JPH0564040B2 - - Google Patents

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JPH0564040B2
JPH0564040B2 JP60151892A JP15189285A JPH0564040B2 JP H0564040 B2 JPH0564040 B2 JP H0564040B2 JP 60151892 A JP60151892 A JP 60151892A JP 15189285 A JP15189285 A JP 15189285A JP H0564040 B2 JPH0564040 B2 JP H0564040B2
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resistor
ignition pulse
signal
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/14Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field
    • H02P9/26Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P9/30Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P9/305Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling voltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/02Details of the control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は発電機の出力電圧を規定値に制御す
る自動電圧調整装置にの信頼性向上に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第5図に従来の自動電圧調整装置(以下AVR
と記す)の構成を示す。1は交流発電機、2は交
流発電機の界磁コイル、3は交流励磁機の出力を
整流するダイオード、4は交流励磁機(以下AC
−EXCと記す)、5は交流励磁機の界磁コイル、
6,7は計器用変圧器(以下PTと記す)、8は誘
導電圧調整器を利用した電圧設定器(以下90Rと
記す)、9は90Rを駆動する操作電動機(以下
90RMと記す)、10〜15は3相全波整流回路
を構成するダイオード、16はリツプルを平滑す
るためのコンデンサ、17はリツプルを平滑する
ためのチヨークコイル、18は可変抵抗器、21
〜23は演算増巾器の入力抵抗、24は演算増巾
器のフイードバツク抵抗、25は演算増巾器、2
6は界磁追従装置、27は誘導電圧調整器を利用
した手動電圧設定器(以下70Eと記す)の駆動用
電動機(以下70EMと記す)、28は70E、29は
AC→DC変換回路、30はAVRが自動のとき閉
となる接点、31はAVRが自動のとき開となり
手動のとき閉となる接点、32,33は演算増巾
器の入力抵抗、34は演算増巾器のフイードバツ
ク抵抗、35は演算増巾器、36はバランスメー
タ、41,42は点弧回路、43〜54はサイリ
スタ、55,56はノーヒユーズブレーカ、61
は分流器、62は絶縁増巾器、63は抵抗、6
4,65はコンデンサ、66は可変抵抗器、6
7,68は抵抗、69は演算増巾器である。
次に従来のAVRの動作について説明する。
AVRを起動するときは接点30を開とし、
70E28を無負荷規定電圧になるように設定し
て、信号を出し、それに比例した出力を二つのサ
イリスタ増巾器から出して、AC−EXC4を励磁
し、その出力で発電機1を励磁する。
AVRを自動に入れる場合は90R8を調整して
AVR信号である演算増巾器25の出力をバラン
スメータ36で零であることを確認したのち、接
点30を閉とする。
発電機1の出力電圧はPT6とPT7で110Vに
降圧され、90R8でさらに比率を変えたのち、3
相全波整流回路〔10〜15〕で整流された平滑
されて正の電圧に変換される。一方基準電圧は負
の一定値に調整された電圧−Eが与えられ、発電
機の出力電圧が規定電圧のときはこの二つの差が
零となり、偏差増巾器25の出力は零となる。分
流器61はAC−EXCの界磁電流を検出し、これ
を絶縁増巾器62で増巾したのちダンピング回路
に与え、不完全微分したのちネガテイプフイード
バツクしてハンチング(乱調)が発生しないよう
にする信号を演算増巾器25へ入力する。演算増
巾器69は極性反転用増巾器である。
界磁追従装置26は励磁量のベースとなる部分
を70E28に移しておき何らかの異常でAVRが
故障して、接点30を開くとしても発電機の出力
電圧にシヨツクを与えないようにするため、常に
偏差増巾器25の出力を監視して、この出力が零
になるように70E28を追従させる。もちろん多
少の不感帯をもつており、不感帯内であれば追従
はしない。また不感帯を越してもそれからある一
定時限経過しないと70EM27も駆動しないよう
になつており、一定時限遅れて追従する特性を有
するように設定されている。
もちろん発電機の出力電圧が速く変化すると偏
差増巾器25が過渡的に出力を出して、70E28
の出力との和によつて界磁電流が制御され、発電
機電圧は常に一定値に保つように制御される。
サイリスタ増巾器は一台でもAC−EXCの界磁
コイルを励磁する容量をもつているが、失弧した
ときでも大丈夫なように二重化されており、二つ
のサイリスタの出力はノーヒユーズブレーカ5
5,56により、出力で接続されている。1台が
故障した場合は故障したサイリスタAMPのノー
ヒユーズブレーカを開として取りはずし修理が可
能なようにしてある。
いま、発電機電圧が上昇すると、3相全波整流
した正の電圧が基準電圧の負より絶対値が大きく
なつて、偏差増巾器25からは下げ信号が出て、
点弧装置の点弧位相を遅らせ、サイリスタ増巾器
の出力も下がり、界磁電流も下がつて発電機の出
力電圧が規定値になるように制御される。
逆に発電機電圧が下降すると、偏差増巾器25
の入力は負が大となつて上げ信号が発生し、界磁
アンプ35の出力が上がり点弧装置41,42の
点弧位相も進み、サイリスタ増巾器の出力も増加
して、励磁電流を増加させ、発電機の出力電圧を
規定値に修正する。
また90R8の電圧設定は入力電圧と出力電圧の
比率を変化させることにより行なう。すなわちこ
の比率を大きくすると(入力電圧/出力電圧=大)、3
相全 波整流した正の直流電圧を同じにするためには、
発電機電圧を大きくしないとバランスしないため
発電機電圧を大きく設定したことになり、この比
率を小さくすると、発電機電圧を小さく設定した
ことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これら従来のAVRの欠点は、二つのサイリス
タ増巾器のうち、いずれかでも点弧位相が進む方
向に故障した場合、このサイリスタの出力電圧が
増加し、発電機出力電圧を急激に上昇させるため
発電機電圧が過電圧になる危険があつた。またこ
のようになつた場合、発電機をいつたん停止した
のち、故障したサイリスタ増巾器を切り離してか
ら修理せねばならないという欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、サイリスタ増巾器
の点弧位相が進めば増磁優先となるものとこの前
の回路を減磁優先となる回路を組合せることによ
り故障した場合でも故障信号を除去して発電機電
圧を規定値に保てる励磁装置を提供するもので、
部品が故障してもシステムとしては正常な出力を
保でる方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る二重化励磁装置は、自動電圧調
整装置の主要部を二重化し、減磁優先回路と増磁
優先回路を効果的に組合せて装置の信頼性の向上
を計つたものである。
〔作用〕
この発明に係る二重化励磁装置はサイリスタ増
巾器の点弧位相が進めば増磁優先となるものと、
この前の回路を減磁優先となる回路を組合せるこ
とにより、内部部分等が破損、異常になつた場合
でも励磁システムを正常に動作させる。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において28−1,28−2は手動電
圧設定器で誘導電圧調整器を2個連動させたもの
を二つ用意したもの、70−1,70−2は第3
図にその内部構成を示す70Eインターフエイスモ
ジユールで同じ特性のものが二つ用意してあるも
の、110−1,110−2は第2図にその内部
構成を示す点弧パルス制御カードで同じ回路のも
のを二つ用意してあるもの、160−1,160
−2,160−3,160−4は第4図にその一
相分の内部構成を示す点弧パルス発生カードで第
4図のものが三相分入つたものが一つのカードに
なつており、このカードの同じものが4個用意し
てあるもの、200−1,200−2は第5図の
43〜48のようにサイリスタを3相ブリツジに
組んだパワーユニツトであり、その各々に従来と
同じようにノーヒユーズブレーカ55,56がつ
いている。
第2図において、71,72は絶縁トランス、
73〜80は全波整流用のダイオード、81,8
2は抵抗、83,84はコンデンサ、85,86
は可変抵抗器、87,88は抵抗、89,90は
コンデンサ、91〜94はトランジスタ、95,
96はダイオード97は抵抗、98〜100はダ
イオード、101は抵抗である。
第3図は第1図の110−1,110−2の内
部を示す回路で111〜114は抵抗、115〜
122はゼナーダイオード、123〜126はコ
ンデンサ、127〜130は抵抗、131〜13
4は演算増巾器、135,136は抵抗、13
7,138はダイオード、139はトランジス
タ、140は抵抗、141はゼナーダイオード、
142は抵抗、143,144は抵抗、145は
ゼナーダイオード、146は演算増巾器、147
は抵抗、148は抵抗、149はトランジスタ、
150は抵抗である。
第4図は第1図の160−1,160−2,1
60−3,160−4に含まれている同じ三つの
回路のうちの一つを示すもので、161は抵抗、
162はトランジスタ163は抵抗、164,1
65は抵抗、166はトランジスタ、167は抵
抗、168,169はダイオード、170は抵
抗、171はトランジスタ、172はコンデン
サ、173はユニジヤンクシヨントランジスタ、
174,175は抵抗、176はコンデンサ、1
77は抵抗、178はトランジスタ、179は抵
抗、180はダイオード、181はトランジス
タ、182は抵抗、183はサイリスタ、184
はダイオード、185は抵抗、186はコンデン
サ、187,188はダイオード、189,19
0,191もダイオード、192は抵抗、193
はパルストランスである。
次にこの発明の動作について説明する。この発
明は70Eのあとの回路をパワーユニツトを含めて
二重化する場合の方法に関するものである。第1
図において、70E28を2個設け、70Eインター
フエイスモジユール70−1,70−2も2個設
ける。70Eインタフエイスモジユールの内部は第
2図に示し、70Eの出力を全波整流し、フイルタ
ーしたのち、この電圧をダーリントン接続された
トランジスタで増巾している。この回路の同じも
のを二つ用意し、ダイオード95,96によつて
二つの電圧のいずれか高い方が出力端子に出るよ
うになつている。すなわち二つの回路の抵抗断
線、トランジスタの故障が発生した場合、故障が
発生した方が零ボルトに近い電圧(電圧が高くな
る)になり減磁優先信号となる。
110−1,110−2は点弧パルス制御カー
ドで内部の構成は第3図に示す。70−1,70
−2の信号とAVR信号が入り、二つの信号の和
を求めたのち極性変換して、ダイオード137,
138により二つの回路のいずれか高い方の電圧
を出力する高電圧信号優先回路となつており、電
圧の高くなる側が減磁方向の信号となつているた
め110−1,110−2の点弧パルス制御カー
ドも減磁優先信号となる。
160−1〜160−4の点弧パルス発生カー
ドの内部構成は第4図に示す。この動作を説明す
ると、サイリスタ183が点弧すると交流電源に
より抵抗185ダイオード184、コンデンサ1
86、ダイオード187、OVを通してコンデン
サ186に充電されていた電荷が、サイリスタ1
83、ダイオード188、パルストランス193
を通して放電し、パルストランスの二次側にパル
スを発生する。以上のようにサイリスタ183の
ゲード信号を制御することによりパルストランス
193の二次側に出るゲートパルスの位相制御が
可能となる。
パルス制御に必要な信号は同期信号モジユール
(図示せず)より所定の位相をもつ交流電圧が供
給される。トランジスタ162はそのベースがエ
ミツタより正の電位のとき導通する。トランジス
タ162が導通しているときは、トランジスタ1
62のコレクタ電位はほぼOVになるため、ユニ
ジヤンクシヨントランジスタ173は導通せず、
トランジスタ178はカツトオフ、トランジスタ
181もカツトオフとなり、抵抗182には電流
が流れないためサイリスタ183のゲート電圧も
ほぼOVでサイリスタ183は導通しない。
トランジスタ162が不導通のとき、トランジ
スタ162のコレクタ電圧は正となり、抵抗16
3、ダイオード168、コンデンサ172に電流
が流れ、コンデンサ172が充電されてこの端子
電圧は上昇する。
トランジスタ162が不導通になつてから約
10°遅れてユニジヤンクシヨントランジスタ17
3が導通し、サイリスタ183のゲートが正とな
つてサイリスタ183が導通し、パルスを発生す
る。つまり、点弧パルス制御カード110−1,
110−2からトランジスタ162に入力される
信号が正から負になるときから約10°遅れてパル
スが発生する。
トランジスタ171は同期信号モジユール(図
示せず)より240°遅れの交流電圧が入力され、ト
ランジスタ171がONになると、ユニジヤンク
シヨントランジスタ173が発振しなくなり、点
弧パルスが発生しなくなる。すなわちサイリスタ
は0°〜180°の範囲で点弧するが、万一この範囲を
外れるような信号が入つて来ても点弧位相が所定
の値以上に進まないようにするためトランジスタ
171があり、(これをαリミツタと呼んでいる)
10°の遅れがあるため、点弧角10°〜180°に制限さ
れる。
トランジスタ166には同期信号モジユール
(図示せず)により0°と60°遅れの交流電圧が入力
され、二つの信号が加算され位相としては30°遅
れの信号となる。この回路は点弧パルスが遅れす
ぎた場合のリミツタであり、(これをγリミツタ
ーと呼んでいる)トランジスタ166がONから
OFFになるときに、点弧パルスが発生する。α
リミツタと同様10°の遅れがあるので点弧角は
160°以上遅れないことになる。
すなわち、αリミツタ、γリミツターにより、
点弧角を10°〜160°の間に制限している。
パルスバツク端子をOVにすることにより、点
弧パルスはγリミツターで決まる160°で発生す
る。サイリスタ増巾器の出力を最小にする働きを
する。
パルスアツプ端子を正にすることにより、トラ
ンジスタ162が常にOFFになつているのと同
じ状態をつくるので、点弧パルスはαリミツター
で決まる10°で発生します。サイリスタ増巾器の
出力を最大にする働きをします。
パルスキル端子をOVにすることにより、ユニ
ジヤンクシヨントランジスタ173の発振を停止
させるため、点弧パルスは発生しなくなる。
以上、パルスバツタ、パルスアツプ、パルスキ
ル端子は特殊機能用のもので通常のシステムでは
使用しない。
励磁装置の制御信号の値を考えると、正常な場
合、零から〜最大値の間の中間の値で制御してい
る。たとえば部品が破損あるいは異常になるとこ
の値が零側へダウンするか、あるいは最大値側へ
暴走することが考えられる。暴走した場合、回転
電機を正常に運転継続できないばかりか、回転電
機本体あるいは付附する機器を破損してしまう危
険がある。装置の二重化は一つの回路が故障して
も残つた一つが正常ならばこの正常な回路でもつ
て制御し、システムの信頼性を向上させることに
あるが、励磁系の場合、最終段に大電力の制御が
必要なため、サイリスタを使用しており、早く出
た制御パルスで制御してしまうため、二重化して
もどちらかが故障した場合、励磁を最大値側に暴
走させてしまう危険がある。
減磁優先回路とは、二つの制御信号のうち、低
い出力を優先させるもので、二つの回路のうちの
一つが正常で、一つが最大値の方向に暴走した場
合、この二つのうちの低い出力である正常な信号
を優先させ、暴走した信号を除去できる効果があ
るが、零方向に信号がダウンすると、ダウンした
信号を優先してしまう欠点がある。
増磁優先回路とは、二つの制御信号のうちの高
い出力を優先させるもので、二つの信号のうち一
つが正常で一つが零の方向にダウンした場合、こ
の二つのうちの高い出力である正常な信号を出力
させ、ダウンした信号を除去できる効果がある
が、最大値側に暴走した信号はそのまま出してし
まう欠点がある。
この発明は、上記の減磁優先回路と、増磁優先
回路を効果的に組合わせることにより、正常な信
号の出る確率を高めようとするものである。
70Eインタフエイスモジユール70−1,70
−2、点弧パルス制御カード110−1,110
−2までのアナログ信号部分については、全て減
磁優先の二重化回路が設けてあり、二つある回路
のうちのいずれかが故障しても、そのうちの励磁
量の低い信号を優先させるため、最大値側への暴
走は除去できるが、零側にダウンした信号はその
まま出力してしまう。
点弧パルス発生カード160−1,160−
2,160−3,160−4はパワーユニツト2
00−1,200−2に内蔵されたサイリスタ
(図示せず)のゲートに与えるパルスを発生させ
るもので、通常正常な中間の位相でパルスを発生
させているが、信号が異常になると、このパルス
の位相が遅れたり、進んだりする。サイリスタは
位相の早いパルスでいつたん動作すれば、遅れて
きたパルスでは動作しないため、点弧パルス発生
カード160−1〜4とパワーユニツト200−
1,2の組合わせはサイリスタを含めて基本的に
は出力が大きくなるように動作する増磁優先回路
となる。点弧パルス発生カード160−1,16
0−3の出力は各々並列に接続されて、パワーユ
ニツト200−1,200−2の3相のブリツジ
に組まれた上側サイリスタ(図示せず)のゲート
へ供給される。点弧パルス発生カード160−
2,160−4の出力は、これもまた各々並列に
接続されて、3相のブリツジに組まれた下側のサ
イリスタ(図示せず)のゲートに供給される。
すなわち、二つの点弧パルス発生カードの発生
するパルスをうけ、どちらか早い位相のパルスで
サイリスタは点弧する。
第1図で説明すると、手動電圧設定器28−
1,28−2、70Eインタフエイスモジユール7
0−1,70−2、点弧パルス制御カード110
−1,110−2の中の回路のうちの一つが最大
値側に暴走しても、減磁優先回路となつているた
め、暴走は除去できる。
28−1,70−1,110−1の片側で二つ
のうちの一つの回路が最大値側に異常となり、2
8−2,70−2,110−2の片側の中で二つ
のうちの一つの回路がダウンした場合110−1
の出力は正常、110−2は零にダウンのものと
なるが、点弧パルス発生カードとパワーユニツト
は増磁優先となつているため、110−2で発生
する信号は除去され、110−1の正常な信号で
運転される。
もちろん、二重化されている2回路が全て零に
ダウン、または全てが最大値側に暴走した場合
は、二重化回路では除去されないため、別の信頼
性向上のシステムを考える必要があるが手動電圧
設定器28−1,28−2、70Eインタフエイス
モジユール70−1,70−2、点弧パルス制御
カード110−1,110−2の中の部品が一つ
故障した場合の零へのダウン、最大値への暴走は
完全に防止できる。
手動電圧設定器をポテンシヨメータとしてもよ
く、また、パワーユニツトは2台で説明している
が3台、4台と複数台にしても同様の効果を奏す
る。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、減磁優先回路
と増磁優先回路を組合せることにより、内部部分
等が破損、異常になつた場合でも、正常に動作す
る励磁システムを提供できる効果がある。
また、発電機が過電圧になる等の危険がなくな
り、発電機のトリツプ(停止)という事態を回避
できるため、突然の停止がなくなり運用上多大の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の二重化回路の構成一実施例
を示す回路図、第2図はこの発明の70Eインタフ
エイスモジユールの構成の一実施例を示す回路
図、第3図はこの発明の点弧パルス制御カードの
構成の一実施例を示す回路図、第4図はこの発明
の点弧パルス発生カードの構成の一実施を示す回
路図、第5図は従来の励磁装置を説明するための
回路図である。 1……回転電機、2……回転電機の界磁コイ
ル、25……偏差増巾器、28−1,28−2…
…手動電圧設定器、70−1,70−2……70E
インタフエイスモジユール、110−1,110
−2……点弧パルス制御カード、160−1,1
60−2,160−3,160−4……点弧パル
ス発生カード、200−1,200−2……パワ
ーユニツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転電機の界磁コイルに出力電流を供給し
    て、出力電圧を一定に制御する二重化励磁装置に
    おいて、上記回転電機の出力電圧と電圧設定値を
    比較する偏差増巾器、 二つの誘導電圧変成器による各々同一の出力を
    出す二つの手動電圧設定器、 この手動電圧設定器の出力を整流して、正側を
    O電位に接続した二つのDC電圧をダイオードで
    つき合わせて、抵抗に接続し、抵抗の残つた片方
    を大きな負電圧に接続して、二つのDC電圧の小
    さい方が優先して出る減磁優先回路をそなえたも
    のを、さらに二つ備えたものと、 偏差信号と手動電圧設定信号の和をつくる回路
    を二つ装備し、この二つの信号をさらにダイオー
    ドでつき合わせて、抵抗を介して負の電圧でひつ
    ぱることにより、負の電圧の小さい方の減磁信号
    を優先して出力する回路を備えた点弧パルス制御
    カードをさらに二つ備えたものと、 点弧パルス制御カードの出力をうけ、各々6相
    分の点弧パルスを発生する点弧パルス発生カード
    を複数組そなえたもの、 および点弧パルス発生回路の出力は、複数のパ
    ワーユニツトのサイリスタのゲートに並列に接続
    し、点弧パルスの早く出たものを優先する増磁優
    先の組合わせにより、二重化をはかつたことを特
    徴とする二重化励磁装置。
JP60151892A 1985-07-09 1985-07-09 二重化励磁装置 Granted JPS6212400A (ja)

Priority Applications (4)

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JP60151892A JPS6212400A (ja) 1985-07-09 1985-07-09 二重化励磁装置
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