JPH0542242B2 - - Google Patents
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- JPH0542242B2 JPH0542242B2 JP10712084A JP10712084A JPH0542242B2 JP H0542242 B2 JPH0542242 B2 JP H0542242B2 JP 10712084 A JP10712084 A JP 10712084A JP 10712084 A JP10712084 A JP 10712084A JP H0542242 B2 JPH0542242 B2 JP H0542242B2
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- Japan
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- conveyor
- seedling boxes
- seedling
- transfer
- seeding
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Sowing (AREA)
- Relays Between Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、空の苗箱に土の供給と播種を行な
う播種機と、播種された苗箱を積載して運び出す
台車の間に設けられる苗箱の搬送装置に関するも
のである。
う播種機と、播種された苗箱を積載して運び出す
台車の間に設けられる苗箱の搬送装置に関するも
のである。
(従来技術)
尚箱移送用のコンベアをそなえた播種台上に、
床上供給装置、播種装置、覆土装置等を並設して
なる播種機の後方に、該播種機のコンベアの終端
部から播種された苗箱を受け取つて後方へ移送す
る受継ぎコンベアと、該受継ぎコンベア上の苗箱
を持ち上げるリフトコンベアとをそなえ、後方位
置にセツトされた苗箱積載用の台車に苗箱を送り
込む受渡装置を設けた苗箱の搬送装置があるが、
従来のこの種の搬送装置は、台車に苗箱が満載さ
れたときに播種機と後続のコンベアをすべて停止
して、台車を空の台車と交換するように構成され
ていたので、播種機上に現在播種途中の苗箱があ
るときは、播種機が一旦停止することによつてそ
の苗箱に播種ムラが生じるという問題があつた。
床上供給装置、播種装置、覆土装置等を並設して
なる播種機の後方に、該播種機のコンベアの終端
部から播種された苗箱を受け取つて後方へ移送す
る受継ぎコンベアと、該受継ぎコンベア上の苗箱
を持ち上げるリフトコンベアとをそなえ、後方位
置にセツトされた苗箱積載用の台車に苗箱を送り
込む受渡装置を設けた苗箱の搬送装置があるが、
従来のこの種の搬送装置は、台車に苗箱が満載さ
れたときに播種機と後続のコンベアをすべて停止
して、台車を空の台車と交換するように構成され
ていたので、播種機上に現在播種途中の苗箱があ
るときは、播種機が一旦停止することによつてそ
の苗箱に播種ムラが生じるという問題があつた。
(発明の目的)
本発明は、台車交換時における上記播種ムラの
発生を防止することを目的になされたものであ
る。
発生を防止することを目的になされたものであ
る。
(発明の構成)
先ず第1の発明は、苗箱移送用のコンベアをそ
なえた播種台上に、床土供給装置、播種装置、覆
土装置等を並設してなる播種機の後方に、該播種
機のコンベアの終端部から播種された苗箱を受け
取つて後方へ移送する受継ぎコンベアと、該受継
ぎコンベア上の苗箱を持ち上げるリフトコンベア
とをそなえ、後方位置にセツトされた苗箱積載用
の台車に苗箱を送り込む受渡装置を設け、前記台
車に苗箱が満載されたときは当該受継ぎコンベア
と播種機を停止するが、播種機は、現在播種途中
の苗箱があるときは、その苗箱に対する播種が完
了してから停止するように構成した自動停止装置
を設けたことを特徴としている。
なえた播種台上に、床土供給装置、播種装置、覆
土装置等を並設してなる播種機の後方に、該播種
機のコンベアの終端部から播種された苗箱を受け
取つて後方へ移送する受継ぎコンベアと、該受継
ぎコンベア上の苗箱を持ち上げるリフトコンベア
とをそなえ、後方位置にセツトされた苗箱積載用
の台車に苗箱を送り込む受渡装置を設け、前記台
車に苗箱が満載されたときは当該受継ぎコンベア
と播種機を停止するが、播種機は、現在播種途中
の苗箱があるときは、その苗箱に対する播種が完
了してから停止するように構成した自動停止装置
を設けたことを特徴としている。
つぎに第2の発明は、苗箱移送用のコンベアを
そなえた播種台上に、床土供給装置、播種装置、
覆土装置等を並設してなる播種機の後方に、該播
種機のコンベアの終端部から播種された苗箱を受
け取つて後方へ移送する受継ぎコンベアと、該受
継ぎコンベア上の苗箱を持ち上げるリフトコンベ
アとをそなえ、後方位置にセツトされた苗箱積載
用の台車に苗箱を送り込む受渡装置を設けるとと
もに、前記受継ぎコンベアに接続された分岐コン
ベアを設け、台車に苗箱が満載されたときは前記
リフトコンベアを停止して分岐コンベア側に苗箱
を移送し、苗箱積載可能な台車がセツトされたと
きは再度リフトコンベアを起動して台車側に苗箱
を移送するように構成した移送路切換装置を設け
たことを特徴としている。
そなえた播種台上に、床土供給装置、播種装置、
覆土装置等を並設してなる播種機の後方に、該播
種機のコンベアの終端部から播種された苗箱を受
け取つて後方へ移送する受継ぎコンベアと、該受
継ぎコンベア上の苗箱を持ち上げるリフトコンベ
アとをそなえ、後方位置にセツトされた苗箱積載
用の台車に苗箱を送り込む受渡装置を設けるとと
もに、前記受継ぎコンベアに接続された分岐コン
ベアを設け、台車に苗箱が満載されたときは前記
リフトコンベアを停止して分岐コンベア側に苗箱
を移送し、苗箱積載可能な台車がセツトされたと
きは再度リフトコンベアを起動して台車側に苗箱
を移送するように構成した移送路切換装置を設け
たことを特徴としている。
(実施例)
第1図以下は本発明の実施例をあらわすもの
で、まず第1図と第2図に示した全体の構成から
説明すると、Xは播種機で、脚2,2で支架した
背丈の低い播種台1上に左右2連のコンベアベル
ト3,3…を巻回する苗箱移送コンベア4が設け
られている。5は空の苗箱Aを積載して次々とコ
ンベアベルト3,3上へ繰出させる空苗箱供給装
置である。
で、まず第1図と第2図に示した全体の構成から
説明すると、Xは播種機で、脚2,2で支架した
背丈の低い播種台1上に左右2連のコンベアベル
ト3,3…を巻回する苗箱移送コンベア4が設け
られている。5は空の苗箱Aを積載して次々とコ
ンベアベルト3,3上へ繰出させる空苗箱供給装
置である。
6は床土供給装置で、ホツパ6aと床土繰出装
置6bとからなり、移送中の空苗箱A中へ床土を
供給するものであり、モータM6aでもつて回転
させられるよう構成されている。
置6bとからなり、移送中の空苗箱A中へ床土を
供給するものであり、モータM6aでもつて回転
させられるよう構成されている。
7は播種装置で、ホツパ7aと種子繰出装置7
bとからなり、床土が供給されて送られてくる苗
箱A中へ種子を散播するように構成され、モータ
M6bによつて回転させられている。
bとからなり、床土が供給されて送られてくる苗
箱A中へ種子を散播するように構成され、モータ
M6bによつて回転させられている。
8は覆土装置で、覆土ホツパ8aと覆土繰出装
置8bとからなり、播種されて送出されてる苗箱
A上面に覆土を行うものであり、この伝動は前記
モータM6bによつて伝動されるよう構成されて
いる。
置8bとからなり、播種されて送出されてる苗箱
A上面に覆土を行うものであり、この伝動は前記
モータM6bによつて伝動されるよう構成されて
いる。
9は潅水装置で、床土供給装置6と播種装置7
との間に位置して床土上面に潅水するように構成
されている。
との間に位置して床土上面に潅水するように構成
されている。
10は受渡装置で、前記播種機Xの後側にあつ
て、播種完了して送出されてきた播種後の苗箱A
を順次リフトし、これを後方へ送出す装置であつ
て具体的には次の通りに構成されている。正面視
において門型状に立設させたフレーム11内に、
前後方向に巻回する受継ぎコンベア12を設け、
フレームの左右両側の前後に上下方向に巻回する
リフトコンベア13,13の一例であるチエン1
3a,13aを巻回し、このチエン13a,13
aの前後のものにリフト機14,14を取付け
て、このチエン13a,13a…の回転によつて
受継ぎコンベア12上に載置される播種後の苗箱
A′を水平状態に保持しながら上動するよう構成
されている。
て、播種完了して送出されてきた播種後の苗箱A
を順次リフトし、これを後方へ送出す装置であつ
て具体的には次の通りに構成されている。正面視
において門型状に立設させたフレーム11内に、
前後方向に巻回する受継ぎコンベア12を設け、
フレームの左右両側の前後に上下方向に巻回する
リフトコンベア13,13の一例であるチエン1
3a,13aを巻回し、このチエン13a,13
aの前後のものにリフト機14,14を取付け
て、このチエン13a,13a…の回転によつて
受継ぎコンベア12上に載置される播種後の苗箱
A′を水平状態に保持しながら上動するよう構成
されている。
15は押出装置で、前記フレーム11の前側左
右中央部にあつて、エアコンプレツサ(図示せ
ず)からの空気圧によつてエアシリンダ装置15
aで押出板15bを前後動するものである。16
はエア切替バルブである。M5はリフトチエン1
3a,13a…を駆動するモータ、M7は受継ぎ
コンベア12を駆動するモータ、Sw10はベル
トコンベア12で苗箱A′が送られて丁度リフト
機14,14でリフトする状態位置に達したこと
を検出する検出スイツチで、このスイツチSw1
0の検出に基づいて、モータM5が回転させられ
るよう設けられている。
右中央部にあつて、エアコンプレツサ(図示せ
ず)からの空気圧によつてエアシリンダ装置15
aで押出板15bを前後動するものである。16
はエア切替バルブである。M5はリフトチエン1
3a,13a…を駆動するモータ、M7は受継ぎ
コンベア12を駆動するモータ、Sw10はベル
トコンベア12で苗箱A′が送られて丁度リフト
機14,14でリフトする状態位置に達したこと
を検出する検出スイツチで、このスイツチSw1
0の検出に基づいて、モータM5が回転させられ
るよう設けられている。
Sw11はリフトチエン13a,13a…が回
転して押出装置15で苗箱A′を押出すべき位置
に達したことを検出する検出スイツチであり、こ
れによつてモータM5の回転を止めると共にエア
シリンダ装置15aを作動させるように構成して
いる。
転して押出装置15で苗箱A′を押出すべき位置
に達したことを検出する検出スイツチであり、こ
れによつてモータM5の回転を止めると共にエア
シリンダ装置15aを作動させるように構成して
いる。
尚、スイツチSw12、Sw13はエアシリンダ
装置15aのピストンを出、入制御するためもの
である。
装置15aのピストンを出、入制御するためもの
である。
Yは苗箱移送処理装置で、図例では苗箱A′を
左右に振分けて移送しながら育苗器を兼ねた台車
29へ苗箱A′を段積み状態に供給する装置であ
り、後述する振分け移送装置23、苗箱押込装置
48,49、台車の上下動装置36等からなつて
いる。
左右に振分けて移送しながら育苗器を兼ねた台車
29へ苗箱A′を段積み状態に供給する装置であ
り、後述する振分け移送装置23、苗箱押込装置
48,49、台車の上下動装置36等からなつて
いる。
23は苗箱A′の振分け移送装置で、前記押出
装置15で押出される苗箱A′を受けて後方へ移
送しながら左右2列に苗箱A′を振分けるもので
あり、具体的には次の構造になつている。前記受
渡装置10のフレーム11に連接された支持台2
4の上部に軸芯が左右方向に向う回転ローラ2
5,25…を所定の間隔で支架し、これら各ロー
ラがモータM4でチエンを介して夫々伝動回転さ
れるよう構成され、しかも、このローラコンベア
の一側部に前記押出装置15と同じ型式のエアシ
リンダ装置27を設け、このエアシリンダ装置2
7の押出板27aは、前記エアシリンダ15aの
作動に連動して作動し押出板15aの作動の1/2
回の作動になるよう仕組まれており、エアシリン
ダ15aで押出されてくる苗箱A′を左右2列に
振分けるよう構成されている。そして、この振分
け移送装置23の後側部には、引き続いて固定式
の苗箱移送装置28が連接され、苗箱A′を左右
2列のままで後方へ移送するよう構成されてい
る。
装置15で押出される苗箱A′を受けて後方へ移
送しながら左右2列に苗箱A′を振分けるもので
あり、具体的には次の構造になつている。前記受
渡装置10のフレーム11に連接された支持台2
4の上部に軸芯が左右方向に向う回転ローラ2
5,25…を所定の間隔で支架し、これら各ロー
ラがモータM4でチエンを介して夫々伝動回転さ
れるよう構成され、しかも、このローラコンベア
の一側部に前記押出装置15と同じ型式のエアシ
リンダ装置27を設け、このエアシリンダ装置2
7の押出板27aは、前記エアシリンダ15aの
作動に連動して作動し押出板15aの作動の1/2
回の作動になるよう仕組まれており、エアシリン
ダ15aで押出されてくる苗箱A′を左右2列に
振分けるよう構成されている。そして、この振分
け移送装置23の後側部には、引き続いて固定式
の苗箱移送装置28が連接され、苗箱A′を左右
2列のままで後方へ移送するよう構成されてい
る。
29は育苗器を兼ねた台車で、これは、前後端
側の支柱30a,30bとその中間の支柱30c
とが左右に所定の間隔で配設された計6個の支柱
群に、上下方向に苗箱A′の高さよりもやや広め
の間隔で左右方向に延びる受桟31,31,31
…が取付けられ、これらの各支柱は上、下端にお
いてしつかりと上、下の連結枠32,32で連結
枠組みされ、平面視において計4個の苗箱が水平
面内に所定の間隔で載架されるよう構成されてい
る。そして、この台車29の最下段33には左
右、前後に移動用のキヤスタ付き転動輪34,3
4,35,35を取付けている。図示例では、こ
の台車29は、軌道K上を移動する。
側の支柱30a,30bとその中間の支柱30c
とが左右に所定の間隔で配設された計6個の支柱
群に、上下方向に苗箱A′の高さよりもやや広め
の間隔で左右方向に延びる受桟31,31,31
…が取付けられ、これらの各支柱は上、下端にお
いてしつかりと上、下の連結枠32,32で連結
枠組みされ、平面視において計4個の苗箱が水平
面内に所定の間隔で載架されるよう構成されてい
る。そして、この台車29の最下段33には左
右、前後に移動用のキヤスタ付き転動輪34,3
4,35,35を取付けている。図示例では、こ
の台車29は、軌道K上を移動する。
36は台車29の上下動機構であり、前記苗箱
移送装置28の一側部に隣接して設けられてい
て、前後左右に平面視が前後方向に相対向する支
柱枠37,37…をそなえている。この4個の立
設する支柱枠37,37間に前記の台車29が側
方から嵌入する。この支柱枠37,37内には、
上下動自由な昇降枠38,38…を嵌合し、この
昇降枠38,38…にラツク38aを一体的に取
付けて、前記支柱枠37,37…のうち苗箱移送
装置側のものにピニオン39bを軸支した昇降用
モータM3を設け、このモータM3の正、逆回転
によつて昇降枠38,38が上下動するよう構成
している。そして、この昇降枠38,38の苗箱
移送装置側のものに側方へ突出するリフトアーム
38bを取付けている。このリフトアーム38b
は昇降枠38,38…内に嵌合される台車29の
最下段の前、後の受桟31,31を支持し、台車
29全体を昇降作動可能に構成している。
移送装置28の一側部に隣接して設けられてい
て、前後左右に平面視が前後方向に相対向する支
柱枠37,37…をそなえている。この4個の立
設する支柱枠37,37間に前記の台車29が側
方から嵌入する。この支柱枠37,37内には、
上下動自由な昇降枠38,38…を嵌合し、この
昇降枠38,38…にラツク38aを一体的に取
付けて、前記支柱枠37,37…のうち苗箱移送
装置側のものにピニオン39bを軸支した昇降用
モータM3を設け、このモータM3の正、逆回転
によつて昇降枠38,38が上下動するよう構成
している。そして、この昇降枠38,38の苗箱
移送装置側のものに側方へ突出するリフトアーム
38bを取付けている。このリフトアーム38b
は昇降枠38,38…内に嵌合される台車29の
最下段の前、後の受桟31,31を支持し、台車
29全体を昇降作動可能に構成している。
40は苗箱Aの移送を受止める可動ストツパ装
置で、前記振分け移送装置23の後端側上面にあ
つて、左右2列の移送中の苗箱A′,A′の移送前
端を同時に受止める状態にあつて、左右2列の苗
箱A′,A′が受止められるとONする検出スイツチ
Sw14によつてシリンダ装置42を作動し、上
動して受止め状態を解放するよう構成されてい
る。
置で、前記振分け移送装置23の後端側上面にあ
つて、左右2列の移送中の苗箱A′,A′の移送前
端を同時に受止める状態にあつて、左右2列の苗
箱A′,A′が受止められるとONする検出スイツチ
Sw14によつてシリンダ装置42を作動し、上
動して受止め状態を解放するよう構成されてい
る。
43は同じく可動ストツパ装置で、これは、前
記台車29の前後中間部に対応する苗箱移送装置
28の上面にあつて、この可動ストツパ装置43
は、前記のものとは逆に常時は苗箱A′を受止め
ないよう上方に位置していて、後述する検出スイ
ツチSw1のON作動によつて受止め状態に作動
するシリンダ45に取付けられている。
記台車29の前後中間部に対応する苗箱移送装置
28の上面にあつて、この可動ストツパ装置43
は、前記のものとは逆に常時は苗箱A′を受止め
ないよう上方に位置していて、後述する検出スイ
ツチSw1のON作動によつて受止め状態に作動
するシリンダ45に取付けられている。
検出スイツチSw1は苗箱移送装置28の後端
部にあつて2列になつて移送してきた苗箱A′,
A′が後端に達したときにこれを受止める固定の
ストツパ46に取付けられ、苗箱A′,A′の到達
を検出するものである。
部にあつて2列になつて移送してきた苗箱A′,
A′が後端に達したときにこれを受止める固定の
ストツパ46に取付けられ、苗箱A′,A′の到達
を検出するものである。
検出スイツチSw2は、前記可動ストツパ43
に取付けられ左右2列の苗箱が該可動ストツパ4
3で受止められたことを検出するものである。
に取付けられ左右2列の苗箱が該可動ストツパ4
3で受止められたことを検出するものである。
48,49は夫々苗箱押込装置で、前記苗箱移
送装置28の反台車側にあり、台車29の前側部
側と後側部端とに夫々左右に並列する2個の苗箱
A′,A′を同時に台車29の受桟31,31…上
に押込むものであつて、この各押込板48a,4
9aはモータM1,M2によつて回転させられる
ピニオンギヤとこれに咬合うラツクとによつて
出、入する押出棒48b,49bに取付けられて
いる。そしてモータM1は前記スイツチSw2が
ONするとき正転して押出棒48bを突出し、台
車29内へ苗箱A′,A′を押込んでこれが完了し
たときにスイツチSw6がONしてモータM1を
逆転し元の状態に復帰したときにスイツチSw3
によつてモータM1の回転を停止するよう構成し
ている。また、モータM2も同じようにスイツチ
Sw1のONによつて正転しスイツチSw5のON
で逆転し、スイツチSw4で停止されるよう構成
されている。
送装置28の反台車側にあり、台車29の前側部
側と後側部端とに夫々左右に並列する2個の苗箱
A′,A′を同時に台車29の受桟31,31…上
に押込むものであつて、この各押込板48a,4
9aはモータM1,M2によつて回転させられる
ピニオンギヤとこれに咬合うラツクとによつて
出、入する押出棒48b,49bに取付けられて
いる。そしてモータM1は前記スイツチSw2が
ONするとき正転して押出棒48bを突出し、台
車29内へ苗箱A′,A′を押込んでこれが完了し
たときにスイツチSw6がONしてモータM1を
逆転し元の状態に復帰したときにスイツチSw3
によつてモータM1の回転を停止するよう構成し
ている。また、モータM2も同じようにスイツチ
Sw1のONによつて正転しスイツチSw5のON
で逆転し、スイツチSw4で停止されるよう構成
されている。
Sw15は前記上下動機構36の上下移動ピツ
チを切替える切替スイツチであり、前記前、後の
夫々の昇降枠38,38に台車29の受桟31,
31…上下ピツチlと同一ピツチのラツチ57a
を設けたカム体57と、2倍のピツチLの間隔に
ラツチ58aを有したカム体58とが設けられ、
支柱枠37側に夫々前記ラツチ58aを検出する
スイツチSw9,Sw9′を設け、これがラツチ位
置に接してONするとき、昇降用モータM3の回
転を停止するよう構成し、このスイツチSw9と
Sw9′とを並列に配線して、この作動側を自由に
選択切替えができるよう構成している。
チを切替える切替スイツチであり、前記前、後の
夫々の昇降枠38,38に台車29の受桟31,
31…上下ピツチlと同一ピツチのラツチ57a
を設けたカム体57と、2倍のピツチLの間隔に
ラツチ58aを有したカム体58とが設けられ、
支柱枠37側に夫々前記ラツチ58aを検出する
スイツチSw9,Sw9′を設け、これがラツチ位
置に接してONするとき、昇降用モータM3の回
転を停止するよう構成し、このスイツチSw9と
Sw9′とを並列に配線して、この作動側を自由に
選択切替えができるよう構成している。
61は浮上防止具で、前記苗箱移送装置28の
台車29側のフレーム28a上に立設した金具6
2,63にローラ64,64を回転自由に軸支し
た構成になつており、苗箱押込装置48,49で
押込まれてくる苗箱A′の外周枠上面を押圧して
案内し確実に台車29の受桟31の上面に案内す
るものである。
台車29側のフレーム28a上に立設した金具6
2,63にローラ64,64を回転自由に軸支し
た構成になつており、苗箱押込装置48,49で
押込まれてくる苗箱A′の外周枠上面を押圧して
案内し確実に台車29の受桟31の上面に案内す
るものである。
スイツチSw7は、前記上下動機構36のリフ
トアーム38bが最下端に達したことを検出する
ものであり、スイツチSw8は、リフトアーム3
8bが最上端に達したことを検出するものであ
る。
トアーム38bが最下端に達したことを検出する
ものであり、スイツチSw8は、リフトアーム3
8bが最上端に達したことを検出するものであ
る。
図中、70は受継ぎコンベア12の終端部に接
続されたローラコンベアからなる分岐コンベア
で、手載せ用の搬送コンベアとして使用される。
続されたローラコンベアからなる分岐コンベア
で、手載せ用の搬送コンベアとして使用される。
次に、上例の作用について電気回路を参照しな
がら詳述すると、まず、ホツパ6a,8aに床土
を入れ、ホツパ7aに籾種子を入れる。そして上
下動機構36の支柱37,37…内に台車29を
嵌合セツトする。このとき、リフトアーム38b
が最下段の受桟31,31を支持する状態にして
おく。この状態において、まず、メインスイツチ
MSwをONさせると、電磁開閉器MS9が作動し
て接点MS−9を同じモータM6(M6a及びM
6b)を回転させる。
がら詳述すると、まず、ホツパ6a,8aに床土
を入れ、ホツパ7aに籾種子を入れる。そして上
下動機構36の支柱37,37…内に台車29を
嵌合セツトする。このとき、リフトアーム38b
が最下段の受桟31,31を支持する状態にして
おく。この状態において、まず、メインスイツチ
MSwをONさせると、電磁開閉器MS9が作動し
て接点MS−9を同じモータM6(M6a及びM
6b)を回転させる。
次にプツシユボタンスイツチPB−1を押すと
電磁開閉器MS5が作動し接点MS−5により自
己保持されて上下動機構36のモータM3が正転
してリフトアーム38bが上昇する。そして、上
端に達するとスイツチSw8が働き、開閉器CR3
が励磁され、そのまま接点CR−3で自己保持さ
れる。また、別の接点CR−3によつて開閉器
MS7が励磁されることから別接点の作動によつ
て開閉器MS5がリセツトされてリフトアーム3
8bが上端で停止する。
電磁開閉器MS5が作動し接点MS−5により自
己保持されて上下動機構36のモータM3が正転
してリフトアーム38bが上昇する。そして、上
端に達するとスイツチSw8が働き、開閉器CR3
が励磁され、そのまま接点CR−3で自己保持さ
れる。また、別の接点CR−3によつて開閉器
MS7が励磁されることから別接点の作動によつ
て開閉器MS5がリセツトされてリフトアーム3
8bが上端で停止する。
即ち、台車29の最下段の受桟31の受面が丁
度育苗箱移送装置28の上面と同一高さにセツト
された状態になる。
度育苗箱移送装置28の上面と同一高さにセツト
された状態になる。
また、上記の開閉器MS7の励磁によつて接点
MS−7が閉成し、モータM4及びモータM7が
回転する。即ちこれまで述べた電気制御回路の動
きによつて、空の苗箱Aがコンベアベルト3,3
…で1箱づつ順次移送され、床土供給装置6で床
土が8分目程度上面が均一になるよう供給され、
潅水された後、播種装置7で播種され、引き続い
て覆土装置で覆土される。そして受渡装置10の
受継ぎコンベア12で後送される。
MS−7が閉成し、モータM4及びモータM7が
回転する。即ちこれまで述べた電気制御回路の動
きによつて、空の苗箱Aがコンベアベルト3,3
…で1箱づつ順次移送され、床土供給装置6で床
土が8分目程度上面が均一になるよう供給され、
潅水された後、播種装置7で播種され、引き続い
て覆土装置で覆土される。そして受渡装置10の
受継ぎコンベア12で後送される。
そして、受継ぎコンベア12の後方に位置する
スイツチSw10が播種された苗箱A′の到達を検
出すると、開閉器MS8が励磁されて接点MS−
8によつて自己保持され、別の接点MS−8によ
つてモータM5が回転させられる。したがつて、
受渡装置10のリフトチエン13a,13aが回
転させられ、受継ぎコンベア12上の苗箱A′が
リフト桟14,14で受けられてリフトされるこ
とになる。
スイツチSw10が播種された苗箱A′の到達を検
出すると、開閉器MS8が励磁されて接点MS−
8によつて自己保持され、別の接点MS−8によ
つてモータM5が回転させられる。したがつて、
受渡装置10のリフトチエン13a,13aが回
転させられ、受継ぎコンベア12上の苗箱A′が
リフト桟14,14で受けられてリフトされるこ
とになる。
このとき、苗箱A′はストツパ等で受止められ
ることなく移送中においてスイツチSw10の検
出によつて受継ぎコンベア12上から離れるた
め、苗箱A′中の種籾が潅水をされた直後であつ
ても移動せずにリフトされ、的確に持上げられ
る。
ることなく移送中においてスイツチSw10の検
出によつて受継ぎコンベア12上から離れるた
め、苗箱A′中の種籾が潅水をされた直後であつ
ても移動せずにリフトされ、的確に持上げられ
る。
このようにして苗箱A′が上方にリフトされる
と、スイツチSw11がこの苗箱A′を検出し、モ
ータM5が停止する。これと同時に開閉器CR4
が励磁され接点CR−4が作動して同時に自己保
持される。
と、スイツチSw11がこの苗箱A′を検出し、モ
ータM5が停止する。これと同時に開閉器CR4
が励磁され接点CR−4が作動して同時に自己保
持される。
また、別接点CR−4によりソレノイドSOL1
が作動してリフトされた苗箱A′を押出す。続い
てスイツチSw12が作動し、開閉器CR5が励磁
され、接点CR−5によつて自己保持されると同
時に別の接点CR−5によつて押出しがストツプ
される。
が作動してリフトされた苗箱A′を押出す。続い
てスイツチSw12が作動し、開閉器CR5が励磁
され、接点CR−5によつて自己保持されると同
時に別の接点CR−5によつて押出しがストツプ
される。
更に、別のスイツチSw12′が作動し、タイマ
T2により少し遅れて振分け移送装置23の押出
装置15が苗箱A′の2回の作動に対して1回往
復動し、左右2列に苗箱A′を振り分ける。
T2により少し遅れて振分け移送装置23の押出
装置15が苗箱A′の2回の作動に対して1回往
復動し、左右2列に苗箱A′を振り分ける。
また、別の接点CR−5によりソレノイドSOL
2が働き押出ピストンが引込められ、スイツチ
Sw13によつて停止させられるのである。
2が働き押出ピストンが引込められ、スイツチ
Sw13によつて停止させられるのである。
このようにして、振分け移送装置23上で苗箱
A′が左右2列に振分けられて後方へ移送される
ことになる。
A′が左右2列に振分けられて後方へ移送される
ことになる。
そして、移送中の左右2列の苗箱A′,A′がス
イツチSw14で共に検出されると、タイマT1
が作動し、接点T−1が閉成され、ソレノイド
SOL4が働き、シリンダ装置42が作動し先行
してきた苗箱A′を受止めていた状態からそれを
解放し左右に苗箱A′,A′が並列した状態で後送
する。そして、苗箱移送装置28上に移り、その
後端側にまで移送されることになる。
イツチSw14で共に検出されると、タイマT1
が作動し、接点T−1が閉成され、ソレノイド
SOL4が働き、シリンダ装置42が作動し先行
してきた苗箱A′を受止めていた状態からそれを
解放し左右に苗箱A′,A′が並列した状態で後送
する。そして、苗箱移送装置28上に移り、その
後端側にまで移送されることになる。
そして、移送装置28の後端側にある固定のス
トツパ46によつて2列の苗箱A′,A′が受止め
られ、これをスイツチSw1が検出すると、開閉
器MS1が励磁され、接点MS−1で自己保持さ
れ、同時に別接点MS−1により、押込装置49
のモータM1が回転し台車29の最下段の後方の
受桟31上に2個の苗箱A′,A′を同時に押込む
ことになる。
トツパ46によつて2列の苗箱A′,A′が受止め
られ、これをスイツチSw1が検出すると、開閉
器MS1が励磁され、接点MS−1で自己保持さ
れ、同時に別接点MS−1により、押込装置49
のモータM1が回転し台車29の最下段の後方の
受桟31上に2個の苗箱A′,A′を同時に押込む
ことになる。
このとき、押込まれようとする苗箱A′,A′は
その前後上面を浮上防止具61のローラ64,6
4で押圧案内され確実に押込まれることになる。
その前後上面を浮上防止具61のローラ64,6
4で押圧案内され確実に押込まれることになる。
次に、スイツチSw4はONされると開閉器MS
2が励磁されると同時にこれが自己保持され、別
接点MS−2により開閉器MS1が励磁されモー
タM1を逆転し、押込装置を引き戻す。
2が励磁されると同時にこれが自己保持され、別
接点MS−2により開閉器MS1が励磁されモー
タM1を逆転し、押込装置を引き戻す。
また、前記開閉器MS1の励磁により、別接点
MS−1が閉成し、開閉器CR1が励磁される。
そして接点CR−1によりソレノイドSCL3が作
動し、シリンダ45を下動し苗箱A′を受止め得
る状態にする。
MS−1が閉成し、開閉器CR1が励磁される。
そして接点CR−1によりソレノイドSCL3が作
動し、シリンダ45を下動し苗箱A′を受止め得
る状態にする。
この状態において、ストツパ46に取付けられ
たスイツチSw2がONすると、開閉器MS3が励
磁され、接点MS−3が閉成して自己保持される
と共にモータM2が回転して押出装置48が働き
台車29の最下段前方の受桟31上へ2個の苗箱
A′,A′を押込むことになる。そして、引き続き
スイツチSw3がONされ開閉器MS4が励磁され
て自己保持されると同時に接点MS4により開閉
器MS2が励磁され、モータM2を逆転し押込装
置を引き戻す。
たスイツチSw2がONすると、開閉器MS3が励
磁され、接点MS−3が閉成して自己保持される
と共にモータM2が回転して押出装置48が働き
台車29の最下段前方の受桟31上へ2個の苗箱
A′,A′を押込むことになる。そして、引き続き
スイツチSw3がONされ開閉器MS4が励磁され
て自己保持されると同時に接点MS4により開閉
器MS2が励磁され、モータM2を逆転し押込装
置を引き戻す。
このようにして、台車29の前、後、左右内の
最下段の受桟31,31上に夫々苗箱A′,A′…
が載置され、前位の押込装置48が働いてその押
出棒48bが復帰しリセツトされ、スイツチSw
3がONすることになる。
最下段の受桟31,31上に夫々苗箱A′,A′…
が載置され、前位の押込装置48が働いてその押
出棒48bが復帰しリセツトされ、スイツチSw
3がONすることになる。
そして、あらかじめ台車29の各受桟31,3
1…上へ苗箱A′を段積みする場合は、切替スイ
ツチSw15を手動でスイツチSw9側に電流が流
れるように切替えておく。また、上下一段おきに
間隔を離して苗箱A′を段積みしたいときはスイ
ツチSw9′側へ電流が流れるよう切替スイツチ
Sw15を切替えておくとよい。
1…上へ苗箱A′を段積みする場合は、切替スイ
ツチSw15を手動でスイツチSw9側に電流が流
れるように切替えておく。また、上下一段おきに
間隔を離して苗箱A′を段積みしたいときはスイ
ツチSw9′側へ電流が流れるよう切替スイツチ
Sw15を切替えておくとよい。
このようにして、いずれか側へ切替えておけ
ば、前記スイツチSw3のONによつて、開閉器
CR2が励磁され、接点CR−2が閉成して開閉器
MS6が励磁され、接点MS−6が閉成してモー
タM3と逆転して上下動機構36を作動し、リフ
トアーム38bを下動する。このとき、スイツチ
Sw15で切替えられて電流が流されている側の
スイツチSw9あるいはスイツチSw9′が、カム
体57あるいは58のラツチ57a,58aに対
応するまでONし続けそのラツチ間のピツチlあ
るいはLの間隔だけ台車29が下降して停止され
る。そして、このとき、苗箱移送装置28の上面
と台車29の下側から2段目の受桟31の高さが
略々同じ高さになるか、下側から3段目の受桟3
1の高さが同じ高さになつて停止される。
ば、前記スイツチSw3のONによつて、開閉器
CR2が励磁され、接点CR−2が閉成して開閉器
MS6が励磁され、接点MS−6が閉成してモー
タM3と逆転して上下動機構36を作動し、リフ
トアーム38bを下動する。このとき、スイツチ
Sw15で切替えられて電流が流されている側の
スイツチSw9あるいはスイツチSw9′が、カム
体57あるいは58のラツチ57a,58aに対
応するまでONし続けそのラツチ間のピツチlあ
るいはLの間隔だけ台車29が下降して停止され
る。そして、このとき、苗箱移送装置28の上面
と台車29の下側から2段目の受桟31の高さが
略々同じ高さになるか、下側から3段目の受桟3
1の高さが同じ高さになつて停止される。
そして、順次上記の作用が繰返されることによ
り台車29が間欠的に下動し、受桟31,31…
上に苗箱Aが段積みされるのである。
り台車29が間欠的に下動し、受桟31,31…
上に苗箱Aが段積みされるのである。
つぎに、この装置には、台車29に苗箱が満載
されたとき、当該台車を空の台車と交換する間、
それ以上の苗箱が台車側に送り出されないように
するための台車交換用停止装置が設けられてい
る。すなわち、播種装置7には苗箱Aが播種位置
にあることを検出するスイツチSw16が設置さ
れており、第7図に示すように、リフトアーム3
8bが最下段に達してSw7がこれを検出しても、
苗箱Aが播種位置にあつてSw16がONしてい
る間は播種装置駆動用のモータM6は停止しな
い。リフトアーム38bが最下段に達した状態、
すなわち台車29に苗箱が満載された状態で播種
位置に苗箱がなくなれば、モータM6が停止し、
播種装置がストツプする。
されたとき、当該台車を空の台車と交換する間、
それ以上の苗箱が台車側に送り出されないように
するための台車交換用停止装置が設けられてい
る。すなわち、播種装置7には苗箱Aが播種位置
にあることを検出するスイツチSw16が設置さ
れており、第7図に示すように、リフトアーム3
8bが最下段に達してSw7がこれを検出しても、
苗箱Aが播種位置にあつてSw16がONしてい
る間は播種装置駆動用のモータM6は停止しな
い。リフトアーム38bが最下段に達した状態、
すなわち台車29に苗箱が満載された状態で播種
位置に苗箱がなくなれば、モータM6が停止し、
播種装置がストツプする。
このように、台車がいつぱいになつたときは、
それ以上の苗箱の送込みが自動的にストツプする
ので、苗箱が台車から溢れることがない。しかも
播種装置は、現在播種途中の苗箱からあるときは
その苗箱に対する播種が完了してから停止するの
で、播種ムラ等の欠陥が生じない。なお、台車交
換時にこのように播種機と受継ぎコンベア12を
停止するように構成した場合は、前記分岐コンベ
ア70は不要である。
それ以上の苗箱の送込みが自動的にストツプする
ので、苗箱が台車から溢れることがない。しかも
播種装置は、現在播種途中の苗箱からあるときは
その苗箱に対する播種が完了してから停止するの
で、播種ムラ等の欠陥が生じない。なお、台車交
換時にこのように播種機と受継ぎコンベア12を
停止するように構成した場合は、前記分岐コンベ
ア70は不要である。
つぎに、台車に苗箱が満載された場合に、その
交換中における播種ムラの発生を防止するために
は、上記のように播種機と受継ぎコンベア12を
停止するかわりに、播種機から送り出される苗箱
Aを別に設けた分岐コンベア70側に送り込むよ
うにしてもよい。すなわち、第8図において、台
車29に苗箱A′が満載されると、Sw7がOFF
し、移送装置23のコンベアモータM4と苗箱持
上げ用のリフトコンベア13のモータM5を停止
させる。したがつて、台車29に対する苗箱Aの
それ以上の送込みはなくなる。この間播種機は停
止しないので、空の苗箱Aに次々と播種され、播
種機から受継ぎコンベア12に送り出されるが、
この苗箱は停止しているリフト機14を通り抜け
て分岐コンベア70に送り込まれる。空の台車2
9がセツトされるとSw8によつて自動的に復帰
し、苗箱Aが台車29側に送り込まれるようにな
る。なお、分岐コンベア70上の苗箱は、台車2
9に手載せすればよい。
交換中における播種ムラの発生を防止するために
は、上記のように播種機と受継ぎコンベア12を
停止するかわりに、播種機から送り出される苗箱
Aを別に設けた分岐コンベア70側に送り込むよ
うにしてもよい。すなわち、第8図において、台
車29に苗箱A′が満載されると、Sw7がOFF
し、移送装置23のコンベアモータM4と苗箱持
上げ用のリフトコンベア13のモータM5を停止
させる。したがつて、台車29に対する苗箱Aの
それ以上の送込みはなくなる。この間播種機は停
止しないので、空の苗箱Aに次々と播種され、播
種機から受継ぎコンベア12に送り出されるが、
この苗箱は停止しているリフト機14を通り抜け
て分岐コンベア70に送り込まれる。空の台車2
9がセツトされるとSw8によつて自動的に復帰
し、苗箱Aが台車29側に送り込まれるようにな
る。なお、分岐コンベア70上の苗箱は、台車2
9に手載せすればよい。
この構成でも、苗箱Aが台車29から溢れるこ
とがなく、しかも播種ムラが生じなくなるが、こ
の場合は上記前例と違つて、台車交換中も播種が
継続されるので、きわめて能率的である。
とがなく、しかも播種ムラが生じなくなるが、こ
の場合は上記前例と違つて、台車交換中も播種が
継続されるので、きわめて能率的である。
(発明の効果)
以上に説明したように、上記第1、第2の発明
によれば、いずれも台車交換中における播種ムラ
を効果的に防止することが可能となつた。
によれば、いずれも台車交換中における播種ムラ
を効果的に防止することが可能となつた。
第1図、第2図は本発明の実施例をあらわす平
面図および側面図、第3図および第4図はその要
部を拡大した平面図および側面図、第5図は要部
の簡略背面図、第6図は要部の一部断面側面図、
第7図、第8図は電気制御回路図である。 3……播種台、6……床土供給装置、7……播
種装置、8……押込板装置、9……潅水装置、1
0……受渡装置、12……受継ぎコンベア、13
……リフトコンベア、15……押出装置、29…
…台車、70……分岐コンベア、A,A′……苗
箱。
面図および側面図、第3図および第4図はその要
部を拡大した平面図および側面図、第5図は要部
の簡略背面図、第6図は要部の一部断面側面図、
第7図、第8図は電気制御回路図である。 3……播種台、6……床土供給装置、7……播
種装置、8……押込板装置、9……潅水装置、1
0……受渡装置、12……受継ぎコンベア、13
……リフトコンベア、15……押出装置、29…
…台車、70……分岐コンベア、A,A′……苗
箱。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 苗箱移送用のコンベアをそなえた播種台上
に、床土供給装置、播種装置、覆土装置等を並設
してなる播種機の後方に、該播種機のコンベアの
終端部から播種された苗箱を受け取つて後方へ移
送する受継ぎコンベアと、該受継ぎコンベア上の
苗箱を持ち上げるリフトコンベアとをそなえ、後
方位置にセツトされた苗箱積載用の台車に苗箱を
送り込む受渡装置を設け、前記台車に苗箱が満載
されたときは当該受継ぎコンベアと播種機を停止
するが、播種機は、現在播種途中の苗箱があると
きは、その苗箱に対する播種が完了してから停止
するように構成した自動停止装置を設けたことを
特徴とする苗箱の搬送装置。 2 苗箱移送用のコンベアをそなえた播種台上
に、床土供給装置、播種装置、覆土装置等を並設
してなる播種機の後方に、該播種機のコンベアの
終端部から播種された苗箱を受け取つて後方へ移
送する受継ぎコンベアと、該受継ぎコンベア上の
苗箱を持ち上げるリフトコンベアとをそなえ、後
方位置にセツトされた苗箱積載用の台車に苗箱を
送り込む受渡装置を設けるとともに、前記受継ぎ
コンベアに接続された分岐コンベアを設け、台車
に苗箱が満載されたときは前記リフトコンベアを
停止して分岐コンベア側に苗箱を移送し、苗箱積
載可能な台車がセツトされたときは再度リフトコ
ンベアを起動して台車側に苗箱を移送するように
構成した移送路切換装置を設けたことを特徴とす
る苗箱の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10712084A JPS60251805A (ja) | 1984-05-26 | 1984-05-26 | 苗箱の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10712084A JPS60251805A (ja) | 1984-05-26 | 1984-05-26 | 苗箱の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60251805A JPS60251805A (ja) | 1985-12-12 |
JPH0542242B2 true JPH0542242B2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=14450989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10712084A Granted JPS60251805A (ja) | 1984-05-26 | 1984-05-26 | 苗箱の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60251805A (ja) |
-
1984
- 1984-05-26 JP JP10712084A patent/JPS60251805A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60251805A (ja) | 1985-12-12 |
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