JPH03250826A - スクランブル・デスクランブル装置 - Google Patents

スクランブル・デスクランブル装置

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Publication number
JPH03250826A
JPH03250826A JP2049031A JP4903190A JPH03250826A JP H03250826 A JPH03250826 A JP H03250826A JP 2049031 A JP2049031 A JP 2049031A JP 4903190 A JP4903190 A JP 4903190A JP H03250826 A JPH03250826 A JP H03250826A
Authority
JP
Japan
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scramble
circuit
flag
signal
data
Prior art date
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Application number
JP2049031A
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English (en)
Inventor
Shigeru Okita
茂 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03250826A publication Critical patent/JPH03250826A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) 本発明はスクランブル・デスクランブルIIFに関し、
特に、スクランブル効果制御が可能なものに好適のスク
ランブル・デスクランブル装置に関する。
(従来の技術) CATV等の加入放送システムにおいては、未契約者に
よる盗視聴を防止するために、信号にスクランブルを施
して送信し、端末受信機においてこのスクランブルを解
くことにより正常な信号を再現する方式が採用される。
音声信号については、盗聴を困難にするために、ディジ
タルデータに変換した後にスクランブルを施している第
7図はこのような従来のスクランブル・デスクランブル
装置の受信装胃を示すブロック図である。第7図はスク
ランブルが施された音声信号をデスクランブルする例を
示している。また、第8図はその動作を説明するための
タイミングチャートであり、第8図(a)はスクランブ
ル初期化タイミング信号t1を示し、第8図(b)はP
Nパターン出力を示し、第8図(C)は契約フラグを示
し、第8図(d)はスクランブル効果制御情報を示し、
第8図(e)はスクランブルタイミングゲート信号を示
し、第8図(f)はデスクランブル制御信号を示し、第
8図(Q)はスクランブル音声データを示している。
入力端子1には復調されたデータストリームが入力され
る。パケット分離・抽出回路2はこのデータストリーム
からパケットデータを抽出する。
このパケットデータはパケット識別回路3に与えられて
データ処理され、番組契約に関するデータ等が暗号解読
回路4に与えられる。未契約者による盗聴を防止するた
めに番組契約に関するデータは暗号化されており、マイ
コン等によって構成される暗号解読回路4は、この暗号
を解読してデスクランブルに必要な情報を得ている。す
なわち、暗号解読回路4は、PN(疑似ランダム信号)
パターン発生回路5にPN初期値データを出力し、AN
D回路7に契約フラグを与え、スクランブルタイミング
ゲート発生回路6にスクランブル効果制御情報を出力す
る。
PNパターン発生回路5はPN初期値データに基づいて
、送信側でスクランブルするときに用いたPNパターン
系列に対応するPNパターン出力(第8図(b))を発
生してAND回路7に出方する。スクランブルタイミン
グゲート発生回路6は、スクランブルが施された音声サ
ンプル数と施されていない音声サンプル数との比率を示
すスクランブル効果制御情報(第8図(d))からスク
ランブルタイミングゲート信号を得ている。第8図(C
)に示す契約フラグは受信チャンネルを契約しているか
否かを示す情報であり、契約している場合にはハイレベ
ル(以下、′H”という)を呈する。
これらのデスクランブル処理は、第8図(a)に示すス
クランブル初期化タイミング信号t1によって送信側の
スクランブル制御とのタイミングがとられている。スク
ランブル初期化タイミング信号t1のタイミングに同期
して、PN初期値データ、契約フラグ及びスクランブル
効果側−信号が変化するようになっている。第8図の例
では、第8図(d〉に示すスクランブル効果制御情報に
よって、第8図(Q)に示すスクランブルが施された期
間(以下、スクランブル期間という)への音声サンプル
数がnであり、スクランブルが施されていない期II!
(以下、非スクランブル期間という)Bの音声サンプル
数がmであることが示されている。スクランブルタイミ
ングゲート発生回路6は、このスクランブル効果制御情
報によって、第8図(e)に示すように、デユーティ比
がn対mのスクランブルタイミングゲート信号を得てA
ND回路7に出力している。
AND回路7は契約フラグが“H″である場合には、ス
クランブルタイミングゲート信号の“H″のタイミング
で送信側と同一のPNパターン出力をデスクランブル制
御信号として出力端子8に出力するようになっている(
第8図(f))、このデスクランブル制御信号がデスク
ランブル回路に与えられてデスクランブルが行われる。
第9図はデスクランブル回路を示す回路図である。
送信側では、例えば、音声データと第8図(q)のスク
ランブル期間AのPNパターン出力との排他的論理和演
算を行って、スクランブル期間への音声データをランダ
ムな振幅にすることによりスクランブルを行っている。
スクランブル音声データをデスクランブルするためには
、送信側と同一タイミングで同一のPNパターン出力と
スクランブル音声データとの排他的論理和演算を行えば
よい。すなわち、排他的論理和回路9の一方入力端子1
0にスクランブルされている音声データを与え、他方入
力端子11にはデスクランブル制御信号を与える。こう
して、排他的論理和回路9の出力端子12からはデスク
ランブルされた音声データが出力される。
ところで、受信チャンネルが非契約である場合には、P
Nパターン出力がデスクランブル制御仁号として出力端
子8に出力されず、スクランブル期間Aの音声データに
対してデスクランブル処理が行われない。前述したよう
に、スクランブル期間Aの音声データはランダム振幅と
なっており、出力端子12に現れる音声データをアナロ
グ信号に変換すると、第10図に示すように、スクラン
ブル期間はノイズとなる。すなわち、非契約の場合には
n対mの時間比率でノイズが混入した音声が出力される
。スクランブル効果制御情報は、デスクランブル処理が
行われない場合のノイズの混入比率(スクランブル効果
の深さ)を示すことになる。送信装置においては、スク
ランブル期間と非スクランブル期間との比率を適宜設定
することにより、スクランブル効果の深さを側部可能で
ある。
第11図はこのスクランブル効果制御情報によってスク
ランブルタイミングゲート信号を出力するスクランブル
タイミングゲート発生回路6の具体的な構成を示す回路
図であり、第12図はその動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
第12図(a)はスクランブル初期化タイミング信号t
1を示し、第12図(b)は信号a2乃至aOを示し、
第12図(C)はスクランブル効果制御情報sc2乃至
scOを示し、第12図(d)はROM23からのデー
タb3乃至bOを示し、第12図(e)はカウンタ25
のカウント出力d3乃至dOを示し、第12図(f)は
サンプルクロックt2を示し、第12図(g)はアンド
回路29の出力を示し、第12図(h)はロード信号を
示し、第12図(i)はROM24からのデータC3乃
至COを示し、第12図(j)はカウンタ31のカウン
ト出力g3乃至QOを示し、第12図(k)はAND回
路32の出力を示し、第12図(1)はスクランブルタ
イミングゲート信号を示している。
暗号解読回路4は、第1′2図(a)に示すスクランブ
ル初期化タイミング信号t1とは非同期に暗号解読して
スクランブル効果制御情報a2乃至aO(第12図(b
))を得ている。このスクランブル効果制御情報a2乃
至aOは夫々D型フリップ70ツブ15の入力端子18
乃至16に与えられる。
フリップフロップ15は、端子19からスクランブル初
期化タイミング信@t1が入力され、この信号t1の立
上りに同期したスクランブル効果制御情報sc2乃至S
COを夫々出力端子22乃至20から出力する(第12
図(a)、(C)参照)。これらの情報sc2乃至SC
Oは夫々ROM23のアドレス入力端A2乃至AOに与
えられると共に、ROM24のアドレス入力端A2乃至
AOに与えられる。第12図ではスクランブル効果制御
情報はsc2乃至SCOの3ビツトで表示されており、
8種類のn対mの組合わせを表すことができる。下記第
1表にSC2乃至SCOとn対mとの関係を示す。
第1表 ROM23はアドレス入力端A2乃至AOに入力される
情報SC2乃至SCOによって指定されたアドレスに格
納したデータの各ビットb3乃至bOを夫々出力端D3
乃至DOから出力する。同様に、ROM24は情報sc
2乃至scOによって指定されたアドレスに格納したデ
ータの各ビットC3乃至COを夫々出力端D3乃至DO
から出力する。スクランブル効果制御情報sc2乃至S
COSC01ROからのデータb3乃至bo 、ROM
24からのデータC3乃至CO及びn対mの関係を下記
第2表に示す。
なお、各データは16進表記している。
第2表 いま、音声データのスクランブル期間と非スクランブル
期間との比が3:2であるものとする。
この場合には、上記第1表に示すように、スクランブル
効果制御情報はsc2乃至5cO= (1、0゜0)で
ある。そうすると、第2表に示すように、ROM23か
らはデータb3乃至bO= (1,0゜1.1)(16
進表示で“B″)が出力され、ROM24からはデータ
C3乃至cO= (1,1,0゜0)(”C”)が出力
される。これらのデータb3乃至bOは夫々4ビツトパ
イブリーカウンタ25のパラレルロード入力端り乃至八
に与えられる。
カウンタ25はセット端しに“H”のロード信号が与え
られると、入力端り乃至Aに入力されるデータを図示し
ない内部レジスタにロードし、出力端QD乃至QAから
出力する。端子26には音声データのサンプリング用の
サンプルクロックt2が入力されており、カウンタ25
はこのサンプルクロックt2をカウントする。なお、カ
ウンタ25はカウントイネーブル端CEに端子27から
常時“H″の信号が与えられて、カウント可能な状態と
なっている。カウンタ25のカウント出力C3乃至d。
はAND回路29に与えられ、論理積演算されてOR回
路28に与えられる。OR回路28には端子30からス
クランブル初期化タイミング信号t1も与えられており
、カウンタ25のセット端りにロード信号を出力する。
すなわち、第12図(e)に示すように、スクランブル
初期化タイミング信号t1が“H”になることにより、
サンプルクロックt2  <第12図(f))のタイミ
ングでROM23の出力“B″がロードされて出力され
る。そして、カウンタ25がサンプルクロックt2をカ
ウントして、カウント出力C3乃至dOが“F IIに
到達すると、AND回路29の出力が“H”となり(第
12図(g))、OR回路28を介してセット端りに“
H”のロード信号が与えられ(第12図(h))、カウ
ント出力は再度“B”となる。
つまり、この場合には、カウンタ25は5(=n+m)
進カウンタとして機能している。このように、カウンタ
25を(n+m)進カウンタとして機能させるように、
ROM23のデータが設定されている。すなわち、RO
M23のデータはF−(n十m)+1に設定されている
(第2表参照)。
一方、ROM24からのデータC3乃至coは4ビット
バイナリ−カウンタ31のパラレルロード入力端り乃至
Aに与えられる。カウンタ31はセット端りにOR回路
28から“H”のロード信号が与えられると、入力端り
乃至Aに入力されるデータを図示しない内部レジスタに
ロードし、出力端QD乃至QAから出力する。カウンタ
31はサンプルクロックt2をカウントし、カウント出
力g3乃至QOを夫々出力端QD乃至QAから出力する
。カウンタ31のカウント出力g3乃至goはAND回
路32に与えられ論理積演算される。AND回路32の
出力はインバータ33を介して出り端子34に出力され
ると共に、カウントイネーブル端CEに与えられる。
いま、ROM24の出力C3乃至COが“C”であると
すると、スクランブル初期化タイミング信号t1が“H
”になることにより、サンプルクロックt2の立上りタ
イミングでカウント出力g3乃至goは“C”となる(
第12図(j))。カウンタ31はクロックt2をカウ
ントしてAND回路32に与える。カウント出力が“F
”になるとAND回路32の出力はH″となり、インバ
ータ33の出力は“し”となる。この“L″出力カウン
トイネーブル端CEに与えられ、カウンタ31のカラン
ト動作は停止する(第12図(j))。次いで、カウン
タ25のカウント出力がF″となって“H゛′のロード
信号が発生すると、カウンタ31のカウント出力は再度
“C″となる。
この場合には、カウンタ31は4(=n+1)進カウン
タとして機能している。このように、カウンタ31を(
n+1)進カウンタとして機能させるように、ROM2
4のデータが設定されている。すなわち、ROM24の
データはF−(n+1 ) +1=F−nに設定されて
いる(第2表参照)。
インバータ33の出力がスクランブルタイミングゲート
信号として出力端子34に出力されている。
すなわち、スクランブルタイミングゲート信号は、カウ
ンタ31のカウント開始によって“H″を呈し、フルカ
ウント(n+1)によってL″となる。
更に、カウンタ25のカウント開始によって再度゛H”
となる。つまり、スクランブルタイミングゲート信号は
、nカウント期間“H”を呈し、次のmカウント期間“
し”を呈する。このように、スクランブル効果制御情報
の3対2によって、第12図(1)に示すように、スク
ランブル初期化タイミング信号t1に同期したデユーテ
ィ比が3対2のスクランブルタイミングゲート信号を得
ている。
このように、従来、スクランブルタイミングゲート信号
を得るために、回路構成が極めて複雑なスクランブルタ
イミングゲート発生回路6を必要とする。更に、例えば
、音声第1及び第2チヤンネルと、第3及び第4チヤン
ネルとでは独立しており、番組内容が異なる場合には、
スクランブル効果制即を独立して設定する必要があるこ
ともある。この場合には、2つのスクランブルタイミン
グゲート発生回路が必要である。
なお、スクランブル効果制御情報をパケットに多重して
暗号化して送信することは必ずしも必要ではなく、デー
タストリームのフレームの所定位置に多重すればよい。
この場合には、第13図に示す受信装置が採用される。
入力端子1に入力されるデータストリームにはそのフレ
ームの第20ビツト乃至第22ビツトにスクランブル効
果制御情報が多重されている。スクランブル効果制御情
報検出回路35はスクランブル効果制御情報を検出して
スクランブルタイミングゲート発生回路6に出力する。
他の動作は第7図と同様である。この場合でも、複雑な
回路構成のスクランブルタイミングゲート発生回路6が
必要である。
(発明が解決しようとする課題) このように、上述した従来のスクランブル・デスクラン
ブル装置においては、極めて複雑な回路構成であるスク
ランブルタイミングゲート発生回路を必要とし、しかも
、複数のチャンネルにおいて異なるスクランブル効果制
御を行う必要がある場合には、各チャンネル毎にスクラ
ンブルタイミングゲート発生回路を設ける必要があると
いう画題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
スクランブルタイミングゲート発生回路を不要とするこ
とにより、回路を簡単化することができるスクランブル
・デスクランブル装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (1題を解決するための手段) 本発明に係るスクランブル・デスクランブル装置は、送
信側において、信号にスクランブルを施す期間と施さな
い期間とをレベルの高低によって示すスクランブルフラ
グを発生するスクランブルフラグ発生回路と、前記スク
ランブルフラグによって示される期間だけ信号にスクラ
ンブルを施してスクランブル信号を出力するスクランブ
ル手段と、契約内容を示す契約フラグと前記スクランブ
ル信号及びスクランブルフラグとを合成して送出データ
を作成する合成回路と、受信側において、前記送出デー
タからスクランブルフラグ及び契約フラグを抽出するフ
ラグ抽出手段と、契約フラグによって受信チャンネルが
契約されていることが示された場合にのみスクランブル
フラグのタイミングで前記スクランブル信号をデスクラ
ンブルするデスクランブル手段とを具備したものである
(作用) 本発明においては、送信側のスクランブルフラグ発生回
路が発生するスクランブルフラグによってスクランブル
が施される期間と施されない期間とが決定する。これに
より、送信側でスクランブル効果制御が可能である。受
信側においては、スクランブルフラグを抽出することに
より、そのレベルの高低によってスクランブルが施され
ている期間と施されていない期間とを把握することがで
きる。デスクランブル手段はこのスクランブルフラグを
そのまま使用することによりデスクランブルを行ってお
り、従来と異なり、スクランブルタイミングゲート信号
を得るための複雑な回路を必要としない。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
。第1図及び第2、図は本発明に係るスクランブル・デ
スクランブル装置の一実施例を示すブロック図であり、
第1図は送信装置を示し、第2図は受信装置を示してい
る。
第1図において、入力端子40.41.42には夫々音
声データ、コントロール信号及び契約情報が入力される
。これらの音声データ、コントロール信号及び契約情報
は夫々排他的論理和回路43の一方入力端、スクランブ
ルフラグ発生回路46及びパケット生成回路47に与え
られる。コントロール信号は音声データにスクランブル
を施す期間と施さない期間との比率(n:m)を指定す
るためのものである。スクランブルフラグ発生回路46
は、従来例のスクランブルタイミングゲート発生回路6
と同様の構成であり、コントロール信号に基づいて、ス
クランブル期間に゛H″を呈し、非スクランブル期間に
は“L″となるスクランブルフラグを発生してAND回
路44に出力する。PNパターン発生回路45は所定の
PNパターン出力を発生してAND回路44に出力して
いる。AND回路44はPNパターン出力とスクランブ
ルフラグとの論理積をとり、スクランブル制御信号とし
て排他的論理和回路43の他方入力端に出力する。
排他的論理和回路43は音声データとスクランブル制御
信号との排他的論理和演算を行うことによって、スクラ
ンブルフラグによって示される期間だけ、音声データを
PNパターン出力に基づいたランダムな振幅にするよう
になっている。こうして得られたスクランブル音声デー
タは多重合成回路49に出力される。一方、パケット生
成回路47は所定のパケットフォーマットに基づいて契
約情報をパケットデータに変換して暗号化処理回路48
に与える。暗号化処理回路48はこのパケットデータを
暗号化して多重合成回路49に出力する。多重合成回路
49にはスクランブルフラグ発生回路46からスクラン
ブルフラグも与えられており、多重合成回路49はスク
ランブル音声データ、スクランブルフラグ及びパケット
データをフレームデータにフォーマットし、送出データ
として出力端子50に導出するようになっている。
このように構成された送信装置においては、音声データ
は排他的論理和回路43によってスクランブルされる。
すなわち、AND回路44によって、PNパターン発生
回路45からのPNパターン出力とスクランブルフラグ
発生回路46からのスクランブルフラグとの論理積がと
られてスクランブル制御信号が得られる。このスクラン
ブル制御信号は、コントロール信号によって指定された
スクランブル期間のPNパターン出力であり、排他的論
理和回路43が音声データとスクランブル制御信号との
排他的論理和をとることによって、音声データはスクラ
ンブル期間にPNパターン出力に基づいたランダムな振
幅となる。したがって、コントロール信号を適宜設定す
ることにより、容易にスクランブル効果制御が可能であ
る。
一方、契約情報はパケット生成回路47によってパケッ
トデータに変換され、更に、暗号化処理回路48によっ
て暗号化されて多重合成回路49に与えられる。多重合
成回路49はスクランブル音声データ、スクランブルフ
ラグ及びパケットデータをフレームデータにフォーマッ
トして出力端子50から送出データとして出力する。
次に、第2図の受信装置の構成を説明する。第2図にお
いて第7図と同一の構成要素には同一符号を付しである
入力端子1には復調されたデータストリームが入力され
る。このデータストリームはパケット分離・抽出回路2
及びスクランブルフラグ検出回路51に与えられる。パ
ケット分離・抽出回路2はこのデータストリームからパ
ケットデータを抽出する。このパケットデータはパケッ
ト識別回路3に与えられ、パケット識別回路3はこのパ
ケットデータをデータ処理して、契約情報等を暗号解読
回路4に出力する。暗号解読回路4は、送信装置の暗号
化処理回路48における暗号化に対応した解読を行って
、PN初期値データ及び契約フラグを出力する。PN初
期値データはPNパターン発生回路5に出力され、契約
フラグはAND回路7に出力されると共に、インバータ
53を介してAND回路54に出力される。インバータ
53及びAND回路54によってミュート回路52が構
成される。PNパターン発生回路5はPN初期値データ
に基づいて、送信装置のPNパターン発生回路45で発
生したPNパターン出力に対応するPNパターン出力を
発生してAND回路7に出力する。
一方、スクランブルフラグ検出回路51は、データスト
リームに多重されているスクランブルフラグを検出して
AND回路7及びAND回路54に出力する。AND回
路7はPNパターン出力、契約フラグ及びスクランブル
フラグの論理積をとって、デスクランブル制御信号とし
て出力端子8に出力するようになっている。AND回路
54は契約フラグの反転信号とスクランブルフラグとの
論理積演算を行いミュート信号として出力端子55に出
力するようになっている。出力端子8.55からのデス
クランブル制御信号及びミュート信号は夫々スクランブ
ル音声データのデスクランブル及びミュートに使用され
る。
第3図はデスクランブル回路を示す回路図である。
排他的論理和回路56の入力端子57には復調されたス
クランブル音声データが与えられ、入力端子58にはデ
スクランブル制御信号が与えられる。排他的論理和回路
56はスクランブル音声データとデスクランブル制御信
号との排他的論理和演算によってデスクランブルされた
音声データを得てAND回路59に出力する。入力端子
60にはミュート信号が入力され、ミュート信号はイン
バータ61によって反転されてAND回路59に与えら
れる。AND回路59はミュート信号の反転信号とデス
クランブル音声データとの論理積演算を行ってノイズを
ミュートした音声データを出力端子62に出力するよう
になっている。
次に、このように構成された受信装置の動作について第
4図及び第5図のタイミングチャート並びに第6図の波
形図を参照して説明する。第4図は受信チャンネル契約
時の各信号を示し、第4図(a>はスクランブル初期化
タイミング信号を示し、第4図(b)はPNパターン出
力を示し、第4図(C)は契約フラグを示し、第4図(
d)はスクランブルフラグを示し、第4図(e)はデス
クランブル制御信号を示し、第4図(f)はミュート信
号を示し、第4図(Q)はスクランブル&真データを示
している。また、第5図は受信チャンネル非契約時の各
信号を示し、第5図(a)乃至(g)は夫々第4図(a
)乃至(g)に対応しており、第5図(h)はミュート
された音声データを示している。
入力端子1を介して入力されるデータストリームからパ
ケット分離・抽出回路2がパケットデータを抽出し、パ
ケット識別回路3がデータ処理して契約情報等を暗号解
読回路4に与え、暗号解読回路4がPN初期値データ及
び契約フラグを出力することは従来と同様である。PN
パターン発生回路5は送信装置のPNパターン発生回路
45のPNパターン出力と同一のPNパターン(第4図
(b)及び第5図(b))を発生してAND回路7に出
力する。
いま、受信チャンネルが契約されているものとする。こ
の場合には、“H”の契約フラグ(第4図(C))がA
ND回路7及びミュート回路52に与えられる。一方、
データストリームはスクランブルフラグ検出回路51に
も与えられ、スクランブルフラグ検出回路51は送信装
置のスクランブルフラグ発生回路46が発生したスクラ
ンブルフラグ(第4図(d))を検出する。なお、スク
ランブルフラグは例えば1フレーム内に1ビツトだけ多
重されているものとする。したがって、スクランブルフ
ラグは1フレームを最小単位として変化することになり
、この1フレームに50サンプルの音声データが存在す
るものとすると、スクランブル効果制御の最小単位は音
声データの50サンプルとなる。つまり、音声データは
50の倍数のサンプル数毎にスクランブル期間及び非ス
クランブル期間が設定されている。スクランブルフラグ
はAND回路7に与えられ、第4図(C)に示すように
契約フラグがH”である場合には、スクランブルフラグ
の“H”期間にAND回路7からPNパターン出力がデ
スクランブル制御信号(第4図(e))として出力端子
8に導出される。契約フラグが“H″である場合には、
第4図(f)に示すように、ミュート回路52からのミ
ュート信号は“し”を呈する。
これらのデスクランブル制御信号及びミュート信号はデ
スクランブル回路の入力端子58.60に与えられる。
排他的論理和回路56はスクランブル音声データとデス
クランブル制御信号との排他的論理和演算を行うことに
よりデスクランブル音声データを得る。ミュート信号は
インバータ61によって反転されてAND回路59に与
えられており、排他的論理和回路56からのデスクラン
ブル音声データはAND回路59を介して出力端子62
に出力される。
一方、受信チャンネルを契約していない場合には、第5
図(C)に示すように、契約フラグは“L”である。し
たがって、出力端子8にはデスクランブル制御信号が出
力されず、排他的論理和回路56からはスクランブル期
間がランダム振幅の音声データが出力される。ミュート
回路52のAND回路54には契約フラグが反転されて
与えられており、ミュート回路52からはスクランブル
フラグの“H”期間(スクランブル期m>に“H”とな
るミュート信号が出力端子55に出力される。これによ
り、デスクランブル回路のAND回路59にはスクラン
ブル期間にL″が与えられて、スクランブル期間の音声
データを出力されない。
第6図は非契約時のデスクランブル音声データをアナロ
グ音声信号に変換した波形を示している。
第6図(a)は排他的論理和回路56の出力をアナログ
音声信号に変換した例であり、この場合にはスクランブ
ル期間にノイズが発生している。一方、第6図(b)は
出力端子62からの音声データをアナログ音声信号に変
換した例であり、この場合には非スクランブル期間の音
声信号のみが発生する。
このように、ミュート信号を用いない場合には、非契約
者に対してノイズ対正常視聴のスクランブル効果制御が
得られ、ミュート信号を用いた場合には、非契約者に対
して無音対正常視聴のスクランブル効果制御を得ること
ができる。
このように、本実施例においては、従来のスクランブル
タイミングゲート信号に相当するスクランブルフラグを
送信装置において直接フレームに多重して送信し、受信
装置ではフレームに多重されたスクランブルフラグをス
クランブルフラグ検出回路51が検出して、そのままデ
スクランブルに利用している。したがって、送信III
によって容易にスクランブル効果制御が可能であり、デ
スクランブルに際して複雑な回路を必要としない。
なお、上記実施例は音声信号の例を説明したが、本発明
は音声信号のスクランブル・デスクランブルに限定され
るものでないことは明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、デスクランブル手
段はスクランブルフラグをそのまま使用してデスクラン
ブルが可能であり、回路を簡単化することができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスクランブル・デスクランブル装
置の送信装置の一実施例を示すブロック図、第2図は本
発明に係るスクランブル・デスクランブル装置の受信装
置の一実施例を示すブロック図、第3図はデスクランブ
ル回路を示す回路図、第4図及び第5図は実施例の動作
を説明するためのタイミングチャート、第6図は実施例
の動作を説明するための波形図、第7図は従来のスクラ
ンブル・デスクランブル装置の受信装置を示すブロック
図、第8図は従来例の動作を説明するためのタイミング
チャート、第9図は従来例のデスクランブル回路を示す
回路図、第10図は従来例の動作を説明するための波形
図、第11図はスクランブルタイミングゲート発生回路
の具体的な構成を示す回路図、第12図は第11図の動
作を説明するためのタイミングチャート、第13図は他
の従来例を示すブロック図である。 4・・・暗号解読回路、 5.45・・・PNパターン発生回路、7、44.54
・・・AND回路、43・・・排他的論理和回路、46
・・・スクランブルフラグ発生回路、48・・・暗号化
処理回路、 51・・・スクランブルフラグ検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 送信側において、信号にスクランブルを施す期間と施さ
    ない期間とをレベルの高低によつて示すスクランブルフ
    ラグを発生するスクランブルフラグ発生回路と、前記ス
    クランブルフラグによつて示される期間だけ信号にスク
    ランブルを施してスクランブル信号を出力するスクラン
    ブル手段と、契約内容を示す契約フラグと前記スクラン
    ブル信号及びスクランブルフラグとを合成して送出デー
    タを作成する合成回路と、 受信側において、前記送出データからスクランブルフラ
    グ及び契約フラグを抽出するフラグ抽出手段と、契約フ
    ラグによつて受信チャンネルが契約されていることが示
    された場合にのみスクランブルフラグのタイミングで前
    記スクランブル信号をデスクランブルするデスクランブ
    ル手段とを具備したことを特徴とするスクランブル・デ
    スクランブル装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38529E1 (en) 1994-06-24 2004-06-08 Sony Corporation Scramble/descramble method and apparatus for data broadcasting

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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