JPH0543142U - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH0543142U
JPH0543142U JP9812091U JP9812091U JPH0543142U JP H0543142 U JPH0543142 U JP H0543142U JP 9812091 U JP9812091 U JP 9812091U JP 9812091 U JP9812091 U JP 9812091U JP H0543142 U JPH0543142 U JP H0543142U
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JP9812091U
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English (en)
Inventor
誠一 谷
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォトセンサにより検出することが不可能な
原稿であっても確実に複写機を起動して、複写を行なう
ことができるようにする。 【構成】 原稿読取装置が固定され、原稿が移動するこ
とにより原稿が読み取られる方式の複写機において、複
写機の原稿通路44に設けたフォトスイッチ41以外
に、複写動作の開始を指令するためのスイッチ(複写開
始ボタン)42を設ける。通常の紙等の不透明シートに
よる原稿の場合には、フォトスイッチ41が原稿12の
複写機の内部への挿入を検出することができるため、制
御装置47はそれに基いて自動的に複写機の複写動作を
開始する。一方、原稿12が透明であるためにフォトス
イッチ41が原稿12を検出することができないとき
は、操作者が複写開始ボタンスイッチ42を操作する。
これにより、いかなる原稿であっても複写機は複写動作
を行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原稿読取装置が固定され、原稿が移動する方式の複写機に関し、特 に、その複写機の動作開始を指示する動作開始指令手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機の原稿読み取り方式を分類すると、原稿が原稿台上で固定され、原稿読 取装置が原稿の表面に沿って移動する読取装置移動方式と、読取装置が固定され 、原稿が移動する原稿移動方式とに分けられる。A0サイズ等の大型の原稿を複 写する大型複写機の場合、読取装置も大型となるため、それを移動させることは 複写速度等の点で不利となる。従って、大型複写機では原稿移動方式を採用する ことが多い。このような大型複写機で大型の原稿を1枚だけ複写する場合は、原 稿を複写機の原稿挿入口から送り込み、読取装置の前を通過させて複写機の反対 側の排出口から排出するという方法をとる。
【0003】 原稿移動方式の複写機の場合、原稿を複写機の原稿挿入口に挿入するという動 作が複写を行なおうとする意思の表われであるため、原稿固定方式の複写機のよ うな複写開始ボタン(コピーボタン)を設けることなく、挿入口から原稿が送り 込まれてきたことを原稿センサにより検出して複写機の一連の複写動作を開始す ることが一般的に行なわれる。このような原稿の挿入を検出するためのセンサと して、従来はフォトセンサを使用していた。すなわち、複写機の原稿挿入口から 少し入った内部の、原稿通路を挟んだ上下に発光器及び受光器を設け、操作者が 挿入した原稿の先端が発光器からの光を遮った時点で、原稿が挿入されてきたこ とを検出するのである。なお、原稿挿入センサとして反射型のフォトセンサを使 用する場合もある。この場合には、原稿挿入通路の一方の側に発光器及び受光器 を配置し、発光器からの光が原稿により反射されて受光器に入った時点で原稿の 挿入を検出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
通常の紙を用いた原稿を使用する場合にはこのような原稿挿入センサにより確 実に原稿の挿入を検出することができるが、例えばOHPのトランスパレンシー フィルムやクリアフィルム等の透明な媒体に文字や図形が記録された原稿を複写 しようとする場合、これらの原稿の非画像部は光を通過してしまうため、透過型 のフォトセンサでは原稿が挿入されたことを検出することができない場合がある 。また、反射型のフォトセンサを使用した複写機では、反射率の低い原稿を検出 することができない場合がある。これらの場合、単に原稿の挿入が検出できない ばかりでなく、複写機が起動しないために複写を行なうことができないという問 題がある。
【0005】 なお、原稿挿入の検出をフォトセンサではなく、原稿通路に設けた機械的なス イッチ(マイクロスイッチ)により検出する方法もある。しかし、このような接 触式の原稿センサでは、原稿の位置決めや傾きの修正のために操作者が原稿を前 後左右に移動させると、原稿の先端が損傷するという問題がある。
【0006】 本考案はこのような問題を解決するために成されたものであり、フォトセンサ により検出することが困難な原稿であっても確実に複写機を起動して、複写を行 なうことのできる複写機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために成された本考案では、原稿読取装置が固定されてお り、原稿が本装置に対して移動することにより原稿が読み取られる方式の複写機 において、 a)複写機の原稿挿入通路に設けた光学式原稿検知センサと、 b)複写動作開始指令手段と、 c)光学式原稿検知センサにより原稿の挿入が検出されたとき、或いは、複写 動作開始指令手段が操作されたとき、複写機の複写動作を開始する制御手段と、 を備えることを特徴としている。
【0008】
【作用】
通常の紙等の不透明シートによる原稿の場合には、光学式原稿検知センサが原 稿の複写機の内部への挿入を検出することができるため、制御手段はそれに基い て自動的に複写機の複写動作を開始する。一方、前記のように原稿が透明(透過 型光学センサの場合)或いは反射率が低い(反射型光学センサの場合)等の原因 により光学式原稿検知センサが原稿を検出することができないときは、操作者が 複写動作開始指令手段を操作することにより、制御手段が複写機の複写動作を開 始する。これにより、いかなる原稿であっても複写機は複写動作を行なうことが できる。
【0009】
【実施例】
図4は本考案の一実施例である原稿移動方式の大型複写機の構成図である。本 実施例の複写機は、大別して、図4で左の方に描かれている原稿読取部10、右 の方に描かれている像形成部20、及び下方に描かれている像反射部30に分け られる。原稿読取部10の詳細な構造を図5に示す。
【0010】 本複写機で1枚の原稿に対して複数枚の複写を取る場合の基本的動作は次の通 りである。原稿読取部10の手前側の1対の送りローラ11の間に送り込まれた 原稿12は、原稿ドラム13の直前に設けられた別の1対の送りローラ14によ り原稿ドラム13と巻付ローラ15との間の隙間に送り込まれ、原稿ドラム13 に巻き付けられる。なお、1枚の原稿12に対して複写を1枚だけ取る場合には 、原稿読取部10において原稿12を原稿ドラム13に巻き付けることなく、そ のまま後部の排出口(図示せず)から複写機の外部に排出する。
【0011】 原稿12が原稿ドラム13の周囲に確実に巻き付けられた後(複数枚複写の場 合)、或いは原稿12が原稿ドラム13の下を通過する間(1枚複写の場合)、 原稿からの反射光は原稿ドラム13の下部に設けられた、原稿ドラム13の回転 軸に平行なスリット29(図5)を通して下方の像反射部30に送られる。像反 射部30では、このスリット状の原稿からの反射光を、第1反射ミラー31、レ ンズ32及び第2反射ミラー33を介して像形成部20に送る。ここで、像反射 部30の光学系は、スリット状に照射された原稿の像が後述する感光体ドラム2 1上でその回転軸に平行に結像されるように設定されている。また、像反射部3 0において第1反射ミラー31、レンズ32及び第2反射ミラー33は連動して 移動可能となっており、これらの位置を変えることにより複写倍率を変更するこ とができる。
【0012】 像形成部20に送られてきた原稿からのスリット状の反射光は、感光体ドラム 21の下側で感光体ドラム21の表面に結像される。従って、原稿ドラム13と 感光体ドラム21とを同期して回転させることにより、原稿の像の全体を感光体 ドラム21上に正確に投影することができる。原稿の像により露光された感光体 ドラム21の表面の感光体層には、原稿の像に対応する静電潜像が形成される。 この静電潜像に現像部22でトナーが付着して顕像が形成され、転写部23でこ のトナー像が用紙24上に転写される。トナーを担持した用紙24は分離搬送ロ ーラ25により感光体ドラム21から分離され、定着部26で加熱及び加圧され ることによりトナーが用紙に定着して複写が完成する。同じ原稿12に対する2 枚目以降の複写は、原稿12を原稿ドラム13に巻き付けたまま、上記と同様の 動作を繰り返すことにより行なうことができる。
【0013】 このような一連の複写動作を開始するための起動スイッチとして、本実施例の 複写機では図1に示すように、フォトスイッチ41(上記光学式原稿検知センサ )及び複写開始ボタンスイッチ42(上記複写動作開始指令手段)の2種のスイ ッチを設けている。フォトスイッチ41は原稿挿入口43からすぐ内部に入った 箇所であって、最初の送りローラ11よりも手前側に設けられており、原稿通路 44を挟んで上側に発光器45、下側に受光器46を配した透過型のものを使用 している。また、複写開始ボタンスイッチ42は原稿挿入口 43のすぐ上の複 写機の外装パネル上に設けられている。なお、複写開始ボタンスイッチ42は本 複写機の所定の操作パネル(複写枚数や複写画像の濃淡等を設定するスイッチが 集められたパネル)上に配置してもよい。
【0014】 両スイッチ41、42は本複写機の制御手段である制御装置47に接続されて いる。制御装置47は本複写機の起動に関して図3に示すような制御を行なう。 まず、フォトスイッチ41の受光器46から送信されてくる受光量信号を所定値 と比較することにより、フォトスイッチ41がONとなっているか否かを判定し (ステップS1)、フォトスイッチ41がONになったときはステップS3に進 んで一連の複写動作を開始する。フォトスイッチ41がONとなっていない場合 はステップS2に進み、複写開始ボタンスイッチ42がONとなっているか否か (複写開始ボタンスイッチ42は押されたときにONとなる)を判定する。ここ で複写開始ボタンスイッチ42がONとされた場合もステップS3に進んで一連 の複写動作を開始する。複写開始ボタンスイッチ42がONとなっていない場合 は、ステップS1に戻って、両スイッチ41、42の監視を続ける。
【0015】 ステップS3以降では、まず、原稿送りローラ11を駆動するモータ49に対 して回転指令を出して、原稿12を複写器の内部に送り込む(ステップS3)。 その後、原稿を読み取るための光源50を点灯し、原稿ドラム13、感光体ドラ ム21等の回転を開始して上述のような複写動作を行なう(ステップS4)。1 枚或いは所定枚数の複写が終了すると、感光体ドラム及び排紙ローラ等の各ロー ラの回転を停止し(ステップS5)、ステップS1に戻って両スイッチ41、4 2からの複写開始指令を待つ。
【0016】 本実施例の複写機ではこのように、フォトスイッチ41ばかりでなく、複写開 始ボタンスイッチ42によっても複写動作を開始することができるため、フォト スイッチ41によって検出することが困難な原稿(例えば、本実施例のような透 過型フォトスイッチでは、OHPのトランスパレンシーやクリアフィルム等の透 明シートの原稿、また、通路44の一方の側に発光器及び受光器を配する反射型 のフォトスイッチでは、反射率の低い原稿)であっても、確実に複写を行なうこ とができる。
【0017】 また、本実施例に係る複写開始ボタンスイッチ42は、次のような場合にも有 用である。例えば、サイズの小さい原稿を大きな用紙の中心からずれた位置に複 写したい場合、図2に示すように、原稿12は複写機の原稿挿入口のフォトスイ ッチ41を外れた位置から挿入せざるを得ない。この場合、従来の複写機ではフ ォトスイッチ41が原稿12を検出しないために複写を行なうことができなかっ たが、本実施例の複写機では複写開始ボタンスイッチ42を操作することにより 確実に複写を行なうことができる。
【0018】
【考案の効果】
原稿の複写機への挿入を検出するための光学センサとして透過式のものを用い ており、原稿がその光学センサの光をほとんど通過してしまうために光学式セン サが原稿を検出することができない場合であっても、本考案に係る複写機では別 途、複写動作起動のためのスイッチを設けているため、確実に複写動作を行なう ことができる。光学センサが反射式であり、原稿の表面の光反射率が非常に低い ために原稿を検出することができない場合も同様である。また、光学センサによ り検出可能な原稿であっても、サイズの小さい原稿が光学センサを外れた位置を 通過するために原稿の挿入を検出することができないような場合にも、本考案に 係る複写機では確実に複写を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例である複写機の原稿挿入口
付近の構造を模式的に示す断面図。
【図2】 実施例の複写機において、原稿が小さいため
にフォトスイッチにより検出されない場合を説明する平
面図。
【図3】 実施例の複写機の制御装置が行なう処理のフ
ローチャート。
【図4】 実施例の複写機の内部の構造を示す斜視図。
【図5】 実施例の複写機の原稿読取部の詳細な構造を
示す斜視図。
【符号の説明】
10…原稿読取部 12…原稿 20…像形成部 30…像反射部 41…フォトスイッチ(光学式原稿検知センサ) 42…複写開始ボタンスイッチ(複写動作開始指令手
段) 43…原稿挿入口 44…原稿通路 45…発光器 46…受光器 47…制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読取装置が固定されており、原稿が
    本装置に対して移動することにより原稿が読み取られる
    方式の複写機において、 a)複写機の原稿挿入通路に設けた光学式原稿検知セン
    サと、 b)複写動作開始指令手段と、 c)光学式原稿検知センサにより原稿の挿入が検出され
    たとき、或いは、複写動作開始指令手段が操作されたと
    き、複写機の複写動作を開始する制御手段と、 を備えることを特徴とする複写機。
JP9812091U 1991-10-30 1991-10-30 複写機 Pending JPH0543142U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9812091U JPH0543142U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9812091U JPH0543142U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0543142U true JPH0543142U (ja) 1993-06-11

Family

ID=14211438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9812091U Pending JPH0543142U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 複写機

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JP (1) JPH0543142U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6239840A (ja) * 1985-08-16 1987-02-20 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6239840A (ja) * 1985-08-16 1987-02-20 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の制御装置

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