磁コイルのコストが半減され、消費電力を低減することができる利点がある。また、測定精度が僅かに低下(1%以下)するだけであり、実用上は何ら問題ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように図6に示した従来の電磁流量計は、励磁コイル4が1つであるため、励磁コイルのコストが半減され、消費電力を低減することができる利点がある。しかしながら、下側の磁気回路構成部品であるプレートコア7とセンターコア8については削減することができず、軽量化およびコスト低減に限界があった。その理由は、図7に示すように上側にのみ励磁コイル4、プレートコア7およびセンターコア8を配設し、下側については何も設けず測定管1とアウターコア9とが離間していると、上側のプレートコア7、センターコア8に対して対極となる下側の磁極がないために、上側のプレートコア7から出て被測定流体内を通る磁束が左右の電極5方向に拡がってしまう。この結果、測定管1内の磁束密度が低下し、信号起電力eが減少するからである。また、特に被測定流体の流れ分布が均一でない偏向流の場合は、流体中の磁束バランス(左右対称性)が崩れるため、測定精度が著しく低下する。
【0009】
そこで、本発明者は磁気回路について鋭意検討し種々の実験を行った結果、片側の励磁コイル、プレートコアおよびセンターコアを取り除き、この片側においてアウターコアを測定管に密着させると、磁束の電極方向への広がりが少なく磁束密度の低下を防止することができ、また磁束の対称性を確保することができ、流れの分布が不均一な偏向流の影響を最小限に留めることができることを見出した。
【0010】
本発明は上記した従来の問題および検討結果に基づいてなされたもので、その目的とするところは、励磁コイルおよび磁気回路構成部品の数を半減しても測定精度の低下や偏向流による影響を最小限に留めることができ、製造工数、部品点数、組立工数等を削減し、装置全体のトータルコストを低減し得るようにした電磁流量計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、両端開口部にフランジを一体に有し内周面および前記フランジの配管接続端面にライニング材が被覆された測定管と、前記測定管の外周にプレートコアおよびセンターコアを介して配設された1つの励磁コイルと、前記励磁コイルによる磁界および測定管の軸線と直交する方向において対向するように前記測定管に貫通して取付けられた一対の電極と、前記測定管および前記励磁コイルの外周を覆う筒状のアウターコアとを備え、前記アウターコアを前記センターコアに固定するとともに、このセンターコアに固定されている部分と測定管を介して対向する部分を前記測定管の外周面に密着させたものである。
【0012】
本発明においては、アウターコアの測定管に密着する部分がプレートコアの対極となるため、磁束が電極方向に拡がるのを抑える。したがって、測定管内を通る磁束の密度の減少が少なく、起電力の低下を最小限に留めることができる。また、磁束の対称性も確保され偏向流の影響を少なくすることができる。
さらに、アウターコアを測定管に密着させることで、プレートコアとアウターコアを削減することができるので、部品点数の削減、軽量化およびコスト低減を図ることができる。
磁束の電極方向への拡がりは、アウターコアの測定管に対する周方向の接触寸法が大きくなると大きくなり、測定管内を通る磁束の密度が減少する。したがって、アウターコアの測定管に対する周方向の接触寸法は小さいことが望ましい。理想的には点接触が好ましいが、好ましい範囲は対向配置されているセンターコアの幅寸法程度であり、実用的には励磁コイルの幅寸法程度までは許容される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る電磁流量計の一実施の形態を示す断面図である。なお、従来技術と同一の構成部品については同一符号をもって示し、その説明を適宜省略する。同図において、測定管1は、1つの励磁コイル4と、2つの電極5,5と、アウターコア20を備え、外ケース17内に収納されている。
【0014】
前記励磁コイル4は、測定管1の長手方向中央の上面にプレートコア7とセンターコア8を介して配設され、前記アウターコア20によって覆われている。一方、測定管1の長手方向中央の下面側には励磁コイルおよび磁気回路構成部品であるプレートコアとセンターコアが配設されておらず、前記アウターコア20の底部が密着している。
【0015】
前記アウターコア20は、継鉄等からなる金属板を折り曲げることにより上下非対称で左右対称な略円筒形(または略楕円形)に形成され、電極5より上方部分20Aが半径R1 の半円筒形に形成され、電極5より下方部分20Bが半径R2 (R1 <R2 )の半円筒形に形成されている。上方部分20Aは、中心O1 が前記測定管1の中心Oと一致しており、頂部20aが前記センターコア8の上面に複数本の止めねじ10によって固定されている。下方部分20Bは中心O2 が前記測定管1の中心Oより上方に位置し、底部20bが前記測定管1の下面に密接されている。なお、振動等によって底部20bが測定管1から離間しないように底部20bをねじ止めしておくことが好ましい。底部20bの測定管1の下面に対する周方向の接触寸法Lは、センターコア8の幅Wと略等しい。
【0016】
また、アウターコア20の長手方向中央の左右両側部、すなわち上方部分20Aと下方部分20Bの接続部で電極取付部11と対向する箇所には、キャップ14が貫通する挿通孔22,22がそれぞれ形成されている。なお、電極5の取付構造は図5〜図7に示した従来装置と全く同様である。
【0017】
このような構造からなる電磁流量計において、励磁コイル4を通電、励磁すると、プレートコア7、センターコア8およびアウターコア20を磁気回路として測定管1内に被測定流体の流れ方向と電極5の軸線に対して直交する方向の磁界Bが発生する。プレートコア7から出た磁束Φは、測定管1内の被測定流体を通りアウターコア20の測定管1下面に密着している部分、すなわち下方部分20Bの底部20bに入る。
【0018】
この場合、図7に示したようにアウターコア20の下方部分が測定管1の下面から離間した構造においては、プレートコア7からアウターコア9の底部9aまでの距離が大であるため、磁束φが左右方向(電極方向)に拡がって被測定流体中の磁束密度が低下するが、アウターコア20の底部20bを測定管1の下面に密着させておくと、この底部20bが上方に配置されているプレートコア7およびセンターコア8に対して対極となるため、測定管1内を通る磁束φの左右方向への拡がりを最小限に留めることができる。このため、磁束密度の低下も最小限に留めることができ、信号起電力eの低下も最小限に留めることができる。また、磁束φの広がりが少なければ、磁束φの対称性(左右対称性)も確保され、流れの分布が不均一な偏向流の影響を最小限に留めることができる。なお、アウターコア20の両側部(上方部分20Aと下方部分20Bの接続部)は、磁束φの左右方向への広がりを少なくするために測定管1から充分に離間していることが好ましい。
【0019】
実際に口径50mmの測定管を用いて偏向流を流し、配管に対する測定管の取付角度を変化させながら起電力を測定し、図5に示した従来装置と比較したところ、測定誤差が0.7%程度増加した。プロセス用途の電磁流量計の場合、測定精度(一般に0.5%rdg程度)に対して約1〜2%の精度が許容されていることから、この程度の測定誤差は実用上何ら問題ない。
【0020】
また、測定管1の下側に励磁コイル、プレートコアおよびセンターコアを配置する必要がないため、測定管1の製作が容易で、部品点数、組立工数および製造コストを低減することができる。特に、プレートコアとセンターコアは高価な材料からなるため、コスト低減効果は大である。また、部品点数の削減によって軽量化することができるため、振動による影響も少なくすることができる。
【0021】
図2は本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態は、アウターコア30を図5に示した従来装置と同様に半径Rの円筒形に形成し、このアウターコア30を底部30bが測定管1の下面に密着するように測定管1に対して上方に偏心させ、頂部30aをセンターコア8の上面に止めねじ10によって固定したものである。なお、底部30bの測定管1の下面に対する周方向の接触寸法は、上記した実施の形態と同様にセンターコア8の幅と略等しい。
【0022】
このような構造においても上記した実施の形態と同様な効果が得られる。また、本実施の形態においては、アウターコア30が従来と同様に円筒形であるため、従来の円筒形のアウターコアを電極用の挿通孔22を下方にずらして形成するだけでよく、製作が容易である。
【0023】
図3は本発明のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
この実施の形態は、アウターコア40を上下非対称で左右対称な八角形に形成し、頂部をセンターコア8の上面に固定し、底部を測定管1の下面に密着させたものである。アウターコア40は八角形に限らず、十角形、十二角形等の多角形であってもよい。なお、底部40bの測定管1の下面に対する周方向の接触寸法L1 は、励磁コイル4の幅W1 と略等しい。
【0024】
このような構造においても図1に示した実施の形態と同様な効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電磁流量計は、励磁コイル、プレートコアおよびセンターコアの数を半減することができるため、部品点数が少なく、製造工数、組立工数を削減し、大幅なコスト低減と軽量化を図ることができる。
また、磁束の広がりが少なく、測定管内における磁束密度の低下および磁束の対称性を最小限に留めることができるため、偏向流による影響を受けることが少なく、励磁コイルを2つ用いた従来装置に近い測定精度を維持することができ、簡易な電磁流量計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電磁流量計用測定管の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 本発明他の実施の形態を示す断面図である。
【図3】 本発明のさらに他の実施の形態を示す断面図である。
【図4】 従来の電磁流量計の断面図である。
【図5】 図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】 従来の他の電磁流量計の断面図である。
【図7】 磁界の分散を説明するための図である。
【符号の説明】
1…測定管、1A…管本体、1B…フランジ、3…ライニング材、4…励磁コイル、5…電極、6…被測定流体、7…プレートコア、8…センターコア、9,20,30,40…アウターコア。
Claims (1)
- 両端開口部にフランジを一体に有し内周面および前記フランジの配管接続端面にライニング材が被覆された測定管と、前記測定管の外周にプレートコアおよびセンターコアを介して配設された1つの励磁コイルと、前記励磁コイルによる磁界および測定管の軸線と直交する方向において対向するように前記測定管に貫通して取付けられた一対の電極と、前記測定管および前記励磁コイルの外周を覆う筒状のアウターコアとを備え、前記アウターコアを前記センターコアに固定するとともに、このセンターコアに固定されている部分と測定管を介して対向する部分を前記測定管の外周面に密着させたことを特徴とする電磁流量計。
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