JPH0541979U - 車載用スピーカグリルの取付構造 - Google Patents

車載用スピーカグリルの取付構造

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JPH0541979U
JPH0541979U JP9292791U JP9292791U JPH0541979U JP H0541979 U JPH0541979 U JP H0541979U JP 9292791 U JP9292791 U JP 9292791U JP 9292791 U JP9292791 U JP 9292791U JP H0541979 U JPH0541979 U JP H0541979U
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JP
Japan
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speaker grill
clip
attached
vehicle
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP9292791U
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English (en)
Inventor
定弘 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トリム部品にクリップを介して車載用スピー
カグリルを取付ける車載用スピーカグリルの取付構造に
おいて、わずかな装着力でスピーカグリルの取付けを可
能にするとともに、確実な取付けを図ることを目的とす
る。 【構成】 ブラケット12のクリップ21対向面を傾斜
面15に設定することにより、スピーカグリル20装着
時、クリップ15の撓み量を小さくするとともに、撓み
時間を短縮化することにより、小さな装着力でスピーカ
グリル20をリヤパーセルシェルフ10に取付けること
を可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用リヤパーセルシェルフ等のトリム部品に車載用スピーカ グリルを取付ける車載用スピーカグリルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、車両の後部座席後方に設置されるリヤパーセルシェルフ1を示す平面 図であり、このリヤパーセルシェルフ1には、通常、車載用スピーカグリル2が 設置されている。
【0003】 この車載用スピーカグリル2の取付構造は、図6に示すように、リヤパーセル シェルフ1のスピーカ取付用開口(図示せず)周縁に取付けられたブラケット3 に対して、車載用スピーカグリル2の裏面周縁に沿って適宜箇所にビス4により 取付けたクリップ5を係着することにより取付けているのが実情である。
【0004】 したがって、車載用スピーカグリル2は、図7に示すように、クリップ5をブ ラケット3の係止部3aに接触させながら矢印方向に押圧させれば、ワンタッチ で車載用スピーカグリル2をリヤパーセルシェルフ1に取付けることが可能であ る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載用スピーカグリル2の取付構造においては、ワンタ ッチで取付けることが可能であるが、クリップ5の係着時、クリップ5がブラケ ット3のコーナー部(図7中Aで示す)に接触して、クリップ5の撓み量および 撓み時間が非常に大きくなり、非常な力を必要とし、作業性が悪いという欠点が 指摘されている。
【0006】 さらに、クリップ5の変形も生じやすく、クリップ5が変形した場合、車載用 スピーカグリル2の確実な取付けが得られないという欠点も同時に指摘されてい る。
【0007】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、リヤパーセルシェルフ等のトリム部品に車載用スピーカグリルをクリッ プを介して取付ける車載用スピーカグリルの取付構造において、取付作業がスム ーズに行なえるとともに、クリップ等の変形も確実に防止でき、確実な取付安定 性を保証した車載用スピーカグリルの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、トリム部品に取付けたブラケットに、 車載用スピーカグリル裏面に固着したクリップを係着することにより取付ける車 載用スピーカグリルの取付構造において、 前記ブラケットのクリップ対向面が、クリップ係着時の摺動摩擦力を緩和させ る傾斜面として設定されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
以上の構成から明らかなように、ブラケットのクリップ対向面は、傾斜面に設 定されているため、スピーカグリル裏面に固着されたクリップをブラケットに係 着する際、クリップの撓み量を非常に小さく、また撓み時間を短く規制すること が可能となる。
【0010】 さらに、クリップの撓み量を小さく、また撓み時間を短く規制することにより 、クリップの変形も未然に防止できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案による車載用スピーカグリルの取付構造の実施例について、添付 図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】 図1は車載用スピーカグリルを取付けたリヤパーセルシェルフを示す全体斜視 図、図2は車載用スピーカグリルの取付構造を示す断面図、図3は同車載用スピ ーカグリルの取付状態を説明する断面図、図4は本考案による車載用スピーカグ リルの取付構造の別実施例を示す断面図である。
【0013】 まず、図1において、車両の後部座席後方に設置される棚機能をもつリヤパー セルシェルフ10の表面左右側に一対の車載用スピーカグリル20が設置されて おり、この車載用スピーカグリル20が表面側に突出しないように、リヤパーセ ルシェルフ10の中央部に凹部11が開設されており、この凹部11内にスピー カグリル20が収容設置されている。
【0014】 そして、この車載用スピーカグリル20の取付構造は、図2に示すように、ま ずリヤパーセルシェルフ10にフレーム状の樹脂成形体からなるブラケット12 がビス13により取付けられており、このブラケット12はリヤパーセルシェル フ10に開設されているスピーカ取付用開口14の周縁に沿って位置するように フレーム状に設定されている。
【0015】 また、スピーカグリル20の裏面には、上記ブラケット12に係着する鉄製の クリップ21がビス22を介して取付けられている。
【0016】 ところで、本考案の特徴は、ブラケット12の係止部の形状に工夫を加え、ス ピーカグリル20の取付時、小さな取付力で円滑にスピーカグリル20を取付け ることができ、しかもクリップ21の変形を未然に防止するようにした。
【0017】 すなわち、この実施例においては、ブラケット12のクリップ21対向面に傾 斜面15が形成されている。
【0018】 したがって、図3に示すように、スピーカグリル20の取付時、クリップ21 はブラケット12の傾斜面15にガイドされて、矢印方向に押圧されて、ブラケ ット12に係着するが、この傾斜面15によりクリップ21の撓み量が非常に小 さく、かつ撓み時間も短くて済むため、小さい取付力で簡単にスピーカグリル2 0をリヤパーセルシェルフ10に取付けることができ、作業性が著しく向上する とともに、クリップ21の変形や毀損等の不具合が確実に防止できる。
【0019】 なお、図4に示すように、ブラケット12にスリット16を開設すれば、スピ ーカグリル20の取付時、クリップ21はブラケット12に接触するが、このス リット16によりブラケット12とクリップ21との間の摺動摩擦力を吸収する ことができ、上述実施例同様にクリップ21の撓み量が小さく、かつ撓み時間も 短く規制できるため、スピーカグリル20の円滑な取付が可能になるとともに、 クリップ15の耐久性も向上するという上述実施例と同様の作用効果を有する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による車載用スピーカグリルの取付構造は、車載用 スピーカグリル裏面に設置されたクリップの撓み量を小さく、かつ、撓み時間を 短く規制するために、トリム部品側に取付けられるブラケットに傾斜面あるいは スリット等を形成するというものであり、スピーカグリル装着時、クリップとブ ラケットとの間の摺動摩擦力を低減できるため、スピーカグリルの円滑な取付け が可能となり、取付作業性が著しく向上するという効果を有する。
【0021】 さらに、クリップの撓み量が小さく、かつ、撓み時間も短くできるため、クリ ップの変形を確実に防止することができ、スピーカグリルの取付安定性を高める ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による車載用スピーカグリルをリヤパー
セルシェルフに取付けた状態を示す全体斜視図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】図2に示す取付構造におけるクリップ装着時の
状態を示す断面図。
【図4】本考案による車載用スピーカグリルの取付構造
の別実施例を示す断面図。
【図5】従来の車載用スピーカグリルを取付けたリヤパ
ーセルシェルフを示す平面図。
【図6】図5中VI−VI線断面図。
【図7】従来の車載用スピーカグリルの取付状態を示す
断面図。
【符号の説明】
10 自動車用リヤパーセルシェルフ 11 凹部 12 ブラケット 14 スピーカ取付用開口 15 傾斜面 16 スリット 20 車載用スピーカグリル 21 クリップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリム部品(10)に取付けたブラケッ
    ト(11)に、車載用スピーカグリル(20)裏面に固
    着したクリップ(21)を係着することにより取付ける
    車載用スピーカグリル(20)の取付構造において、 前記ブラケット(12)のクリップ(21)対向面が、
    クリップ(21)係着時の摺動摩擦力を緩和させる傾斜
    面(15)として設定されていることを特徴とする車載
    用スピーカグリルの取付構造。
JP9292791U 1991-11-13 1991-11-13 車載用スピーカグリルの取付構造 Pending JPH0541979U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434187A (en) * 1977-08-22 1979-03-13 Hitachi Ltd Device for supplying bar-like material
JPS5817729A (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 Automob Antipollut & Saf Res Center 二重積分型a/d変換回路
JPS59130571A (ja) * 1983-12-12 1984-07-27 Nissan Shatai Co Ltd 樹脂製品の部分塗装方法

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 19970730