JPH0541936U - 自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置 - Google Patents

自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置

Info

Publication number
JPH0541936U
JPH0541936U JP9904791U JP9904791U JPH0541936U JP H0541936 U JPH0541936 U JP H0541936U JP 9904791 U JP9904791 U JP 9904791U JP 9904791 U JP9904791 U JP 9904791U JP H0541936 U JPH0541936 U JP H0541936U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
fixed
accelerator
cable
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9904791U
Other languages
English (en)
Inventor
中 大 助 田
原 誠 一 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP9904791U priority Critical patent/JPH0541936U/ja
Publication of JPH0541936U publication Critical patent/JPH0541936U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アクセル状態の検知装置の設置が空間的に制約
されることなく、設置し易い場所に設けることができる
と共に、その作動に誤動作がないようにする。 【構成】アクセルケーブルの任意の位置にスイッチの構
成要素の一部を固定し、スイッチの構成要素の他の一部
を車体等の固定部材に固定した非接触型スイッチにてア
クセル状態の検知装置を構成した。なお、非接触型スイ
ッチとして、発光ダイオードとフォトトランジスターと
を対抗して車体に固定し、長穴付き遮光板をアクセルケ
ーブルに固定した光電スイッチ、または、リードスイッ
チを車体に固定し、磁石をアクセルケーブルに固定し磁
石スイッチを用いた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の制動補助装置解除操作用等のアクセル状態検知装置に関し 、その配置、取付けを容易にするとともに、その誤動作を確実に防止することが できるものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の突発的な発進の防止、坂道での自然後退防止等のために、ブレーキ圧 を自動的に保持し、アクセルペダルが踏み込まれたとき自動的に上記ブレーキ圧 を解除するするものが従来公知であり(特開昭64ー60457号公報)、また 、アクセルペダルが踏み込まれたとき自動的にクラッチを係合させるものが公知 である(特公昭59ー9373号公報)。 これらのものにおいてはアクセルペダルが踏み込まれたことを検知し、この検 知信号によって所定の操作を行わせるものであるが、そのアクセルペダルが踏み 込まれたことの検知は、アクセルペダルに近接して設けた圧電素子、リミットス イッチ等の接触型スイッチによってアクセルペダルの動きを直接検知している。 しかし、アクセルペダル回りにはあまり空間的余裕がないために、そのスイッ チの配置、取付けの自由度が小さく、場合によっては取付けが非常に困難で無理 な状態で取付けざるを得ないことがあり、またアクセルペダルの動きによって接 触型スイッチを作動させ、しかもアクセルペダルの大きな全ストロークに追随し てそのリミットスイッチの閉、または開状態を維持しなければならないので、そ の作動が不安定になり、誤動作することもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の問題を解消するために、アクセルペダルによって動かされる アクセルケーブルの動きを検知することによって、従来技術の上記の問題を解消 することをその課題とするものである。
【0004】
【課題解決のために講じた手段】
上記課題解決のために講じた手段は、スイッチの構成要素の一部をアクセルケ ーブルに固定し、前記構成要素の他の一部を車体等の固定部材に固定し、非接触 型スイッチを構成したことである。
【0005】
【作 用】
アクセルケーブルの任意の位置にスイッチを設けるものであるからその設置に 空間的な制約はなく、また設置し易い場所にスイッチを設けることができる。ま たスイッチを非接触型スイッチとしたので、ケーブルの全ストロークについてス イッチONの状態を維持させること、およびそのスイッチONの位置の設定は容 易、確実である。したがって、スイッチが誤動作することはない。
【0006】
【実施態様】
(1)発光ダイオードとフォトトランジスターとを対向させて車体等に固定し、 発光ダイオードとフォトトランジスターとの間を遮蔽する長穴付き遮光板をアク セルケーブルに固定して、光電スイッチを構成する。 アクセルペダルが踏み込まれたときのみ、発光ダイオードと長穴付き遮光板の 長穴とが一致し、発光ダイオードからの光が遮光板の長穴を通過するので、スイ ッチはONとなり、アクセルケーブルの移動に関わらず発光ダイオードからの光 が遮光板の長穴を通過し続けるので、スイッチはONの状態を維持する。 (2)アクセルケーブルに沿って配置したリードスイッチを車体等に固定し、磁 石をアクセルケーブルに固定して、磁石スイッチを構成する。 アクセルペダルが踏み込まれたときのみ、アクセルケーブルに固定した磁石が リードスイッチのリードを吸引してスイッチONさせ、アクセルケーブルの移動 に関わらず、磁石がリードスイッチのリードを吸引し続けるので、スイッチはO Nの状態を維持する。
【0007】
【実 施 例】
次いで、図1、図2、図3を参照しつつ、本考案の第一実施例を説明する。 この実施例は非接触型のスイッチを発光ダイオードとフォトトランジスターと からなる光電スイッチによって構成した例であって、発光ダイオード4、フォト トランジスター5を側面形状がコ型のケーシング1の溝11を介して対向させた 状態で、側面形状がコ型のケーシング1の両辺2、3にそれぞれ取付け、このケ ーシング1を縦にして車体等の適宜の支持部に固定し、細長い遮光板6をアクセ ルケーブルCに対して平行に固定している。遮光板6にはアクセルケーブルCと 平行な長穴7が設けられており、遮光板6はケーシング1の溝11に嵌まってお り、長穴7と発光ダイオード4との位置関係は遮光板6がケーシング1に対して 左方にシフトしたとき、発光ダイオード4からの光がこの長穴7を通過する関係 にある。 アクセルケーブルCは、ワイヤケーブルを外被によって被覆した従来のアクセ ルケーブルであって、その一部の外被を除去してワイヤケーブルを一部露出させ 、この露出部に遮光板6を固定している。アクセルケーブルCそれ自体は従来の ものと同様に適宜の手段によって支持部に取付けられていて、そのワイヤケーブ ルがアクセルペダルの動作によって左右にシフトする。 アクセルが解放されているとき、遮光板6はケーシング1に対して図1の位置 にあり、発光ダイオード4の光は遮光板6によって遮断されている。アクセルペ ダルが踏み込まれると遮光板6がアクセルケーブルCのワイヤケーブルと共に左 方にシフトする。長穴7の左端が発光ダイオード4と合致すると、その光が長穴 7を通過してフォトトランジスター5に達し、スイッチがONする。アクセルペ ダルの踏み込みに連れてさらに遮光板6が左方にシフトしても、発光ダイオード 4の光は遮光板6の長穴7を通過し続けるので、スイッチはONした状態を維持 する。 アクセルペダルの踏み込みが浅くなっても、図1の状態、すなわちアクセルペ ダルが解放された状態に戻るまではスイッチはONした状態を維持、図1の状態 に達したときスイッチはOFFとなる。 引き続き図4、図5を参照しつつ第二実施例を説明する。 ケーシング内に可動スイッチ片42と固定スイッチ片43とを密閉した従来周 知のリードスイッチ41をアクセルケーブルCのワイヤケーブルに対して平行な 状態で車体等の適宜の支持部に固定してあり、長い永久磁石44をアクセルケー ブルCのワイヤケーブルに対して平行に固定している。 アクセルが解放されているとき、永久磁石44の左端はリードスイッチ41の 右端から右方に外れているので、可動スイッチ片42は固定スイッチ片43から 離れていて、スイッチはOFFになっている。アクセルペダルが踏み込まれると 永久磁石44アクセルケーブルCのワイヤケーブルと共に左方にシフトする。永 久磁石44の左端がリードスイッチ41の右端に重なると、その磁力によって可 動スイッチ片42が吸引されて固定スイッチ片43に当接し、スイッチはONに なる。アクセルペダルの踏み込みに連れてさらに永久磁石44が左方にシフトし ても、その磁力によって可動スイッチ片42が吸引され続けるので、スイッチは ONした状態を維持する。アクセルペダルの踏み込みが浅くなっても、図4の状 態、すなわちアクセルペダルが解放された状態に戻るまではスイッチONした状 態を維持し、図4の状態に達したときスイッチはOFFとなる。
【0008】
【効 果】
本考案の前記課題は新規である。したがって、前記課題を解決して前記従来技 術の問題を解消したこと自体が本考案特有の効果である。即ち、本考案はアクセ ルケーブルの任意の位置にスイッチを設けることができるので、その設置に空間 的な制約はなく、また設置し易い場所にスイッチを設けることができる。またス イッチを非接触型スイッチとしたので、ケーブルの全ストロークについてスイッ チONの状態を維持させること、およびそのスイッチONの位置の設定は容易、 確実であり、スイッチが誤動作することはないという効果を生じ、さらに、空間 的余裕が小さいアクセルペダル回りの空間からアクセル状態検知スイッチを排除 できるので、アクセルペダル回りをスッキリさせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】第一実施例においてアクセルペダルが踏み込ま
れた状態を示す正面図である。
【図4】本考案の第二実施例の正面図である。
【図5】第二実施例においてアクセルペダルが踏み込ま
れた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1・・・・ケーシング 4・・・・発光ダイオード 5・・・・フォトトランジスター 6・・・・遮光板 7・・・・長穴 11・・・溝 41・・・リードスイッチ 42・・・可動スイッチ 43・・・固定スイッチ 44・・・永久磁石 C・・・・アクセルケーブル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチの構成要素の一部をアクセルケー
    ブルに固定し、前記構成要素の他の一部を車体等の固定
    部材に固定して、非接触型スイッチを構成した自動車の
    アクセル操作ケーブルの移動検知装置。
  2. 【請求項2】発光ダイオードとフォトトランジスターと
    を対向させて車体等に固定し、発光ダイオードとフォト
    トランジスターとの間を遮蔽する長穴付き遮光板をアク
    セルケーブルに固定し、光電スイッチを構成した自動車
    のアクセル操作ケーブルの移動検知装置。
  3. 【請求項3】アクセルケーブルに沿って配置したリード
    スイッチを車体等に固定し、磁石をアクセルケーブルに
    固定して、磁石スイッチを構成した自動車のアクセル操
    作ケーブルの移動検知装置。
JP9904791U 1991-11-06 1991-11-06 自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置 Pending JPH0541936U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9904791U JPH0541936U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9904791U JPH0541936U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0541936U true JPH0541936U (ja) 1993-06-08

Family

ID=14236626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9904791U Pending JPH0541936U (ja) 1991-11-06 1991-11-06 自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541936U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578409A (en) * 1980-06-19 1982-01-16 Diesel Kiki Co Ltd Accelerator position detecting device
JPS638129B2 (ja) * 1978-07-11 1988-02-20 Bayer Ag

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638129B2 (ja) * 1978-07-11 1988-02-20 Bayer Ag
JPS578409A (en) * 1980-06-19 1982-01-16 Diesel Kiki Co Ltd Accelerator position detecting device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0129298Y2 (ja)
EP2108609A3 (en) Electronic elevator safety system
KR860002850A (ko) 경보시스템을 갖춘 개량된 차단기 패널
US20200192415A1 (en) Accelerator pedal device
WO2003041997A3 (en) Tension sensing assembly
US5013930A (en) Remote control lever module
JP2006092777A (ja) 無接点スイッチ
US20190381882A1 (en) Accelerator pedal device
JPH0541936U (ja) 自動車のアクセル操作ケーブルの移動検知装置
US9997315B2 (en) Switch
JP2004330864A (ja) 部材位置検出装置
JP3794948B2 (ja) 小型磁気感応スイッチ
JPH07104405B2 (ja) 磁電変換装置
JPH08152961A (ja) ポインティングデバイス
JPH037862Y2 (ja)
JP3833380B2 (ja) センサ取付機構付シリンダ
JPH0743457Y2 (ja) シリンダの磁気シールド装置
JPH0743458Y2 (ja) 磁気近接スイッチ付き流体圧シリンダ
WO1999031308A3 (de) Fadenliefergerät
JP3921084B2 (ja) スイッチ
JP3377717B2 (ja) 自動編み機
JPS5853233Y2 (ja) ストツプスイツチを備えたマスタシリンダ
JPH0455039Y2 (ja)
JPS5983002A (ja) 磁気検出器
JPH0687378U (ja) エレベーターの押しボタン