JPH054293A - 生タイヤの製造方法及びその装置 - Google Patents

生タイヤの製造方法及びその装置

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JPH054293A
JPH054293A JP3266452A JP26645291A JPH054293A JP H054293 A JPH054293 A JP H054293A JP 3266452 A JP3266452 A JP 3266452A JP 26645291 A JP26645291 A JP 26645291A JP H054293 A JPH054293 A JP H054293A
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JP
Japan
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constituent material
guide
drum
tire
suction
Prior art date
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Application number
JP3266452A
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English (en)
Inventor
Yasushi Nojiri
恭 野尻
Junichi Kida
淳一 木田
Yasufumi Fukaya
保史 深谷
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腰の弱いタイヤ構成材料でも、蛇行やしわ
を発生させることなく供給して貼付けることができる生
タイヤの製造方法及びその装置を提供することを目的と
する。 【構成】 帯状のタイヤ構成材料をベルトドラムに巻
き付けて生タイヤを製造する装置において、前記タイヤ
構成材料を平面状で案内する案内面を有すると共に、タ
イヤ構成材料を案内面に吸着したり、その吸着を解除し
たりする吸着手段を有する吸着テーブルと、該吸着テー
ブルをベルトドラムの下方まで前進させ、且つ後退させ
る駆動装置と、を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナイロンバンド等のタ
イヤ構成材料をベルトドラムに供給して貼り付けて生タ
イヤ製造する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生タイヤの製造方法及びその装置に関し
ては、例えば、特公昭53−24463 号公報に記載のものが
公知である。この従来のものにおいて、タイヤ構成材料
の一例として示すスチールブレーカーの供給は次のよう
にして行われていた。
【0003】即ち、スチールブレーカーは、スチールブ
レーカーロールから巻き戻され、スチールブレーカー用
供給コンベヤーに供給される。供給されたスチールブレ
ーカーは、蛇行修正機構によって蛇行が修正され、スチ
ールブレーカー用供給コンベヤー上を搬送され、その前
方に配置されたスチールブレーカー用貼付コンベヤーに
移送される。前記供給コンベヤー及び貼付コンベヤー
は、同期して、又は、独立して駆動されている。
【0004】スチールブレーカー用貼付コンベヤー上に
供給されたスチールブレーカーは、切断機構により所定
長さに切断される。定長切断されたスチールブレーカー
は、貼付コンベヤー上を所定位置まで搬送されて停止す
る。
【0005】貼付コンベヤーを支持している移動フレー
ムが前進し、貼付コンベヤーの前部がベルト成形ドラム
に接近する。そして貼付コンベヤーの前部に設けられた
押さえロールを、回転しているベルト成形ドラムに押し
つけ、そして、貼付コンベヤーを駆動し、該コンベヤー
上のスチールブレーカーを回転しているベルト成形ドラ
ムに貼り付け、生タイヤを製造する。
【0006】尚、タイヤ構成材料として、ナイロンバン
ドが公知である(例えば、特開平 1−249429号公報参
照) 。このナイロンバンドは、前記スチールブレーカー
に比べて、非常に腰が弱く、搬送時蛇行が生じ易いた
め、従来は、前記供給装置により自動供給することがで
きず、手動でベルト成形ドラムに供給し貼り付けてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の生タイヤの
製造方法及び装置によれば、コンベヤーの強制駆動によ
り、タイヤ構成材料を搬送するのであったので、ナイロ
ンバンド等の腰の弱いタイヤ構成材料の場合、蛇行が生
じ、また幅方向にしわが発生し、自動供給することが出
来なかった。
【0008】本発明は、腰の弱いタイヤ構成材料でも、
蛇行やしわを発生させることなく供給して貼付けること
ができる生タイヤの製造方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次の技術的手段を講じる。
【0010】即ち、本発明の生タイヤの製造方法の特徴
とするところは、吸着テーブル上に帯状のタイヤ構成材
料を吸着した状態を保持して、該テーブルをベルトドラ
ムの下方まで前進させて、タイヤ構成材料の先端部をベ
ルトドラムの下面に当接させると共に吸着テーブルの吸
着を解除してタイヤ構成材料をベルトドラム上に巻き付
ける点にある。
【0011】また、本発明の生タイヤの製造装置の特徴
とするところは、前記タイヤ構成材料を平面状で案内す
る案内面を有すると共に、タイヤ構成材料を案内面に吸
着したり、その吸着を解除したりする吸着手段を有する
吸着テーブルと、該吸着テーブルをベルトドラムの下方
まで前進させ、且つ後退させる駆動装置と、を具備した
点にある。
【0012】前記生タイヤの製造装置において、更に、
吸着テーブルの両側に、案内面上に出没自在なガイド部
材が設けられ、前記ガイド部材はL型のアームの一辺に
固定され、該アームの中間部は、タイヤ構成材料の幅方
向に往復移動自在なブロックに前後方向の水平軸芯回り
に回動自在に枢支され、該アームの他端にカムフォロア
が設けられ、該カムフォロアを案内するへの字型のカム
溝を有するカム部材が前記吸着テーブルの側部に固定さ
れ、前記ブロックを往復移動させる駆動手段が設けられ
ている。
【0013】更に、前記吸着テーブルの前端部分にタイ
ヤ構成材料切断装置が設けられ、前記タイヤ構成材料切
断装置は、前記吸着テーブルの案内面下方に配置された
ガイドレールと、該ガイドレールに摺動自在に設けられ
た基台と、該基台の摺動方向前部に設けられた前下がり
状の第1ガイド溝と、同後部に設けられた水平状の第2
ガイド溝と、前記第1及び第2ガイド溝に摺動自在に嵌
合するピンを有するカッター取付台と、該カッター取付
台に取り付けられたカッターと、前記カッター取付台を
後方に付勢する弾性部材と、前記基台が待機位置に移動
したとき、前記カッター取付台に当接して前記弾性部材
に抗して該基台を押動することにより、前記ピンを第1
及び第2ガイド溝の前端部に位置させて、前記カッター
を前記案内面下方に収納する当接部材とを具備している
点にある。
【0014】
【作用】本発明によれば、吸着テーブル上のナイロンバ
ンド等の腰の弱いタイヤ構成材料は、吸着テーブルに吸
着されてベルトドラムまで運ばれるので、この間の搬送
においては蛇行が生じず、また、シワを生じさせること
なく、ベルトドラムに高精度に自動的に貼り付けること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例を詳述す
る。
【0016】図1に示すものは、ベルト成形サービサー
の全体図であり、1 はブレーカーサービサー、2 はベル
トドラムであり、ブレーカーサービサー1 により供給さ
れるスチールブレーカーがベルトドラム2 上に貼り付け
られる。18は本発明に係るタイヤ構成材料供給装置であ
り、前記ブレーカーサービサー1 とベルトドラム2 の下
方のデッドスペースに配置されている。尚、タイヤ構成
材料供給装置18により供給されるタイヤ構成材料とし
て、ナイロンバンドを例示することができる。
【0017】前記タイヤ構成材料供給装置18は、帯状の
ナイロンバンド19を繰出すための繰出装置20と、該繰出
装置20の前方に配置されて、繰出されてきたナイロンバ
ンド19にループを与えるためのフェスツーン21と、該フ
ェスツーン21の前方で、かつ、前記ベルトドラム2 の後
方下方に配置された吸着テーブル装置22とから主構成さ
れている。
【0018】図2に、前記吸着テーブル装置22の詳細な
構成が示されている。図2において、23は架台であり、
該架台23上に移動台24が前後方向水平移動自在に設けら
れている。前記移動台24の下面にナット27が固定され、
前記架台23には駆動モータ25と、該モータ25によって回
転するフィードスクリュー26とが設けられ、フィードス
クリュー26とナット27が螺合している。
【0019】前記移動台24の上面には、揺動台28が上下
方向揺動自在に設けられている。即ち、移動台24の後部
上面にブラケット29が立設され、このブラケット29に支
軸30を介して揺動台28の後部が上下方向回動自在に枢支
されている。そして、移動台24と揺動台28の前部は、昇
降シリンダ31で連結されている。前記揺動台28の上面側
に吸着テーブル32が設けられている。この吸着テーブル
32の上面は、ナイロンバンド19を平面状態で案内する案
内面33に形成されている。
【0020】図3に示す如く、前記吸着テーブル32に
は、案内面33に開口する多数の吸着孔34が開設されてい
る。この吸着孔34は、バキューム源に連通し、案内面33
上のナイロンバンド19を案内面33に吸着する。またバキ
ューム源との連通を止めることにより、前記吸着を解除
し、ナイロンバンド19の摺動を自在とする。
【0021】前記揺動台28の後部にガイドローラ35が設
けられ、前記フェスツーン21から送られてくるナイロン
バンド19を吸着テーブル32に案内する。前記揺動台28の
前端部に押さえローラ36が回転自在に設けられている。
前記揺動台28の前部で、かつ、吸着テーブル32の下部に
ナイロンバンド切断装置37が設けられている。この切断
装置37の詳細が図4及び図5に示されている。
【0022】同図において、38は揺動台28に取付けられ
たガイドレールであり、該ガイドレール38は、前記吸着
テーブル32のナイロンバンド搬送方向に対して所定角度
で交叉するよう、斜め状に配置されている。このガイド
レール38に基台39が摺動自在に設けられている。この基
台39はエヤシリンダ (図示省略) により往復移動する。
【0023】前記基台39には一対のガイド板40が両側か
ら固定され、このガイド板40には、基台39の摺動方向前
部 (図5における右手) に前下がり状の第1ガイド溝41
が設けられ、同後部には水平状の第2ガイド溝42が設け
られている。
【0024】前記一対のガイド板40の間にカッター取付
台43が移動可能に嵌合されている。このカッター取付台
43に前後一対のピン44,45 が突設され、このピン44,45
が前記第1及び第2ガイド溝41,42 に夫々摺動自在に嵌
合している。そして、前側のピン44とガイド板40との間
に引張りスプリング46が介在され、カッター取付台43は
常時後方に付勢されている。
【0025】前記カッター取付台43にカッター47が上方
突出状に取付けられている。前記吸着テーブル32には、
カッター47が走行するためのスリット48が斜め状に設け
られている。
【0026】前記基台39の待機位置 (図5における左側
の仮想線で示す位置) において、前記カッター取付台43
に当接する当接部材49が設けられている。前記基台39が
待機位置に移動してくると、カッター取付台43の端部が
当接部材49に当接し、更に基台39が図5の左手へ移動す
ると、カッター取付台43はスプリング46に抗して押動さ
れ、カッター取付台43に突設された一対のピン44,45
が、第1及び第2ガイド溝41,42 内を相対移動し、図5
左側の仮想線で示すように、カッター47は前下がり状に
なり、吸着テーブル32の上面の案内面33より下方に収納
される。この待機位置から、基台39を図5の右側方向に
移動させることにより、カッター取付台43は当接部材49
の押圧が解除され、スプリング46により引張られ、カッ
ター47は起立状になり、吸着テーブル32の案内面33より
上方に突出し、案内面33上のナイロンバンド19を切断す
る。
【0027】前記揺動台28には、吸着テーブル32上のナ
イロンバンド19の左右両側をガイドするための案内装置
50が設けられている。この案内装置50の詳細が、図6及
び図7に示されている。
【0028】同図において、案内装置50は、前記揺動台
28に固定された左右一対のフレーム51を有し、両フレー
ム51間にガイドロッド52が設けられている。このガイド
ロッド52に左右一対のブロック53が左右方向 (ナイロン
バンド搬送方向に直交する水平方向) に移動自在に設け
られている。前記左右一対のブロック53には夫々ラック
54が対向状に、かつ、互いに平行に突設されている。こ
の一対のラック54は、該ラック54間に配置された共通の
ピニオン55に噛合している。このピニオン55は、前記ガ
イドロッド52に固定された中間フレーム56に回動自在に
設けられている。この中間フレーム56には、前記ラック
54とピニオン55とが確実に噛合するよう、ラック54の背
面をガイドするガイドローラ57が回動自在に設けられて
いる。そして、この中間フレーム56の下面に駆動手段で
あるシリンダー58が取付けられ、このシリンダー58のピ
ストンロッド59が、一方のブロック53に結合されてい
る。
【0029】しかして、ピストンロッド59を伸縮させる
ことにより、ラック54とピニオン55を介して左右のブロ
ック53は、互いに同量だけ、同期して接近し又は離反す
る。前記ブロック53にL型のアーム60が支軸61を介して
回動自在に枢支されている。この支軸61はL型アーム60
の中間部分に設けられている。そして、L型アーム60の
内側端部にガイド部材62が固定されている。このガイド
部材62は帯板材から形成されており、図7の実線で示す
ように吸着テーブル32の上面より上方に突出してナイロ
ンバンド19の両側縁を案内するガイド姿勢と、同仮想線
で示すように吸着テーブル32の左右外方位置で、かつ、
吸着テーブル32の上面より下方の待機姿勢とに位置変更
自在とされている。
【0030】即ち、前記L型アーム60の他端側にカムフ
ォロア63が取付けられ、このカムフォロア63は、前記フ
レーム51に固定されたカム部材64のカム溝65に摺動自在
に嵌合している。前記カム溝65はへ字形に形成されてい
る。
【0031】しかして、シリンダー58のピストンロッド
59を伸ばして、左右一対のブロック53を左右外方へ移動
させると、カムフォロア63がカム溝65を転動し、L型ア
ーム60は図7の仮想線で示すように略90°回転した姿勢
となる。この回転姿勢において、アーム60の上端は、吸
着テーブル32の上面より下方に位置する。
【0032】次に、前記構成のタイヤ構成材料供給装置
18を用いてナイロンバンド19をベルトドラム2 に貼り付
けて生タイヤを製造する方法を説明する。ベルトドラム
2 には既にブレーカーサービサー1から供給されたスチ
ールブレーカーが貼り付けられており、その上にナイロ
ンバンド19が貼り付けられる。
【0033】まず、ナイロンバンド繰出装置20からフェ
スツーン21を介して供給されたナイロンバンド19は、吸
着テーブル32の案内面33に吸着されており、その先端は
切断装置37のカッター47により斜めに切断されている。
このとき、移動台24は、図2の実線で示す後退位置にあ
る( (a) の位置)。また案内装置50のガイド部材62は、
図7の仮想線で示す待機姿勢にある。
【0034】次に、駆動モータ25をスタートさせ、フィ
ードスクリュー26を回転させて、移動台24を前方に移動
する。このとき、吸着テーブル32の吸着孔34はバキュー
ム源に連通し、ナイロンバンド19を案内面33に吸着して
いるので、ナイロンバンド19は、移動台24の移動に同行
して前進する。そして、吸着テーブル32上のナイロンバ
ンド19の先端が、ベルトドラム2 の直下まできた時、モ
ータ25を停止し、移動台24の移動を止める。
【0035】次に、昇降シリンダ31により揺動台28の前
部を上昇させ、吸着テーブル32上のナイロンバンド19先
端部を、ベルトドラム2 の外周面即ちスチールブレーカ
ー表面に当接させる((b) の位置)。次に、吸着テーブ
ル32の吸着孔34とバキューム源との連通を閉じ、ナイロ
ンバンド19の吸着状態を解除する。次に、ベルトドラム
2 と移動台24とを同期して駆動する。即ち、ベルトドラ
ム2 の周速と、移動台24の移動速度とを同一にし、同期
運転する。この同期運転により、吸着テーブル32上のナ
イロンバンド19は、ベルトドラム2 の外周面上に巻き付
けられる。
【0036】ナイロンバンド19の先端が 1/6〜1/8 周ま
で巻かれると、移動台24の運転及びベルトドラム2 の回
転を停止する((c) の位置)。そして、昇降シリンダ31
により揺動台28の先端部分を僅かに下降させ、吸着テー
ブル32によるナイロンバンド19のベルトドラム2 上への
押圧を解除する((d) の位置)。
【0037】次に、移動台24のモータ25を逆転させ、移
動台24を後退させる。移動台24の前部に設けられた押さ
えローラ36が、図2の(e) の位置にきたとき、移動台24
の後退を停止させる。そして、案内装置50のシリンダー
58のピストンロッド59を縮小させて、ガイド部材62を待
機姿勢からガイド姿勢に姿勢変更し、左右のガイド部材
62でナイロンバンド19の左右両側縁をガイドする。
【0038】次に、ベルトドラム2 の回転を再開する、
このとき、吸着テーブル32上のナイロンバンド19は、案
内面33と摺接しつつ、前方へ移動し、ナイロンバンド19
の両側縁はガイド部材62により案内されるため、蛇行が
生じない。そして、ナイロンバンド19がベルトドラム2
に所定量巻き付けられると、ベルトドラム2 の回転が停
止する。そして、吸着テーブル32の吸着孔34をバキュー
ム源に連通せしめ、ナイロンバンド19を案内面33上に吸
着する。
【0039】次に、切断装置37のカッター47を図5の左
位置から右位置へ移動させ、ナイロンバンド19を切断す
る。このとき、切断位置の上方から押え金具 (図示省
略) でナイロンバンド19を押え付けて切断する。切断
後、カッター47は元の待機位置まで戻される。
【0040】切断が完了すると、昇降シリンダ31により
押さえローラ36が上昇し、ベルトドラム2 に当接する
((f) の位置)。そして、ベルトドラム2 が再度回転さ
れ、残りのナイロンバンド19が巻き付けられる。このと
き、スリット48より前側の吸着孔34のバキューム源への
連通は閉じられ、吸着は解除されており、かつ、ナイロ
ンバンド19は押さえローラ36によりベルトドラム2 側に
押圧されている。そして、ナイロンバンド19の残りの全
てがベルトドラム2 上に巻き付けられると、移動台24は
元の(イ) の位置まで後退し、貼り付けの工程が終了す
る。尚、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、吸着テーブル上のナイ
ロンバンド等の腰の弱いタイヤ構成材料は、吸着テーブ
ルに吸着されてベルトドラムまで運ばれるので、この間
の搬送においては蛇行が生じず、また、シワを生じさせ
ることなく、ベルトドラムに高精度に自動的に貼り付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤ構成材料供給装置を備えた
ベルト成形サービサーの全体側面図である。
【図2】図1に示すタイヤ構成材料供給装置の拡大図で
ある。
【図3】吸着テーブル装置の平面図である。
【図4】切断装置の平面図である。
【図5】切断装置の正面図である。
【図6】案内装置の平面図である。
【図7】案内装置の正面図である。
【符号の説明】
2 ベルトドラム 19 ナイロンバンド(タイヤ構成材料) 25 駆動モータ(駆動装置) 32 吸着テーブル 33 案内面 36 押さえローラ 37 切断装置 38 ガイドレール 39 基台 41 第1ガイド溝 42 第2ガイド溝 43 カッター取付台 44 ピン 45 ピン 46 スプリング(弾性部材) 47 カッター 49 当接部材 53 ブロック 58 シリンダー(駆動手段) 60 アーム 62 ガイド部材 63 カムフォロア 64 カム部材 65 カム溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着テーブル上に帯状のタイヤ構成材料
    を吸着した状態を保持して、該テーブルをベルトドラム
    の下方まで前進させて、タイヤ構成材料の先端部をベル
    トドラムの下面に当接させると共に吸着テーブルの吸着
    を解除してタイヤ構成材料をベルトドラム上に巻き付け
    ることを特徴とする生タイヤの製造方法。
  2. 【請求項2】 帯状のタイヤ構成材料をベルトドラムに
    巻き付けて生タイヤを製造する装置において、前記タイ
    ヤ構成材料を平面状で案内する案内面を有すると共に、
    タイヤ構成材料を案内面に吸着したり、その吸着を解除
    したりする吸着手段を有する吸着テーブルと、該吸着テ
    ーブルをベルトドラムの下方まで前進させ、且つ後退さ
    せる駆動装置とを具備したことを特徴とする生タイヤ製
    造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の生タイヤ製造装置におい
    て、更に、吸着テーブルの両側に、案内面上に出没自在
    なガイド部材が設けられ、前記ガイド部材はL型のアー
    ムの一辺に固定され、該アームの中間部は、タイヤ構成
    材料の幅方向に往復移動自在なブロックに前後方向の水
    平軸芯回りに回動自在に枢支され、該アームの他端にカ
    ムフォロアが設けられ、該カムフォロアを案内するへの
    字型のカム溝を有するカム部材が前記吸着テーブルの側
    部に固定され、前記ブロックを往復移動させる駆動手段
    が設けられたことを特徴とする生タイヤ製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の生タイヤ製造装置におい
    て、更に、前記吸着テーブルの前端部分にタイヤ構成材
    料切断装置が設けられ、前記タイヤ構成材料切断装置
    は、前記吸着テーブルの案内面下方に配置されたガイド
    レールと、該ガイドレールに摺動自在に設けられた基台
    と、該基台の摺動方向前部に設けられた前下がり状の第
    1ガイド溝と、同後部に設けられた水平状の第2ガイド
    溝と、前記第1及び第2ガイド溝に摺動自在に嵌合する
    ピンを有するカッター取付台と、該カッター取付台に取
    り付けられたカッターと、前記カッター取付台を後方に
    付勢する弾性部材と、前記基台が待機位置に移動したと
    き、前記カッター取付台に当接して前記弾性部材に抗し
    て該基台を押動することにより、前記ピンを第1及び第
    2ガイド溝の前端部に位置させて、前記カッターを前記
    案内面下方に収納する当接部材とを具備したことを特徴
    とする生タイヤ製造装置。
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