JPH0363463B2 - - Google Patents
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- JPH0363463B2 JPH0363463B2 JP62116424A JP11642487A JPH0363463B2 JP H0363463 B2 JPH0363463 B2 JP H0363463B2 JP 62116424 A JP62116424 A JP 62116424A JP 11642487 A JP11642487 A JP 11642487A JP H0363463 B2 JPH0363463 B2 JP H0363463B2
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- Arc Welding Control (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
この発明は、スイツチングトランジスタを用い
てアルミニウム等に対するアーク溶接を行うアー
ク溶接機用電源装置に関する。
てアルミニウム等に対するアーク溶接を行うアー
ク溶接機用電源装置に関する。
(b) 従来の技術
従来の交流アーク溶接機用電源装置として、商
用電源を一旦高周波に変換したのち、変圧と矩形
波への整形を行うアーク溶接機用電源装置が実用
化されている。
用電源を一旦高周波に変換したのち、変圧と矩形
波への整形を行うアーク溶接機用電源装置が実用
化されている。
このアーク溶接機用電源装置の回路図を第3図
に示す。このアーク溶接機用電源装置では同図に
示すように、三相交流電源70を整流回路71お
よび平滑コンデンサ72で整流平滑したのちスイ
ツチングトランジスタ73,74及び出力制御回
路75で高周波スイツチングを行つて高周波(通
常2〜20KHz)に変換する。さらに高周波出力を
トランス76で数十〜百数十Vに変圧し、整流器
77,78、平滑リアクトル79、平滑コンデン
サ80で再び直流に変換している。この後、スイ
ツチングトランジスタ81,82,83,84及
び低周波制御回路85によつて反転スイツチング
動作を行い、精度の良い矩形波(通常50〜100Hz)
の溶接電流を得るようにしている。図において、
86はTIG溶接等を行うときの動作開始時のアー
ク点弧を容易にするための高周波発振器である。
また89は電流検知器であり、その検出値を出力
制御回路75にフイードバツクして出力の定電流
制御を行うようにしている。
に示す。このアーク溶接機用電源装置では同図に
示すように、三相交流電源70を整流回路71お
よび平滑コンデンサ72で整流平滑したのちスイ
ツチングトランジスタ73,74及び出力制御回
路75で高周波スイツチングを行つて高周波(通
常2〜20KHz)に変換する。さらに高周波出力を
トランス76で数十〜百数十Vに変圧し、整流器
77,78、平滑リアクトル79、平滑コンデン
サ80で再び直流に変換している。この後、スイ
ツチングトランジスタ81,82,83,84及
び低周波制御回路85によつて反転スイツチング
動作を行い、精度の良い矩形波(通常50〜100Hz)
の溶接電流を得るようにしている。図において、
86はTIG溶接等を行うときの動作開始時のアー
ク点弧を容易にするための高周波発振器である。
また89は電流検知器であり、その検出値を出力
制御回路75にフイードバツクして出力の定電流
制御を行うようにしている。
上記のアーク溶接機用電源装置では、変圧、整
流が高周波で行えるため、変圧器やリアクトルを
高周波用に構成でき、小型化、低価格を実現でき
るとともに、電流検知器89の検出値に基づく出
力制御回路75の電流制御が速い応答速度で精度
良く行うことができる。また低周波制御回路85
によつてスイツチングトランジスタの反転スイツ
チング動作で交流アーク溶接が行え、スイツチン
グトランジスタ81,84又は82,83のどち
らか一方のオン状態を保持すると直流アーク溶接
が行える。
流が高周波で行えるため、変圧器やリアクトルを
高周波用に構成でき、小型化、低価格を実現でき
るとともに、電流検知器89の検出値に基づく出
力制御回路75の電流制御が速い応答速度で精度
良く行うことができる。また低周波制御回路85
によつてスイツチングトランジスタの反転スイツ
チング動作で交流アーク溶接が行え、スイツチン
グトランジスタ81,84又は82,83のどち
らか一方のオン状態を保持すると直流アーク溶接
が行える。
(c) 発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記アーク溶接機用電源装置で
は、起動時にアークスタートが困難な場合があ
る。特に、交流アーク溶接を行う時には、負極性
の電圧を印加するときに母材の熱電子放出を十分
な状態に保つておく必要があるが、母材からの熱
電子放出は溶接電極からの熱電子放出に比べて相
対的に困難である上に、起動時においては溶接電
極と母材間がイオン化されていないためにますま
すアーク状態にするのが困難となる。
は、起動時にアークスタートが困難な場合があ
る。特に、交流アーク溶接を行う時には、負極性
の電圧を印加するときに母材の熱電子放出を十分
な状態に保つておく必要があるが、母材からの熱
電子放出は溶接電極からの熱電子放出に比べて相
対的に困難である上に、起動時においては溶接電
極と母材間がイオン化されていないためにますま
すアーク状態にするのが困難となる。
このため従来では、起動時において完全なアー
ク状態になるまで高周波発振器を動作させ、しか
も、交流溶接時には正極性から負極性に転極する
ときにもアーク再点弧の失敗の可能性があるた
め、アークがスタートした後も続けて高周波発振
器を動作させていた。
ク状態になるまで高周波発振器を動作させ、しか
も、交流溶接時には正極性から負極性に転極する
ときにもアーク再点弧の失敗の可能性があるた
め、アークがスタートした後も続けて高周波発振
器を動作させていた。
しかし、高周波を発生させることは、高周波ノ
イズを多く発生させることになり、電源側にIC
等を用いた機器があつたり、溶接ロボツト等のマ
イクロコンピユータを使用した機器があればその
機器を誤動作させる恐れがあつた。しかも、上記
の構成ではリアクトルの容量が小さいために、小
電流交流アーク溶接を行おうとするとリアクトル
の蓄積エネルギーが小さすぎて実際上小電流領域
での交流アーク溶接が出来ないという問題があつ
た。
イズを多く発生させることになり、電源側にIC
等を用いた機器があつたり、溶接ロボツト等のマ
イクロコンピユータを使用した機器があればその
機器を誤動作させる恐れがあつた。しかも、上記
の構成ではリアクトルの容量が小さいために、小
電流交流アーク溶接を行おうとするとリアクトル
の蓄積エネルギーが小さすぎて実際上小電流領域
での交流アーク溶接が出来ないという問題があつ
た。
この発明の目的は、上記欠点に鑑み、高周波発
振器の駆動を連続させなくても、簡単な構成によ
つて確実なアークスタートと交流アーク動作時の
アーク持続を実現出来、しかも小電流領域での交
流アーク溶接も安定して行えるアーク溶接機用電
源装置を提供することにある。
振器の駆動を連続させなくても、簡単な構成によ
つて確実なアークスタートと交流アーク動作時の
アーク持続を実現出来、しかも小電流領域での交
流アーク溶接も安定して行えるアーク溶接機用電
源装置を提供することにある。
(d) 問題点を解決するための手段
この発明のアーク溶接機用電源装置は、交流の
電源を一旦直流にする第1の整流回路と、直流に
された電圧を高周波に変換する高周波変換回路
と、高周波の電圧を変圧する変圧器と、変圧器の
出力を正及び負に整流する整流回路と、正の整流
出力を平滑する平滑リアクトルおよび平滑コンデ
ンサを含む第1の平滑回路と、負の整流出力を平
滑する平滑リアクトルおよび平滑コンデンサを含
む第2の平滑回路と、前記第1および第2の平滑
回路の平滑出力を切り換えて正極性または負極性
で溶接電極および母材に印加する開閉回路とを有
し、 前記第1、第2の平滑回路それぞれの平滑コン
デンサに無負荷時の平滑出力よりも大きな電圧の
直流電源を接続するとともに、起動時に一定時
間、正極性の平滑出力を選択して溶接電極および
母材に対して印加する手段を前記開閉回路に設け
たことを特徴とする。
電源を一旦直流にする第1の整流回路と、直流に
された電圧を高周波に変換する高周波変換回路
と、高周波の電圧を変圧する変圧器と、変圧器の
出力を正及び負に整流する整流回路と、正の整流
出力を平滑する平滑リアクトルおよび平滑コンデ
ンサを含む第1の平滑回路と、負の整流出力を平
滑する平滑リアクトルおよび平滑コンデンサを含
む第2の平滑回路と、前記第1および第2の平滑
回路の平滑出力を切り換えて正極性または負極性
で溶接電極および母材に印加する開閉回路とを有
し、 前記第1、第2の平滑回路それぞれの平滑コン
デンサに無負荷時の平滑出力よりも大きな電圧の
直流電源を接続するとともに、起動時に一定時
間、正極性の平滑出力を選択して溶接電極および
母材に対して印加する手段を前記開閉回路に設け
たことを特徴とする。
(e) 作用
この発明に係るアーク溶接機用電源装置では、
交流電源が第1の整流回路で一旦直流に整流さ
れ、高周波変換回路で高周波に変換される。さら
に高周波電圧が変圧器で変圧され、第2の整流回
路により正および負の整流電圧が取り出される。
この二つの整流出力は第1の平滑回路および第2
の平滑回路でそれぞれ平滑され、正極性または逆
極性で溶接電極および母材に印加される。このと
き開閉回路で正極性と負極性を交互に切り換える
と交流アーク溶接が行われる。
交流電源が第1の整流回路で一旦直流に整流さ
れ、高周波変換回路で高周波に変換される。さら
に高周波電圧が変圧器で変圧され、第2の整流回
路により正および負の整流電圧が取り出される。
この二つの整流出力は第1の平滑回路および第2
の平滑回路でそれぞれ平滑され、正極性または逆
極性で溶接電極および母材に印加される。このと
き開閉回路で正極性と負極性を交互に切り換える
と交流アーク溶接が行われる。
起動時においては、まず一定時間、正極性の平
滑出力を選択して溶接電極および母材に対して印
加する。印加する電圧は正極性であるために負極
性の電圧を印加するのに比較してアーク状態に移
行しやすくなる。また直流電源の電圧は、それを
接続していないときの無負荷平滑出力よりも大き
いために、さらにアーク状態に移行しやすくな
る。一定時間の間、溶接電極と母材との間を上記
の電圧印加状態にしておくことにより、最初の小
電流の状態からイオン化が促進されていき、つい
にはアークスタートする。
滑出力を選択して溶接電極および母材に対して印
加する。印加する電圧は正極性であるために負極
性の電圧を印加するのに比較してアーク状態に移
行しやすくなる。また直流電源の電圧は、それを
接続していないときの無負荷平滑出力よりも大き
いために、さらにアーク状態に移行しやすくな
る。一定時間の間、溶接電極と母材との間を上記
の電圧印加状態にしておくことにより、最初の小
電流の状態からイオン化が促進されていき、つい
にはアークスタートする。
また、交流アーク時には、アーク状態において
正極性から負極性に切り換わるときに、平滑リア
クトルの出力に平滑コンデンサの充電電圧が加え
られた大きさの電圧が負荷に印加されるが、平滑
コンデンサには、直流電極の電力が常時充電され
ているために、正極性から負極性への転極時の印
加電圧が大きくなる。このためアーク再点呼の失
敗がない。さらに、平滑コンデンサには直流電源
から常時充電されているために、平滑リアクトル
の容量が小さくても、平滑回路全体から負荷に供
給されるエネルギーが大きくなる。このため小電
流交流アーク動作も可能になる。
正極性から負極性に切り換わるときに、平滑リア
クトルの出力に平滑コンデンサの充電電圧が加え
られた大きさの電圧が負荷に印加されるが、平滑
コンデンサには、直流電極の電力が常時充電され
ているために、正極性から負極性への転極時の印
加電圧が大きくなる。このためアーク再点呼の失
敗がない。さらに、平滑コンデンサには直流電源
から常時充電されているために、平滑リアクトル
の容量が小さくても、平滑回路全体から負荷に供
給されるエネルギーが大きくなる。このため小電
流交流アーク動作も可能になる。
なお、以上のように起動時でスムースなアーク
スタートとなり、且つ動作時においてもアーク保
持が容易となるために、高周波発振器の使用が殆
ど不要となる。
スタートとなり、且つ動作時においてもアーク保
持が容易となるために、高周波発振器の使用が殆
ど不要となる。
(f) 実施例
第1図はこの発明の実施例である交流アーク溶
接機用電源装置の回路図である。
接機用電源装置の回路図である。
同図において第1の整流回路2は、全波整流回
路10で構成されている。全波整流回路10は、
三相交流電源1に接続されている。また全波整流
回路10には、平滑コンデンサ11a,11bの
直列回路が並列に接続されている。平滑された直
流電圧は高周波変換回路3に供給される。
路10で構成されている。全波整流回路10は、
三相交流電源1に接続されている。また全波整流
回路10には、平滑コンデンサ11a,11bの
直列回路が並列に接続されている。平滑された直
流電圧は高周波変換回路3に供給される。
高周波変換回路3は、変圧器4に接続された直
列接続のトランジスタ12,13と、これらのト
ランジスタ12,13を交互にオンオフさせる高
周波変換回路制御部14とで構成されている。変
圧器4の一次巻線は、トランジスタ12,13の
接続点とコンデンサ11a,11bの接続点間に
配置され、トランジスタ12,13、平滑コンデ
ンサ11a,11bおよび変圧器4の一次巻線と
でハーフブリツジ回路が構成されている。
列接続のトランジスタ12,13と、これらのト
ランジスタ12,13を交互にオンオフさせる高
周波変換回路制御部14とで構成されている。変
圧器4の一次巻線は、トランジスタ12,13の
接続点とコンデンサ11a,11bの接続点間に
配置され、トランジスタ12,13、平滑コンデ
ンサ11a,11bおよび変圧器4の一次巻線と
でハーフブリツジ回路が構成されている。
変圧器4の二次出力は整流平滑され、後述する
開閉回路7によつて選択的に溶接電極を8と母材
に導かれる。
開閉回路7によつて選択的に溶接電極を8と母材
に導かれる。
前記二次巻線の両端子にはダイオード31,3
2,33,34で構成される整流回路5が接続さ
れている。整流回路5では、ダイオード30,3
1,32の整流出力が中間タツプに対して正極に
なり、ダイオード33,34の整流出力が中間タ
ツプに対して負極になる。この正の整流出力が平
滑リアクトル6aに導かれ、負の整流出力が平滑
リアクトル6bに導かれている。
2,33,34で構成される整流回路5が接続さ
れている。整流回路5では、ダイオード30,3
1,32の整流出力が中間タツプに対して正極に
なり、ダイオード33,34の整流出力が中間タ
ツプに対して負極になる。この正の整流出力が平
滑リアクトル6aに導かれ、負の整流出力が平滑
リアクトル6bに導かれている。
本実施例では、平滑リアクトル6a,6bが同
一コアに巻かれており、その巻線方向を平滑リア
クトル6a,6bにそれぞれに生じる誘起電圧が
負荷を基準に相互に逆方向になるよう設定してい
る。平滑リアクトル6aの出力端子と中間タツプ
に接続された電流検知器23のもう一方の端子と
の間には、ダイオード38と平滑コンデンサ40
の直列回路が接続され、さらにダイオード38に
並列に平滑コンデンサ40の放電用抵抗42が接
続されている。
一コアに巻かれており、その巻線方向を平滑リア
クトル6a,6bにそれぞれに生じる誘起電圧が
負荷を基準に相互に逆方向になるよう設定してい
る。平滑リアクトル6aの出力端子と中間タツプ
に接続された電流検知器23のもう一方の端子と
の間には、ダイオード38と平滑コンデンサ40
の直列回路が接続され、さらにダイオード38に
並列に平滑コンデンサ40の放電用抵抗42が接
続されている。
前記平滑コンデンサ40には、並列に小容量の
直流電源51と限流用抵抗53との直列回路を接
続している。直流電源51の電圧は、それを接続
しない場合の無負荷平滑出力(電圧)よりも大き
い。第1の平滑回路は、この平滑コンデンサ4
0、平滑リアクトル6a、ダイオード38で構成
される。ダイオード38は平滑リアクトル6aの
出力を平滑コンデンサ40に導く。
直流電源51と限流用抵抗53との直列回路を接
続している。直流電源51の電圧は、それを接続
しない場合の無負荷平滑出力(電圧)よりも大き
い。第1の平滑回路は、この平滑コンデンサ4
0、平滑リアクトル6a、ダイオード38で構成
される。ダイオード38は平滑リアクトル6aの
出力を平滑コンデンサ40に導く。
また、上記電流検知器23の溶接電極側端子と
平滑リアクトル6bとの間には、ダイオード39
と平滑コンデンサ41の直列回路が接続され、さ
らにダイオード39に並列に平滑コンデンサ41
の放電用抵抗43が接続されている。
平滑リアクトル6bとの間には、ダイオード39
と平滑コンデンサ41の直列回路が接続され、さ
らにダイオード39に並列に平滑コンデンサ41
の放電用抵抗43が接続されている。
さらに前記平滑コンデンサ41には、並列に小
容量の直流電源52と限流用抵抗53の直列回路
が接続されている。直流電源52の電圧は、それ
を接続しない場合の無負荷平滑出力(電圧)より
も大きい。第2の平滑回路は、この平滑コンデン
サ41、平滑リアクトル6b、ダイオード39で
構成されている。
容量の直流電源52と限流用抵抗53の直列回路
が接続されている。直流電源52の電圧は、それ
を接続しない場合の無負荷平滑出力(電圧)より
も大きい。第2の平滑回路は、この平滑コンデン
サ41、平滑リアクトル6b、ダイオード39で
構成されている。
上記平滑リアクトル6aを含む平滑回路および
平滑リアクトル6bを含む平滑回路の正負の平滑
出力は、開閉回路7に導かれる。開閉回路7はト
ランジスタ36,37およびこれらのトランジス
タのオンオフ制御を行うスイツチングトランジス
タ制御部22とで構成される。
平滑リアクトル6bを含む平滑回路の正負の平滑
出力は、開閉回路7に導かれる。開閉回路7はト
ランジスタ36,37およびこれらのトランジス
タのオンオフ制御を行うスイツチングトランジス
タ制御部22とで構成される。
開閉回路7では、アーク溶接動作時にスイツチ
ングトランジスタ制御部22で、トランジスタ3
6,37を交互にオンさせ、正負の平滑出力を母
材に印加させる。これによつて溶接電極8と母材
9間に低周波の矩形波電流を流し、交流アーク溶
接を行う。
ングトランジスタ制御部22で、トランジスタ3
6,37を交互にオンさせ、正負の平滑出力を母
材に印加させる。これによつて溶接電極8と母材
9間に低周波の矩形波電流を流し、交流アーク溶
接を行う。
スイツチングトランジスタ制御部22は、電源
オン時においてトランジスタ36のオン信号を出
力する。このオン信号は、後述のタイマ60から
スイツチング開始信号を受けたときに停止し、そ
れ以後スイツチングトランジスタ36,37のオ
ン・オフ信号を交互に出力する。この動作を行う
回路構成としては、例えば、交互にオン・オフ信
号を出力する回路要素としてマルチバイブレータ
を用い、タイマ60の出力が出ていないときトラ
ンジスタ等のスイツチをオンさせて、その出力を
マルチバイブレータの片側のスイツチ素子のゲー
トに導き、マルチバイブレータの状態を所定の状
態に設定して発振動作を行わせない回路構成にす
る。このようにすることで、タイマ60が出力を
出していないときには、マルチバイブレータのオ
ン・オフ状態が所定の状態になり、発振動作が行
われない。したがつて、マルチバイブレータの出
力をそれぞれスイツチングトランジスタ36,3
7に導くことで、タイマ60がスイツチング開始
信号を出力するまでに、スイツチングトランジス
タ36をオン状態に設定しておき、かつ、タイマ
60がスイツチング開始信号を出力したときに、
2つのスイツチングトランジスタ36,37を交
互にオン・オフ動作させることが出来る。
オン時においてトランジスタ36のオン信号を出
力する。このオン信号は、後述のタイマ60から
スイツチング開始信号を受けたときに停止し、そ
れ以後スイツチングトランジスタ36,37のオ
ン・オフ信号を交互に出力する。この動作を行う
回路構成としては、例えば、交互にオン・オフ信
号を出力する回路要素としてマルチバイブレータ
を用い、タイマ60の出力が出ていないときトラ
ンジスタ等のスイツチをオンさせて、その出力を
マルチバイブレータの片側のスイツチ素子のゲー
トに導き、マルチバイブレータの状態を所定の状
態に設定して発振動作を行わせない回路構成にす
る。このようにすることで、タイマ60が出力を
出していないときには、マルチバイブレータのオ
ン・オフ状態が所定の状態になり、発振動作が行
われない。したがつて、マルチバイブレータの出
力をそれぞれスイツチングトランジスタ36,3
7に導くことで、タイマ60がスイツチング開始
信号を出力するまでに、スイツチングトランジス
タ36をオン状態に設定しておき、かつ、タイマ
60がスイツチング開始信号を出力したときに、
2つのスイツチングトランジスタ36,37を交
互にオン・オフ動作させることが出来る。
前記溶接電極8には高周波発振器24が接続さ
れている。この高周波発振器24は、電流検知器
23が出力電流を検知していないときに駆動さ
れ、検知しているときには駆動されない。
れている。この高周波発振器24は、電流検知器
23が出力電流を検知していないときに駆動さ
れ、検知しているときには駆動されない。
また、電流検知器23の出力はタイマ60にも
導かれている。このタイマ60は電流検知器23
が出力電流を検知したときに起動され、一定時間
を計時したときに低周波制御回路のスイツチング
トランジスタ制御部22に駆動信号を出力する。
導かれている。このタイマ60は電流検知器23
が出力電流を検知したときに起動され、一定時間
を計時したときに低周波制御回路のスイツチング
トランジスタ制御部22に駆動信号を出力する。
次に上記実施例において平滑リアクトル6a,
6bの作用を説明する。
6bの作用を説明する。
最初に交流アークが保持されているときの動作
について説明する。
について説明する。
第1図に示す開閉回路のトランジスタ36,3
7のオン状態を交互に切り換えると、溶接電極8
と母材9間に正極性、逆極性でアーク電圧が印加
される。すなわち、トランジスタ36のオン時に
は、ダイオード31,32の整流出力を平滑リア
クトル6aおよび平滑コンデンサ40で平滑し溶
接電極8と母材9に導く。またトランジスタ37
のオン時には、ダイオード33,34により整流
された整流出力を平滑リアクトル6b及び平滑コ
ンデンサ41で平滑し、溶接電極8と母材9に導
く。上記アーク印加時に溶接電極8と母材9間に
交流の溶接負荷電流が流れる。
7のオン状態を交互に切り換えると、溶接電極8
と母材9間に正極性、逆極性でアーク電圧が印加
される。すなわち、トランジスタ36のオン時に
は、ダイオード31,32の整流出力を平滑リア
クトル6aおよび平滑コンデンサ40で平滑し溶
接電極8と母材9に導く。またトランジスタ37
のオン時には、ダイオード33,34により整流
された整流出力を平滑リアクトル6b及び平滑コ
ンデンサ41で平滑し、溶接電極8と母材9に導
く。上記アーク印加時に溶接電極8と母材9間に
交流の溶接負荷電流が流れる。
いま、トランジスタ36がオンからオフにな
り、溶接極性が正極性から逆極性になる転極時に
ついての動作を考える。この時には、負荷、すな
わち溶接電極8と母材9間に印加される電圧は平
滑リアクトルの出力に平滑コンデンサの充電電圧
が加えられた電圧となる。ここで、平滑コンデン
サに充電されている電圧は、前回の転極後から平
滑リアクトル6bの出力を充電した電圧と、常に
充電している直流電源52の電圧との和である。
このうち、直流電源52による電圧分は相対的に
かなり大きい。このため、平滑コンデンサに蓄え
られているエネルギーが非常に大きく、正極性か
ら逆極性に転極するときにも、負荷に対して大き
な電圧(エネルギー)が印加され、確実にアーク
状態が保持される。
り、溶接極性が正極性から逆極性になる転極時に
ついての動作を考える。この時には、負荷、すな
わち溶接電極8と母材9間に印加される電圧は平
滑リアクトルの出力に平滑コンデンサの充電電圧
が加えられた電圧となる。ここで、平滑コンデン
サに充電されている電圧は、前回の転極後から平
滑リアクトル6bの出力を充電した電圧と、常に
充電している直流電源52の電圧との和である。
このうち、直流電源52による電圧分は相対的に
かなり大きい。このため、平滑コンデンサに蓄え
られているエネルギーが非常に大きく、正極性か
ら逆極性に転極するときにも、負荷に対して大き
な電圧(エネルギー)が印加され、確実にアーク
状態が保持される。
さらに本実施例では、上述のように平滑リアク
トル6a,6bを同一コアに巻回してそれぞれの
誘起電圧が逆方向になるようにしているため、上
記の動作がより確実となる。いま、正極性から負
極性への転極時を考えると、平滑リアクトル6a
には第1図に示す矢印L方向の誘起電圧V1が発
生する。このとき、この誘起電圧V1によつて磁
束がコアに発生し、リアクトル6bに第1図に示
す矢印M方向(誘起電圧V1と負荷を基準にして
逆方向)の誘起電圧V2が発生する。また電圧V1
は平滑コンデンサ40に充電される。誘起電圧
V1,V2は相互に逆方向である。すなわち、誘起
電圧V1は正極性の溶接電流と同方向になり誘起
電圧V2は逆極性の溶接電流と同方向になる。そ
のため、転極時に第1図に示すダイオード33,
34により整流した負の整流出力電圧(逆極性の
溶接電圧)は誘起電圧V2だけ高くなり、その分
平滑リアクトルの出力電圧を上げる。これにより
先の説明の直流電源の作用と相まつて逆極性にお
ける母材9の熱電子放出を容易にし正極性から逆
極性への移行時のアークを持続させる。
トル6a,6bを同一コアに巻回してそれぞれの
誘起電圧が逆方向になるようにしているため、上
記の動作がより確実となる。いま、正極性から負
極性への転極時を考えると、平滑リアクトル6a
には第1図に示す矢印L方向の誘起電圧V1が発
生する。このとき、この誘起電圧V1によつて磁
束がコアに発生し、リアクトル6bに第1図に示
す矢印M方向(誘起電圧V1と負荷を基準にして
逆方向)の誘起電圧V2が発生する。また電圧V1
は平滑コンデンサ40に充電される。誘起電圧
V1,V2は相互に逆方向である。すなわち、誘起
電圧V1は正極性の溶接電流と同方向になり誘起
電圧V2は逆極性の溶接電流と同方向になる。そ
のため、転極時に第1図に示すダイオード33,
34により整流した負の整流出力電圧(逆極性の
溶接電圧)は誘起電圧V2だけ高くなり、その分
平滑リアクトルの出力電圧を上げる。これにより
先の説明の直流電源の作用と相まつて逆極性にお
ける母材9の熱電子放出を容易にし正極性から逆
極性への移行時のアークを持続させる。
また、トランジスタ37をオンからオフさせ、
トランジスタ36をオフからオンさせると、母材
9から溶接電極8に溶接電流が流れる。この転極
時には、通常のアーク電圧で溶接電極の熱電子放
出が行えるためアークが持続するが、本実施例で
はこの転極時にも、出力電圧が増大された平滑リ
アクトル出力に、直流電源51の電圧が充電され
ている平滑コンデンサ40の充電電圧を加算して
いるためさらにアーク持続性が高まる。
トランジスタ36をオフからオンさせると、母材
9から溶接電極8に溶接電流が流れる。この転極
時には、通常のアーク電圧で溶接電極の熱電子放
出が行えるためアークが持続するが、本実施例で
はこの転極時にも、出力電圧が増大された平滑リ
アクトル出力に、直流電源51の電圧が充電され
ている平滑コンデンサ40の充電電圧を加算して
いるためさらにアーク持続性が高まる。
このようにこの実施例では、変圧器の出力を正
負に整流する整流回路5の出力をそれぞれ平滑す
る第1および第2の平滑リアクトル6a,6bを
設け、さらにその平滑出力を開閉回路7で溶接電
極8および母材9に切り換えて印加することによ
り、交流アーク溶接を行うことが出来るとととも
に、溶接極性の正極性から逆極性への移行時に、
平滑リアクトル6aに発生する誘起電圧によつて
平滑リアクトル6bに誘起する電圧と、直流電源
によつて常に充電されている平滑コンデンサの充
電電圧とを整流出力に重畳して、容接電極8と母
材9間に印加したため、母材9の熱電子放出が容
易になり、アークの失弧を防止することができ
る。
負に整流する整流回路5の出力をそれぞれ平滑す
る第1および第2の平滑リアクトル6a,6bを
設け、さらにその平滑出力を開閉回路7で溶接電
極8および母材9に切り換えて印加することによ
り、交流アーク溶接を行うことが出来るとととも
に、溶接極性の正極性から逆極性への移行時に、
平滑リアクトル6aに発生する誘起電圧によつて
平滑リアクトル6bに誘起する電圧と、直流電源
によつて常に充電されている平滑コンデンサの充
電電圧とを整流出力に重畳して、容接電極8と母
材9間に印加したため、母材9の熱電子放出が容
易になり、アークの失弧を防止することができ
る。
次に起動時の動作を説明する。
第2図は起動時の信号波形図を示している。
時間t1で電源がオンすると、電流検知器23が
まだ出力電流を検知していないため高周波発振器
24が動作を開始する。また、交流電源は高周波
変換されて変圧され、整流、平滑されてスイツチ
ングトランジスタ36,37にそれぞれ印加され
ている。この状態ではタイマ60が起動していな
いために、スイツチング開始信号がスイツチング
トランジスタ制御部22に供給されていない。こ
のため、スイツチングトランジスタ制御部22は
トランジスタ36に対してオン信号を供給し続け
ている。すなわち、平滑された出力はスイツチン
グトランジスタ36を介して、正極性出力として
負荷に供給される。
まだ出力電流を検知していないため高周波発振器
24が動作を開始する。また、交流電源は高周波
変換されて変圧され、整流、平滑されてスイツチ
ングトランジスタ36,37にそれぞれ印加され
ている。この状態ではタイマ60が起動していな
いために、スイツチング開始信号がスイツチング
トランジスタ制御部22に供給されていない。こ
のため、スイツチングトランジスタ制御部22は
トランジスタ36に対してオン信号を供給し続け
ている。すなわち、平滑された出力はスイツチン
グトランジスタ36を介して、正極性出力として
負荷に供給される。
このようにして正極性出力が供給されていると
きの電圧は、平滑回路の出力となるが、平滑コン
デンサ40には、直流電源51の電圧が充電され
ており、しかも、その電圧は直流電源51が接続
されていないときの無負荷平滑出力よりも大きい
ために、この段階で負荷に供給される電圧はかな
り大きい。
きの電圧は、平滑回路の出力となるが、平滑コン
デンサ40には、直流電源51の電圧が充電され
ており、しかも、その電圧は直流電源51が接続
されていないときの無負荷平滑出力よりも大きい
ために、この段階で負荷に供給される電圧はかな
り大きい。
一方、上記のように高周波発振器24も駆動さ
れているために、短時間の間に出力電流が流れ始
める。しかしこの電流は、まだ完全にアーク状態
になつていないため小電流の範囲にある。時間t2
は出力電流が流れ始めた時点を示す。出力電流が
流れ始めると電流検知器23がその状態を検知
し、タイマ60および高周波発振器24に出力す
る。タイマ60はこの時点で起動され、且つ高周
波発振器24はこの時点で動作を停止する。高周
波発振器24が動作を停止しても、起動が正極性
で行われ、且つ印加電圧が上記のように高いため
にイオン化が促進されアーク放電に至る状態が保
持される。タイマ60は溶接電極8と母材9が上
記の小電流状態によつて十分暖められるまでの時
間Tを計時したとき、スイツチング開始信号を出
力する。この信号が出力されると(t3)、スイツ
チングトランジスタ制御部22が動作を開始し、
スイツチングトランジスタ36,37に対して交
互にオン・オフ信号を出力する。
れているために、短時間の間に出力電流が流れ始
める。しかしこの電流は、まだ完全にアーク状態
になつていないため小電流の範囲にある。時間t2
は出力電流が流れ始めた時点を示す。出力電流が
流れ始めると電流検知器23がその状態を検知
し、タイマ60および高周波発振器24に出力す
る。タイマ60はこの時点で起動され、且つ高周
波発振器24はこの時点で動作を停止する。高周
波発振器24が動作を停止しても、起動が正極性
で行われ、且つ印加電圧が上記のように高いため
にイオン化が促進されアーク放電に至る状態が保
持される。タイマ60は溶接電極8と母材9が上
記の小電流状態によつて十分暖められるまでの時
間Tを計時したとき、スイツチング開始信号を出
力する。この信号が出力されると(t3)、スイツ
チングトランジスタ制御部22が動作を開始し、
スイツチングトランジスタ36,37に対して交
互にオン・オフ信号を出力する。
以上の動作により、起動時においてスムースに
且つ確実にアーク状態に移行させることが出来
る。なお、本実施例では交流アーク溶接機用電源
装置を示したが、t3以後スイツチングさせなけれ
ば直流アーク溶接機用電源装置となる。
且つ確実にアーク状態に移行させることが出来
る。なお、本実施例では交流アーク溶接機用電源
装置を示したが、t3以後スイツチングさせなけれ
ば直流アーク溶接機用電源装置となる。
(g) 発明の効果
以上のようにこの発明に係るアーク溶接機用電
源装置では、平滑コンデンサに直流電源を接続
し、且つ起動時に一定時間、正極性の出力を印加
するだけの簡単な構成でスムースで確実なアーク
スタートを実現出来る。また、交流アーク動作中
の正極性から負極性への転極時においてもアーク
再点呼が確実なものとなり、安定した溶接を行う
ことが出来る。さらに、高周波発振器を常時動作
しておかなくてもアークスタート、スタート後の
動作を安定なものに出来る利点がある。
源装置では、平滑コンデンサに直流電源を接続
し、且つ起動時に一定時間、正極性の出力を印加
するだけの簡単な構成でスムースで確実なアーク
スタートを実現出来る。また、交流アーク動作中
の正極性から負極性への転極時においてもアーク
再点呼が確実なものとなり、安定した溶接を行う
ことが出来る。さらに、高周波発振器を常時動作
しておかなくてもアークスタート、スタート後の
動作を安定なものに出来る利点がある。
第1図はこの発明の実施例である交流アーク溶
接機用電源装置の回路図である。第2図は同電源
装置の起動時の信号波形図、第3図は従来のアー
ク溶接機用電源装置の回路図である。 1……交流電源、2……第1の整流回路、3…
…高周波変換回路、4……変圧器、5……整流回
路、7……開閉回路、8……溶接電極、9……母
材、51,52……直流電源、60……タイマ。
接機用電源装置の回路図である。第2図は同電源
装置の起動時の信号波形図、第3図は従来のアー
ク溶接機用電源装置の回路図である。 1……交流電源、2……第1の整流回路、3…
…高周波変換回路、4……変圧器、5……整流回
路、7……開閉回路、8……溶接電極、9……母
材、51,52……直流電源、60……タイマ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流の電源を一旦直流にする第1の整流回路
と、直流にされた電圧を高周波に変換する高周波
変換回路と、高周波の電圧を変圧する変圧器と、
変圧器の出力を正及び負に整流する第2の整流回
路と、正の整流出力を平滑する平滑リアクトルお
よび平滑コンデンサを含む第1の平滑回路と、負
の整流出力を平滑する平滑リアクトルおよび平滑
コンデンサを含む第2の平滑回路と、前記第1お
よび第2の平滑回路の平滑出力を切り換えて正極
性または負極性で溶接電極および母材に印加する
開閉回路とを有し、 前記第1、第2の平滑回路それぞれの平滑コン
デンサに無負荷時の平滑出力よりも大きな電圧の
直流電源を接続するとともに、起動時に一定時
間、正極性の平滑出力を選択して溶接電極および
母材に対して印加する手段を前記開閉回路を設け
たことを特徴とする交流アーク溶接機用電源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62116424A JPS63281776A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | ア−ク溶接機用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62116424A JPS63281776A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | ア−ク溶接機用電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63281776A JPS63281776A (ja) | 1988-11-18 |
JPH0363463B2 true JPH0363463B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=14686748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62116424A Granted JPS63281776A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | ア−ク溶接機用電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63281776A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4023155C2 (de) * | 1989-07-21 | 1997-02-06 | Hitachi Seiko Kk | Wechselstrom-Schutzgaslichtbogenschweißverfahren und Vorrichtung mit verbrauchbarer Elektrode |
JP4773002B2 (ja) * | 2001-08-17 | 2011-09-14 | 株式会社三社電機製作所 | メッキ用電源装置 |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP62116424A patent/JPS63281776A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63281776A (ja) | 1988-11-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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