JPS6228451Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6228451Y2 JPS6228451Y2 JP9388585U JP9388585U JPS6228451Y2 JP S6228451 Y2 JPS6228451 Y2 JP S6228451Y2 JP 9388585 U JP9388585 U JP 9388585U JP 9388585 U JP9388585 U JP 9388585U JP S6228451 Y2 JPS6228451 Y2 JP S6228451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- pen tip
- main body
- hole
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
この考案はボールペなど携帯用の筆記用具に
関するものである。
関するものである。
(2) 従来の技術
従来、この種の筆記用具としては、ほとんど
が棒状体のものである。そのため、持ち運びに
際しては、シヤツや背広の上衣などのポケツト
に収納するのが一般的であるが、前記ポケツト
の底が浅いと収納しにくく、むりに収納して落
下し、紛失してしまうことがしばしば起きてい
た。また、収納時にキヤツプが不意に外れる
と、ペン先が衣服に接触して汚してしまうのに
加え、棒状体の表面は限られた面積しかないた
め、人目に目立つ宣伝広告用文字や図形などを
その表面に付すことは困難であるという欠点が
あつた。
が棒状体のものである。そのため、持ち運びに
際しては、シヤツや背広の上衣などのポケツト
に収納するのが一般的であるが、前記ポケツト
の底が浅いと収納しにくく、むりに収納して落
下し、紛失してしまうことがしばしば起きてい
た。また、収納時にキヤツプが不意に外れる
と、ペン先が衣服に接触して汚してしまうのに
加え、棒状体の表面は限られた面積しかないた
め、人目に目立つ宣伝広告用文字や図形などを
その表面に付すことは困難であるという欠点が
あつた。
(3) 目的
この考案は上記従来の実情に鑑みて創案され
たもので、収納が容易であるとともに、収納時
に衣服を汚すこともなく、しかも表面に宣伝広
告用文字などを付することのできる筆記用具を
提供することを目的とする。
たもので、収納が容易であるとともに、収納時
に衣服を汚すこともなく、しかも表面に宣伝広
告用文字などを付することのできる筆記用具を
提供することを目的とする。
(4) 構成
前記目的を達成するためにこの考案の筆記用
具は、表面に側壁及び底壁を残して所望の大き
さの凹部を形成し、この内部内に、筆記体をそ
のペン先が前記側壁に穿設した透孔を臨むよう
に長さ方向に移動可能に配設し、かつ前記底壁
に係合溝を切欠形成した中枠と、この中枠の凹
部を覆うように固着された上蓋とからなる本体
と、前記中枠の係合溝と摺動自在に係合する係
合突部を有する下蓋とを具え、この下蓋の係合
突部に一端が係止し、かつ他端が前記筆記体に
係止して筆記体を常時ペン先が前記透孔から突
出しないように付勢するばねを介装し、前記筆
記体は係合突部と係合溝との摺動によつて、本
体と下蓋とを互いに離れる方向に移動させるこ
とにより、前記ばねの付勢力に抗して移動し、
ペン先が透孔から突出するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
具は、表面に側壁及び底壁を残して所望の大き
さの凹部を形成し、この内部内に、筆記体をそ
のペン先が前記側壁に穿設した透孔を臨むよう
に長さ方向に移動可能に配設し、かつ前記底壁
に係合溝を切欠形成した中枠と、この中枠の凹
部を覆うように固着された上蓋とからなる本体
と、前記中枠の係合溝と摺動自在に係合する係
合突部を有する下蓋とを具え、この下蓋の係合
突部に一端が係止し、かつ他端が前記筆記体に
係止して筆記体を常時ペン先が前記透孔から突
出しないように付勢するばねを介装し、前記筆
記体は係合突部と係合溝との摺動によつて、本
体と下蓋とを互いに離れる方向に移動させるこ
とにより、前記ばねの付勢力に抗して移動し、
ペン先が透孔から突出するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
以下、この考案の好適な実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
第1〜4図において1は平面が円形で、かつ
比較的薄厚の筆記用具で、この筆記用具1は本
体2と下蓋3から構成されている。本体2はさ
らに中枠4と上蓋5を具え、中枠4の表面には
その外周縁に周壁7を、底部に底壁8を残して
略円形凹部10が形成されている。中枠4の底
壁8には筆記体11配置用の溝12が第1図で
縦方向に切欠形成されているとともに、溝12
の両側には複数個(図面では3個)の係合溝1
4と、これよりやや幅狭の係合溝15が、互い
に前後に平行で、かつ溝12と直交向きに切欠
形成されている。中枠4の前方側周壁7は肉厚
部16に形成され、この肉厚部16には溝12
に配置された筆記体11のペン先11aが外部
に突出可能に臨む透孔18が、穿設されてい
る。
比較的薄厚の筆記用具で、この筆記用具1は本
体2と下蓋3から構成されている。本体2はさ
らに中枠4と上蓋5を具え、中枠4の表面には
その外周縁に周壁7を、底部に底壁8を残して
略円形凹部10が形成されている。中枠4の底
壁8には筆記体11配置用の溝12が第1図で
縦方向に切欠形成されているとともに、溝12
の両側には複数個(図面では3個)の係合溝1
4と、これよりやや幅狭の係合溝15が、互い
に前後に平行で、かつ溝12と直交向きに切欠
形成されている。中枠4の前方側周壁7は肉厚
部16に形成され、この肉厚部16には溝12
に配置された筆記体11のペン先11aが外部
に突出可能に臨む透孔18が、穿設されてい
る。
上蓋5の下面には第1図に示すように、長さ
の異なる2つの仕切壁20,21が垂設されて
いる。仕切壁20は下縁が溝12を経て下蓋3
の上面に、溝12の一端面に接触するように当
接しているとともに、その一端が肉厚部16の
内面に当接し、かつ他端が周壁7から所定の長
さ離れたところに位置するようになつている。
また、仕切壁21は下縁が溝12の他端と隣接
する凹部10の上面に当接しているとともに、
その一端が凹部10のほぼ中央に位置し、かつ
他端が周壁7の内面に当接している。
の異なる2つの仕切壁20,21が垂設されて
いる。仕切壁20は下縁が溝12を経て下蓋3
の上面に、溝12の一端面に接触するように当
接しているとともに、その一端が肉厚部16の
内面に当接し、かつ他端が周壁7から所定の長
さ離れたところに位置するようになつている。
また、仕切壁21は下縁が溝12の他端と隣接
する凹部10の上面に当接しているとともに、
その一端が凹部10のほぼ中央に位置し、かつ
他端が周壁7の内面に当接している。
下蓋3の上面には、各係合溝14に摺動自在
に係合する1対の係合突起23、及び係合溝1
5に摺動自在に係合する係合ピン25が立設さ
れている。係合突起23は互いに対向する方向
に弾性変形が可能なようになつており、かつ上
部には下蓋3の上面とその下面との間で中枠4
の底壁8を挟持する係止部26が外向きに張出
して設けられている。係止部26の上面は下向
傾斜したテーパ面に形成されている。係合ピン
25には、ばね28の一端が巻回されて係止さ
れている。ばね28の他端は仕切壁21の内面
に沿つて後方に延出され、筆記体11の後端部
に穿設した係止穴29に係止されている。前記
により、ばね28は常時、第1図実線で示すよ
うに筆記体11をそのペン先11aが透孔18
から外部に突出しないように付勢している。
に係合する1対の係合突起23、及び係合溝1
5に摺動自在に係合する係合ピン25が立設さ
れている。係合突起23は互いに対向する方向
に弾性変形が可能なようになつており、かつ上
部には下蓋3の上面とその下面との間で中枠4
の底壁8を挟持する係止部26が外向きに張出
して設けられている。係止部26の上面は下向
傾斜したテーパ面に形成されている。係合ピン
25には、ばね28の一端が巻回されて係止さ
れている。ばね28の他端は仕切壁21の内面
に沿つて後方に延出され、筆記体11の後端部
に穿設した係止穴29に係止されている。前記
により、ばね28は常時、第1図実線で示すよ
うに筆記体11をそのペン先11aが透孔18
から外部に突出しないように付勢している。
次に、前記のものの作用を説明する。
第1,2図の状態から、本体2に対して下蓋
3を矢示のように右方向に、ばね28の付勢力
に抗して移動すると、下蓋3に設けた係合突起
23が係合溝14に沿つて摺動するとともに、
係合ピン25が係合溝15に沿つて同様に摺動
する(第5図参照)。この係合ピン25の摺動
により、一端が係合ピン25に係止したばね2
8が矢示のように本体2の前方、すなわち肉厚
部16側に移動し、この移動によつてばね28
の筆記体11に係止した他端が筆記体11を同
方向に移動する。そして、ばね28の他端が仕
切壁20の他端に係止するようになると、筆記
体11の移動が停止し、筆記体11のペン先1
1aは第1図鎖線で示すように透孔18から外
部に突出した状態となる。したがつて、この状
態を保持することにより、突出ペン先11aを
利用して筆記が可能となる。
3を矢示のように右方向に、ばね28の付勢力
に抗して移動すると、下蓋3に設けた係合突起
23が係合溝14に沿つて摺動するとともに、
係合ピン25が係合溝15に沿つて同様に摺動
する(第5図参照)。この係合ピン25の摺動
により、一端が係合ピン25に係止したばね2
8が矢示のように本体2の前方、すなわち肉厚
部16側に移動し、この移動によつてばね28
の筆記体11に係止した他端が筆記体11を同
方向に移動する。そして、ばね28の他端が仕
切壁20の他端に係止するようになると、筆記
体11の移動が停止し、筆記体11のペン先1
1aは第1図鎖線で示すように透孔18から外
部に突出した状態となる。したがつて、この状
態を保持することにより、突出ペン先11aを
利用して筆記が可能となる。
筆記を終えたときは、前記の保持状態を解放
する。すなわち、本体2に対する下蓋3の移動
保持力を解除すると、下蓋3はばね28の付勢
力によつて第2図で示す元の位置に復帰し、こ
れに伴なつて筆記体11もペン先11aが透孔
18から突出しない位置に移動することにな
る。尚、前記においては通常、持ち運びには筆
記用具1をポケツトに収納するか、上蓋5又は
下蓋3のいずれか一方の表面に止めピンなどの
取付具を設け、この取付具を介して衣服や帽子
に取付けることも可能であり、このように取付
具で取付ける場合には前記他方の表面にトレー
ドマークなどを表示することにより、不使用時
に前記表示部によつて人目を引き付け、宣伝広
告的な効果を期待することができる。
する。すなわち、本体2に対する下蓋3の移動
保持力を解除すると、下蓋3はばね28の付勢
力によつて第2図で示す元の位置に復帰し、こ
れに伴なつて筆記体11もペン先11aが透孔
18から突出しない位置に移動することにな
る。尚、前記においては通常、持ち運びには筆
記用具1をポケツトに収納するか、上蓋5又は
下蓋3のいずれか一方の表面に止めピンなどの
取付具を設け、この取付具を介して衣服や帽子
に取付けることも可能であり、このように取付
具で取付ける場合には前記他方の表面にトレー
ドマークなどを表示することにより、不使用時
に前記表示部によつて人目を引き付け、宣伝広
告的な効果を期待することができる。
また前記においては筆記用具1として平面円
形のものを示したが、このような形状に限定す
るものでなく、ほかに、平面角形など任意の形
状のものとすることができ、また構成部材の細
部の設計も、要旨を変更しない範囲で適宜に変
更、修正できることは言う迄もない。
形のものを示したが、このような形状に限定す
るものでなく、ほかに、平面角形など任意の形
状のものとすることができ、また構成部材の細
部の設計も、要旨を変更しない範囲で適宜に変
更、修正できることは言う迄もない。
(6) 考案の効果
この考案は前記のように構成したので、従来
の棒状体からなるものに比べ嵩張らず、底の浅
いポケツトでも極めて容易に収納することがで
き、しかも筆記しないときは、ばねの付勢力に
より筆記体がペン先を透孔から突出しない位置
にあるため、収納時にペン先によつて衣服を汚
すようなことも全くない。また、前記棒状体の
ものより上蓋又は下蓋の表面の面積を大きくと
れるので、この表面に各種宣伝広告用の文字等
を人目に目立たせて表示でき、不使用時におけ
る宣伝広告効果が得られるのに加え、構造も簡
単で製作も容易にでき、操作性にもすぐれてい
るなどすぐれた利点を有する。
の棒状体からなるものに比べ嵩張らず、底の浅
いポケツトでも極めて容易に収納することがで
き、しかも筆記しないときは、ばねの付勢力に
より筆記体がペン先を透孔から突出しない位置
にあるため、収納時にペン先によつて衣服を汚
すようなことも全くない。また、前記棒状体の
ものより上蓋又は下蓋の表面の面積を大きくと
れるので、この表面に各種宣伝広告用の文字等
を人目に目立たせて表示でき、不使用時におけ
る宣伝広告効果が得られるのに加え、構造も簡
単で製作も容易にでき、操作性にもすぐれてい
るなどすぐれた利点を有する。
第1図はこの考案の実施例を示す第2図−
線で切断した横断平面図、第2図は第1図−
線に沿う縦断正面図、第3図は第1図−線に
沿う縦断右側面図、第4図は第1図−線に沿
う縦断左側面図、第5図は作用を説明するための
第2図と対応する縦断正面図である。 1……筆記用具、2……本体、3……下蓋、4
……中枠、5……上蓋、7……周壁、8……底
壁、10……凹部、11……筆記体、11a……
ペン先、12……溝、14,15……係合溝、1
8……透孔、23……係合突起、25……係合ピ
ン、26……係止部、28……ばね、29……係
止穴。
線で切断した横断平面図、第2図は第1図−
線に沿う縦断正面図、第3図は第1図−線に
沿う縦断右側面図、第4図は第1図−線に沿
う縦断左側面図、第5図は作用を説明するための
第2図と対応する縦断正面図である。 1……筆記用具、2……本体、3……下蓋、4
……中枠、5……上蓋、7……周壁、8……底
壁、10……凹部、11……筆記体、11a……
ペン先、12……溝、14,15……係合溝、1
8……透孔、23……係合突起、25……係合ピ
ン、26……係止部、28……ばね、29……係
止穴。
Claims (1)
- 表面に側壁及び底壁を残して所望の大きさの凹
部を形成し、この内部内に、筆記体をそのペン先
が前記側壁に穿設した透孔を臨むように長さ方向
に移動可能に配設し、かつ前記底壁に係合溝を切
欠形成した中枠と、この中枠の凹部を覆うように
固着された上蓋とからなる本体と、前記中枠の係
合溝と摺動自在に係合する係合突部を有する下蓋
とを具え、この下蓋の係合突部に一端が係止し、
かつ他端が前記筆記体に係止して筆記体を常時ペ
ン先が前記透孔から突出しないように付勢するば
ねを介装し、前記筆記体は係合突部と係合溝との
摺動によつて、本体と下蓋とを互いに離れる方向
に移動させることにより、前記ばねの付勢力に抗
して移動し、ペン先が透孔から突出するように構
成されていることを特徴とする筆記用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9388585U JPS6228451Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9388585U JPS6228451Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621986U JPS621986U (ja) | 1987-01-08 |
JPS6228451Y2 true JPS6228451Y2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=30651963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9388585U Expired JPS6228451Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228451Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0423030Y2 (ja) * | 1985-08-03 | 1992-05-27 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP9388585U patent/JPS6228451Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621986U (ja) | 1987-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD328310S (en) | Ball-point pen | |
USD253660S (en) | Ball-point pen | |
USD327911S (en) | Marking instrument | |
JPS6228451Y2 (ja) | ||
USD329460S (en) | Casing for a writing instrument | |
USD345578S (en) | Fountain pen | |
USD312837S (en) | Writing instrument | |
USD336491S (en) | Pen | |
USD397048S (en) | Tape measure with pencil sharpener | |
USD311211S (en) | Combined marking pen and cap therefor | |
USD262463S (en) | Ball-point pen | |
USD324879S (en) | Combined book mark and writing instrument | |
USD389862S (en) | Felt pen | |
USD456842S1 (en) | Input pen with ball-point pen | |
USD354514S (en) | Writing instrument | |
USD329458S (en) | Writing instrument | |
JPS58143288U (ja) | 筆記板における筆記具等のための保持構造 | |
JP3292965B2 (ja) | ゴム印 | |
USD250201S (en) | Combined desk set, clock and calendar holder | |
JPS6243828Y2 (ja) | ||
JPS6213837Y2 (ja) | ||
JPH0140719Y2 (ja) | ||
USD249245S (en) | Combined thermometer and holder for a calender and a ball point pen | |
USD259794S (en) | Combined desk set, pen holder and thermometer | |
US3866756A (en) | Pen stand |