JPH054327A - 排版装置 - Google Patents

排版装置

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JPH054327A
JPH054327A JP15909191A JP15909191A JPH054327A JP H054327 A JPH054327 A JP H054327A JP 15909191 A JP15909191 A JP 15909191A JP 15909191 A JP15909191 A JP 15909191A JP H054327 A JPH054327 A JP H054327A
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JP
Japan
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plate
cylinder
cylindrical roller
plate cylinder
needle
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JP15909191A
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Inventor
Akihito Miyazaki
明仁 宮崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷装置に用いる版胴から版を自動的に剥離
する排版装置を得る。 【構成】 円筒状ローラ4bにシート状の版4aを巻回
貼着した版胴4の軸35方向に並行に排版リール30を
固定した軸33を配設し、この排版リール30に枢着し
た針36の取り付けられた針保持部材31によって版胴
4から版4aを自動的に剥離させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円筒状ローラに巻回貼着
したシート状の版を自動的に剥離する排版装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のグラビア印刷装置はローラを用い
た捺染印刷を基本とし、版胴に凹状の版をかけ、インキ
としては比較的流動性の大きいものを用い、版に付着し
た余分のインキはドクタブレードで掻き取って印刷用紙
に印刷を行う様になされている。
【0003】グラビア印刷装置は種々の形式のものがあ
るが、最も一般的な形は図10乃至図12に示す如き構
造である。
【0004】図10乃至図12に於いて、1は略扁平な
皿状のインキ容器であり、このインキ容器1内に樹脂イ
ンキ等を充満させる。更にこのインキ容器1内にインキ
ローラ2を回動自在に配設する。この略円筒形状に形成
したインキローラ2と一部対接して版胴4が配設され
る。版胴4は円筒形状ローラ4bと凹状のパターンを有
する版4aが円筒形状ローラ4b上に貼着されて構成さ
れる。
【0005】この版胴4にはドクタブレード3が対接さ
れ、版胴4の版4a上に付着した余分のインキ7を掻き
落とす様に成されている。
【0006】版胴4には圧胴5が線接触する様に配置さ
れ、圧胴5の円周面に沿って送られる印刷用紙6に版胴
4の版4aのパターンが印刷される。上述の構成で印刷
装置が回転を始めれば、インキ容器1内のインキローラ
2は例えば、矢印の様に反時計方向に回転し、インキ7
は図12の側面図の様にインキローラ2の円周に沿って
上動して、版胴4の版4aの表面に付き、更に、回転す
ればインキ7はドクタブレード3によって掻き落とされ
る。版胴4の版4aは凹部となされているため凹部にイ
ンキが充填され、表面の余分のインキは掻き取られるの
で、版胴4を更に矢印の様に時計方向に回転させれば、
版胴4の版4aのインキ着肉面は印刷用紙5に転移し
て、版4aに形成したパターンの印刷が行なわれる。
【0007】上述の如き印刷装置に於いて、円筒状ロー
ラ4bに巻回貼着するシート状の版4aはステンレスや
合成樹脂等が用いられるが、その形状は図11A,Bに
示す様に版4aの製版すべき面の反対側に接着剤層8を
形成し、版胴4を構成させるために、円筒状ローラ4b
に略矩形状に形成された版4aの巻回始端部9を所定位
置に張付けを行った後に、円筒状ローラ4bの外周に沿
って巻回貼着して行き、最後の巻回終端部10は巻回始
端部9をオーバラップして貼着されるためにオーバラッ
プ部11が形成され、このオーバラップ部11は版4a
の厚み分dだけ版胴4の外側に出っ張ることになる。こ
の様なオーバラップ部11は版4aを円筒状ローラ4b
の外周に強固に貼着させると共に円筒状ローラ4bの表
面に印刷時にインキが付着しないために必要となる。
【0008】この様な版胴によって印刷用紙6に所定枚
数の印刷が終了した時点で、版4aを剥離し、円筒状ロ
ーラ4bに新たな版4a貼着固定させるためには、円筒
状ローラ4bのオーバラップ部11の巻回終端部10か
ら手で直接剥離する様にしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に円筒状ロー
ラ4bにシート状の版4aを巻回貼着した版胴4では版
4aを自動的に円筒ローラ4bから剥離することが出来
ず、手作業になってしまう問題があった。
【0010】本発明の叙上の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは版の剥離を自動
的に行い得る排版装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の排版装置はその
例が図1に示されている様に、第1の発明は円筒状ロー
ラ4bに版4aを巻回貼着した版胴4から、版4aを剥
離する様にした排版装置に於いて、版胴4aの軸方向に
沿って並行に配設された回転手段30と、回転手段30
に設けた版剥離手段31とを具備し、回転手段30を版
胴4aと反対方向に回転させて、版剥離手段31を版4
aに関連させ、版胴4に貼着させた版4aを自動的に剥
離させて成るものである。
【0012】本発明の排版装置はその例が図8及び図9
に示されている様に、第2の発明は円筒状ローラ4bに
版4aを巻回し、版4aの巻回始端部9と巻回終端部1
0間で一部オーバラップする様に貼着した版胴4から
版4aを剥離手段31を介して剥離する様にした排版装
置に於いて、円筒状ローラ4bに巻回する版4aの巻回
終端部側に剥離手段の逃げ孔32を設けてなるものであ
る。
【0013】
【作用】本発明の排版装置は円筒状ローラ4bに貼着固
定されたシート状の版4aを所定枚数の印刷終了時に自
動的に剥離することの出来る排版装置を得ることが出来
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の排版装置を説明する。図1は
本発明の排版装置が組み込まれた印刷装置の全体的な斜
視図を示すものである。排版装置は印刷装置に一体に組
み込んでも、版装着装置等と一体に組み込んだ排版装置
単体としてもよい。図1で25は全体として印刷装置を
示し、筐体12の手前側には印刷用紙6を収納する給紙
カセット13及び印刷済用紙14を収納する排紙カセッ
ト15が上下に配設されている。
【0015】給紙カセット13上に配置された印刷用紙
6は印刷用紙送りベルト16を介して圧胴5の係止爪に
よって圧胴5の所定位置で係止された後に、圧胴5に巻
回され、固定される。
【0016】圧胴5は版胴4と線接触する様に対向配置
されている。この圧胴5及び版胴4は図10乃至図12
で説明した様に、版胴4は円筒状ローラ4bにシート状
の版4aを巻回したもので構成されている。この版胴4
を構成させる版装着部17は版供給用の案内部18を有
し、この案内部18を介して円筒状ローラ4bにシート
状の版4aを巻回固定させている。
【0017】版装着部17を構成する案内部18の下端
には本例の排版装置が配設される、この排版装置は後述
するも排版リール30よりなる回転手段と、針及びピン
を回動自在に保持する針保持部材31等よりなる剥離手
段とで構成される。
【0018】版胴4の下端にはインキ供給装置19がカ
セット状になされて配設され、このインキ供給装置19
には把手20が設けられ、筐体12から簡単に引き出せ
る様に構成されると共にドクタブレード3や図示しない
がインキローラ2等も取り付けられ、インキ容器1から
パイプ等を介してインキ供給装置19にインキが供給さ
れる。
【0019】インキローラ2及び版胴4並に圧胴5を回
転させることで版胴4の版4a上に形成したパターンを
圧胴5に巻回した印刷用紙6に印刷し、排紙ローラ21
で圧胴5の印刷用紙6を外し印刷用紙送りベルト22を
介して印刷済用紙14を排紙カセット15に積み重ねる
様に成される。
【0020】上述の印刷装置25での版装着部17の案
内部18上に図11A,Bで説明した製版されている面
と反対側に接着剤層8が形成されたシート状の版4aを
接着剤層8を上側にして案内部18上に乗せる。この版
4aの長さは円筒状ローラ4bの円周長より長く構成し
ておき、図2Aに示す様に版押圧ローラ23を介して円
筒状ローラ4bの外周部に貼着されながら巻回固定させ
る。その結果、円筒状ローラ4bの外周には図2Bの側
面図に示す様に版4aが巻回貼着されオーバラップ部1
1が形成される。従来では所定枚数の印刷用紙6の印刷
後には巻回終端部10から手で剥離していたが、本例で
は図2Aの様に版胴4の下側に版胴4と直径の等しい複
数の排版リール30を軸33上に固定する。軸33は版
胴4の軸と平行に配され、排版リール30の外周と版胴
4の版4aの外周とは所定の間隔を置いて配設さる。
【0021】図3は図2Aの平面図であり、版胴4には
所定枚数の印刷が終了し、廃版とするシート状の版4a
が巻回されている。11はオーバラップ部である。
【0022】版胴4の円筒状ローラ4bの軸35方向と
並行に軸33が配され、上記した様に排版リール30が
例えば3個固定され、軸33は図示しないモータ等で版
胴4の回転と同期させて、互いに反対方向に同一速度回
転させる。
【0023】排版リール30,30,30の各々にはピ
ン34が植立され、このピン34に針保持部材31が回
動自在に枢着されている。
【0024】針保持部材31は図4に示す様に略L字状
に形成された基部31aの折り曲げ部の一端に穿った軸
受孔にピン34が回動自在に枢着され、他端には一度版
4aに刺したら抜け難い鍔部36aの付いた針36が固
定されている。基部31aの針36の取付面と反対側に
は突片31bが形成され、この突片31の一端と排版リ
ール30の中心位置近傍に植立したピン38間にはスプ
リング37を介在させ、圧胴4の版4aを剥離させない
状態では針保持部材31を一点鎖線に示す様に排版リー
ル30の径内に保持する様に常に偏倚されている。
【0025】針保持部材31の突片31bにはピン39
が植立されている。又、版胴4と排版リール30間には
駆動モータ40が配され、このモータ軸にカップラ等を
介して結合された軸41は軸33及び35と平行に延設
され、ピン39の植立した3個所に対向してカム42,
42,42を嵌着させる。
【0026】更に、好ましくは、版胴4の円筒状ローラ
4bに版4aが巻回されたオーバラップ部11に対応す
る下側で、針36の突き刺さる3ヶ所の位置に例えば角
形の座ぐり穴4C,4C,4Cを穿設する。図7Cは、
この様に座ぐり穴4Cの穿たれた円筒状ローラ4bを示
し、図7Aは円筒状ローラ4bに版4aを巻回貼着させ
た版胴4を示し、版4aが一部切り欠かれている。図7
Bは図7AのA−A断面矢視図である。
【0027】この様に構成させると、自動的に版を剥離
する排版装置に用いる場合に、針31を刺し込む際に座
ぐり穴4C上部の版4aは柔軟性があって針31が刺し
込み易いだけでなく、円筒状ローラ4bの外周面を針3
6のチップ部分で傷つけることもない。勿論、手で版を
剥離する場合でも剥離し易くなる。又、オーバラップ部
11は印刷時には印刷用パターンが施されていない部分
なので座ぐり孔4Cがあっても印刷上は問題はない。座
ぐり穴4Cの数は版4aに刺し込まれ針36の数で適宣
選択出来るし、穴でなく、軸35方向に延設した1本の
溝であってもよいことは勿論である。
【0028】更に、円筒状ローラ4bに巻回貼着する版
4aを図9Aに示す様な長方形状の合成樹脂に製版を施
したものを用いて、図9B,Cに示す様に巻回固定さ
せ、針36を座ぐり穴4Cの穿った部分の上側から突き
刺して版4aを円筒状ローラ4bから剥離しようとして
オーバラップ部11に刺し込まれた針36を図9Cの様
に矢印B方向に戻しても、針36の鍔部36aが版端部
の内側に当たって、外側の版端部だけを引き上げ難くな
る。
【0029】そこで、図8Aに示す様に版4aの巻回始
端部9近傍のオーバラップ部11の下側に針36の鍔部
36aが通る大きさの逃げ孔32を穿っておく、この様
な版4aを図8B,Cに示す様に円筒状ローラ4bの外
周にオーバラップ部11が構成される様に巻回貼着した
ものでは図8Cに示す様に、排版装置の針36の鍔部3
6aは下側の版4aの逃げ孔32を通って上側の版4a
の下面に接するので、オーバラップ部11の上側の版4
aは矢印B方向に引っ張れば円筒状ローラ4bから剥離
させることが出来る。
【0030】上述で説明した排版装置の版剥離動作を図
4乃至図6によって説明する。
【0031】図4で一点鎖線で示す仮想位置に常時あっ
た針保持部材31は印刷終了時の廃版を円筒状ローラ4
bから剥離する指令がコンピュータ等から与えられると
版胴4及び排版リール30は同速度で反対方向に同期運
転が行われ図4に示す様に、針保持部材31の針36が
オーバラップ部11上に来ると、モータ40か駆動され
て、軸41は時計方向に回転し、カム42の先端は針保
持部材31の突片31b上に植立したピン39を押圧す
る。この為に針保持部材31の基部31aは反時計方向
に回動して針36はオーバラップ部11の重ねられた2
枚の版4aに突き刺さる。
【0032】この時、版胴4の円筒状ローラ4bには座
ぐり穴4Cが形成されているので円筒状ローラ4bの外
周を傷つけることはない。この状態でモータ40の駆動
力を断てば針保持部材31はスプリング37の偏倚力に
よって一点鎖線の仮想位置に戻され、針36の鍔部36
aはオーバラップ部11の下側の版4aの逃げ孔32を
通過して上側の版4aの下面に接して、版4aを円筒状
ローラ4bの外周面から引き離す様な力が働く。
【0033】よって、図5に示す様に版4aは剥離さ
れ、三個の排版リール30,30,30の外周に版4a
の接着剤層8を上側に向けて巻回されて行く。
【0034】図6は版胴4の円筒状ローラ4bから版4
aが順次剥がされ、排版リール30,30,30の外周
に囲繞されて行く過程を示している。この様にして版4
aが円筒状ローラ4bから剥離され、排版リール30,
30,30に版4aが巻き付けられると、版落下装置4
5で版4aを排版リール30,30,30から下端の筐
体所部に落下させる。
【0035】この版落下装置は排版リール30から軸3
3方向にすこし、ずれて排版リール30の外周と対向し
た位置に設けられ、図6の版落下装置45で46はモー
タであり、このモータ軸47にアーム48が固定され、
このアーム48の先端に鍔部等のない針49が取り付け
られている。
【0036】排版リール30,30,30外周部から剥
離させた版4aを落下させるときはモータ46を駆動す
ると片持ち状のアームは一点鎖線位置から実数位置並に
点数位置に時計方向に回転する。この回転を2〜3回行
うと、実線で示すアーム48の様に針49が版4aの所
定位置に突き刺さる。版4aは接着剤層8が上側にある
ので、排版リール30,30,30の外周から重力で下
方に落下する。この落下した版を捨てる様にすれば版胴
4から版4aを自動的に剥離して、廃棄することが出来
る。
【0037】本発明の排版装置によれば円筒状ローラ4
bにシート状の版4aを巻回貼着した版胴4から自動的
に版4aを剥離出来て、剥離し易い版4a及び円筒状ロ
ーラ4bが得られる。
【0038】
【発明の効果】本発明の排版装置によれば版胴から貼着
した版を自動的に版胴を傷めずに剥離出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排版装置が用いられる印刷装置の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の排版装置の説明に供する版胴の取付説
明図である。
【図3】本発明の排版装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の排版装置の針の刺し込み状態を示す動
作説明図である。
【図5】本発明の排版装置の版剥離状態を示す動作説明
図である。
【図6】本発明の排版装置に巻き取った版を落下させる
状態の動作説明図である。
【図7】本発明の排版装置に用いて好適な版胴の説明図
である。
【図8】本発明の排版装置に用いて好適な版及び版胴の
説明図である。
【図9】本発明の排版装置に用いる版及び版胴の他の説
明図である。
【図10】従来の印刷装置の模式的斜視図である。
【図11】従来の版胴装置に用いる版の平面及び側断面
図である。
【図12】従来の版胴装置の版巻回状態を説明する側面
図である。
【符号の説明】
1 インキ容器 3 ドクタブレード 4 版胴 4a 版 4b 円筒状ローラ 10 巻回終端部 11 オーバラップ部 17 版装着部 18 案内部 30 排版リール 31 針保持部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】版胴4には圧胴5が線接触する様に配置さ
れ、圧胴5の円周面に沿って送られる印刷用紙6に版胴
4の版4aのパターンが印刷される。上述の構成で印刷
装置が回転を始めれば、インキ容器1内のインキローラ
2は例えば、矢印の様に反時計方向に回転し、インキ7
は図12の側面図の様にインキローラ2の円周に沿って
上動して、版胴4の版4aの表面に付き、更に、回転す
ればインキ7はドクタブレード3によって掻き落とされ
る。版胴4の版4aは凹部となされているため凹部にイ
ンキが充填され、表面の余分のインキは掻き取られるの
で、版胴4を更に矢印の様に時計方向に回転させれば、
版胴4の版4aのインキ着肉面は印刷用紙に転移し
て、版4aに形成したパターンの印刷が行なわれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】上述の如き印刷装置に於いて、円筒状ロー
ラ4bに巻回貼着するシート状の版4aは金属や合成樹
脂等が用いられるが、その形状は図11A,Bに示す様
に版4aの製版すべき面の反対側に接着剤層8を形成
し、版胴4を構成させるために、円筒状ローラ4bに略
矩形状に形成された版4aの巻回始端部9を所定位置に
張付けを行った後に、円筒状ローラ4bの外周に沿って
巻回貼着して行き、最後の巻回終端部10は巻回始端部
9をオーバラップして貼着されるためにオーバラップ部
11が形成され、このオーバラップ部11は版4aの厚
み分dだけ版胴4の外側に出っ張ることになる。この様
なオーバラップ部11は版4aを円筒状ローラ4bの外
周に強固に貼着させると共に円筒状ローラ4bの表面に
印刷時にインキが付着しないために必要となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の排版装置はその例が図8及び図9
に示されている様に、第2の発明は円筒状ローラ4bに
版4aを巻回し、版4aの巻回始端部9と巻回終端部1
0間で一部オーバラップする様に貼着した版胴4から
版4aを剥離手段31を介して剥離する様にした排版装
置に於いて、円筒状ローラ4bに巻回する版4aの巻回
始端部側に剥離手段の逃げ孔32を設けてなるものであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】版胴4の下端にはインキ供給装置19がカ
セット状になされて配設され、このインキ供給装置19
には把手20が設けられ、筐体12から簡単に引き出せ
る様に構成されると共にドクタブレード3や図示しない
がインキローラ2等も取り付けられ、インキタンク50
からパイプ等を介してインキ供給装置19にインキが供
給される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】針保持部材31は図4に示す様に略L字状
に形成された基部31aの折り曲げ部の一端に穿った軸
受孔にピン34が回動自在に枢着され、他端には一度
版4aに刺したら抜け難い鍔部36aの付いた針36が
固定されている。基部31aの針36の取付面と反対側
には突片31bが形成され、この突片31の一端と排版
リール30の中心位置近傍に植立したピン38間にはス
プリング37を介在させ、胴4の版4aを剥離させな
い状態では針保持部材31を排版リール30の径内に保
持する様に常に偏倚されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】そこで、図8Aに示す様に版4aの巻回始
端部9近傍のオーバラップ部11の下側に針36の鍔部
36aが通る大きさの逃げ孔32を穿っておく、この様
な版4aを図8B,Cに示す様に円筒状ローラ4bの外
周にオーバラップ部11が構成される様に巻回貼着した
ものでは図8Cに示す様に、排版装置の針36の鍔部3
6aは下側の版4aの逃げ孔32を通って上側の版4a
の下面に接するので、オーバラップ部11の上側の版4
aは矢印B方向に引っ張れば円筒状ローラ4bから剥離
させることが出来る。また、逃げ孔32は図8Aの破線
のように版4aの長手方向のスリットでよい。この場
合、孔よりも加工が簡単で版取付の位置決め部となる巻
回始端部9も弱くならない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図4で針保持部材31は印刷終了時の廃版
を円筒状ローラ4bから剥離する指令がコンピュータ等
から与えられると版胴4及び排版リール30は同速度で
反対方向に同期運転が行われ図4に示す様に、針保持部
材31の針36がオーバラップ部11上に来ると、モー
タ40駆動されて、軸41は時計方向に回転し、カム
42の先端は針保持部材31の突片31b上に植立した
ピン39を押圧する。この為に針保持部材31の基部3
1aは反時計方向に回動して針36はオーバラップ部1
1の重ねられた2枚の版4aに突き刺さる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】この時、版胴4の円筒状ローラ4bには座
ぐり穴4Cが形成されているので円筒状ローラ4bの外
周を傷つけることはない。この状態でモータ40の駆動
力を断てば針保持部材31はスプリング37の偏倚力に
よって針36の鍔部36aはオーバラップ部11の下側
の版4aの逃げ孔32を通過して上側の版4aの下面に
接して、版4aを円筒状ローラ4bの外周面から引き離
す様な力が働く。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】排版リール30,30,30外周部から剥
離させた版4aを落下させるときはモータ46を駆動す
ると片持ち状のアームは一点鎖線位置から実位置並に
破線位置に時計方向に回転する。この回転を2〜3回行
うと、実線で示すアーム48の様に針49が版4aの所
定位置に突き刺さる。版4aは接着剤層8が上側にある
ので、排版リール30,30,30の外周から重力で下
方に落下する。この落下した版を捨てる様にすれば版胴
4から版4aを自動的に剥離して、廃棄することが出来
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状ローラに版を巻回貼着した版胴か
    ら、該版を剥離する様にした排版装置に於いて、上記版
    胴の軸方向に沿って並行に配設された回転手段と、上記
    回転手段に設けた版剥離手段とを具備し、上記回転手段
    を上記版胴と反対方向に回転させて、上記版剥離手段を
    上記版に関連させ、該版胴に貼着させた版を自動的に剥
    離させて成ることを特徴とする排版装置。
  2. 【請求項2】 円筒状ローラに版を巻回し、該版の巻回
    始端部と巻回終端部間で一部オーバラップする様に貼着
    した版胴から、該版を版剥離手段を介して剥離する様に
    した排版装置に於いて、上記円筒状ローラに巻回する版
    の巻回始端部側に上記版剥離手段の逃げ孔を設けてなる
    ことを特徴とする排版装置。
JP15909191A 1991-06-28 1991-06-28 排版装置 Pending JPH054327A (ja)

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