JPH0542375A - コンデンサ式スポツト溶接機の充電制御回路 - Google Patents

コンデンサ式スポツト溶接機の充電制御回路

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JPH0542375A
JPH0542375A JP22880291A JP22880291A JPH0542375A JP H0542375 A JPH0542375 A JP H0542375A JP 22880291 A JP22880291 A JP 22880291A JP 22880291 A JP22880291 A JP 22880291A JP H0542375 A JPH0542375 A JP H0542375A
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JP
Japan
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phase
capacitor
circuit
voltage
welding machine
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Withdrawn
Application number
JP22880291A
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English (en)
Inventor
Shigeru Neo
滋 根尾
Junkichi Shimada
純吉 島田
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Origin Electric Co Ltd
Original Assignee
Origin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三相交流電源を位相制御整流回路を介してコ
ンデンサの充電がされるコンデンサ式スポット溶接機に
おいて,三相の相回転が正しく接続されているか否かを
確認する。 【構成】 三相交流電源1より変圧器2とサイリスタ3
〜5とダイオード6〜8からなる位相制御整流回路によ
りコンデンサ10を充電する。また三相交流電源1から各
相毎の同期・傾斜波回路22〜24とパルス発生回路25〜27
と駆動回路28〜30とを設ける。一方コンデンサ10の両端
の電圧を分圧器11で検出して基準電圧回路43と比較増幅
回路44にて比較した誤差電圧をパルス発生回路25〜27に
供給して,コンデンサ10の電圧が所定値になるように位
相制御整流回路が動作する。このとき駆動回路28〜30の
各入力を相互短絡する確認スイッチ31を設けて各相毎の
点弧パルスを同時にサイリスタ3〜5に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は,コンデンサ式スポット
溶接機の充電制御回路,特に三相交流電源を位相制御整
流回路を介してコンデンサの充電がされるコンデンサ式
スポット溶接機において,三相の相回転が正しく接続さ
れているか否かを確認する機能を有するコンデンサ式ス
ポット溶接機の充電制御回路に関する。
【従来技術】コンデンサ式スポット溶接機はコンデンサ
に充電した電荷を瞬時に放電させて,対向する被溶接物
を溶接する装置である。コンデンサの充電は通常,サイ
リスタを含む位相制御整流回路を設けて,サイリスタの
点弧するパルスの位相を制御する方式がとられる。溶接
エネルギーを大きくするためには電源は三相交流から供
給されるが,設置場所において必ずしも相回転が正しく
接続されない場合がある。相回転が正しく接続されない
と必要な電力が供給されない。この場合,相回転が誤っ
ているのか,機器の不具合が原因であるのか何れかであ
るかは,一旦動作を停止して相回転を確認しなければ判
らない。
【発明が解決しようとする課題】本発明は,三相交流電
源を位相制御整流回路を介してコンデンサを充電するコ
ンデンサ式スポット溶接機において,三相の相回転が正
しく接続されているか否かを確認する機能を得ることを
課題とする。
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するために,三相交流電源より位相制御整流回路を経て
充電されるコンデンサを備えるコンデンサ式スポット溶
接機において,三相交流電源より各相毎の同期・傾斜波
回路とパルス発生回路と駆動回路とにより位相制御整流
回路を点弧駆動すると共にそれぞれのパルス発生回路の
出力を相互短絡するスイッチを設けることを提案するも
のである。
【実施例】図1乃至図3により,本発明にかかるコンデ
ンサ式スポット溶接機の充電制御回路を説明する。図1
は本発明にかかるコンデンサ式スポット溶接機の充電制
御回路の一実施例のブロック図であり,図2と図3はそ
の動作結果の一例を示す波形図である。図1において,
三相交流電源1を受けて,変圧器2の 1次巻線に供給さ
れる。そして変圧器2の2次巻線は,互いにブリッジ接
続されたサイリスタ3〜4及びダイオード6〜8から構
成される位相制御整流回路に接続される。この位相制御
整流回路の出力は抵抗器9を介してコンデンサ10に接続
される。コンデンサ10の両端はサイリスタ14を介して変
圧器12の1次巻線に接続される。この変圧器12の2次巻
線は溶接電極13に接続される。ここで,サイリスタ3〜
4は後述する制御回路によりコンデンサ10の充電電圧が
所定電圧になるよう,制御されている。コンデンサ10の
電圧が所定電圧に充電されているときに,サイリスタ14
のゲートに点弧信号が印加されるとコンデンサ10の充電
電荷の放電電流が変圧器12の1次巻線に流れて,変圧器
12の2次巻線52には1次巻線と2次巻線との巻数比の逆
比をかけた大きな電流値が流れ,溶接電極13に挟まれた
被溶接物にジュール熱が発生して溶接される。次に位相
制御整流回路を駆動制御する制御回路について説明す
る。まず,三相交流電源1より変圧器21を経て,各相毎
に同期・傾斜波回路22,23,24を設ける。また同時に三相
の中の一相から変圧器41と整流・定電圧回路42とにより
直流定電圧を得て制御回路の各部に供給する。一方コン
デンサ10に並列接続された分圧器11よりコンデンサ10の
電圧を検出して比較・増幅回路44で基準電圧回路43の電
圧と比較・増幅し,その誤差信号を得る。この誤差信号
の電圧と前記の各相の傾斜波とをそれぞれのパルス発生
回路25,26,27 にて比較し波形整形してパルス信号を得
る。これらの各相のパルス信号は互いに120 度づつ位相
がずれて駆動回路28,29,30を介してサイリスタ3,4,
5のゲートに送られる。ここで駆動回路28,29,30の入力
端子には相互短絡するスイッチ31を接続しておく。この
ように構成されたコンデンサ式スポット溶接機におい
て,三相交流電源1の相回転が正しく接続されている場
合の動作波形を図2によって説明する。図2(a) は三相
交流電源1の相電圧を示し,図2(b) は各線間電圧を示
し,図2(c)はR相ゲート電圧を,同(d) はS相ゲート
電圧を,同(e) はT相ゲート電圧を,それぞれ示す。
R,S,T各相のパルス電圧は図2(c),(d),(e) に示す
ように120 度の位相差で,180 度の制御可変巾で所定の
相のサイリスタのゲートに印加されるので,図2(b) に
斜線で導通区間を示すように全制御範囲を安定して制御
できる。つぎに,三相交流電源1の相回転が正しく接続
されずR相とS相とが入れ違いの場合の動作波形を図3
によって説明する。図3(a) は三相交流電源1の相電圧
を示し,図3(b) は各線間電圧を示し,図3(c) はR相
ゲート電圧を,同(d) はS相ゲート電圧を,同(e) はT
相ゲート電圧をそれぞれ示す。R相とS相とが入れ違い
なので,図3(c) に示すようにR相ゲート電圧としては
S相点弧パルスが供給されるので,有効制御巾は60度に
留まる。同様に同(d) に示すようにS相ゲート電圧とし
てはR相点弧パルスが供給されるので,有効制御巾は60
度に留まる。T相ゲート電圧としてはT相点弧パルスが
供給されるので,有効制御巾は180度全範囲になる。し
たがって図3(b) に斜線で導通区間を示すように制御範
囲は限定されて,コンデンサ10の充電電圧は所定値まで
上昇しない。このときに確認スイッチ31をオンさせる
と,図3(g) に示すように各ゲートへの駆動信号はR
相,S相,T相のすべての点弧信号が同時に加わる。し
たがって何れかの点弧パルスが作動して図3(f) の斜線
部分に示すように全範囲導通の可能性をもつ。以上述べ
たように相回転が誤って接続された場合には,位相制御
整流回路の導通巾が狭くなるが,確認スイッチをオンし
て一時的に導通巾を拡げることにより仮運転ができると
同時に相回転の正否が確認できる。但しこの仮運転状態
では導通するサイリスタの特定化が偶発的となる場合が
あり,わずかに乱調ぎみとなるので,あくまでも確認機
能が優先される。
【発明の効果】本発明は以上述べたような特徴を有して
いるので,三相交流電源を位相制御整流回路を介してコ
ンデンサの充電がされるコンデンサ式スポット溶接機に
おいて,運転状態において三相の相回転が正しく接続さ
れているか否かを確認することができ,作業効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンデンサ式スポット溶接機の
充電制御回路の構成を示す図である。
【図2】本発明にかかるコンデンサ式スポット溶接機の
充電制御回路の動作を説明する波形図である
【図3】本発明にかかるコンデンサ式スポット溶接機の
充電制御回路の動作を説明する波形図である
【符号の説明】
1…三相交流電源 2…三相変圧器 3,4,5…サイリスタ 6,7,8…ダイオード 9…抵抗器 10…コンデンサ 11…分圧器 12…変圧器 13…溶接電極 14…サイリスタ 21…三相変圧器 22,23,24…同期・傾斜波回路 25,26,27…パルス発生回路 28,29,30…駆動回路 31…確認スイッチ 41…変圧器 42…整流・定電圧回路 43…基準電圧回路 44…比較・増幅回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三相交流電源より位相制御整流回路を経て
    充電されるコンデンサを備えるコンデンサ式スポット溶
    接機において,前記三相交流電源より各相毎の同期・傾
    斜波回路とパルス発生回路と駆動回路とにより前記位相
    制御整流回路を点弧駆動すると共に前記それぞれのパル
    ス発生回路の出力を相互短絡するスイッチを備えてなる
    ことを特徴とするコンデンサ式スポット溶接機の充電制
    御回路。
JP22880291A 1991-08-14 1991-08-14 コンデンサ式スポツト溶接機の充電制御回路 Withdrawn JPH0542375A (ja)

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JP22880291A JPH0542375A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 コンデンサ式スポツト溶接機の充電制御回路

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JPH0542375A true JPH0542375A (ja) 1993-02-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990064778A (ko) * 1999-05-04 1999-08-05 이영배 3상저항 에이씨스포트용접기
CN102350581A (zh) * 2011-09-26 2012-02-15 广州(从化)亨龙机电制造实业有限公司 中压电容储能焊机
WO2013118588A1 (ja) 2012-02-07 2013-08-15 オリジン電気株式会社 コンデンサ式溶接装置及びコンデンサ式溶接方法

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US10005149B2 (en) 2012-02-07 2018-06-26 Origin Electric Company, Limited Capacitor-type welding device and capacitor-type welding method

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Effective date: 19981112