JPH0542215A - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

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JPH0542215A
JPH0542215A JP3224748A JP22474891A JPH0542215A JP H0542215 A JPH0542215 A JP H0542215A JP 3224748 A JP3224748 A JP 3224748A JP 22474891 A JP22474891 A JP 22474891A JP H0542215 A JPH0542215 A JP H0542215A
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JP
Japan
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slider
driven
operating
feed screw
syringe
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Pending
Application number
JP3224748A
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English (en)
Inventor
Michio Osone
教夫 大曽根
Keisuke Wakabayashi
啓介 若林
Eiji Koike
英二 小池
Kazuo Matsubara
一雄 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atom Corp
Atom Medical Corp
Original Assignee
Atom Corp
Atom Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】輸液装置に載置されるシリンジの吸子を押圧す
るスライダ24と送りネジ34により駆動される被駆動
部材32とを連結部材30及び操作部材31の二本の部
材により連結する。操作部材31は、スライダ24の操
作釦28と、被駆動部材32の係合部材33とに接続さ
れる。 【効果】スライダ24は、二本の部材により支持される
ので、スライダ24の移動時における剛性が高い。ま
た、二本の部材のうちの一本が送りネジ34と係合部材
33との接離操作を行う操作部材31であるから、スラ
イダ24の移動時における剛性を得るための部品点数を
削減でき、構造が簡素化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンジを用いて各種
薬液、血液等を人体に注入する輸液装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、シリンジを用いて自動的に輸
液を行うようにした輸液装置が知られている。この種の
装置では、薬液を収納したシリンジを装着して、シリン
ジの吸子をスライダにより一定速度で押圧することによ
って輸液を行うようにしている。
【0003】このような輸液装置においては、設定され
た輸液量を正確に送出することが要求される。従って、
吸子を押圧するスライダの移動を正確に行うために上記
吸子を押圧する上記スライダを高い精度及び剛性で支持
する必要がある。また、シリンジを装着する際にスライ
ダを手動で移動できるようにすることも、この種の輸液
装置の使い勝手の面から要求される。従来、この種の輸
液装置においては、例えば、スライダを面で支持した
り、高い剛性を有する部材により支持するようにした輸
液装置が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スライ
ダを面で支持したり、高い剛性を有する部材により支持
するようにすると、摺動抵抗や、機械的負担の問題が生
じる。従って、このような問題を解決するために、スラ
イダ等の部品毎に高い工作精度が必要となり、製造コス
トが高くなる。さらに、スライダを手動で移動できるよ
うにする機構を付加することにより、製造コストは一層
高くなる。
【0005】本発明は、上述の輸液装置のもつ欠点を解
消し、簡素な構造でスライダを高い剛性で支持でき、信
頼性が高く、しかも、スライダを手動で移動できるよう
にする機構を付加しても、製造の容易な輸液装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による輸液装置
は、移動自在に設けられたスライダをシリンジの吸子に
接触させ、上記スライダの移動により上記吸子を押圧す
るようにした輸液装置において、上記スライダを移動さ
せる駆動部材と、上記駆動部材に対して接離自在な係合
部材を有する被駆動部材と、上記スライダと上記駆動部
材とを連結する連結部材と、上記スライダと上記被駆動
部材との間に上記連結部材と平行に配置された操作部材
とを備え、上記操作部材の上記スライダ側の端部近傍に
は操作釦が取り付けられ、上記操作部材の上記被駆動部
材側の端部には上記係合部材が取り付けられ、上記スラ
イダ近傍に配置される上記操作釦を操作することによ
り、上記操作部材が回動して、上記係合部材の上記駆動
部材に対する接離操作を行い、上記係合部材が上記駆動
部材から離間することにより、上記スライダを上記駆動
部材によらずに移動させることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明による輸液装置の一実施例を図
面を参照して説明する。図1に、本発明による一実施例
の輸液装置の外観を示す。この輸液装置1のケース2に
は、シリンジ3の輸液操作及び輸液状態を監視する操作
部4と、シリンジ3が装着され得るポンプ装着部5とが
設けられている。シリンジ3は用途によって、総容量が
10ml、20ml、30ml、50ml等の規格品が
用いられる。
【0008】また、操作部4には、装着されたシリンジ
3の容量を表示する容量表示器6と、種々の動作状態を
表示する集中表示器7と、輸液開始表示器8と、輸液停
止表示器9と、輸液中の流量、累積流量をml/時ある
いはmlの単位で表示する4桁の数値表示器10とが配
置される。
【0009】上記集中表示器7にはこの輸液装置の動作
状態等を示す各種の表示器を備えるまた、上記操作部4
には、緊急時に通常の輸液量より多い量の薬液を送り得
るワンショットボタン11、数値表示器10の表示内容
を選択する輸液量ボタン12、輸液開始/停止ボタン1
3、早送りボタン14、ブザー停止ボタン17及び電源
ボタン15が配置される。さらに、数値表示器10の上
下には、桁毎に流量設定が行える流量設定ボタン16が
配置される。
【0010】ポンプ装着部5は、シリンジ3の外筒21
が載せられる載置部22と、シリンジ3内を摺動自在に
移動する吸子23を押圧し得るスライダ24とを備え
る。なお、上記スライダ24はベローズ29で覆われた
駆動手段の一部により移動自在に支持されている。
【0011】シリンジ3は外筒21が保持部26に保持
され、吸子23の後端部がスライダ24に当接される。
なお、シリンジ3の先端には、注射針に連通した柔軟な
輸液パイプ(図示せず)が接続される。従って、シリン
ジ3が載置部22に載置され、駆動手段によりスライダ
24が吸子23を矢印a方向に所定の速度で押圧する
と、シリンジ3内の薬液が所定流量で押し出されて、輸
液パイプ及び注射針を経由して患者に注入される。
【0012】図2に、図1に示した輸液装置1の一部を
破断した側面図を示す。ポンプ装着部5に載置されるシ
リンジ3の吸子23を押圧するスライダ24はモータに
より回転駆動される送りネジ34と、この送りネジ34
と係合する被駆動部材32とから構成される駆動手段2
5の被駆動部材32に連結部材30により連結される。
送りネジ34の一端には、薬液が患者に注入される時の
圧力を検出する検出手段40が設けられている。なお、
詳細を示していないが、スライダ24に取り付けられた
操作釦28を操作することにより送りネジ34と被駆動
部材32との係合を解除してスライダ24を手動で移動
させることができる。
【0013】一方、送りネジ34は、一端34aが硬質
のボール53を介して検出手段40に当接し、他端には
大歯車41が取り付けられてモータ側の小歯車(図示せ
ず)と噛合する。
【0014】スライダ24は、設定された流量に基づい
て制御される上記駆動手段25により移動して吸子23
を矢印a方向に押圧して所定流量の薬液を押し出す。な
お、スライダ24と駆動手段25との詳細な構造は、図
3及び図4に示す。
【0015】図3に、駆動手段25及びスライダ24の
関係を示す。送りネジ34はその一端に、モータ36の
小歯車37と噛合する大歯車41が取り付けられてい
る。また、この送りネジ34と平行に案内棒35が配置
され、被駆動部材32はこの送りネジ34と案内棒35
とに摺動自在に支持されている。一方、スライダ24は
連結部材30と、この連結部材30と平行に配置される
操作部材31とにより被駆動部材32に連結される。
【0016】上記連結部材30はその両端を被駆動部材
32とスライダ24とに固定されているが、上記操作部
材31は一端に被駆動部材32の係合部材33を取り付
け、他端にスライダ24の操作釦28取り付けてある。
この操作釦28を操作することにより操作部材31が回
動して係合部材33の送りネジ34に対する接離操作を
行う。
【0017】図4(A)、(B)に、スライダ24の操
作釦28と被駆動部材32の係合部材33との関係を示
す。図4(A)に示す状態は、送りネジ34によりスラ
イダ24を駆動する場合を示す。被駆動部材32の係合
部材33はばね38により矢印b方向に付勢され送りネ
ジ34と係合する。従って、送りネジ34の回動により
係合部材33が駆動され、被駆動部材32、連結部材3
0及び操作部材31を介してスライダ24が駆動され
る。
【0018】図4(B)に示す状態は、スライダ24を
手動にて移動する場合を示す。まず、図4(A)に示す
状態から、操作釦28を矢印c方向に操作すると操作部
材31が回動する。そして、係合部材33が、ばね38
の矢印b方向への付勢力に抗して矢印d方向に回動され
て送りネジ34との係合を外す。この状態でする。スラ
イダ24を手動にて移動する。
【0019】図3及び図4に示すように、このスライダ
24の移動に必要な剛性は、スライダ24を、連結部材
30及び操作部材31の二本の部材により支持すること
で確保される。
【0020】
【発明の効果】本発明による輸液装置は、シリンジの吸
子を押圧するスライダを、連結部材及び操作部材の二本
の部材により支持するようにしたので、スライダの移動
時における剛性が高く、スライダの移動が正確に行われ
る。また、スライダを支持する二本の部材のうちの一本
をスライダの手動操作をする時の操作部材としたので部
品点数が削減されると共に製造コストも削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の輸液装置の外観斜視図であ
る。
【図2】図1の輸液装置の一部破断による側面図であ
る。
【図3】駆動手段とスライダとの関係を示す要部の平面
図である。
【図4】(A)スライダが送りネジにより駆動される状
態におけるスライダの操作釦と被駆動部材の係合部材と
の関係を示す断面図である。 (B)スライダが手動により移動される状態におけるス
ライダの操作釦と被駆動部材の係合部材との関係を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 輸液装置 3 シリンジ 23 吸子 24 スライダ 28 操作釦 30 連結部材 31 操作部材 32 被駆動部材 33 係合部材 34 送りネジ(駆動部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 一雄 東京都文京区本郷三丁目18番15号 アトム 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動自在に設けられたスライダをシリンジ
    の吸子に接触させ、上記スライダの移動により上記吸子
    を押圧するようにした輸液装置において、 上記スライダを移動させる駆動部材と、 上記駆動部材に対して接離自在な係合部材を有する被駆
    動部材と、 上記スライダと上記駆動部材とを連結する連結部材と、 上記スライダと上記被駆動部材との間に上記連結部材と
    平行に配置された操作部材とを備え、 上記操作部材の上記スライダ側の端部近傍には操作釦が
    取り付けられ、 上記操作部材の上記被駆動部材側の端部には上記係合部
    材が取り付けられ、 上記スライダ近傍に配置される上記操作釦を操作するこ
    とにより、上記操作部材が回動して、上記係合部材の上
    記駆動部材に対する接離操作を行い、上記係合部材が上
    記駆動部材から離間することにより、上記スライダを上
    記駆動部材によらずに移動させることができる輸液装
    置。
JP3224748A 1991-08-09 1991-08-09 輸液装置 Pending JPH0542215A (ja)

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