JP2005055276A - 電磁流量計 - Google Patents

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郁光 石川
Akio Yasumatsu
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Abstract

【課題】 圧損が小さく且つ少ない電力で、大きな信号を得ることができる電磁流量計を実現する。
【解決手段】 測定流体が流れる測定管と励磁コイルと測定電極とを有する電磁流量計において、
内径の全ての箇所の断面積が等断面積にされると共に前記測定電極断面部において前記励磁コイルの軸方向の長さに対して前記測定電極の軸方向の長さが長くされた測定管を具備したことを特徴とする電磁流量計である。
【選択図】 図1


Description

本発明は、圧損が小さく且つ少ない電力で、大きな信号を得ることができる電磁流量計に関するものである。
電磁流量計に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平4−295722
図4はこのような従来の電磁流量計の一例を示す要部構成説明図、図5は図4の側面図である。
図2において、測定管1は、入口2と出口3の断面形状が円形で、入口2と出口3との中間で絞られた長方形断面の部分4を有すると共に、その断面積が入口2から長方形断面の部分4まで漸減し、長方形断面の部分4から出口3まで漸増する流路5を形成し、かつ、長方形断面の対角線の長さEが入口2と出口3の直径Dより小さく定められている。
ここで、点線dは配管接続部の断面を示す。
測定電極11,12は、長方形断面の部分4の短辺側に対向配置されている。
励磁コイル13,14は、長方形断面の部分4の長辺側に対向配置されている。
以上の構成において、測定管1に測定流体FLが流され、励磁コイル13,14が励磁されて、測定電極11,12より測定信号が検出されて、測定流体FLの流量が測定される。
しかしながら、このような装置においては、測定管1は、長方形断面の対角線の長さEが入口2と出口3の直径Dより小さく定められているので、圧損が大きい問題点がある。
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、圧損が小さく且つ少ない電力で、大きな信号を得ることができる電磁流量計を提供することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明では、請求項1の電磁流量計においては、
測定流体が流れる測定管と励磁コイルと測定電極とを有する電磁流量計において、
内径の全ての箇所の断面積が等断面積にされると共に前記測定電極断面部において前記励磁コイルの軸方向の長さに対して前記測定電極の軸方向の長さが長くされた測定管を具備したことを特徴とする。
本発明の請求項2においては、請求項1記載の電磁流量計において、
前記測定管の全ての断面が円形あるいは楕円形であることを特徴とする。
本発明の請求項3においては、請求項1又は請求項2記載の電磁流量計において、
非磁性材よりなる円形金属管の前記励磁コイル配置部分を押圧変形成形してなる測定管が使用されたことを特徴とする。
本発明の請求項4においては、請求項1又は請求項2記載の電磁流量計において、
非磁性材よりなる鋳造の測定管が使用されたことを特徴とする。
本発明の請求項5においては、請求項3又は請求項4記載の電磁流量計において、
前記測定管は非磁性のステンレス材よりなることを特徴とする。
本発明の請求項6においては、請求項1記載の電磁流量計において、
非磁性材よりなる樹脂による測定管が使用されたことを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
少ない電力で大きな信号を得ることができる電磁流量計を実現しながら、全ての断面において、等断面積を持つことで、圧損を小さくすることができる電磁流量計が得られる。
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
測定管の全ての断面が円形あるいは楕円形であるので、更に、圧損を小さくすることができる電磁流量計が得られる。
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
非磁性材よりなる円形金属管の、励磁コイル配置部分を押圧変形成形してなる測定管が使用されたので、押圧変形成形すればよいので、製造設備が簡単となり、安価な電磁流量計が得られる。
本発明の請求項4によれば、次のような効果がある。
非磁性材よりなる鋳造の測定管が使用されたので、鋳造による形成は形状が比較的自由に得られるので、所要の形状の測定管が容易に得られる電磁流量計が得られる。
本発明の請求項5によれば、次のような効果がある。
測定管は非磁性のステンレス材よりなるので、腐食性の測定流体に容易に使用出来る電磁流量計が得られる。
本発明の請求項6によれば、次のような効果がある。
非磁性材よりなる樹脂による測定管が使用されたので、樹脂による測定管の成形は、比較的寸法精度良く成形出来るので、測定精度が向上された電磁流量計が得られる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、図2は図1の平面図、図3は図1の動作説明図である。
図において、図4と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図4と相違部分のみ説明する。
測定管21は、内径の全ての箇所の断面積が等断面積にされると共に、測定電極11,12の断面部において、励磁コイル13,14の軸方向の長さに対して、測定電極11,12の軸方向の長さが長くされている。
この場合は、図3に示す如く、測定管21の全ての断面が円形あるいは楕円形である。
即ち、入り口2と出口3とは円形で、測定電極11,12の断面部は楕円形である。
いま、配管接続部の直径をaとし、電極部分のコイル軸方向長さをbとし、電極部分の測定電極軸方向長さをcとする。
ここで、点線fは配管接続部の断面を示す。
π(a/2) =π(b・c/4) → a =b・c
の関係が成立することが特徴となる。
一般に、電磁流量計の信号起電力Eは、B:中心磁束密度、v:流速、D:電極部内径、k:幾何学的な補正係数 としたときに
E= k・B・v・D
と表すことができる。
ここで、本発明では、Dを大きくし、コイル軸長を短くすることで、磁気損失で最も大きい空隙部の損失を小さくすることができるので、少ない電力で大きな信号を得ることができる電磁流量計を実現できる。
なお、測定管21は、非磁性材よりなる円形金属管の、励磁コイル13,14の配置部分を押圧変形成形しても良い。
また、非磁性材よりなる鋳造の測定管21が使用されても良い。
この場合は、非磁性のステンレス材よりなる。
また、非磁性材よりなる樹脂による測定管21が使用されても良い。
樹脂材としては、たとえば、ポリプロピレンやABS樹脂が使用される。
この結果、
少ない電力で大きな信号を得ることができる電磁流量計を実現しながら、全ての断面において、等断面積を持つことで、圧損を小さくすることができる電磁流量計が得られる。
測定管21の全ての断面が円形あるいは楕円形であるので、更に、圧損を小さくすることができる電磁流量計が得られる。
非磁性材よりなる円形金属管の、励磁コイル配置部分を押圧変形成形してなる測定管が使用されれば、押圧変形成形すればよいので、製造設備が簡単となり、安価な電磁流量計が得られる。
非磁性材よりなる鋳造の測定管が使用されれば、鋳造による形成は形状が比較的自由に得られるので、所要の形状の測定管が容易に得られる電磁流量計が得られる。
測定管21は非磁性のステンレス材よりなるので、腐食性の測定流体に容易に使用出来る電磁流量計が得られる。
非磁性材よりなる樹脂による測定管が使用されれば、樹脂による測定管の成形は、比較的寸法精度良く成形出来るので、測定精度が向上された電磁流量計が得られる。
本発明の一実施例の要部構成説明図である。 図1の平面図である。 図1の動作説明図である。 従来の電磁流量計の一例を示す要部構成説明図である。 図4の側面図である。
符号の説明
2 入口
3 出口
5 流路
11 測定電極
12 測定電極
13 励磁コイル段
14 励磁コイル
21 測定管
FL 測定流体
a 配管接続部の直径
b 電極部分のコイル軸方向長さ
c 電極部分の測定電極軸方向長さ
d 配管接続部の断面
f 配管接続部の断面

Claims (6)

  1. 測定流体が流れる測定管と励磁コイルと測定電極とを有する電磁流量計において、
    内径の全ての箇所の断面積が等断面積にされると共に前記測定電極断面部において前記励磁コイルの軸方向の長さに対して前記測定電極の軸方向の長さが長くされた測定管
    を具備したことを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記測定管の全ての断面が円形あるいは楕円形であること
    を特徴とする請求項1記載の電磁流量計。
  3. 非磁性材よりなる円形金属管の前記励磁コイル配置部分を押圧変形成形してなる測定管が使用されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁流量計。
  4. 非磁性材よりなる鋳造の測定管が使用されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁流量計。
  5. 前記測定管は非磁性のステンレス材よりなること
    を特徴とする請求項3又は請求項4記載の電磁流量計。
  6. 非磁性材よりなる樹脂による測定管が使用されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁流量計。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506041A (ja) * 2007-12-17 2011-03-03 ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド 眼手術システムにおける流量検知のためのリセス電極
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