JPH054186Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH054186Y2
JPH054186Y2 JP7514287U JP7514287U JPH054186Y2 JP H054186 Y2 JPH054186 Y2 JP H054186Y2 JP 7514287 U JP7514287 U JP 7514287U JP 7514287 U JP7514287 U JP 7514287U JP H054186 Y2 JPH054186 Y2 JP H054186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
steady rest
pinion
support
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7514287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63184545U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7514287U priority Critical patent/JPH054186Y2/ja
Priority to KR1019870012198A priority patent/KR920000072B1/ko
Publication of JPS63184545U publication Critical patent/JPS63184545U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH054186Y2 publication Critical patent/JPH054186Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、カラー受像管のパネルを搬送する工
程中に設けたパネルに塗料を塗布する位置におい
て、パネルの搬送保持具の塗布作業中における振
れ止め装置である。
従来の技術 パネルを搬送具に保持した状態でパネルに塗膜
を塗布するためには、パネルをパネル軸心の周り
に回転動させるとともに、パネルを上下方向に揺
動させることが必要であつて、従来は、例えば実
公昭58−40517号公報に開示している塗布装置に
よつて行つていた。
即ち、パネルの搬送保持具にパネル支持具をラ
ツクとピニオンとの噛合により上下方向に揺動可
能に取付けると共に、パネル支持具にパネル把持
具をモータにより回転動可能に取付けていた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来技術においては、パネル搬送保持具の
上下方向揺動駆動をラツクとピニオンの噛合によ
つて行つているため、バツクラツシユによりパネ
ル把持具の回転中に振れが生じてパネルに塗布さ
れる塗膜にムラが生じ、パネルの品質低下の大き
な原因となつていた。
問題点を解決するための手段 本考案は上述した従来技術の欠点を除去するた
めパネル把持具の回転中における振れを防止する
ものであつて、パネル把持具を回転可能に支承し
たパネル支持体の一側に該支持体を上下方向に揺
動させるピニオンを、他側に振れ止め輪を、夫々
固設し、前記ピニオンに駆動ラツクを噛合させる
と共に、前記振れ止め輪の周面に揺れ止め部材を
押圧作動させる振れ止め作動杆を設け、該作動杆
はパネルをパネル軸心の周りに回転および上下方
向に揺動させてパネルに塗料を塗布する位置(以
下単にパネル塗布位置という)に固設した操作手
段に係合して該作動杆を振れ止め作動位置に移動
させる係止部を有しているパネル搬送保持具であ
る。
作 用 パネル保持具の回転軸はパネル支持体にボール
ベアリング等の公知の軸受手段で支承されている
ので、パネル把持具が回転してもパネル支持具と
の間に振れは生じないが、パネル支持体に固設さ
れたピニオンは、駆動ラツクに噛合してパネル支
持具を上下方向に揺動させるので、ピニオンと駆
動ラツクとの噛合歯のバツクラツシユは、該揺動
方向のガタとなつて、パネル把持具の回転時にパ
ネル支持体に前記揺動方向の振れを生じさせる。
そこで、パネル搬送保持具の搬送移動中に搬送
経路に沿つて配設されたC型レール内を案内され
ている振れ止め作動杆の係止部は、パネル塗装位
置においてのみ部分的に可動になつているC型レ
ール部分に入り、パネル搬送保持具が塗装作業の
ため停止する。
そして、パネル支持体は駆動ラツクの作動によ
つて上方へ揺動し、パネル把持具に把持されたパ
ネルは上方揺動して上向きになり、パネル内に塗
料が供給され、パネルは最適の姿勢角に保持され
てパネル把持具の回転によつて回転し、パネル内
面に塗布膜を均一に拡散させる。
このとき、可動のC型レール部分に入つている
振れ止め作動杆の係止部は、パネル塗布位置に固
設した駆動手段によつて移動するC型レール部分
に係止して、振れ止め作動杆を操作し、振れ止め
部材を振れ止め輪の周面に押圧する。
したがつて、振れ止め輪の一方向への押圧移動
によつて、パネル支持体も随伴移動するから、ピ
ニオンの噛合歯は駆動ラツクの噛合歯の一方向に
片寄せられてバツクラツシユ隙間は消失し噛合ガ
タは除去されるので、パネルの回転動中において
も、パネル支持体が上下方向の揺動振れを生じ
ず、パネルは振れることなく回転し、均一な塗布
膜を拡散形成する。
塗装が終了すると、前記駆動手段が解除されて
C型レール部分がC型レール接続位置に復帰し、
振れ止め作動杆の係合も解かれて、振れ止め部材
は振れ止め輪の周面より離れるので、駆動ラツク
によりピニオンを回動させてパネル支持体を任意
の角度姿勢に保持することができる。
実施例 図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は側面図であつて、搬送チエーン1に
適当間隙で取付けられたパネル搬送保持具Cは、
レールR1上を走行する支承ローラ2と下部案内
レールR2に当接して転動する下部案内ローラ3
と下向きチヤンネル形上部案内レールR3に装入
案内される上部案内ローラ4とを有する搬送枠体
C1と、該枠体C1に一端部を固設し他端部にパネ
ル支持体5の揺動軸5a,5bを回動自在に軸受
したパネル保持枠体C2とを有しており、一方の
揺動軸5aにはピニオン6が、他方の揺動軸5b
には振れ止め輪7が、夫々固設されている。
そして、パネル支持体5にはパネル把持具8の
回転軸8aが回転自在に支承され、該回転軸8a
はモータMによつて減速手段を介して回転駆動さ
れる。
前記ピニオン6に噛合する駆動ラツクDはパネ
ル搬送保持具Cの搬送経路に沿つて配置したカム
レール(図示せず)によつて進退駆動され、前記
振れ止め輪7の周面に押圧作動する振れ止め部材
9を取付けたレバー杆9aは基端をパネル保持枠
体C2に揺動自在に取付け、自由端には振れ止め
作動杆10の一端が連結されており、振れ止め作
動杆10の他端に形成した係止部10aは、パネ
ル搬送保持具Cの搬送経路に沿つて配置した断面
C型レールR4内に案内され、パネル塗布位置に
おいて、振れ止め作動杆の操作手段に係合する。
該操作手段は、パネル塗布位置においてのみ前記
C型レールR4を部分的に切断した可動レール部
分と該可動レール部分を前記作動杆の係止部に係
脱駆動するシリンダ装置11とを有している。
したがつて、シリンダ装置11の作動によつて
ピストンロツドが後退動すると、C型レールの可
動レール部分は、振れ止め作動杆10の係止部1
0aに係合して該作動杆10を引張り、振れ止め
部材9を振れ止め輪7の周面に押圧してパネル支
持体5を一方向に片寄せするから、ピニオン6が
ラツク歯の歯面の片方に押接してバツクラツシユ
による遊びが除去され、パネルの上下方向揺動振
れを防止をすることができる。
また、塗布位置においては、パネル搬送保持具
Cの下部案内ローラ3を下部案内レールR2に押
圧して、パネル把持具8の回転に伴うパネル搬送
保持具Cの共振を防止するための押圧レバー12
が設けられている。
そして、パネルの回転動が停止すると、シリン
ダ装置11のピストンロツドを伸長させて可動レ
ール部分をC型レールR4の接続位置に復帰させ、
振れ止め作動杆10の係止部10aとの係合を解
くことにより、振れ止め部材9は振れ止め輪7よ
り離反するから、駆動ラツクDによりピニオン6
を回動させることが可能になり、パネル把持具8
を任意の角度姿勢にしてチエーン1を駆動し、パ
ネルを次の工程へと搬送する。
考案の効果 本考案は、パネル塗装時のパネル回転により生
じる振れを、パネル搬送保持具に設けた振れ止め
輪に振れ止め部材を押圧することにより防止し、
且つ該押圧作動を振れ止め作動杆を介して塗装位
置に固設した駆動手段により操作することにより
パネル塗装位置においては、パネルを回転させて
も、パネルに振れが生じないので、パネル内面に
形成される塗膜は均等に拡散して、高品質のパネ
ルを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はパネル
搬送保持具の要部断面による正面図、第2図はパ
ネル搬送保持具の要部断面による側面図である。 1……搬送チエーン、5……パネル支持体、6
……ピニオン、7……振れ止め輪、8……パネル
把持具、9……振れ止め部材、10……振れ止め
作動杆、10a……係止部、C……パネル搬送保
持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カラー受像管のパネルに塗料を塗布する装置に
    おいて、パネル把持具をパネル軸心の周りに回転
    可能に支承したパネル支持体の一側に該支持体を
    上下方向に揺動させるピニオンを、他側に振れ止
    め輪を、夫々固設し、前記ピニオンに駆動ラツク
    を噛合させるとともに、前記振れ止め輪の周面に
    振れ止め部材を押圧作動させる振れ止め作動杆を
    設け、該作動杆に形成した係止部に係合して該作
    動杆を振れ止め作動位置に移動させる操作手段を
    パネルに塗料を塗布する位置に設けたパネル搬送
    保持具の振れ止め装置。
JP7514287U 1987-05-21 1987-05-21 Expired - Lifetime JPH054186Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7514287U JPH054186Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21
KR1019870012198A KR920000072B1 (ko) 1987-05-21 1987-10-31 영상관의 패널 반송 유지장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7514287U JPH054186Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184545U JPS63184545U (ja) 1988-11-28
JPH054186Y2 true JPH054186Y2 (ja) 1993-02-02

Family

ID=30921011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7514287U Expired - Lifetime JPH054186Y2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH054186Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63184545U (ja) 1988-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0323135A (ja) 帯状、板状又は線状材料を輸送する装置
JPH054186Y2 (ja)
US6234742B1 (en) Process and apparatus for decorating flat self-supporting articles
JP3602068B2 (ja) 塗装ライン搬送装置
JPH0517786Y2 (ja)
JP3271930B2 (ja) インゴットと取付ステーの接着方法及び接着装置
JPH0156852B2 (ja)
JPH05147188A (ja) 印刷機の刷版搬送装置
JPS6322141Y2 (ja)
JPH09182986A (ja) レーザ加工機
JP3057777B2 (ja) 容器処理装置
JPS6124188B2 (ja)
JP2506359Y2 (ja) ワ―ク搬送装置
JPH06115686A (ja) ホイール反転装置
JP3644475B2 (ja) 部品把持装置
JP2571024Y2 (ja) トランスファフィーダのクロスバー旋回装置
JPH0719574Y2 (ja) コーティング装置
JP2007022732A (ja) 物品の受け渡し装置
JPH03248880A (ja) インクリボンカセットに用いられるリボン送り用ローラアセンブリの組立装置
JP2000229257A (ja) セグメントの自動マーキング装置
JPS5831303B2 (ja) 円筒形または切頭形の物品に少なくとも2つの色像を形成する装置
JPS6362297B2 (ja)
GB2243698A (en) Suction table for an exposure station
JPH0237774Y2 (ja)
JP2007008641A (ja) 容器処理装置