JP3145583B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JP3145583B2
JP3145583B2 JP25398694A JP25398694A JP3145583B2 JP 3145583 B2 JP3145583 B2 JP 3145583B2 JP 25398694 A JP25398694 A JP 25398694A JP 25398694 A JP25398694 A JP 25398694A JP 3145583 B2 JP3145583 B2 JP 3145583B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の変速機を操作す
る為のシフトレバー装置に関し、特に自動変速機を操作
するのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】車両の変速機を操作するシフトレバー装
置においては、車室内に位置するシフトレバー装置と自
動変速機とがワイヤ等で連結されていて、シフトレバー
の操作が自動変速機に伝達されることによって、所望の
ギヤ比等を選択し得るようになっている。
【0003】そして、自動変速機をシフトレバー装置に
より操作するに当たって、シフトレバーのシフト位置を
検出するポジション検出スイッチが必要となる。
【0004】すなわち、シフトレバーの無意識な操作に
より、車両の駐車状態を表す「P」のシフト位置から他
のシフト位置へのシフトレバーの移動を防止する等の
為、このシフト位置にシフトレバーがあることをポジシ
ョン検出スイッチが検出するようになっている。
【0005】また、このポジション検出スイッチは一般
に接触式となっていて、シフトレバーがこのポジション
検出スイッチの検出部材に接触することにより、シフト
位置を検出していた。この為、ポジション検出スイッチ
の検出部材にシフトレバーが接触する際や、ポジション
検出スイッチ内で検出部材が移動してポジション検出ス
イッチの抜け止め部分に検出部材が接触する際に、接触
音が発生する欠点を有することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ポジション検出スイッチの検出部材から発生する
接触音の低減を図ったシフトレバー装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1によるシフトレ
バー装置は、揺動可能に支持されたシフトレバーの所定
のシフト位置を検出するためのポジション検出スイッチ
を有するシフトレバー装置であって、前記ポジション検
出スイッチは、前記シフトレバーの所定のシフト位置に
対応して固定されたスイッチ本体と、前記スイッチ本体
に前記シフトレバーの操作軌跡に進退可能に支持される
と共に前記操作軌跡への進入方向に付勢され、当該付勢
力に抗して前記操作軌跡からの退出方向へ移動されるこ
とで前記所定のシフト位置を検出する検出部材と、前記
検出部材を被覆する弾性変形可能な弾性材と、を備え、
前記シフトレバーは、前記所定のシフト位置への操作に
伴って前記弾性材を介して前記検出部材に当接すること
で前記検出部材を前記退出方向へ移動させる、ことを特
徴とする。また、請求項2によるシフトレバー装置は、
請求項1によるシフトレバー装置において、前記スイッ
チ本体は、前記検出部材の脱落を防止する抜け止め部分
を備え、前記検出部材は、前記付勢力により初期位置に
復帰する際に前記弾性材を介して前記抜け止め部分と当
接する、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に係るシフトレバー装置の作用を以下
に説明する。
【0009】揺動可能に支持されたシフトレバーを所定
のシフト位置に操作すると、この操作に伴ってシフトレ
バーは、ポジション検出スイッチの検出部材を付勢力に
抗してシフトレバーの操作軌跡からの退出方向へ押圧移
動する。この検出部材の移動によりシフトレバーの所定
のシフト位置が検出される。ここで、検出部材は弾性変
形可能な弾性材により被覆されているため、シフトレバ
ーは、検出部材を押圧移動させる際には、弾性材を介し
て検出部材に当接することになる。
【0010】次に、請求項2に係るシフトレバー装置の
作用を以下に説明する。シフト操作に伴ってシフトレバ
ーと検出部材との当接状態が解除され、シフトレバーの
操作軌跡への進入方向に作用する付勢力によって検出部
材が初期位置に復帰する際には、この検出部材は弾性変
形可能な弾性材を介してスイッチ本体の抜け止め部分と
当接する。
【0011】従って、検出部材にシフトレバーが接触す
る際や、ポジション検出スイッチの抜け止め部分に検出
部材が接触する際に、弾性変形可能な弾性材を介して、
シフトレバーや抜け止め部分と検出部材とが接するの
で、検出部材から発生する接触音の低減が図れる。
【0012】
【実施例】本発明に係るシフトレバー装置の一実施例を
図1から図7に示し、これらの図に基づき本実施例を説
明する。
【0013】図1に示すように、シフトレバー装置10
のシフトレバー14を揺動可能に支持するレバー支持部
をハウジング12が構成し、図示しない車体へこのシフ
トレバー装置10がねじ止められて固定されている。
【0014】そして、図示しないワイヤの一端がこのシ
フトレバー14の下端部に係止されている。また、この
ワイヤの他端は、車体内に搭載された自動変速機(図示
せず)を操作し得るように、この自動変速機に繋がれて
いる。
【0015】一方、このハウジング12の上面には、
「P」、「R」、「N」、「3D」、「2」、及び
「L」の各シフト位置が表示されると共に、これら各シ
フト位置に沿ってシフトレバー14が移動し得るガイド
穴18が形成されたインジケータ16が、取り付けられ
ている。
【0016】さらに、インジケータ16を取り除いた状
態を表す図2に示すように、ハウジング12の「P」に
対応する位置には、ポジション検出スイッチ22が配置
されており、また、「3D」、「2」に対応する位置に
は、ポジション検出スイッチ24が配置されていて、イ
ンジケータ16のガイド穴18と同様に形成されたハウ
ジング12のガイド穴20に面して、それぞれのポジシ
ョン検出スイッチ22、24内から突出する合成樹脂製
の検出部材26が位置している。
【0017】そして、この検出部材26は、シフトレバ
ー14の非検出状態を示す実線の位置と、シフトレバー
14の検出状態を示す二点鎖線の位置との間で、移動可
能となっている。従って、シフトレバー14のシフト位
置を「P」或いは「3D」、「2」に対応した位置とす
ると、これをポジション検出スイッチ22、24の検出
部材26がシフトレバー14に押されて、検出可能とな
る。
【0018】また、ポジション検出スイッチ22、24
は、それぞれシフトレバー14の下端部側に配置されて
シフトレバー14の揺動を不可能とし得るロック装置
(図示しない)に、配線22A、24Aを介して接続さ
れていて、このロック装置の動作が、ポジション検出ス
イッチ22、24によるシフトレバー14の検出と関連
づけられている。
【0019】尚、このシフトレバー装置10には、図示
しないディテント解除ボタンが配設されており、このデ
ィテント解除ボタンが操作されることで、ロック装置に
よるシフトレバー14のロックが解除され得ることにな
る。
【0020】次に、本実施例に係るポジション検出スイ
ッチ22、24及び検出部材26の詳細を説明する。
【0021】図5から図7に示すように、検出部材26
の上部側は、ポリエステル系エラストマで形成された合
成樹脂材であって弾性変形可能な弾性材30により被覆
されていて、検出部材26の上部側に形成された貫通孔
32内も、この弾性材30で塞がれている。
【0022】また、弾性材30は、検出部材26の図
上、上下方向中程であって、図5に示すように表面側の
位置に2か所形成されると共に、図6に示すように裏面
側の位置に1か所形成される検出部材26の凸部26A
の廻りまでそれぞれ延びていて、それぞれこの凸部26
Aの廻りを覆う係合部30Aを形成する。この為、凸部
26Aの廻りにまで弾性材30が接着される形となり、
弾性材30の検出部材26からのはずれ防止となる。
【0023】そして、これら係合部30Aの上部側に
は、それぞれ当接用の突起34が形成されている。
【0024】一方、図3及び図4に示すように、検出部
材26の下部側は、ポジション検出スイッチ22、24
の本体部分を構成するスイッチ本体であるケース36内
に収納されていて、前述のように検出部材26の上部の
み外部に突出するようにされている。
【0025】さらに、これらの図に示すされるように、
ケース36の底壁面36Bと検出部材26との間にコイ
ルスプリング38が配置されており、このコイルスプリ
ング38が検出部材26の下側に形成された凹部26B
に緩く嵌合されて、位置決めされることになる。
【0026】つまり、シフトレバー14の非検出状態で
は、このコイルスプリング38により上側に付勢される
検出部材26の係合部30Aがケース36の上部内壁3
6Aに係合された状態で位置することになる。
【0027】次に、本実施例のポジション検出スイッチ
22、24の加工を説明する。先ず、図示しない成形金
型内に合成樹脂材料を射出して、検出部材26を樹脂成
形により製造する。そして、この検出部材26を再度、
合成樹脂材を成形する金型内に挿入して弾性材30を被
覆する。この際、検出部材26に貫通孔32が穿設され
ていることから、貫通孔32内に合成樹脂材が入って、
合成樹脂材の成形性が高まると共に分離し難くなる。
【0028】さらに、この弾性材30が被覆された状態
の検出部材26及びコイルスプリング38をケース36
内に収容して、ポジション検出スイッチ22、24を組
み立てることになる。
【0029】次に、本実施例の作用を説明する。ケース
36に移動可能に支持される検出部材26を、弾性変形
可能な弾性材30が被覆している為、シフトレバー14
が当接してこの検出部材26を移動する際に、弾性材3
0を介してシフトレバー14が検出部材26に当接する
ことになる。
【0030】また、シフトレバー14が移動してシフト
レバー14との間の当接が解除されると、コイルスプリ
ング38による付勢力で検出部材26が移動して、ポジ
ション検出スイッチ22、24の抜け止め部分である上
部内壁36Aにそれぞれ検出部材26が当接するが、こ
の際にも、弾性材30の3つの突起34を介して、上部
内壁36Aに検出部材26が当接することになる。
【0031】従って、検出部材26にシフトレバー14
が接触する際や、ポジション検出スイッチ22、24の
上部内壁36Aに検出部材26が接触する際に、弾性変
形可能な弾性材30を介して接触するので、検出部材2
6から発生する接触音の低減が図れる。
【0032】また、直接には、それぞれ弾性材30の係
合部30Aに形成された3つの突起34が上部内壁36
Aに当接するので、より一層弾性材30が変形し易くな
り、当接の際のエネルギを吸収し易くなる。
【0033】尚、弾性材30の材質としては、ポリエス
テル系エラストマ以外の合成樹脂材を用いてもよく、例
えば、ゴム材或いはスポンジ等の緩衝材を用いてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るシフトレバー装置は上記構
成としたので、ポジション検出スイッチの検出部材から
発生する接触音の低減が図れるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシフトレバー装置の一実施例を示
す平面図である。
【図2】本発明に係るシフトレバー装置の一実施例を示
す平面図であって、インジケータを取り除いた図であ
る。
【図3】本発明に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用されるポジション検出スイッチの平面部分断面図であ
る。
【図4】図3の4−4矢視線図である。
【図5】本発明に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用される検出部材の平面図である。
【図6】本発明に係るシフトレバー装置の一実施例に適
用される検出部材の底面図である。
【図7】図5の7−7矢視線図である。
【符号の説明】 10 シフトレバー装置 14 シフトレバー 22 ポジション検出スイッチ 24 ポジション検出スイッチ 26 検出部材 30 弾性材 36 ケース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動可能に支持されたシフトレバーの所
    定のシフト位置を検出するためのポジション検出スイッ
    チを有するシフトレバー装置であって、前記ポジション検出スイッチは、 前記シフトレバーの所定のシフト位置に対応して固定さ
    れたスイッチ本体と、 前記スイッチ本体に前記シフトレバーの操作軌跡に進退
    可能に支持されると共に前記操作軌跡への進入方向に付
    勢され、当該付勢力に抗して前記操作軌跡からの退出方
    向へ移動されることで前記所定のシフト位置を検出する
    検出部材と、 前記検出部材を被覆する弾性変形可能な弾性材と、 を備え、 前記シフトレバーは、前記所定のシフト位置への操作に
    伴って前記弾性材を介して前記検出部材に当接すること
    で前記検出部材を前記退出方向へ移動させる、 ことを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ本体は、前記検出部材の脱
    落を防止する抜け止め部分を備え、前記検出部材は、前記付勢力により 初期位置に復帰する
    際に前記弾性材を介して前記抜け止め部分と当接する、 ことを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。
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