JPH0542571U - 固定ガラス窓の窓枠固定構造 - Google Patents

固定ガラス窓の窓枠固定構造

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JPH0542571U
JPH0542571U JP10177891U JP10177891U JPH0542571U JP H0542571 U JPH0542571 U JP H0542571U JP 10177891 U JP10177891 U JP 10177891U JP 10177891 U JP10177891 U JP 10177891U JP H0542571 U JPH0542571 U JP H0542571U
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勝 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定ガラス窓の窓枠への建築現場でのガラス
板の嵌込作業を省略化する。 【構成】 ガラス板32のはめ込まれた窓内枠11の下
枠材19の凹部23を窓外枠12の下枠材18の凸部2
2に嵌め込み、窓内枠の上枠材13を窓外枠の上枠材1
5に連結して、ガラス窓内枠11を窓外枠12に固定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、窓内枠11が窓外枠12に固定されていて開閉しない固定ガラス窓 の窓枠固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
固定ガラス窓における窓内枠11は、建物に取り付けた窓外枠12に嵌め込み 、その窓内枠11の上枠材13の下側から窓外枠12の上枠材15にビス34を 打ち込み、窓内枠11の下枠材14には上側から窓外枠12の下枠材18にビス 35を打ち込んで窓外枠12に固定される。
【0003】 ガラス板32は、その取り付けて固定した窓内枠の上枠材のガラス板嵌込溝3 6に突き上げて差し込み、次いで窓内枠の下枠材のガラス板嵌込溝37に、その 突き上げたガラス板32を落とし込み、それらの嵌込溝36・37とガラス板3 2との隙間にガスケットやコーキング材33を填め込んで施工される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ガラス板は持ち運ぶ過程で破損し易く、その嵌込作業は足場の不十分な建築現 場で行われるので危険を伴い、嵌込溝36・37とガラス板32との隙間へのコ ーキング作業はガラス板の戸外側と室内側に立ち回って行わなければならないの で作業性が悪く、ガラス板が傾斜せず鉛直に保持されるようにコーキングするに は相当の熟練を要し一般作業員が行う訳にはいかないので、プレハブ建築の組立 作業を効率化する上で支障を来している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る固定ガラス窓の窓枠固定構造は、かかる不都合を解消するもので あり、 (1) ガラス窓内枠11が、窓外枠12の上枠材15と下枠材18の間で上下 に嵌まり込み、窓外枠12に縁取られており、 (2) ガラス窓内枠11の下枠材19の下向外面20と窓外枠12の下枠材1 8の上向外面21とに、相互に上下向き合って嵌合する凸部22と凹部23が形 成され、それらの凸部22と凹部23が嵌合し、窓内枠の下枠材19が窓外枠の 下枠材18に係止されており、 (3) 窓内枠の上枠材13が窓外枠の上枠材15に、連結材24により接合さ れていること、 を特徴とするものである。
【0006】 窓外枠12に取り付けられる窓内枠11には、上下の嵌込溝36・37にガラ ス板32の端々を嵌め込み、それらの嵌込溝36・37とガラス板32との隙間 にコーキング材33を填め込んで、ガラス板32が予め嵌め込まれる。
【0007】 ガラス窓内枠11の下枠材19の下向外面20と窓外枠12の下枠材18の上 向外面21とに形成される凸部22と凹部23は、図示する如く窓内枠11には 凹部23を形成し、窓外枠12には凸部22を形成してもよい。
【0008】 勿論それとは逆に、窓内枠11には凸部を形成し、窓外枠12には凹部を形成 してもよい。 即ち、これらの凹部と凸部は、それらが嵌合して窓内枠の下枠材19と窓外枠 の下枠材18を係合させるものであればよい。
【0009】 その場合、凹部や凸部は、それぞれ窓内枠11の下枠材19の下向外面20と 窓外枠12の下枠材18の上向外面21を縁取る溝或いは畝として形成するとよ い。
【0010】 特に、窓外枠12の下枠材18の上向外面21に形成される凹部または凸部( 22)は、図示する如く凹部または凸部(22)を形成した当て具31を窓外枠 の下枠材18に取り付けて形成することも出来る。
【0011】 又、窓内枠11の上枠材13の上向外面14と、窓外枠12の上枠材15の下 向外面16との間に、当て具17を挟み込み、その間で挟圧される当て具17か ら上下に窓内枠の上枠材13と窓外枠の上枠材15に作用する反力によって、窓 内枠11を、窓外枠12の上枠材15と下枠材18の間で上下に挟圧し挟持する ようにするとよい。
【0012】 連結材24は、窓内枠の上枠材13を窓外枠の上枠材15に接合する手段であ るから、ビスを使用することも出来る。
【0013】 図示する実施例では、軸25とその両端において軸芯の直角方向に突き出た爪 26とハンドル27とによって連結材24が構成されている。 その場合は、窓外枠の上枠材15に下向きに突き出たフランジ28を形成し、 そのフランジ28に開けられた孔29に連結材の軸25を嵌め込み、爪26を窓 内枠の上枠材13の上向外面14と窓外枠の上枠材15の下向外面16との間に 突き出し、その爪26の突き出る窓内枠の上枠材13の上向外面14に上向きに 凹部30を形成し、ハンドル27を回して凹部30に爪26を嵌め込んで窓外枠 の上枠材15に窓内枠の上枠材13を係止させることになる。
【0014】
【考案の効果】
(1) ガラス板は、その周縁を窓内枠で縁取られて建築現場に運び込まれるの で、その運搬過程で破損する危険がなく保管し易くなる。
【0015】 (2) ガラス板の嵌込作業は、窓内枠ないしガラス板の表側と裏側との間の立 ち廻りが自由な工場内で行われ、ガラス板を水平に横に倒して行うことも出来る ので、格別訓練を経ない一般作業員も行うことが出来る。
【0016】 (3) 特に、窓内枠11と窓外枠12の間に当て具17を挟み込む場合は、そ の当て具17から上下に窓内枠の上枠材13と窓外枠の上枠材15に反力が作用 することになり、それによって窓内枠11が窓外枠12の上枠材15と下枠材1 8の間で上下に挟圧されて挟持されることになる。 従って、ビス等(24)によって窓外枠の上枠材15に窓内枠の上枠材13を 係止させるまでの間、ガラス板の嵌め込まれた窓内枠は窓外枠に確り仮止め保持 されることになり、窓内枠11の窓外枠12への固定作業がし易くなる。
【0017】 (4) そして又、連結材24を軸25と爪26とハンドル27とによって形成 し、窓外枠の上枠材15に下向きに突き出たフランジ28を形成し、そのフラン ジ28に開けられた孔29に連結材の軸25を嵌め込んで爪26を窓内枠の上枠 材13の上向外面14と窓外枠の上枠材15の下向外面16との間に突き出し、 その爪26の突き出る窓内枠の上枠材13の上向外面14に上向きに凹部30を 形成する場合には、ただハンドル27を回しただけで凹部30に爪26が嵌合し 、それによって窓外枠の上枠材15に窓内枠の上枠材13が係止されることにな るので、窓内枠11の窓外枠12への固定作業が更に効率的に行えるようになる 。
【0018】 かくして本考案によると固定ガラス窓の施工作業が簡略化され省力化されるこ とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガラス窓の断面側面図である。
【図2】本考案に係るガラス窓の窓内枠嵌込過程での要
部側面断面図である。
【図3】本考案に係るガラス窓の窓内枠嵌込過程での要
部側面断面図である。
【図4】本考案に係るガラス窓の要部断面斜視図であ
る。
【図5】従来技術に係るガラス窓の断面側面図である。
【図6】従来技術に係るガラス窓の窓内枠嵌込過程での
要部側面断面図である。
【図7】従来技術に係るガラス窓の窓内枠嵌込過程での
要部側面断面図である。
【符号の説明】
11 窓内枠 12 窓外枠 13 窓内枠の上枠材 14 上向外面 15 窓外枠の上枠材 16 下向外面 17 当て具 18 窓外枠の下枠材 19 窓内枠の下枠材 20 下向外面 21 上向外面 22 凸部 23 凹部 24 連結材 25 軸 26 爪 27 ハンドル 28 フランジ 29 孔 30 凹部 31 当て具 32 ガラス板 33 コーキング材 34 ビス 35 ビス 36 溝 37 溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) ガラス窓内枠11が、窓外枠1
    2の上枠材15と下枠材18の間で上下に嵌まり込み、
    窓外枠12に縁取られていること、 (b) ガラス窓内枠11の下枠材19の下向外面20
    と窓外枠12の下枠材18の上向外面21とに、相互に
    上下向き合って嵌合する凸部22と凹部23が形成さ
    れ、それらの凸部22と凹部23が嵌合し、窓内枠の下
    枠材19が窓外枠の下枠材18に係止されていること、 (c) 窓内枠の上枠材13が窓外枠の上枠材15に、
    連結材24により接合されていること、 を特徴とする固定ガラス窓の窓枠固定構造。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載の固定ガラス窓の窓
    枠固定構造において、 (d) 窓内枠11の上枠材13の上向外面14と、窓
    外枠12の上枠材15の下向外面16との間に、当て具
    17が挟み込まれて挟圧されていること、 (e) その挟圧される当て具17から上下に窓内枠の
    上枠材13と窓外枠の上枠材15に作用する反力によ
    り、窓内枠11が窓外枠12の上枠材15と下枠材18
    の間で上下に挟圧されて挟持されていることを特徴とす
    る前掲請求項1に記載の固定ガラス窓の窓枠固定構造。
  3. 【請求項3】 前掲請求項1に記載の固定ガラス窓の窓
    枠固定構造において、 (f) 連結材24が、軸25と、その軸25の両端に
    おいて軸芯の直角方向に突き出た爪26とハンドル27
    とによって形成されていること、 (g) 窓外枠の上枠材15が下向きに突き出たフラン
    ジ28を有し、そのフランジ28に開けられた孔29に
    連結材の軸25が嵌め込まれ、連結材の爪26が向き合
    う窓内枠の上枠材13の上向外面14と窓外枠の上枠材
    15の下向外面16との間に突き出されていること、 (h) 窓内枠の上枠材13の上向外面14に上向きに
    凹部30が形成されており、その凹部30に連結材24
    の爪26が嵌合していることを特徴とする前掲請求項1
    に記載の固定ガラス窓の窓枠固定構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499838A (ja) * 1972-05-24 1974-01-28
JPS6227989A (ja) * 1985-07-31 1987-02-05 日本発条株式会社 クツシヨン体の製造方法
JPS6227989U (ja) * 1985-08-06 1987-02-20

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JP2557037Y2 (ja) 1997-12-08

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