JPS6244505B2 - - Google Patents

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JPS6244505B2
JPS6244505B2 JP58103473A JP10347383A JPS6244505B2 JP S6244505 B2 JPS6244505 B2 JP S6244505B2 JP 58103473 A JP58103473 A JP 58103473A JP 10347383 A JP10347383 A JP 10347383A JP S6244505 B2 JPS6244505 B2 JP S6244505B2
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JP
Japan
Prior art keywords
syringe
signal
infusion
circuit
slider
Prior art date
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Application number
JP58103473A
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English (en)
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JPS59228851A (ja
Inventor
Susumu Saito
Kinya Ishizaka
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ATOMU KK
Original Assignee
ATOMU KK
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Publication date
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Priority to JP58103473A priority Critical patent/JPS59228851A/ja
Publication of JPS59228851A publication Critical patent/JPS59228851A/ja
Publication of JPS6244505B2 publication Critical patent/JPS6244505B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリンジ式注入ポンプを用いて各種薬
液、血液等を人体に注入するための輸液装置に関
する。
患者に長時間にわたる輸液を行う場合、何本か
のシリンジを次々に交換しながら連続的に行うこ
とがある。このような場合、一般には1つのシリ
ンジによる輸液が終了するのと同時に次のシリン
ジによる輸液の準備を行うようにしている。従つ
て、輸液が一旦中断することになるが、この中断
時間が長過ぎると患者に悪影響を及ぼすことがあ
る。また針先や細いカテーテルの先などに血液に
よる血栓が生じて、その部分が塞がれてしまうこ
とがある。
一方、シリンジ式ポンプを用いて自動的に輸液
を行うようにした輸液装置が知られている。この
装置では薬液を収納したシリンジ式ポンプを装着
し、シリンジの吸子をスライダにより一定速度で
押圧することによつて輸液を行うようにしてい
る。このような輸液装置では上述した輸液の中断
を避けるために、一つのポンプによる輸液が終了
する前に警報を発して、次の輸液のための準備時
間を知らせるようにしている。しかしながら従来
の輸液装置では、前記スライダが所定の位置に来
たことをリミツトスイツチ等により検出し、この
検出に基いて警報を発生するようにしているた
め、輸液の注入速度、即ちスライダの移動速度に
よつて警報の出る時刻が異ることになる。即ち、
例えば輸液終了位置より3ml手前で警報が出るよ
うにした場合、30ml/Hの速度で注入していれば
終了6分前で警報が出るが、3ml/Hの速度で注
入していれば60分前に警報が出ることになり、こ
の場合は、準備時間を知らせる警報としては意味
をなさないものとなる。
本発明は上記の実情に鑑み成されたもので、薬
液の注入速度に拘らず、輸液が終了する所定時間
前に警報を発生するようにした輸液装置を提供す
るものである。
以下本発明の実施例を図面と共に説明する。
第1図は本発明による輸液装置1の外観を示す
もので、ケース2には操作部3とポンプ装着部4
とが設けられている。操作部3にはシリンジの大
きさ表示部5、注入異常表示部6、終了3分前表
示部7、駆動中表示部8、停止表示部9、デイジ
タル表示部10、流量設定釦部11、輸液開始釦
12、停止釦13、早送り釦14、終過時間表示
釦15、送量表示釦16及び動作釦17等が配さ
れている。ポンプ装着部4にはスライダ18がガ
イド19に沿つて移動自在に設けられると共に、
シリンジ保持部20及びシリンジ径検出器21が
設けられている。上記スライダ18には押圧部2
2(第3図参照)とロツク摘み23とが設けられ
ている。シリンジ24と吸子25とから成るポン
プ26は上記保持部20にシリンジ24を保持さ
れて装着され、吸子25の後端部に上記押圧部2
2が当接される。尚、シリンジ24の先端には輸
液チユーブ27が接続される。
この第1図の状態でスライダ18が矢印a方向
に所定速度で移動することにより吸子25が押さ
れて、シリンジ24内の液が所定流量で押し出さ
れ、チユーブ27を通じて患者に輸液されるよう
に成されている。
次にスライダ18の駆動装置の本発明を含む実
施例について第2図と共に説明する。
この駆動装置は本発明による機能を含む次の4
つの機能を持つように成されている。
(1) 液の注入速度に拘らず、輸液が終了する所定
時間前(第1図の場合は3分前)に警報を発す
る。
(2) 液を常に設定された量だけ正確に患者に注入
する。
(3) 輸液中に液が正常に輸液されているか否かを
シリンジ内の圧力を検出することにより監視す
る。
(4) シリンジの径を検出し、その検出に応じて自
動的に液に注入速度を設定する。
第2図において、前記スライダ18はモータ2
8で回転される送りネジ29により矢印a方向に
に移動されることによつて、押圧部22を介して
吸子25を送るようにしている。上記モータ28
は、注入速度設定回路30で設定された注入速度
に応じて注入速度発生回路31から出力される速
度信号Ssにより、モータコントロール回路32
が制御されることにより、設定された速度で回転
される。
上記送りネジ29と平行にリニアポテンシヨメ
ータ33が配されており、このポテンシヨメータ
33にスライダ18に設けた接触子34が接触し
ている。従つて、このポテンシヨメータ33から
は、スライダ18の位置、即ち吸子25の位置を
表わす信号Sp1が得られる。
この信号Sp1は吸子位置検出回路35に加えら
れ、この回路35は吸子位置検出信号Sp2を終了
3分前検出回路36と注入終了検出回路37とに
加える。上記検出回路36は信号Sp2と前記シリ
ンジ径検出器21から得られるシリンジ24の径
を表わす信号SRと前記信号SSとに基いて注入が
終了する3分前の時間を演算し、その時間になれ
ば信号S3をアラーム信号発生回路38に加える。
これを受けてこの回路38はアラーム信号を発
し、このアラーム信号により、第1図の表示部7
が表示状態となつて終了3分前にあることを知ら
せる。以上によれば、シリンジ径、注入速度に拘
らず、常に終了3分前に警報を得ることができ、
前記(1)項の機能を達成することができる。尚、終
了3分前検出回路36は、例えばシリンジ径と信
号SSとに応じて夫々終了3分前に相当する大き
さの基準電圧が用意されると共に、上記シリンジ
径を表わす信号SRによつて上記基準電圧の一つ
が選択されるように成され、この選択された基準
電圧と上記吸子位置検出信号SP2が選択された基
準電圧を越えたときに、上記信号S3を出力するよ
うな構成となつている。
次に注入終了検出回路37は信号SRと信号Sp
とに基いて液の注入が終了したことを検出し
て、信号SEをアラーム信号発生回路38に加え
る。これを受けてこの回路38はコントロール回
路32に停止信号SSTを送り、これによつてモー
タ28が停止される。以上によれば、常に一定の
注入量をシリンジ径に拘らず患者に与えることが
でき、前記(2)項の機能を達成することができる。
次に吸子25を押圧する押圧部22にはシリン
ジ24内の液圧を検出する圧力センサ39が設け
られている。この圧力センサ39から得られる圧
力を示す信号SPRはアンプ40を通じて初期値記
憶回路41及び圧力換算回路42に加えられる。
上記初期値記憶回路41は停止時液が注入されて
いないときの圧力値を記憶するもので、後段の圧
力換算回路42においてこの初期圧力値から注入
を行つているときの圧力値を引く事によつて、温
度ドリフト、シリンジ24の抵抗等を相殺するよ
うにしている。上記圧力換算回路42においては
また前記信号SRに基いてシリンジ径の違いによ
る圧力差を換算し、液の単位面積当りの圧力を求
めてその信号SPSを比較回路43に送る。この比
較回路43には閉塞値発生回路44、開放値発生
回路45及び異常値発生回路46から圧力の異常
を示す各基準値が与えられ信号SPSと夫々比較さ
れる。尚、上記閉塞値は針づまり等のように、モ
ータの負荷が重くなる場合の基準値であり、上記
開放値は針抜け、チユーブはずれ等のようにモー
タの負荷が軽くなる場合の基準である。また上記
異常値は負荷が急激に変動する場合の基準値であ
る。尚これらの閉塞値、開放値及び異常値は信号
Rに応して変更されるように成されている。
上記比較回路43は上記の各異常状態を検出し
てその検出信号SAをアラーム信号発生回路38
に加える。この回路38は異常状態に応じた表示
を第1図の表示部6で行うと共に、信号SSTを送
つてモータ28を停止させる。以上によれば、輸
液状態を常に監視することができ、前記(3)項の機
能を達成することができる。
次に比較回路47は、前記信号SRを受けてシ
リンジ径の異るシリンジの種類を識別する。即
ち、Aシリンジ、Bシリンジ及びCシリンジを識
別する電圧A,B,Cと信号SRとを夫々比較し
て、識別信号SDを出力する。モータコントロー
ル回路32はこの信号SDと注入速度設定回路3
0で設定された注入速度とに基いてモータ29の
速度を制御している。上記信号SDは記憶回路4
8に加えられ、現在使用されているシリンジの大
きさとして記憶される。この記憶されたシリンジ
の大きさと信号SRとがシリンジ検出回路49に
加えられて比較される。これによつて、シリンジ
24がはずれたり、あるいは誤つて他の大きさの
シリンジに交換されたような場合に検出信号SC
を出力してアラーム信号発生回路38に加える。
これによつて適切な表示が成されると共に、モー
タ28が停止される。以上によれば、自動的にシ
リンジの径を検出してモータ28の速度を決定す
ると共に、誤つたシリンジの装置を検出すること
ができ、前記(4)項の機能を達成することができ
る。
尚、アラーム信号発生回路38は種々の内容を
持つてアラーム信号を出力するが、その内容に応
じて音、光等による警報の表示状態を変えるよう
にしてよいことは勿論である。また第2図の各回
路はデイジタル回路で構成することができ、さら
にモータ28としてパルスモータを用いてよい。
次に圧力センサ39の実施例を第3図と共に説
明する。
第3図において、スライダ18の内部には枠5
0が設けられ、この枠50の一端部開口51には
デルリン樹脂等を材質とする前記押圧部22がパ
ツキング52を介して設けられている。この枠5
0にはさらにステンレス等から成る板バネ53が
設けられ、この板バネ53に一対のストレインゲ
ージ54,55が設けられている。上記押圧部2
2には硬質の突起56が埋設され、この突起56
の先端が板バネ53の略中央に当接している。
上記構成によれば、スライダ18が矢印a方向
に移動して押圧部22が吸子25を押圧すると、
突起56が板バネ53を押圧し、そのたわみ量が
ストレインゲージ54,55で電圧に変換され
て、前記信号SPRが得られる。
次にシリンジ径検出器21の実施例を第4図と
共に説明する。
図において、夫々検出子57,58が設けられ
た一対の回動アーム59,60はそれらの下部を
回動軸61,62に固定されている。これらの回
動軸61,62にはギヤ63,64が互いに噛合
して固定されている。これらの回動アーム59,
60はバネ65により、一対の検出子57,58
が互いに接近する方向に付勢されている。また一
方の回動アーム59の一端にはマグネツト66が
接着され、このマグネツト66に近接してホール
素子等の磁界検出素子67が固定配置されてい
る。
上記構成によれば、シリンジ装着部4に仮想線
で示すように径の異るシリンジ24を装着する
と、検出子57,58がシリンジ24の両側部に
仮想線で示すように当接する。即ち、アーム5
9,60の回動角がシリンジ径に応じて異ること
になり、これによつてマグネツト66の検出素子
67に対する位置が変化し、検出素子67はシリ
ンジ径に応じた電圧を前記信号SRとして出力す
る。第5図はホール素子の出力特性を示すもの
で、Sの範囲でリニア特性が得られ、例えばA,
B,Cの各シリンジに対して図示の出力が得られ
る。
以上述べたように本発明は、ポテンシヨメータ
を用いて吸子の位置を検出し、この吸子の位置と
シリンジ径と注入速度とに基いて注入終了の所定
時間前の時刻を算出しているので、注入速度に拘
らず次の輸液の準備時間を充分に且つ確実に得る
ことができ、輸液の中断をすることなく、常に安
全に輸液を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の実施例を示すもので、第
1図は輸液装置の外観斜視図、第2図は駆動装置
のブロツク図、第3図は圧力センサの要部断面側
面図、第4図はシリンジ径検出器の要部断面正面
図、第5図はホール素子の出力特性図である。 なお図面に用いた符号において、1……輸液装
置、18……スライダ、21……シリンジ径検出
器、22……押圧部、24……シリンジ、25…
…吸子、26……ポンプ、30……注入速度設定
回路、31……注入速度発生回路、34……接触
子、35……吸子位置検出回路、36……終了3
分前検出回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンジ式ポンプの吸子をスライダにより押
    圧移動させることにより輸液を行うようにした装
    置において、 上記スライダの移動方向に延長されるポテンシ
    ヨメータと上記スライダに設けられ且つ上記ポテ
    ンシヨメータに接触する接触子とにより構成され
    る吸子位置検出手段と、 シリンジ径検出手段と、 上記2つの検出手段から得られる検出信号と上
    記スライダの移動速度とに基いて輸液が終了する
    所定時間前の時刻を算出する手段とを設けたこと
    を特徴とする輸液装置。
JP58103473A 1983-06-09 1983-06-09 輸液装置 Granted JPS59228851A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58103473A JPS59228851A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 輸液装置

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JP58103473A JPS59228851A (ja) 1983-06-09 1983-06-09 輸液装置

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JPS59228851A JPS59228851A (ja) 1984-12-22
JPS6244505B2 true JPS6244505B2 (ja) 1987-09-21

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ID=14354973

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