JPH0542590U - パネルシヤツター駆動系中間伝動機構 - Google Patents
パネルシヤツター駆動系中間伝動機構Info
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- JPH0542590U JPH0542590U JP10284391U JP10284391U JPH0542590U JP H0542590 U JPH0542590 U JP H0542590U JP 10284391 U JP10284391 U JP 10284391U JP 10284391 U JP10284391 U JP 10284391U JP H0542590 U JPH0542590 U JP H0542590U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 パネルシャッターにおいて、パネル吊持用チ
ェーンが噛合したパネル昇降駆動系スプロケットに開閉
機からの回転駆動力を伝達するパネルシャッター駆動系
中間伝動機構の部品点数および加工工数の減少、それに
伴うコストダウンを図ると共に組立作業性の向上を図る
ことにある。 【構成】 パネルシャッター駆動系中間伝動機構とし
て、両端部が軸受部材16を介して回転自在に支持され
る中間駆動用中空シャフト7に対し、その左右両端部に
位置する中間伝動用同期スプロケット12,13と、こ
れらの中間伝動用スプロケット間に位置する中間駆動ス
プロケット14とを直接嵌着固定したものである。
ェーンが噛合したパネル昇降駆動系スプロケットに開閉
機からの回転駆動力を伝達するパネルシャッター駆動系
中間伝動機構の部品点数および加工工数の減少、それに
伴うコストダウンを図ると共に組立作業性の向上を図る
ことにある。 【構成】 パネルシャッター駆動系中間伝動機構とし
て、両端部が軸受部材16を介して回転自在に支持され
る中間駆動用中空シャフト7に対し、その左右両端部に
位置する中間伝動用同期スプロケット12,13と、こ
れらの中間伝動用スプロケット間に位置する中間駆動ス
プロケット14とを直接嵌着固定したものである。
Description
【0001】
この考案は、起立する左右一対のガイドレールに沿って昇降駆動すべき上下複 数段のパネルをそれぞれの両側で連繋吊持するチェーンが噛合したパネル昇降駆 動系スプロケットに開閉機からの回転駆動力を伝達するパネルシャッター駆動系 中間伝動機構の改良に関するものである。
【0002】
図3は従来のパネルシャッターを示す概略的な正面図、図4は図3におけるパ ネル収納部の概略的な拡大断面図、図5は図4のA−A線拡大断面図、図6は図 5の同期スプロケット取付部の拡大断面図である。 図3および図4において、1はシャッター開閉用開口の両側に起立配置された 左右一対のガイドレールであり、これらのガイドレール1は対向面側が開口した 断面略コ字状の部材からなっている。
【0003】 2は前記ガイドレール1の上部に配置された左右のブラケット、3はそれらの ブラケット2の相互間に形成されたパネル収納部、4は前記ガイドレール1の上 方対応位置で前記ブラケット2に回転自在に軸支された左右一対のパネル昇降駆 動系スプロケットで、これらのパネル昇降駆動系スプロケット4の同軸上には同 期スプロケット5がそれぞれ一体連結されている。
【0004】 6はギアードモータ等からなる開閉機、6aはその開閉機6の出力スプロケッ ト、7は前記開閉機6が出力した回転駆動力を前記パネル昇降駆動系スプロケッ ト4に伝達するための中間駆動用中空シャフトであり、この中間駆動用中空シャ フト7は図5および図6に示すように丸パイプからなっている。
【0005】 前記中間駆動用中空シャフト7の両端内部には左右のスプロケット軸9,10 が差し込まれて一体連結され、その連結手段として、それらのスプロケット軸9 ,10は前記中間駆動用中空シャフト7内のステー8に溶接されている。
【0006】 そして、前記各スプロケット軸9,10の外端部にはキー11を介して中間伝 動用同期スプロケット12,13が一体的に嵌着されている。
【0007】 また、前記一方のスプロケット軸10には中間駆動スプロケット14がキー1 5を介して一体的に嵌着されている。
【0008】 さらに、前記スプロケット軸9,10にはベアリングユニット16,17が取 り付けられ、且つ、該ベアリングユニット16,17には取付板18,19がボ ルト・ナット20,21が止着され、それらの取付板18,19が前記パネル収 納部3のブラケット2,2に止着されることによって、上述のように中間伝動用 同期スプロケット12,13および中間駆動スプロケット14を同軸上に有する 中間駆動用中空シャフト7が前記パネル収納部3に装架されている。
【0009】 そして、前記開閉機6の出力スプロケット6aと前記中間駆動スプロケット1 4とに駆動チェーン22が噛合巻回され、且つ、前記中間伝動用同期スプロケッ ト12,13と前記パネル昇降駆動系スプロケット4,4に一体の同期スプロケ ット5,5とに同期チェーン23が噛合巻回されている。
【0010】 このようにして、前記開閉機6からの回転駆動力がパネル昇降駆動系スプロケ ット4,4に伝達されるようになっている。
【0012】 24は前記パネル昇降駆動系スプロケット4に噛合したパネル吊持用のチェー ンであり、このチェーン24は、前記ガイドレール1に沿って昇降駆動すべき上 下複数段のパネル25をそれぞれの上部両側でロングピンPを介して連繋吊持し ている。Rは前記ロングピンPの外端部に回転自在に取り付けられた上部ガイド ローラ、26は前記パネル収納部3内に配置されパネル昇降時に前記パネル昇降 駆動系スプロケット4を通過したパネル25のガイドローラRを転動支承するパ ネル吊持収納用の支持レールである。
【0013】 次に動作について説明する。 開閉機6を起動すると、その出力スプロケット6aから出力された回転駆動力 は、駆動チェーン22→中間駆動スプロケット14→中間伝動用同期スプロケッ ト12,13→同期チェーン23→同期スプロケット5→パネル昇降駆動系スプ ロケット4に伝達される。
【0014】 もって、パネル昇降駆動系スプロケット4が回転駆動されることにより、該ス プロケット4に噛合したチェーン24を介してパネル25がガイドレール1に沿 って昇降動作する。
【0015】
従来のパネルシャッターでは、開閉機6からの回転駆動力をパネル昇降駆動系 スプロケット4に伝達するための中間伝動機構が、内部にステー8を有する中間 駆動用中空シャフト7と左右のスプロケット軸9,10とキー11,15と中間 伝動用同期スプロケット12,13と中間駆動スプロケット14とから構成され ているため、中間伝動機構の部品点数が多くなって構成が複雑化するのみならず 、その組立に際しては、中間駆動用中空シャフト7内のステー8をスプロケット 軸9,10に溶接し一体物として差し込み、その後、中空シャフト7とステー8 の溶接を行うが、この時にスプロケット軸9,10の軸心を同心にするのが非常 に困難であった。また、前記スプロケット軸9,10および中間同期スプロケッ ト12,13と中間駆動スプロケット14にはそれぞれキー溝を加工しなければ ならないなど、中間伝動機構の組立・加工工数が多く、それに伴ってコスト高に なるという課題があった。
【0016】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、部品点数およ び加工工数の減少が図れて組立作業性が向上し且つコストダウンが図れるパネル シャッター駆動系中間伝動機構を提供することを目的とする。
【0017】
この考案に係るパネルシャッター駆動系中間伝動機構は、両端部が軸受部材を 介して回転自在に支持される中間駆動用中空シャフトに対し、その左右両端部に 位置する中間伝動用同期スプロケットと、これらの中間伝動用同期スプロケット 間に位置する中間駆動スプロケットとを直接嵌着固定したものである。
【0018】
この考案のパネルシャッター駆動系中間伝動機構は、中間駆動用中空シャフト に対して左右の中間伝動用同期スプロケットと中間駆動スプロケットとを直接嵌 着固定したので、従来のスプロケット軸やキー溝の加工および溶接が不要化でき 、これによって、部品点数および加工工数の減少、それに伴うコストダウンが図 れる。
【0019】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。 図1はこの考案の一実施例によるパネルシャッター駆動系中間伝動機構を示す 一部切欠正面図、図2は図1の要部拡大断面図であり、図3〜図6と同一または 相当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0020】 図1,図2において、7は金属製パイプから成る中間駆動用中空シャフトであ り、この中間駆動用中空シャフト7の一端側寄り(図1では右側)の外周には中 間駆動スプロケット14が嵌着されて溶接14aにより一体結合されている。
【0021】 また、前記中間駆動用中空シャフト7の両端部外周には左右の中間伝動用同期 スプロケット12,13が嵌着されて溶接12a,13aにより一体結合されて いる。
【0022】 さらに、前記中間駆動用中空シャフト7の両端内部には、ベアリングユニット (軸受部材)16が嵌着固定されている。
【0023】 そして、前記中間駆動スプロケット14と図4に示す開閉機6の出力スプロケ ット6aとに駆動チェーン22が噛合巻回され、且つ、前記中間伝動用同期スプ ロケット12,13と図3,図4に示す同期スプロケット5,5とには同期チェ ーン23が噛合巻回されている。
【0024】 以上のように構成されたパネルシャッター駆動系中間伝動機構の作動は、従来 例の場合と同様のため説明を省略する。
【0025】
以上のように、この考案によれば、パネル吊持用チェーンが噛合したパネル昇 降駆動系スプロケットに開閉機からの回転駆動力を伝達するパネルシャッター駆 動系中間伝動機構として、両端部が軸受部材を介し回転自在に支持される中間駆 動用中空シャフトに対し、その左右両端部に位置する中間伝動用同期スプロケッ トと、これらの中間伝動用同期スプロケット間に位置する中間駆動スプロケット とを直接嵌着固定したので、従来のスプロケット軸やキー溝の加工および溶接等 が不要化でき、これによって、部品点数および加工工数の減少、それに伴うコス トダウンが図れると共に中間伝動機構の組立作業性が向上するという効果がある 。
【図1】この考案の一実施例によるパネルシャッター駆
動系中間伝動機構を示す一部切欠正面図である。
動系中間伝動機構を示す一部切欠正面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】従来のパネルシャッターを示す概略的な正面図
である。
である。
【図4】図3におけるパネル収納部の概略的な拡大断面
図である。
図である。
【図5】図4のA−A線拡大断面図である。
【図6】図5の同期スプロケット取付部の拡大断面図で
ある。
ある。
1 ガイドレール 3 パネル収納部 4 パネル昇降駆動系スプロケット 5 同期スプロケット 6 開閉機 7 中間駆動用中空シャフト 12 中間伝動用同期スプロケット 13 中間伝動用同期スプロケット 14 中間駆動スプロケット 16 軸受部材 22 駆動チェーン 23 同期チェーン 24 パネル吊持用チェーン 25 パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 シャッター開閉用開口の両側で起立する
左右一対のガイドレールに沿ってパネル収納部へ入出可
能に昇降駆動すべき上下複数段のパネルの両側部をパネ
ル吊持用チェーンで連繋し、該チェーンが噛合するパネ
ル昇降駆動系スプロケットに開閉機からの回転駆動力を
伝達するパネルシャッター駆動系中間伝動機構におい
て、両端部が軸受部材を介して回転自在に支持される中
間駆動用中空シャフトに対し、その左右両端部に位置す
る中間伝動用同期スプロケットと、これらの中間伝動用
同期スプロケット間に位置する中間駆動スプロケットと
を直接嵌着固定し、前記開閉機の出力スプロケットと前
記中間駆動スプロケットとの駆動チェーンを噛合巻回す
ると共に、前記パネル昇降駆動系スプロケットの同軸上
に一体の同期スプロケットと前記中間伝動用同期スプロ
ケットとに同期チェーンを噛合巻回して成ることを特徴
とするパネルシャッター駆動系中間伝動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10284391U JP2553966Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | パネルシャッター駆動系中間伝動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10284391U JP2553966Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | パネルシャッター駆動系中間伝動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542590U true JPH0542590U (ja) | 1993-06-08 |
JP2553966Y2 JP2553966Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=14338251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10284391U Expired - Fee Related JP2553966Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | パネルシャッター駆動系中間伝動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553966Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP10284391U patent/JP2553966Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2553966Y2 (ja) | 1997-11-12 |
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