JPH0541896Y2 - - Google Patents

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JPH0541896Y2
JPH0541896Y2 JP1987083363U JP8336387U JPH0541896Y2 JP H0541896 Y2 JPH0541896 Y2 JP H0541896Y2 JP 1987083363 U JP1987083363 U JP 1987083363U JP 8336387 U JP8336387 U JP 8336387U JP H0541896 Y2 JPH0541896 Y2 JP H0541896Y2
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JP
Japan
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stamping
square hole
writing instrument
hole
slide plate
Prior art date
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JP1987083363U
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JPS63192056U (ja
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカード型もしくはシート型と称呼され
る構成の筆記具付き印章に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の筆記具付き印章は実開昭63−
101590号公報及び実開昭63−97567号公報などに
よつて公知となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、これらの筆記具付き印章は何れも
印章部分が主板の縁辺より外方に突出することが
ないので同印章の押捺時に被押捺個所が主板によ
つて隠蔽されて当該印章の押捺を的確に行いにく
く、また印鑑体もその枠体に充分弾力的に昇降可
能な状態で保持されていないなどの問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は名刺大サイズの薄い主板と、扁平に構
成されたボールペン等筆記具と、前半部に押捺部
を当該押捺部の下面に印章を夫々設けられた扁平
なスライド板とを備え、主板の一部に筆記具の格
納孔を他の一部にスライド板の鞘部を夫々設けら
れ、格納孔に筆記具を着脱自在に嵌合され、また
鞘部にスライド板を当該スライド板の前半部が主
板の前方外側に出没する状態として挿入され、ス
ライド板9の前半部に角孔13を開設しこの角孔
13の下縁に内向フランジ14を設けると共にこ
れ等とは別個に、僅かの弾性を備えた硬質プラス
チツク材料を以て逆さの皿形状を呈する押捺部材
15を構成し、この押捺部材15の外周に四本の
L形状弾性脚16を卍字形状を呈する配置で一体
に設け、各弾性脚16の先端部の下面に着地突起
17を一体に突設し且つ当該押捺部材15内にシ
ート状のゴム製インキ含入印章体18を抜落不能
に嵌着して印体19とし、この印体19を上記の
角孔13内に上方から落し込んで内向フランジ1
4上に載置すると共にこれ等とは別個に、僅かの
弾性を備えた硬質プラスチツク材料を以て枠状の
カバー体20を構成し、このカバー体20の外周
壁に切込21,21′により形成された係止足2
2を設け、当該カバー体20を上記の角孔13内
に嵌着して係止足22を角孔13の周壁に設けら
れた係止孔23に係合させて印体19の抜出を阻
止し且つ押捺部材15の頂面を同カバー体20の
内径孔24を介して突出して成る筆記具付き印章
を提供することによつてこのような問題点を解決
しようとするものである。
(実施例) 名刺サイズで数mmの薄い硬質プラスチツク製主
板1に扁平に構成された握軸2付きのボールペン
3の格納孔4を設けると共に主板1の表面に深い
凹所5および浅い凹所6を連続状態で形成し、深
い凹所5の一方側縁辺および前方縁辺を連続状態
で切除して当該深い凹所5の側方および前方を開
方して鞘部7を設け、この鞘部7の両方側縁面に
ガイド用突条8,8′を突設すると共にこれとは
別個に、硬質プラスチツク材料を以てスライド板
9を構成し、このスライド板9の両方側縁面にガ
イド用凹溝10,10′と上記の深い凹所5の側
方開放縁に設けられた案内縁11に摺動自在に嵌
合する案内溝12とを穿設し、ガイド用凹溝1
0,10′とガイド用突条8,8′との嵌合および
案内縁11と案内溝12との嵌合によりスライド
板9を鞘部7内に摺動自在に嵌着して当該スライ
ド板9の前半を主板1の前方に出没するように
し、更にスライド板9の前半部に角孔13を開設
しこの角孔13の下縁に内向フランジ14を設け
ると共にこれ等とは別個に、僅かの弾性を備えた
硬質プラスチツク材料を以て逆さの皿形状を呈す
る押捺部材15を構成し、この押捺部材15の外
周に四本のL形状弾性脚16を卍字形状を呈する
配置で一体に設け、各弾性脚16の先端部の下面
に着地突起17を一体に突設し且つ当該押捺部材
15内にシート状のゴム製インキ含入印章体18
を抜落不能に嵌着して印体19とし、この印体1
9を上記の角孔13内に上方から落し込んで内向
フランジ14上に載置すると共にこれ等とは別個
に、僅かの弾性を備えた硬質プラスチツク材料を
以て枠状のカバー体20を構成し、このカバー体
20の外周壁に切込21,21′により形成され
た係止足22を設け、当該カバー体20を上記の
角孔13内に嵌着して係止足22を角孔13の周
壁に設けられた係止孔23に係合させて印体19
の抜出を阻止し且つ押捺部材15の頂面を同カバ
ー体20の内径孔24を介して突出させたもので
ある。
尚、図中26,26′はボールペン3の抜落ち
阻止用係止突部および係止凹部、27は長孔、2
8はスライド板9の後縁下面に設けられた係合縁
29が係止して当該スライド板9を没入(格納)
状態に維持する後側ストツパー、30は係合縁2
9が係止してスライド板9の突出(使用)状態と
する前側ストツパー、31は押込防止用突条を示
す。
(考案の作用及び効果) 本考案は上記のような構成であるので、捺印の
際には先ずスライド板9の突出状態とさせ、この
突出状態で全体を捺印場所の上に移動させて印章
18を同場所に対応させると共に押捺部材15の
頂面をL形状弾性脚16の弾力に抗して手指によ
り押圧して手放し、然るのちスライド板9を没入
状態に戻す操作をなくすことにより行い、また文
字等を書く場合にはボールペン3を外してこれを
行えばよいのであるが、特に本考案は前記のよう
にスライド板9をスライドさせて印章18を主板
の外辺に突出させた状態でその押捺を行うように
したので、この捺印は被捺印部分を主板によつて
隠蔽することなく的確な個所に行うことができる
ものであり、加うるに本考案における印章部分は
スライド板9の前半部に角孔13を開設しこの角
孔13の下縁に内向フランジ14を設けると共に
これ等とは別個に、僅かの弾性を備えた硬質プラ
スチツク材料を以て逆さの皿形状を呈する押捺部
材15を構成し、この押捺部材15の外周に四本
のL形状弾性脚16を卍字形状を呈する配置で一
体に設け、各弾性脚16の先端部の下面に着地突
起17を一体に突設し且つ当該押捺部材15内に
シート状のゴム製インキ含入印章18を抜落不能
に嵌着して印体19とし、この印体19を上記の
角孔13内に上方から落し込んで内向フランジ1
4上に載置すると共にこれ等とは別個に、僅かの
弾性を備えた硬質プラスチツク材料を以て枠状の
カバー体20を構成し、このカバー体20の外周
壁に切込21,21′により形成された係止足2
2を設け、当該カバー体20を上記の角孔13内
に嵌着して係止孔23に係合させて印体19の抜
出を阻止し且つ押捺部材15の頂面を同カバー体
20の内径孔24を介して突出させて構成されて
いるので、印体19は印捺操作の際に充分に弾力
的に昇降可能であり、従つて捺印はこれによつて
確実に行うことができるものであつて、本考案は
これらによつて前記の問題点の全てを解決するこ
とができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案筆記具付き印章の実施例を示すもの
であつて、第1図は全体を示す斜視図、第2図は
同じく分解斜視図、第3図は第1図A−A線に沿
う断面図、第4図は第1図B−B線に沿う断面
図、第5図は第1図C−C線に沿う断面図、第6
図は第1図D−D線に沿う断面図である。 1……主板、2……握軸、3……ボールペン、
4……格納孔、5,6……凹所、7……鞘部、
8,8′……ガイド用突条、9……スライド板、
10,10′……ガイド用凹溝、11……案内縁、
12……案内溝、13……角孔、14……内向フ
ランジ、15……押捺部材、16……弾性脚、1
7……着地突起、18……印章、19……印体、
20……カバー体、21,21′……切込、22
……係止足、23……係止孔、24……内径孔、
26……係止突部、26′……係止凹部、27…
…長孔、28……後側ストツパー、29……係合
縁、30……前側ストツパー、31……押込防止
用突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 名刺大サイズの薄い主板と、扁平に構成された
    ボールペン等筆記具と、前半部に押捺部を当該押
    捺部の下面に印章を夫々設けられた扁平なスライ
    ド板とを備え、主板の一部に筆記具の格納孔を他
    の一部にスライド板の鞘部を夫々設けられ、格納
    孔に筆記具を着脱自在に嵌合され、また鞘部にス
    ライド板を当該スライド板の前半部が主板の前方
    外側に出没する状態として挿入され、スライド板
    9の前半部に角孔13を開設しこの角孔13の下
    縁に内向フランジ14を設けると共にこれ等とは
    別個に、僅かの弾性を備えた硬質プラスチツク材
    料を以て逆さの皿形状を呈する押捺部材15を構
    成し、この押捺部材15の外周に四本にL形状弾
    性脚16を卍字形状を呈する配置で一体に設け、
    各弾性脚16の先端部の下面に着地突起17を一
    体に突設し且つ当該押捺部材15内にシート状の
    ゴム製インキ含入印章体18を抜落不能に嵌着し
    て印体19とし、この印体19を上記の角孔13
    内に上方から落し込んで内向フランジ14上に載
    置すると共にこれ等とは別個に、僅かの弾性を備
    えた硬質プラスチツク材料を以て枠状のカバー体
    20を構成し、このカバー体20の外周壁に切込
    21,21′により形成された係止足22を設け、
    当該カバー体20を上記の角孔13内に嵌着して
    係止足22を角孔13の周壁に設けられた係止孔
    23に係合させて印体19の抜出を阻止し且つ押
    捺部材15の頂面を同カバー体20の内径孔24
    を介して突出させて成る筆記具付き印章。
JP1987083363U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0541896Y2 (ja)

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JP1987083363U JPH0541896Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JP1987083363U JPH0541896Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63192056U JPS63192056U (ja) 1988-12-12
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6397567U (ja) * 1986-12-15 1988-06-24
JPS63101590U (ja) * 1986-12-24 1988-07-01

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JPS63192056U (ja) 1988-12-12

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