JPH0541704A - コードレス電話のスクランブル装置 - Google Patents

コードレス電話のスクランブル装置

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JPH0541704A
JPH0541704A JP3196473A JP19647391A JPH0541704A JP H0541704 A JPH0541704 A JP H0541704A JP 3196473 A JP3196473 A JP 3196473A JP 19647391 A JP19647391 A JP 19647391A JP H0541704 A JPH0541704 A JP H0541704A
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Toshifumi Takeuchi
利文 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コードレス電話の親機−子機間を伝送する音声
信号をデジタル化し、親機、子機ともに備えた計時回路
およびキーコード設定回路の設定値によりスクランブル
し、秘話機能を高める。 【構成】送信する音声信号をデジタル信号とし、計時回
路の出力する年、月、日、時、分の十進数データを加算
し、所定数値で除した剰余に対応せしめて設定してある
キーコードの配列順を置換した符号と音声信号のデジタ
ルデータとを排他的論理和合成し、スクランブルする。
受信したスクランブル化音声信号をスクランブル時と同
様にして生成した符号と排他的論理和合成してデスクラ
ンブルし、アナログ信号に変換して音声信号を復元す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】コードレス電話の音声信号をデジ
タル化し、親機・子機間で定めた所定のキーコードによ
りスクランブル化するスクランブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通話する音声信号で副搬送波を振幅変調
し、下側帯波成分のみ帯域濾波器を介して抽出し、同音
声信号のスペクトラム分布を反転し、主搬送波を変調し
て伝送するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音声信号のスペクトラ
ム分布を反転した信号は、そのまま聴取しても聞き取り
難くなるものの注意して聞けば通話内容を理解でき、秘
話性能の不十分なものであった。本発明は前記音声信号
をデジタル化し、秘話性能を高めるスクランブル手段を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】入力音声信号をアナログ
−デジタル変換器を介してデジタル化し、内蔵した計時
回路の出力データを所定数で除した剰余に対応してキー
コードデータの配列を置換した符号と排他的論理和合成
し、搬送波を変調して伝送する。受信したスクランブル
信号を、内蔵計時回路の出力データを所定数で除し剰余
に対応するキーコードの配列置換した符号と合成し、デ
スクランブルした信号をデジタル−アナログ変換器を介
してアナログの音声信号とする。
【0005】
【作用】電話回線接続端子10より入力の通話音声信号を
通話回路13を介して送話音声および受話音声に分離し、
同受話音声信号はアナログ−デジタル変換器14を介して
デジタルの音声信号に変換する。前記デジタル化音声信
号はスクランブル回路15に供給し、同音声信号を図2に
示す手順によりスクランブルする。すなわち、コードレ
ス電話装置の動作を制御する制御部19と接続した計時回
路21より、その時点の年、月、日、時、分の各データ数
値を読み出し、それぞれ二進化十進数二桁の数値を加算
する。前記加算値を所定の数値で除し、剰余を得る。
【0006】次にキーコード設定回路20にあらかじめ設
定してあるキーとなるコードの設定値を読み出し、同コ
ードを所定ビット毎に分割し、分割した組を単位として
それぞれの組の配列順を変更して組み合わせたコードを
生成する。前記複数のコードのそれぞれに前記除算で発
生する剰余を1:1に対応せしめ、前記算出した剰余に
対応するキーコードの組み合わせコードを生成する。前
記デジタル化音声信号を前記組み合わせコードと排他的
論理和合成し、同音声信号をスクランブルする。
【0007】前記排他的論理和回路は同一符号の合成は
「0」を出力するので、「0」と排他的論理和合成した
符号は元の符号を出力する。従って前記スクランブル信
号を受信した図1(b)に示すコードレス電話装置子機
のデスクランブル回路31で、信号受信開始時の計時回路
39の出力する年、月、日、時、分データと信号送信側と
同一に設定したキーコード設定回路40の設定値が同じも
のであれば、同一の組み合わせコードが生成可能であ
り、同スクランブル信号と受信側で生成した組み合わせ
コードを排他的論理和合成することにより、元のデジタ
ル音声信号を復元する。
【0008】前記復元音声信号をデジタル−アナログ変
換器32を介してアナログの音声信号に変換し、増幅器33
を介して受話器41に供給する。前記子機の送話器より入
力した音声信号は増幅器34を介してアナログ−デジタル
変換器35に供給し、以上の説明と同様の手順によりデジ
タル化するとともにスクランブルし、親機でデスクラン
ブルし、アナログの音声信号に変換して通話回路13を介
し、電話回線に送出する。
【0009】
【実施例】図1(a)に示すコードレス電話装置の親機
において、電話回線接続端子10に入力の呼出信号を着信
検出回路11に供給し、検出した信号を制御部19に供給
し、着信制御信号を生成し送受信部16を介して変調した
電波を送出する。前記親機の送出した電波を図1(b)
に示す子機の送受信部30で受信し、復調した着信制御信
号を制御部37に供給し、同制御部37の出力により着信の
呼出音を発する。前記呼出音を発した子機のキー入力部
38に備えた通話キー操作により制御部37は応答制御信号
を生成し、送受信部30を介して送出する。前記子機の送
出信号を送受信部16を介して供給した制御部19はダイヤ
リング回路12に制御信号を供給し、電話回線接続端子10
に接続の電話回線に対し応答信号を送出する。
【0010】前記電話回線より入力した音声信号は通話
回路13を介して同電話回線に送出する音声信号と分離
し、アナログ−デジタル変換器14に供給してデジタル信
号に変換し、スクランブル回路15に供給する。前記電話
回線より音声信号の入力を確認した前記制御部19は計時
回路21で計数する年、月、日、時、分の二桁のデータの
少なくとも2以上のデータを読み出し、該データの数値
を加算する。前記年、月、日、時、分の各データ数値
は、一般には二進化十進数であるが、同データ数値を二
進化十進数で加算してもよく、また二進数とみなして加
算するものであってもよい。例えば、平成3年1月21
日13時37分であれば、西暦年号の下二桁の91およ
び各数値を加算し、 91+1+21+13+37=163 の加算値を得、同加算値を所定の数値、例えば24で除
し、商6および剰余19を得る。
【0011】次にキーコード設定回路20にあらかじめ設
定してあるキーコードを読み出し、同コードの所定ビッ
ト毎の配列順を変更し、複数の組み合わせコードとす
る。前記キーコードを16ビットの二進数よりなるデー
タとすると、4ビット毎に分割した4組の数値を単位と
してそれぞれの組の配置変更し、24通りの組み合わせ
コードを生成する。二進数の16進数表示では4ビット
毎に一桁表示となるので、例えば3ADCのキーコード
設定値より3ADC、3ACD、3CAD、3CDA、
・・・・と24通りのコードが生成できる。
【0012】前記組み合わせコードのそれぞれを所定の
手順により前記除算で発生する剰余と1:1に対応せし
め、算出した前記剰余に対応するキーコードの組み合わ
せコードを生成する。前記アナログ−デジタル変換器14
の出力したデジタル化音声信号を前記組み合わせコード
とともに排他的論理和回路に供給し、同音声信号をスク
ランブル化し、送受信部16に供給し、搬送波を変調して
出力する。図1(b)に示す子機の送受信部30を介して
受信した信号をデスクランブル回路31に供給し、前記ス
クランブルと同様の手順によりスクランブル信号をデス
クランブルする。
【0013】すなわち、前記スクランブル信号を受信時
の計時回路39の出力する年、月、日、時、分データを制
御部37が読み出し、図2に示す制御手順により各データ
を加算し、前記親機のスクランブル時の所定値と同じ数
値で除し、剰余を得る。続いてキーコード設定回路40に
設定の前記親機と同じ設定値を読み出し、前記同様の手
順により前記剰余に対応せしめた配列順のコードを生成
し、前記送受信部30の出力したスクランブル信号ととも
に排他的論理和回路に供給し、出力した信号をデジタル
−アナログ変換器32を介し、復元したアナログの音声信
号を増幅器33を介し、受話器41に供給する。
【0014】前記子機の送話器42より入力した音声信号
は増幅器34を介してアナログ−デジタル変換器35に供給
し、出力したデジタル音声信号をスクランブル回路36に
供給し、前記親機のスクランブル化と同様の手順により
スクランブルし、送受信部30を介して送出する。前記送
受信部30より送出した信号を親機の送受信部16を介して
受信し、復調出力したスクランブル信号をデスクランブ
ル回路17に供給し、前記子機におけるデスクランブル化
と同様の手順によりデスクランブルし、デジタル−アナ
ログ変換器18を介して出力したアナログの音声信号を通
話回路13を介し、電話回線接続端子10に接続の電話回線
に送出する。
【0015】前記子機よりの発信動作において、キー入
力部38の通話キー操作による操作信号を制御部37で読み
取り、発信制御信号を生成し送受信部30を介して送出
し、同信号を受信した親機送受信部16の出力する信号を
制御部19で確認し、ダイヤリング回路12に供給した制御
信号により電話回線に対し発信信号を送出する。前記電
話回線より入力した発信音を通話回路13を介し、前記の
手順によりアナログ−デジタル変換器14、スクランブル
回路15および送受信部16を介して送出し、同送受信部16
の送出信号を受信した子機送受信部30の出力信号を前記
同様の手順によりデスクランブル回路31、デジタル−ア
ナログ変換器32および増幅器33を介して受話器41に供給
する。
【0016】前記子機のキー入力部38のダイヤルキー操
作で入力したダイヤル信号を前記制御部37を介して親機
に送出し、同信号を入力した親機制御部19は前記ダイヤ
リング回路12に同信号を供給し、前記電話回線にダイヤ
ル信号を送出する。発信先との通話の音声信号は前記着
信通話と同じ手順により親機と子機間でスクランブルし
たデジタル音声信号を送受し、前記子機キー入力部38の
通話キー操作により同子機送受信部30の出力した制御信
号を確認した親機制御部19は前記ダイヤリング回路12に
回線断の制御信号を供給し、電話回線との接続を復旧し
終了する。
【0017】前記親機および子機の計時回路の計数する
時刻にズレを生じたときは、同時刻のズレの時間スクラ
ンブル信号に異なり、同信号の復号不能を防止するた
め、同親機および子機のデスクランブル回路17、36に復
号可否の判別回路を備える。すなわち、前記デスクラン
ブル回路17、36の出力する復号音声信号の音声周波数帯
域内の2〜3か所のスペクトラム成分をそれぞれ帯域濾
波器を介して抽出し、それぞれの信号レベルをそれぞれ
のレベル比較器を介して検出する。前記レベル比較器の
出力を論理積回路を介し、いずれのレベル比較器の出力
も所定レベルを越えるとき、前記制御部19、37が計時回
路21、39より読み出し加算したデータに数値「+1」ま
たは「−1」を加算し、同加算値を所定数で除算した剰
余を使用するものであってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の構成により送受信部で送受信する
信号は復調してもデジタル信号となっているため、雑音
にしか聞こえず、また多重に設定した所定値、キーコー
ドおよび演算によりスクランブルしているので、スクラ
ンブル手順の解読は困難であるとともに時間経過ととも
に解読するコードが変わるため、通話の盗聴の恐れはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクランブル装置を含むコードレス電
話装置の親機(a)および子機(b)のブロック図であ
る。
【図2】スクランブルおよびデスクランブル制御手順の
フローチャートである。
【符号の説明】
13 通話回路 14 アナログ−デジタル変換器 15 スクランブル回路 17 デスクランブル回路 18 デジタル−アナログ変換器 19 制御部 20 キーコード設定回路 21 計時回路 31 デスクランブル回路 32 デジタル−アナログ変換器 35 アナログ−デジタル変換器 36 スクランブル回路 37 制御部 39 計時回路 40 キーコード設定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コードレス電話装置の伝送する音声信号処
    理の制御部に計時回路およびキーコード設定回路を備
    え、同計時回路の出力する年、月、日、時、分のうち少
    なくとも二つ以上のデータを加算し、同加算データを所
    定数で除した剰余に対応せしてキーコードデータの配列
    順を置換し、同置換データとデジタル化した同音声信号
    を排他的論理和合成したスクランブル化音声信号を出力
    することを特徴とするコードレス電話のスクランブル装
    置。
  2. 【請求項2】前記スクランブル化音声信号を復調するデ
    スクランブル回路において、出力するアナログ音声信号
    の周波数帯域内の複数のスペクトラム成分を検出し、い
    ずれのスペクトラム成分も所定レベルを越えるとき、前
    記計時回路の出力データの加算データに「+1」または
    「−1」を加算をして所定数で除算処理することを特徴
    とする請求項1記載のコードレス電話のスクランブル装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06339036A (ja) * 1993-05-28 1994-12-06 Mita Ind Co Ltd ファクシミリ装置の暗号化装置および暗号化方法
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JPH08149125A (ja) * 1994-11-21 1996-06-07 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置および通信方法
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JP2011254385A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Chugoku Electric Power Co Inc:The 共通鍵生成システム及び共通鍵生成方法

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