JPS63121335A

JPS63121335A - 秘密通信方式

Info

Publication number: JPS63121335A
Application number: JP61266617A
Authority: JP
Inventors: Hirokazu Kobayashi; 博和小林
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 1986-11-11
Filing date: 1986-11-11
Publication date: 1988-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は多チヤンネルＰＣＭ通信における秘密通信方式
に関し、特に有料放送における不正受信防止に好適な秘
密通信方式に関する。

（発明の背景）従来、多チャンネル化された有料放送において、契約チ
ャンネルのみを受信させて、不正受信を防止す慝九めに
、ＰＣＭ信号をＭ系列ＰＮ信号と加算するスクランブル
を行なう事が考えられる。

しかしＭ系列ＰＮ信号を形成する生成多項式が何らかの
方法で判ってしまうと、不正受信を防止することは困難
である問題点がある。

また、これを避けるために、スクランブルデータを定期
的に変更することも考えられるが、Ｍ系列ＰＮ信号の生
成多項式をその都度変更しなければならず、また変更す
る生成多項式の糧類には制限があり、変更できる生成多
項式の数は少ないという問題点があった。

本発明は上記にかんがみなされたもので、上記の問題点
を解決した多チヤンネルＰＣＭ通信における秘密通信方
式を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記の問題点を解決するために次の如く構成し
ｔｏ多チヤンネルＰＣＭ通信における秘密通信方式であって
、送信側で初期値を定期的に更新させたべ信号発生器か
らの出力でＰＣＭ信号をスクランブルしたデータを送信
し、受信側でＰＮ信号発生器の初期値情報が入っている
グリベイトカードを使用して前記初期値を読み出し、デ
スクランブルするようにし念。

（作　用）上記の如く構成した本発明においては、送信側でＰＮ信
号発生器の初期値が定期的に更新され、このＰＮ信号と
ＰＣＭ信号とが加えられスクランブルされて送信される
。受信側ではＰＮ信号発生器の初期値情報が入っている
プリペイドカードから前記初期値が読み出され、スクラ
ンブルされたＰＣＭ信号が、前記読み出された初期値に
基づき初期化されたＰＮ信号によりブスフランゾルされ
る。

したがって、ＰＮ信号生成多項式の種類の数が少なくて
も不正受信を防止できる。

（発明の実施例）以下、本発明を実施例により説明する。−本発明の実施
例は多チヤンネルＰＣＭ音声専用有料放送の場合を例示
している。

本実施例においては秘密通信方式の信号フォーマットを
第１図に示す如くに構成しである。第１図において５Ｙ
ＮＣはフレーム同期ノリーン部分を示し、次にインター
リーブが施されている多重化されたＰＣＭ音声情報が配
されている。この音声情報は暗号化のためにＭ系列ＰＮ
信号と加算され、スクランブルが施されて１送信される
。ここで送信側におけるＭ系列ＰＮ＠号発生器はＮ次の
生成多項式で表現され、かつシフトレジスタで構成され
ていて、２’−１の周期を有している。さらに定期的に
Ｍ系列ＰＮ信号発生器のシフトレジスタの初期値をＰＮ
信号発生スタート時点で変更させる。

上記したフォーマットからなる信号はたとえば４相ＤＰ
ＳＫ変調のうえ送出される。

ｌは４相ＤＰＳＫ変調された受信信号を受けて検波し、
検波し九同相ま九は直交信号Ａを後記するクロック再生
回路２に供給し、クロック再生回路２にて再生された再
生クロック信号Ｂを用いて検波出力信号（同相、直交信
号）を差分変換し、さらにピットストリーム信号Ｃに変
換して出力する４相ＤＰＳＫ復調器である。４相ＤＰＳ
Ｋ復調器１にて検波された、同相または直交信号Ａはク
ロック再生回路２に供給して、同相または直交信号Ａか
ら伝送りロック信号Ｂが再生される。

再生された伝送りロック信号Ｂおよびピットストリーム
信号Ｃはフレーム同期回路３に供給し、フレーム同期動
作が行なわれ、フレーム同期回路３からフレーム同期パ
ルスＤが出力される。フレーム同期パルスＤはタイミン
グ信号発生回路４に供給して、タイミング信号発生１回
路４からはフレーム同期）４ルスに同期して、システム
の動作に必要なタイミング信号、すなわちＭ系列ＰＮ信
号発生タイミングを指示するスタートパルスＥおよび契
約チャンネルを選択出力させるためのチャンネルゲート
信号Ｆが出力される。

一方、６は送信側と同−Ｎ次の生成多項式で表現され、
かつシフトレジスタで構成されたＭ系列ＰＮ信号発生器
であシ、７は集積回路（ＩＣ）カードまたは磁気カード
からなるプリペイドカードに記憶されているプリセット
情報を読み込むイニシャルプリセット情報読取器であシ
、プリペイドカードにはＭ系列ＰＮ信号発生器６の初期
値Ｇおよび契約チャンネル情報Ｈが予め記憶させである
。

グリベイトカードはイニシャルプリセット情報読取器７
に挿入して、イニシャルプリセット情報読取器７でプリ
ペイドカードの記憶情報を読取らせる。

スタートパルスＥはプリセット制御回路８に供給して、
プリセット制御回路８を介してイニシャルプリセット情
報読取器７で読み取ったＭ系列ＰＮ信号発生器６の初期
値ＧをＰＮ信号発生器６にロードする。そこでＰＮ信号
発生器６はスタートパルスＥの発生タイミング時に、初
期値Ｇがセットされた状態となる。初期値Ｇがセットさ
れたととによυＭ系列ＰＮ信号発生器６はスタートパル
スＥの周期（ｌフレーム間隔）で初期化され、ＰＮＮ信
号を発生する。ここで送信側におけるスクランブルのた
めのＭ系列ＰＮ信号発生器の初期値と上記したプリペイ
ドカードに記憶されている初期値Ｇとは同一に設定しで
あることは勿論であシ、かつ初期化のタイミングもスタ
」トノぐルスＥにより一致させられており、Ｍ系列ＰＮ
信号発生器６は送信側のＭ系列信号発生器から出力され
るＰＮ信号と同一のＰＮＮ信号色出力されることに々る
。

一方、プリペイドカードから初期値と同時にイニシャル
プリセット情報読取器７にて読み取られた契約チャンネ
ル情報Ｈは契約チャンネルダート回路９に供給され、契
約チャンネル情報Ｈおよびチャンネルゲート信号Ｆによ
って、契約チャンネルのＰＣＭ音声信号に対応するビッ
トストリームＣが４相ＤＰＳＫ復調器１から出力されて
いる期間のみ契約チャンネルダート回路９は開状態にさ
れ、Ｍ系列ＰＮ信号発生器６から出力されたＰＮＮ信号
色加算器１０に供給され、加算器ｌθにおいて復調器１
から出力されたビットストリームＣと加算する。

し九がって、契約チャンネルＰＣＭ信号のタイミングの
ときだけＰＮＮ信号色ビットストリームＣとが加算され
ることになυ、契約されているチャンネルのＰＣＭ信号
がデスクランブルされて、加算器ＩＯから出力されるこ
とになる。

（発明の効果）以上説明した如く本発明によれば、多チヤンネルＰＣＭ
通信における秘密通信において、ＰＣＭ信号をＭ系列Ｐ
Ｎ信号と加算してスクランブルを行ない、このときＫＭ
系列ＰＮ信号発生器の生成多項式を固定にしたままで、
Ｍ系列ＰＮ信号発生器の初期値を変更するのみでスクラ
ンブルされたＰＣＭ信号を定期的に変更することができ
る。また、この場合、Ｎ次の生成多項式により１フレー
ム当りＸビットにスクランブルを行なうと初期値は（２
’−１−：Ｅ）種類まで変更できるので、秘匿性の高い
秘密通信を簡単な構成で行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における送信信号フォーマッ
トの１フレーム構成を示す模式図。第２図は本発明の一実施例における復号装置のブロック
図。ｌ・・・復調器、２・・・クロック再生回路、３・・・
フレーム同期回路、４・・・タイミング信号発生回路、
６・・・Ｍ系列ＰＮ信号発生器、７・・・イニシャルプ
リセット情報読取器、８・・・プリセット制御回路、９
・・・契約チャンネルゲート回路、１０・・・加算器。

Claims

【特許請求の範囲】

多チヤンネルＰＣＭ通信における秘密通信方式であつて
、送信側で初期値を定期的に更新させたＰＮ信号発生器
からの出力でＰＣＭ信号をスクランブルしたデータを送
信し、受信側でＰＮ信号発生器の初期値情報が記憶され
ているペリプイドカードを使用して、前記プリペイドカ
ードから初期値を読み出し、この初期値により受信側の
ＰＮ信号発生器を初期化して、スクランブルされた受信
データをデスクランブルすることを特徴とする秘密通信
方式。