JPH0530102A - 簡易秘話装置 - Google Patents

簡易秘話装置

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Publication number
JPH0530102A
JPH0530102A JP3205498A JP20549891A JPH0530102A JP H0530102 A JPH0530102 A JP H0530102A JP 3205498 A JP3205498 A JP 3205498A JP 20549891 A JP20549891 A JP 20549891A JP H0530102 A JPH0530102 A JP H0530102A
Authority
JP
Japan
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exclusive
circuit
transmission
input
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3205498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Inomata
憲司 猪又
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0530102A publication Critical patent/JPH0530102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単信方式の通信系で交互に送受するデジタル化
音声信号をスクランブル/デスクランブルする秘話装置
を送受信で共用するとともに同秘話装置の回路を簡略化
する。 【構成】回路電源の印加時および音声信号送受信の切換
時に発生せしめた同期パルス19でリセットしたシフトレ
ジスタ17の、M系列疑似ランダム符号列を生成する所定
出力の排他的論理和合成信号を、送信時は入力音声信号
と排他的論理和合成して出力するとともに同排他的論理
和合成信号を同シフトレジスタ17の入力に供給し、受信
時は受信したスクランブル信号を同シフトレジスタ17の
入力に供給するとともに同スクランブル信号を同シフト
レジスタ17の所定出力の排他的論理和合成信号と排他的
論理和合成し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送受信を交互に切り換
えて通話する単信方式の通信系における音声信号の簡易
秘話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す回路において、入力端子45に
入力のデジタル化音声信号を、同音声信号のクロック信
号と同一のクロック信号で駆動し、同デジタル化音声信
号の入力に先立って同期端子48に入力のパルスで初期化
した疑似ランダムパルス発生回路49の出力するゴールド
符号と呼ばれる系列の信号ととともに排他的論理和回路
46に供給し、スクランブル化した信号47を出力する。前
記スクランブル化した信号を図4と同一回路の入力端子
45に入力し、前記スクランブル直前の初期化と同一条件
で初期化した前記疑似ランダムパルス発生回路49の出力
した信号と排他的論理和合成し、スクランブル以前の元
の音声信号を再現する。
【0003】前記疑似ランダムパルス発生回路49の簡単
な一例を図5に示す。シフトレジスタ56および59に、送
受信の開始に先立って同期端子48に入力したパルスによ
りスイッチ回路57および60またはレジスタに設定済の所
定の初期値を設定し、同シフトレジスタ56および59の所
定段の出力をそれぞれ排他的論理和回路50、54、55、58
を介して同シフトレジスタ56および59の入力に供給す
る。前記シフトレジスタ56および59それぞれの最終段の
出力をさらに排他的論理和回路62を介し、疑似ランダム
の符号列よりなる信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く解読困難で
秘話性の高いスクランブル/デスクランブルでは、回路
構成も複雑となり、大型化するとともにコストの上昇を
伴うものであった。本発明は、重要度は高くないものの
秘話性を必要とする用途に適し、集積回路化が容易な簡
易秘話装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】スクランブルおよびデス
クランブルの動作はともに図4に示す回路により処理す
るため、送受信を交互に切り換えて通信する単信方式の
通信系では図4の回路を送受信の操作に伴って切り換え
使用が可能となる。回路電源の印加時および送受信の切
換時にそれぞれ発生せしめたインパルスでシフトレジス
タをリセットし、同シフトレジスタの所定出力段よりの
出力を排他的論理和合成し、同排他的論理和回路の出力
した信号を入力音声信号と排他的論理和合成してM系列
の疑似ランダム符号を生成するとともに同入力音声信号
のスクランブルまたはデスクランブルを行う。
【0006】
【作用】本発明の簡易秘話装置の具体例について図1に
より説明する。単信方式の通信系で送話時に操作する送
話スイッチ(図示せず)により作動する送受切換スイッ
チ13a 〜13c により秘話装置10の回路構成を切り換え、
同秘話装置10の回路要素を共用して送信時のスクランブ
ル動作、または受信時のデスクランブルの動作に切り換
える。尚、図1の回路の同送受切換スイッチ13a 〜13c
は受信状態の選択位置を示している。
【0007】前記秘話装置10の送信時は前記送話スイッ
チの操作により発生せしめた同期パルス19により5段構
成のシフトレジスタ17をリセットし、同シフトレジスタ
17の3段目および5段目の出力を排他的論理和合成(1
8) する。前記排他的論理和回路18の出力と送信音声入
力端子11に入力のデジタル化音声信号と排他的論理和合
成(14) し、送信音声出力端子15に出力するとともに、
同排他的論理和回路14の出力を前記シフトレジスタ17の
入力に供給し、疑似ランダム信号を生成するとともに同
入力音声信号をスクランブルする。
【0008】5段構成のシフトレジスタにおいては、同
シフトレジスタの3段目および5段目の出力を排他的論
理和合成し、同シフトレジスタの入力に供給してループ
回路を構成することにより、同シフトレジスタの出力す
る2進数の「0」および「1」の配列で構成する符号列
の繰返周期が31ビットとなり、5段構成のシフトレジ
スタで生成可能な最長の符号列、すなわちM系列の疑似
ランダム符号を出力する。
【0009】前記シフトレジスタ17の初期化状態で、同
シフトレジスタ17の内容は全て「0」となっているため
前記排他的論理和回路18の出力は「0」となり、前記送
信音声入力端子11に2進数「0」の信号が入力時は、前
記排他的論理和回路14の出力も「0」となり、秘話装置
としての機能はしない。しかし前記送信音声入力端子11
に2進数「1」の信号の入力時は、前記排他的論理和回
路14の出力も「1」となり、同信号が前記シフトレジス
タ17に入力し、3ビット後には前記排他的論理和回路18
の出力も「1」となり、疑似ランダム符号を生成すると
ともに同疑似ランダム符号と前記送信音声入力端子11に
入力の送話音声信号との排他的論理和合成し、スクラン
ブル信号とする。
【0010】前記送話スイッチの操作終了により前記送
受切換スイッチ13a〜13c を受信状態の選択位置(図1
に示す位置)に戻し、受信音声入力端子12に入力の受信
したスクランブル信号を前記シフトレジスタ17に入力す
る。前記送話スイッチの操作終了により発生せしめた同
期パルス19により前記シフトレジスタ17をリセットして
初期化し、2進数の「0」のみを出力して休止同様の同
シフトレジスタ17に、前記スクランブル信号の「1」の
入力により3ビット後に疑似ランダム符号を生成出力
し、スクランブル時の疑似ランダム符号と同一の符号列
と再度排他的論理和合成することにより同疑似ランダム
符号の効果を相殺し、スクランブル以前の元の音声信号
を再現する。
【0011】前記送話スイッチの操作にともなって同期
パルス19を発生せしめる回路の例を図2に示す。抵抗24
を介した回路電源20(図2(b)の20a に示す波形) と
ともに同回路電源20の立ち上がりを抵抗22およびコンデ
ンサ23で遅延せしめた電圧(同図(b)23a の波形)を
排他的論理和回路25に供給し、同抵抗22およびコンデン
サ23による遅延時間に相当するパルス(同図(b)25a
の波形の左端のパルス) を出力する。
【0012】前記抵抗24を介した回路電源20を送話スイ
ッチ21とも接続し、送話に際して操作した同送話スイッ
チ21により同抵抗24を介した前記排他的論理和回路25の
入力に同図(b)の21a に示す波形の信号を供給する。
前記排他的論理和回路25の出力(図3(b)の25a )を
同出力の抵抗26およびコンデンサ27で遅延せしめた信号
とともに保護抵抗28を介して排他的論理和回路29に供給
し、同排他的論理和回路29の出力する同図(b)の29a
に示す波形の同期パルス19を同回路電源20の印加時およ
び同送話スイッチ21のONおよびOFF時にそれぞれ発
生する。
【0013】
【実施例】図3に本発明の簡易秘話装置を使用した単信
方式の無線電話装置の例を示す。送話器30に入力の音声
を音声増幅器31を介して増幅し、アナログ−デジタル変
換部32を介してデジタル化した音声信号とする。前記デ
ジタル化した音声信号を本発明の秘話装置10に供給し、
スクランブルした信号を送信部33に供給し、出力した信
号を前記送話器30に音声入力時に操作した送話スイッチ
(図示せず)により切り換えたアンテナスイッチ34を介
してアンテナ35に供給する。
【0014】前記送話スイッチ無操作の受信時におい
て、アンテナ35より入力した信号を非動作の状態のアン
テナスイッチ34を介して受信部36に供給し、復調した音
声信号を秘話装置10に供給し、デスクランブルした信号
をデジタル−アナログ変換器37を介してアナログの音声
信号とし、音声増幅器38を介し受話器39に供給する。
【0015】本発明の前記秘話装置10の具体例を図1に
示す。前記受信部36の出力した音声信号を供給の受信音
声入力端子12に入力の信号を前記送話スイッチにより切
り換える送受切換スイッチ13a の非動作時に選択する接
点に供給する。前記受信音声入力端子12の入力信号を分
岐して前記送受切換スイッチ13a と連動する送受切換ス
イッチ13c の非動作時の接点にも供給し、送信音声入力
端子11に入力のデジタル音声信号を同送受切換スイッチ
13a の動作時に選択する接点を介して排他的論理和回路
14の一つの入力に供給する。
【0016】前記排他的論理和回路14の出力を前記送受
切換スイッチ13a に連動切換の送受切換スイッチ13b の
非動作時の接点を介して受信音声出力端子16に供給する
とともに同スイッチ13b の動作時の接点を介して送信音
声出力端子15に供給する。前記排他的論理和回路14の出
力を分岐し、前記スイッチ13a に連動切換のスイッチ13
c 動作時の接点を介して5段構成のシフトレジスタ17の
入力に供給し、同シフトレジスタ17の3段目および5段
目の出力をともに排他的論理和回路18に供給し、同排他
的論理和回路18の出力を前記排他的論理和回路14の他の
入力に供給する。
【0017】前記シフトレジスタ17のリセット入力に前
記送話スイッチのONおよびOFF時に発生せしめた同
期パルス19を供給し、同シフトレジスタ17を初期化す
る。前記同期パルス19を発生する回路例を図2に示す。
同図(a)において、回路電源入力20と接地間に抵抗22
およびコンデンサ23の直列回路を接続し、同コンデンサ
23の両端の電圧および抵抗24を介して同回路電源入力20
を供給した前記送話スイッチ21の接点電圧を排他的論理
和回路25に供給する。
【0018】前記排他的論理和回路25の出力を排他的論
理和回路29の一つの入力に供給するとともに、前記排他
的論理和回路25の出力を分岐して抵抗26および28を介し
て前記排他的論理和回路29の他の入力に供給し、同抵抗
26および28の接続点と接地間にはコンデンサ27を接続す
る。前記排他的論理和回路29の出力より、前記送話スイ
ッチのONおよびOFF時並びに前記回路電源20の印加
時にそれぞれ所定時間継続する同期パルス19を出力し、
前記シフトレジスタ17のリセット入力に供給する。
【0019】前記シフトレジスタ17の構成段数は他のも
のであってもよく、同シフトレジスタ17よりの信号出力
点は同シフトレジスタ17の構成段数に応じたM系列の疑
似ランダム符号を発生するものであればよい。また、前
記同期パルス19による前記シフトレジスタ17の初期化は
同シフトレジスタ17各段のセット入力またはリセット入
力に同同期パルス19を供給し、所定の初期値を設定する
ものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように簡略化した秘話装置の回路
を送受信の切り換えにともなって同回路の構成を切り換
えて共用することにより小型化も可能となり、同回路の
集積回路化によりさらに小型安価な秘話回路とすること
ができ、秘話の重要度のあまり高くない用途にも容易に
適用できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の秘話装置の回路図である。
【図2】前記秘話装置の同期パルス発生回路図(a)お
よび同回路各部の波形図(b)である。
【図3】本発明の秘話装置を使用した無線電話装置のブ
ロック図である。
【図4】従来の秘話装置のブロック図である。
【図5】従来の疑似ランダム符号発生回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
10 秘話装置 11 送信音声入力端子 12 受信音声入力端子 13a 第1の送受切換スイッチ 13b 第2の送受切換スイッチ 13c 第3の送受切換スイッチ 14 第1の排他的論理和回路 15 送信音声出力端子 16 受信音声出力端子 17 シフトレジスタ 18 第2の排他的論理和回路 19 同期パルス 21 送話スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】送受信を交互に切り換え、通信する音声信
    号をデジタル化し、疑似ランダム符号によりスクランブ
    ル/デスクランブルする秘話装置において、入力した送
    信および受信音声信号を第1の送受切換スイッチを介し
    て第1の排他的論理和回路の一つの入力に供給し、同第
    1の排他的論理和回路の出力を第2の送受切換スイッチ
    を介して送信および受信音声出力端子に出力するととも
    に、回路電源の印加時または送受信の切換時にそれぞれ
    発生した同期パルスでリセットしたシフトレジスタの入
    力に、入力した同受信音声信号または同第1の排他的論
    理和回路の出力を第3の送受切換スイッチを介して供給
    し、同シフトレジスタのM系列疑似ランダム符号を生成
    する所定出力を第2の排他的論理和回路を介し、同第1
    の排他的論理和回路の他の入力に供給することを特徴と
    する簡易秘話装置。
JP3205498A 1991-07-22 1991-07-22 簡易秘話装置 Pending JPH0530102A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6330083B1 (en) 1997-05-28 2001-12-11 Minolta Co., Ltd. Image reading device performing light quantity detection and correction with timing corresponding to selected copying mode
CN114598416A (zh) * 2020-12-04 2022-06-07 华为技术有限公司 加扰方法、解扰方法、加扰电路及解扰电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6330083B1 (en) 1997-05-28 2001-12-11 Minolta Co., Ltd. Image reading device performing light quantity detection and correction with timing corresponding to selected copying mode
CN114598416A (zh) * 2020-12-04 2022-06-07 华为技术有限公司 加扰方法、解扰方法、加扰电路及解扰电路

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