JPS59228851A

JPS59228851A - 輸液装置

Info

Publication number: JPS59228851A
Application number: JP58103473A
Authority: JP
Inventors: 進斉藤; 欣也石坂
Original assignee: Atom Medical Corp; ATOMU KK
Current assignee: Atom Medical Corp; ATOMU KK
Priority date: 1983-06-09
Filing date: 1983-06-09
Publication date: 1984-12-22
Also published as: JPS6244505B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はシリンジ式注入ポンプを用いて各種薬液、血液
等を人体に注入するための輸液装置に関する。

患者に長時間にわたる輸液を行う場合、何本かのシリン
ジを次々に交換しながら連続的に行うことがある。この
ような場合、一般には１つのシリンジによる輸液が終了
するのと同時に次のシリンジによる輸液の準備を行うよ
うにしている。従っテ、輸液が一旦中断することになる
が、この中断時間が長過ぎると患者に悪影響を及ぼすこ
とがある。また針先や細いカテーテルの先などに血液に
よる血橙が生じて、その部分が塞がれてしまうことがあ
る。

一方、シリンジ式ポンプを用いて自動的に輸液を行うよ
うにした輸液装置が知られている。この装置では薬液を
収納したシリンジ式ポンプを装着し、シリンジの我子を
スライダにより一定速度で押圧することによって輸液を
行うようにしている。

このような輸液装置では上述した輸液の中断を避けるた
めに、一つのポンプによる輸液が終了する前に警報を発
して、次の輸液のための準備時間を知らせるようにして
いる。しかしながら従来の輸液装置では、前記スライダ
が所定の位置に来たことをリミットスイッチ等により検
出し、この検出に基いて警報を発生するようにしている
ため、輸液の注入速度、即ちスライダの移動速度によっ
て警報の出る時刻が異ることになる。即ち、例えば輸液
終了位置より３ｒｎ１手前で警報が出るようにした場合
、’　３０　ｍＪ／Ｈの速度で注入していれば終了６分
前で警報が出るが、３ｒｎｌ／Ｈの速度で注入していれ
ば６０分前に警報が出ることになり、この場合は、準備
時間を知らせる警報としては意味をなさないものとなる
。

本発明は上記の実情に鑑み成されたもので、薬液の注入
速度に拘らず、輸液が終了する所定時間前に警報を発生
するようにした輸液装置を提供するものである。

以下本発明の実施例を図面と共に説明する。

第１図は本発明による輸液装置（１）の外観を示すもの
で、ケース（２）には操作部（３）とポンプ装着部（４
）とが設けられている。操作部（３）にはシリンジの大
きさ表示部（５）、注入異常表示部（６）、終了６分前
表示部（７）、駆動中表示部（８）、停止表示部（９）
、ディジタル表示部（１（ＩＩ、流量設定卸部１υ、輸
液開始釦（１２１゜停止釦−、早送り釦←荀、終過時間
表示釦四、送量表示釦［６１及び動作釦（１で等が配さ
れている。ポンプ装着部（４）にはスライダ（１１がガ
イド１旧こ沿って移動自在に設けられると共に、シリン
ジ保持部（２＠及びている。シリンジ（財）と教子（ハ
）とから成るポンプ（４）は上記保持部ｃ！ｌにシリン
ジ（財）を保持されて装着され、教子（ハ）の後端部に
上記抑圧部（２功が当接される。

同、シリンジ（至）の先端には輸液チューブ（２ηが接
続される。

この第１図の状態でスライダ（１８が矢印ａ方向に所定
速度で移動することにより教子（ハ）が押されて、。

シリンジ（２荀内の液が所定流量で押し出され、チュー
ブ（２０を通じて患者に輸液されるように成されている
０次にス２イダα枠の駆動装置の本発明を含む実施例につ
いて第２図と共に説明する。

この駆動装置は本発明による機能を含む次の４つの機能
を持つように成されている。

（１）、液の注入速度に拘らず、輸液が終了する所定時
間前（第１図の場合は６分前）に警報を発する。

（２）、液を常に設定された量だけ正確に患者に注入す
る。

（３）、輸液中に液が正常に輸液されているか否かをフ
リンジ内の圧力を検出することにより監視する。

（４）、シリンジの径を検出し、その検出に応じて自動
的に液の注入速度を設定する。

第２図において、前記スライダ１騰はモータ（イ）で回
転される送りネジ四により矢印ａ方向に移動されること
によって、押圧部＠を介して教子シ句を送るようにして
いる。上記モータ（イ）は、注入速度設定回路（至）で
設定された注入速度に応じて注入速度発生回路Ｃ（１）
から出力される速度信号Ｓ、により、モーターコントロ
ール回路ｔ３邊が制御されることにより、設定された速
度で回転される。

上記送りネジ（２鴎と平行にリニアポテンショメータ（
至）が配されており、このポテンショメータ（至）にス
ライダーに設けた接触子（３４Ｊが接触している。従っ
て、このポテンショメータ（２）からは、スライダ（を
樽の位置、即ち教子（ハ）の位置を表わす信号Ｓ、１が
得られる。

この信号Ｓ、１（ま成子位置検出回路０１に加えられ、
この回路Ｃ３５＋は成子位置検出信号Ｓ、２を終了３分
前検出回路（ト）と注入終了検出回路Ｇ′７）とに加え
る。上記検出回路（至）は信号Ｓｐ２と前記シリンジ径
検出器（２１）から得られるシリンジ（財）の径を表わ
す信号ＳＢと前記信号Ｓｓ　　とに基いて注入が終了す
る６分前の時間を演算し、その時間になれば信号Ｓ、を
ア状態となって終了６分前にあることを知らせる。

以上によれば、シリンジ径、注入速度に拘らず、常に終
了６分前に警報を得ることができ、前記（１１項の機能
を達成することができる。

次に注入終了検出回路ｅ’ｉ＞は信号ｓＲと信号Ｓｐ２
とに基いて液の注入が終了したことを検出して、信号Ｓ
、をアラーム信号発生回路（至）に加える。これを受け
てこの回路（至）は；ン）ｏ−ル回路ｃ３つに停止信号
ＳＳＴを送り、これによってモータ（至）が停止される
。以上によれば、常に一定の注入量をシリンジ径に拘ら
ず患者に与えることができ、前記（２）項の機能を達成
することができる。

次に成子（ハ）を押圧する抑圧部（２４にはシリンジＣ
２４）内の液圧を検出する圧力センサｅｌｌが設けられ
ている。この圧力センナ（３＊から得られる圧力を示す
信号ＳＰＲはアンプ０Ｉを通じて初期値記憶回路（４υ
及び圧力換算回路（６）に加えられる。上記初期値記憶
回路（４Ｄは停止時液が注入されていないときの圧力値
を記憶するもので、後段の圧力換算回路（４３において
この初期圧力値から注入を行っているときの圧力値を引
（事によって、温度ドリフト、シリンジ（至）の抵抗等
を相殺するようにしている。上記圧力換算回路（ハ）に
おいてはまた前記信号ｓＲに基いてシリンジ径の違いに
よる圧力差を換算し、液の単位面積当りの圧力を求めて
その信号Ｓ門を比較回路０３に送る。この比較回路（４
：１には閉塞値発生回路（財）、開放値発生回路（４つ
及び異常値発生回路（４［９から圧力の異常を示す各基
準値が与えられ信号ＳＰ８と夫々比較される。同、上記
閉塞値は針づまり等のように、モータの負荷が重（なる
場合の基準値であり、上記開放値は針抜け、チューブは
ずれ等のようにモータの負荷が軽くなる場合の基準であ
る。

また上記異常値は負荷が急激に変動する場合の基準値で
ある。伺これらの閉塞値、開放値及び異常値は信号ＳＲ
に応じて変更されるように成されている。

上記比較回路（ハ）は上記の各異常状態を検出してその
検出信号８人をアラーム信号発生回路（へ）に加える。

この回路（至）は異常状態に応じた表示を第１図の表示
部（６）で行うと共に、信号ＳｓＴを送ってモータＨ’
４止させる。以上によれば、輸液状態を常に監視するこ
とができ、前記（３）項の機能を達成することができる
。

次に比較回路（４７）は、前記信号ｓＲを受けてシリン
ジ径の異るシリンジの種類を識別する。即ち、Ａシリン
ジ、Ｂシリンジ及びＣシリンジを識別する電圧Ａ、Ｂ、
Ｃと信号ＳＲとを夫々比較して、識別信号ｓＤ　を出力
する。モータコン）ｏ−ル回路（３りはこの信号ｓＤ　
と注入速度設定回路（至）で設定された注入速度とに基
いてモータ（至）の速度を制御している。上記信号ｓＤ
　は記憶回路（４ｓに加えられ、現在使用されているシ
リンジの大きさとして記憶される。この記憶されたシリ
ンジの大きさと信号ＳＲとがシリンジ検出回路−に加え
られて比較される。これによって、シリンジ（２４）が
はずれたり、あるいは誤って他の大きさのシリンジに交
換されたような場合に検出信号Ｓｏ　を出力してアラー
ム信号発生回路（至）に加える。これによって適切な表
示が成されると共に、モータ（ハ）が停止される。以上
によれば、自動的にシリンジの径を検出してモータ（２
８１の速度を決定すると共に、誤ったシリンジの装置を
検出することができ、前記（４）項の機能を達成するこ
とができる。

同、アラーム信号発生回路（至）は種々の内容を持つア
ラーム信号を出力するが、その内容に応じて音、光等に
よる警報の表示状態を変えるようにしてよいことは勿論
である。また第２図の各回路はディジタル回路で構成す
ることができ、ざらにモータ（ハ）としてパルスモータ
を用いてよい。

次に圧力センサｃｌＩの実施例を第６図と共ｌこ説明す
るＯ第６図において、スライダ端の内部には枠（４）が設け
られ、この枠−の一端部開口Ｓｌ）にはデルリン樹脂等
を材質とする前記抑圧部シ２がバンキング匈を介して設
けられている。この枠＋５（１＋にはさらにステンレス
等から成る板バネ６■が設けられ、この板バネ（５（至
）に一対のストレインゲージ１５４）　５５）が設けら
れている。上記抑圧部ｃｌ旧こは硬質の突起（イ）が埋
設され、この突起０３Ｇ）の先端が板バネＣ５３１の略
中央に当接している。

上記構成によれば、スライダ端が矢印ａ方向に移動して
押圧部（２りが教子關を押圧すると、突起（ト）が板バ
ネｌ５３）を押圧し、そのたわみ量がストレインゲージ
ｃａ　ｓｓで電圧に変換されて、前記信号ＳＰＢが得ら
れる。

次にシリンジ径検出器Ｔ２Ｄの実施例を第４図と共に説
明する。

図に力いて、夫々検出子６７）（ト）が設けられた一対
の回動アーム５９）　ｉｏ）はそれらの下部を回動軸υ
υ１りに固定されている。これらの回動軸１υ（６２に
はギヤー（財）が互いに噛合して固定されている。これ
らの回動アーム６つ［Ｆ］０）はバネ霞により、一対の
検出子５７）　ｓｓが互いに接近する方向に付勢されて
いる。また一方の回動アーム６１の一端にはマグネット
（６０が接着され、このマグネツ）　（６６）に近接し
てホール素子等の磁界検出素子（Ｇηが固定配置されて
いる。

上記構成によれば、シリンジ装着部（４）に嚢鰺要伊仮
想線で示すように径の異るシリンジ（２荀を装着すると
、検出子ｅ７）ｓｅがシリンジ（財）の両側部に麺修ｉ
仮想線で示すように当接する。即ち、アーム（５■１０
）の回動角がシリンジ径に応じて異ることになり、これ
によってマグネツ）　（６ｆｉＪの検出素子（６ηに対
する位置が変化し、検出素子−はシリンジ径に応じた電
圧を前記信号ｓＲとして出力する。第５図はホール素子
の出力特性を示すもので、Ｓの範囲でリニア特性が得ら
れ、例えばＡ、ＢｌＣの各シリンジに対して図示の出力
が得られる。

以上述べたように本発明は、ポテンショメータを用いて
我子の位置を検出し、との我子の位置とｉ１Ｊンジ径と
注入速度とに基いて注入終了の所定時間前の時刻を算出
しているので、注入速度に拘らず次の輸液の準備時間を
充分に且つ確実に得ることができ、輸液の中断をするこ
となく、常に安全に輸液を続けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図は本発明の実施例を示すもので、第１図は輸
液装置の外観斜視図、第２図は駆動装置のブロック図、
第３図は圧力センサの要部断面側面図、第４図はシリン
ジ径検出器の要部断面正面図、第５図はホール素子の出
力特性図である。なお図面に用いた符号において、（１）・・・・・・・・・・・輸液装置餞　・・・・・
・・・・・・　スライダシυ　・・・・・・・・・シリ
ンジ径検出器＠−・・・・・・・・・・・・押圧部（２養・・・・・・・・・・・・・シリンジＣＩ！［有
］・・・・・・・・・・・・・・・我子（ハ）・・・−
・・・・・・・・・ポンプ（至）・・・・・・・・・・
・・・・・注入速度設定回路Ｃ３１）・・・・・・・・
・・・・・注入速度発生回路Ｃ１４）　　・・・・・・
・・　接触子（３ω・・・・・・・・・・・・我子位置
検出回路（至）・・・・・・・・・・・・・・終了６分
前検出回路である。代理人　上屋　勝ｌ　　常包芳男ｌ　　杉浦俊貴２８８

Claims

【特許請求の範囲】

シリンジ式ポンプの我子をスライダにより抑圧移動させ
ることにより輸液を行うようにした装置において、上記
スライダの移動方向に延長され：るポテンショメータと
上記スライダに設けられ且つ上記ポテンショメータに接
触する接触子とにより構成される成子位置検出手段と、
シリンジ径検出手段とを設け、上記２つの検出手段から
得られる検出信号と上記スライダの移動速度とに基いて
輸液が終了する所定時間前の時刻を算出するようにした
ことを特徴とする輸液装置。