JPH0752646Y2 - レフイル容器 - Google Patents

レフイル容器

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JPH0752646Y2
JPH0752646Y2 JP6184690U JP6184690U JPH0752646Y2 JP H0752646 Y2 JPH0752646 Y2 JP H0752646Y2 JP 6184690 U JP6184690 U JP 6184690U JP 6184690 U JP6184690 U JP 6184690U JP H0752646 Y2 JPH0752646 Y2 JP H0752646Y2
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JP
Japan
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container body
lid
recess
container
guide
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JP6184690U
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JPH0421308U (ja
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宏哲 百合
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Key Trading Co Ltd
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Key Trading Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、容器本体の内部に収容されたレフイル用化
粧料を、蓋体を回動させることにより簡単に取り外すこ
とのできるレフイル容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から化粧用のコンパクトは、種々のものが開発され
て実用化されており、最近では、高級感のあるコンパク
トの人気が高まつている。このようなコンパクトは高価
であるため、内部に収容された化粧料を使い果たした
後、レフイル用化粧料と取り替えて繰り返し使用するこ
とが行われている。このようなレフイル用化粧料は、例
えば第9図に示すようなレフイル容器に収容されてい
る。このレフイル容器は、図示のように、容器本体1と
蓋体2とを後部でヒンジ連結して構成されており、この
容器本体1の底部に貫通穴3が穿設されている。そし
て、容器本体1の内部に化粧料4aが充填された中皿4が
収容されている。この中皿4は接着剤4bを介して容器本
体1の内部底面に仮固定されている。このレフイル容器
から中皿4を取り外す場合、貫通穴3に細い棒等を挿入
し、仮固定されている中皿4を上方に押し上げることに
より、容器本体1から取り外すことが行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記レフイル容器では、貫通穴3に挿入
できうる細さの棒等を特別に用意しないと、容器本体1
から中皿4を取り外すことができいないという不都合さ
を有している。また、容器本体1の貫通穴3に棒等を挿
入して中皿4を押し上げなければならないため取り外し
が煩雑になるという欠点も有している。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、工
具等を用いることなく簡単に容器本体から中皿を取り外
すことのできるレフイル容器の提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案のレフイル容器
は、箱状の容器本体の上面に中皿収容用の凹部を設け、
この凹部の底面の前端部に貫通穴を形成し、断面下向き
コ字状の蓋体を上記容器本体にスライド自在に取り付
け、上記容器本体の左右両側面に長手方向に沿つてガイ
ド溝を設け、このガイド溝に、上記蓋体のコ字状の両横
辺の内側のガイド突起を遊嵌させ、このガイド突起が上
記ガイド溝の後端に位置した状態で、上記蓋体を上記ガ
イド突起を中心に回動させて容器本体の底面に密着させ
ることにより、上記蓋体の裏面後端部に突設された押上
片が、上記容器本体の凹部の貫通穴から突出するという
構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この考案のレフイル容器では、容器本体の凹
部に収容された中皿を取り外す場合、蓋体を容器本体の
後端に移動させて、蓋体のガイド突起を容器本体のガイ
ド溝の後端に位置させる。つぎに、この状態で係合突起
を中心に蓋体を回動させて容器本体の底面に密着させ
る。これにより、容器本体の凹部の前端部に形成された
貫通穴に、蓋の押上片の先端が挿入された状態になる。
この状態から蓋をさらに容器本体に押し付けて密着させ
ることにより、押上片が貫通穴を貫通して凹部内に突出
し、中皿が上方に少し持ち上がつた状態になる。したが
つて、この持ち上がつた中皿を手指でつまんで持ち上げ
ることにより、容器本体から簡単に取り外すことができ
る。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図はこの考案のレフイル容器の一実施例を示してい
る。すなわち、このレフイル容器は、図示のように、プ
ラスチツク材からなる容器本体5と、透明プラスチツク
材からなる蓋体6とによつて構成されている。
上記容器本体5は浅箱状で、第2図に示すように、上面
に凹部7が設けられており、この凹部7内に、化粧料8b
が充填された中皿8が接着材8aを介して仮接着された状
態で収容されている。この凹部7の底面の前端部には、
第3図に示すように、凹部7の前壁に沿つて貫通長穴9
が形成されている。また、上記容器本体5には、前後側
面の上端縁を垂直方向に延ばしてフランジ部10,11が形
成されている。この後側のフランジ部11には、略中央に
切欠部12が形成されており、この切欠部12に相対向する
上記凹部7の内壁の上端が切欠かれて係合凹部13に形成
されている。14はガイド溝であり、上記容器本体5の左
右両側壁に長手方向に沿つて形成されている。
上記蓋体6は、第4図に示すように、断面下向きコ字状
をしており、このコ字状の両横片6aの内側にガイド突起
15がそれぞれ突設されている。このガイド突起15が、上
記容器本体5のガイド溝14に遊嵌されることにより、上
記蓋体6が上記容器本体5にスライド自在に取り付けら
れている。上記蓋体6の裏面の後端部には、第5図に示
すように、押上片16が垂設されており、この押上片16の
少し前側には、係止突起17が突設されている。この係止
突起17は、第2図に示すように、上記係合凹部13に係合
して上記押上片16を上記容器本体5の切欠部12内に位置
決めした状態で蓋体6の後方への移動を防止するように
なつている。
上記のように構成されたレフイル容器から中皿8を取り
外す場合、第1図の状態から一方の手指で容器本体5を
固定して持ち、もう一方の手指で蓋体6を後方に引つ張
る。これにより、蓋体6の係止突起17が係合凹部13から
外れた状態になる。この状態からさらに蓋体6を後方に
引つ張ると、蓋体6のガイド突起15が、容器本体5のガ
イド溝14に沿つて移動し、第5図に示すように、ガイド
溝14の後端に位置した状態になる。この状態からガイド
突起15を中心に蓋体6を下向きに約180度回動させる
と、第6図に示すように、蓋体6が容器本体5の底面側
に移動する。この移動により蓋体6の押上片16の先端
が、第7図に示すように、容器本体5の凹部7の貫通長
穴9に挿入された状態になる。この状態から蓋体6を容
器本体5に押し付けると、第8図に示すように、押上片
16が貫通長穴9から凹部7内に突出する。その結果、凹
部7内に収容されている中皿8が、押上片16によつて上
方に押し上げられ、その前端側が容器本体5の凹部7か
ら少し持ち上がつた状態になる。そして、この状態の中
皿8の前端面を手指で持ち上げて中皿8を容器本体5か
ら取り外すことが行われる。
このように、上記レフイル容器では、蓋体6を容器本体
5の後端側にスライド移動させ、この状態で、ガイド突
起15を中心に回動させて容器本体5の底面に密着させる
ことにより、蓋体6の押上片16が、上記容器本体5の凹
部7の貫通長穴9から突出し、容器本体5の凹部7に収
容されている中皿8を押し上げるようになつている。し
たがつて、前記従来例のように工具等を特別に準備しな
くても中皿8を容器本体5から外すことができる。ま
た、前記従来例のように煩雑な取り外し動作をすること
なく、蓋体6のスライド移動および回動という簡単な操
作によつて中皿8を容器本体から取り外すことができ
る。さらに、上記レフイル容器は、構造が簡単であるた
め、製造も容易である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のレフイル容器では、蓋体を容
器本体の後端側にスライド移動させ、この状態で、ガイ
ド突起を中心に回動させて容器本体の底面に密着させる
ことにより、蓋体の裏面後端部に突設された押上片が、
上記容器本体の凹部の貫通穴から突出する。したがつ
て、この貫通穴から突出する押上片が、容器本体の凹部
に収容されている中皿を押し上げるため、前記従来例の
ように工具等を特別に準備しなくても中皿を簡単に容器
本体から外すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は上
記実施例の縦断面図、第3図は容器本体を説明する斜視
図、第4図は蓋体を説明する正面図、第5図および第6
図は上記実施例の使用態様を説明する斜視図、第7図お
よび第8図は上記実施例の使用態様を説明する縦断面
図、第9図は従来例を示す縦断面図である。 5……容器本体、6……蓋体、7……凹部、9……貫通
孔、14……ガイド溝、15……ガイド突起、16……押上片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状の容器本体5の上面に中皿収容用の凹
    部7を設け、この凹部7の底面の前端部に貫通穴9を形
    成し、断面下向きコ字状の蓋体6を上記容器本体5にス
    ライド自在に取り付け、上記容器本体5の左右両側面に
    長手方向に沿つてガイド溝14を設け、このガイド溝14
    に、上記蓋体6のコ字状の両横辺の内側のガイド突起15
    を遊嵌させ、このガイド突起15が上記ガイド溝14の後端
    に位置した状態で、上記蓋体6を上記ガイド突起15を中
    心に回動させて容器本体5の底面に密着させることによ
    り、上記蓋体6の裏面後端部に突設された押上片16が、
    上記容器本体5の凹部7の貫通穴9から突出することを
    特徴とするレフイル容器。
JP6184690U 1990-06-11 1990-06-11 レフイル容器 Expired - Lifetime JPH0752646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6184690U JPH0752646Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 レフイル容器

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JP6184690U JPH0752646Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 レフイル容器

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Publication Number Publication Date
JPH0421308U JPH0421308U (ja) 1992-02-24
JPH0752646Y2 true JPH0752646Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=31590460

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JP6184690U Expired - Lifetime JPH0752646Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 レフイル容器

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