JP2913815B2 - ファクシミリにおける受信方法 - Google Patents

ファクシミリにおける受信方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ファクシミリにおける受信方法、特に、特
定の送信元からの暗号化された信号の受信方法に関する
ものである。
(従来の技術) ファクシミリ通信が広く普及し、オンラインで信書が
相手に即時に届くだけでなく、文字に限らず、図面もそ
のまま送ることができる便利さにより、ファクシミリ装
置の利用は急速に増加している。
ファクシミリ通信の加入者制度が、電話制度と混在し
ている現在、ファクシミリ加入者が増えると、ダイヤル
違いをした場合に、それがファクシミリ番号である確率
も高くなり、特定の相手にのみ知らせるべき交信情報
が、他に漏れてしまうという問題を生じている。
ファクシミリ装置に、親展通信の機能が付加され、受
信したファクシミリ装置において、識別情報を入力しな
い限り、RAMに記憶された受信データをプリントアウト
することができないようにされているものもあるが、こ
れは、複数の利用者がある特定の端末において、相互の
秘密保持を可能としたものである。勿論、誤着信した場
合に、その情報が着信先において、簡単にプリントアウ
トされるものではないから、秘密漏洩の面からみると簡
便であるといえるが、これには、送られてくる原稿デー
タを十分に記憶できる大容量のRAMを必要とし、また、
受信後に停電があったような場合には、データが失われ
てしまうという問題もある。RAMを蓄電池でバックアッ
プすることも考えられるが、大容量のRAMのバックアッ
プを長時間するには、蓄電池の容量の面からも問題があ
る。
高度な暗号を用いた送受専用装置もあるが、一般的な
利用にはなじまない。
したがって、現在では、送信側での誤りをなくすしか
誤送信の防止や、秘密保持の手段はない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
もので、特定の送信元からの暗号化された信号の受信を
自動的に受信・解読できるファクシミリにおける受信方
法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ファクシミリにおける受信方法において、
特定の送信元に対しては、着信の際に前記送信元の電話
番号を認識した後、該認識した電話番号をアドレスとし
て、復号化のためのデータをテーブルより読み出すこと
を特徴とするものである。
(作 用) 位相変調方式のモデムは、入力信号によってキャリア
信号の位相変化量が決まるから、ファクシミリ信号にお
ける「0」または「1」の連続が多い信号を送る場合に
は、特定の位相の発生頻度が高くなる。したがって、受
信クロックが不安定になり、データの誤り率が高くなる
という問題がある。また、スペクトラムの特定周波数に
エネルギーが集中するという問題もあり、隣接チャンネ
ルへの漏話の影響が生じる。
そこで、送信部では、入力信号をランダム化して、変
調における位相変化角度が集中しないように、スクラン
ブラ回路を用いて符号化し、受信部では、送信部でラン
ダム化したと逆の手順によりデスクランブラ回路により
復号化している。
第4図は、V.27で用いられているスクランブラ回路で
ある。図中、41は入力信号、42は出力信号、43はシフト
レジスタ、44は排他的論理和、45はAND回路、46はカウ
ンタである。入力信号のビットは、そのビットから6ビ
ットおよび7ビット前に入力されたビットと排他的論理
和の演算を行ない、その結果を出力信号としている。す
なわち、入力データ列を次式で割った商をスクランブラ
回路の出力としている。
1+X-6+X-7 ここで、べき乗は、第4図からわかるように、そのべ
き数の値だけ前に送られたビットを意味するものであ
る。
このような式を、生成多項式と呼んでいる。n個のシ
フトレジスタによって、スクランブラ回路を構成する場
合、(2n−1)ビットの周期をもったランダム符号を発
生するためには、nの値によって排他的論理和をとるべ
き次数が決まっている。ランダム化できる生成多項式の
集合をM系列と読んでいる。
なお、第4図において、9ビット目と12ビット目に設
けられた回路は、ランダム化できない周期的な符号列が
入力された場合に、これをランダム化するためのもの
で、モニタ回路と呼ばれている。
このような、生成多項式により構成されたスクランブ
ラ回路で符号化された出力信号は、スクランブラ回路と
一致した生成多項式で構成されたデスクランブラ回路を
用いて復号化しないとデータに誤りが生じる。
第5図は、第4図のスクランブラ回路と一致した生成
多項式で構成されたデスクランブラ回路である。図中、
51は入力信号、52は出力信号、53はシフトレジスタ、54
は排他的論理和、55はAND回路、56はカウンタである。
第4図のスクランブラ回路によりランダム化された出
力信号42を、第5図のデスクランブラ回路の入力信号51
として加えれば、その出力信号52は、第4図のスクラン
ブラ回路の入力信号41と一致する。
そこで、特定の交信先にファクシミリ送信をする場合
に、上述した生成多項式とは異なる生成多項式、例え
ば、 1+X-16+X-23 により構成されるスクランブラ回路を用いてランダム化
して送信し、交信先において、同じ生成多項式により構
成されるデスクランブラ回路を用いれば、両者の間の交
信を行なうことができる。受信側では、着信の際に送信
元の電話番号を認識し、該認識した電話番号をアドレス
として、その送信元とあらかじめ取り決めた生成多項式
の係数をテーブルより読み出してデスクランブラ回路を
構成することにより、送信データを再現できる。
(実施例) 第1図は、本発明のファクシミリ受信方法の一実施例
に用いられるファクシミリ装置の概略構成図である。図
中、1は通信回線、2は回線制御部、3はモデム、4は
スクランブラ回路、5はデスクランブラ回路、6は変復
調部、7はROM、8はRAM、9は原稿読取部、10は記録
部、11は操作部、12はこれら全体の制御を担当する主制
御部(CPU)である。
RAM8は、特定の交信先に対しては、相手先の識別符号
をアドレスとして生成多項式の係数を記憶したテーブル
を有しており、発呼端末となる場合に、識別符号に基づ
いてスクランブラ回路4の係数を決定する。また、相手
先の電話番号をアドレスとして生成多項式の係数を記憶
したテーブルも有しており、被呼端末となる場合に、送
信元の電話番号に基づいて、デスクランブラ回路5の係
数を決定する。
まず、特に秘密を要しない一般の通話先に対して交信
する通常モードについて説明する。
ファクシミリ手順である。DIS,DCS,TCF等の信号の授
受に続いて、原稿読取部6で読み取られた画像信号は、
MH、MR符号等の2値形式でスクランブラ回路4に送られ
る。スクランブラ回路4は、上述したように、V.27の生
成多項式に合致するように構成されている。したがっ
て、信号は、そのスクランブラ回路4によりランダム化
され、変復調部6により変調され、回線制御部2を経
て、通信回線1に送出される。
受信側では、第1図と同様なファクシミリ装置により
受信される。デスクランブラ回路5は、送信側と同じV.
27の生成多項式に合致するように構成されている。した
がって、通信回線1からの受信信号は、回線制御部2を
経て、モデム3の変復調部6により復調され、デスクラ
ンブラ回路5により復号化されて、MH、MR符号をビット
信号に復号され、記録部7により記録紙に記録される。
特定の交信先に対する通信モードについて説明する。
このモードにおいては、あらかじめ相手先と取り決めら
れた生成多項式に基づいて符号化された信号が送られ
る。したがって、送信側においては、特定の係数の生成
多項式に基づくスクランブラ回路4を用い、受信側で
は、それと同じ係数の生成多項式に基づくデスクランブ
ラ回路5を用いる。これらスクランブラ回路、デスクラ
ンブラ回路は、それを構成する生成多項式を設定可能に
されており、交信先に応じた係数の設定がなされる。
第2図は、第1図におけるスクランブラ回路4の一例
を示すブロック図である。図中、21は入力信号、22は出
力信号、23はシフトレジスタ、24は生成多項式を設定す
るセレクタである。その他の参照数字は、第1図と同様
である。セレクタ24は、主制御装置12からの指令により
特定の相手先に対する生成多項式になるように設定され
る。
送信側における生成多項式の設定方法の一例は、送信
に際して、まず、識別符号を操作部11から入力し、続い
て、電話番号を入力する。識別符号の入力があると、主
制御装置12は、RAM8からスクランブラ回路4の係数を読
み出し、第2図におけるセレクタ24の係数を設定する。
したがって、手順および画像信号は、特定の相手先の生
成多項式によってランダム化される。
第3図は、第1図におけるデスクランブラ回路5の一
例を示すブロック図である。図中、31は入力信号、32は
出力信号、33はシフトレジスタ、34は生成多項式を設定
するセレクタである。着信があった場合、先ず、送信元
からの電話番号を認識し、電話番号に基づいてRAM8か
ら、生成多項式の係数を読み出し、セレクタ34の係数を
設定する。読み出された生成多項式の係数は、送信側の
係数と同じである。
このような特定の生成多項式によりランダム化された
信号による特定の相手先に対するファクシミリ制御手順
について説明する。
上述したように、送信側のスクランブラ回路は、発信
に際して特定の生成多項式に基づいて構成されている。
受信側は、着信があると、送信側からの電話番号に基づ
いて、デスクランブラ回路を同じ生成多項式に基づいて
構成するとともに、DISを送信する。これを受信した送
信側は、DCSを発信するが、この信号は、特定の生成多
項式によりランダム化されている。受信側のデスクラン
ブラ回路は、このDCSを復号できるから、モード設定を
して、送信側からのトレーニング信号、TCFを受信す
る。トレーニング信号、TCFも特定の生成多項式でラン
ダム化されている。これを受けた受信側はCFRを送り、C
FRを受信した送信側は、トレーニングに続けて画信号を
送信する。
誤着信の場合には、受信側がデスクランブラ回路を送
信側の電話番号に基づく生成多項式に設定したとして
も、送信側から送られる信号のランダム化は、それとは
異なる正しい相手先の生成多項式でランダム化されてい
るから、DCSを始め、手順を認識することができない。
したがって、画信号が送られる前に、交信が成立せず、
回線断となる。
なお、上述した実施例では、受信側から送信側への信
号は、特定の生成多項式によらないものとし、送信側か
ら受信側への信号のみを特定の生成多項式でランダム化
したが、双方とも特定の生成多項式でランダム化しても
よい。
また、送信側からの信号は、手順および画信号を、特
定の生成多項式でランダム化したが、手順の一部のみを
特定の生成多項式でランダム化すれば十分である。
また、特定の相手先に対する交信は、すべて特定の生
成多項式でランダム化するようにしたが、特定の相手先
に対して、一部の原稿のみを特定の生成多項式でランダ
ム化するようにしてもよい。この場合は、交信の当初に
おいて、一般の生成多項式でランダム化したか、特定の
生成多項式でランダム化したかを識別できるコードを送
信すればよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、秘
密性を必要とする特定の送信元からの着信の際に、送信
元の電話番号を認識した後、該認識した電話番号をアド
レスとして、復号化のためのデータをテーブルより読み
出すことにより、オペレータは、通常のファクシミリの
受信となんら変わることなく暗号化されたデータを受信
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のファクシミリ受信方法の一実施例に
用いられるファクシミリ装置の概略構成図、第2図は、
第1図におけるスクランブラ回路4の一例を示すブロッ
ク図、第3図は、第1図におけるデスクランブラ回路の
一例を示すブロック図、第4図は、V.27で用いられてい
るスクランブラ回路のブロック図、第5図は、第4図の
デスクランブラ回路のブロック図である。 1……通信回線、2……回線制御部、3……モデム、4
……スクランブラ回路、5……デスクランブラ回路、6
……変復調部、7……ROM、8……RAM、9……原稿読取
部、10……記録部、11……操作部、12……主制御部(CP
U)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/44 H04N 1/32 - 1/34 H04L 9/00 - 9/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリにおける受信方法において、
    特定の送信元に対しては、着信の際に前記送信元の電話
    番号を認識した後、該認識した電話番号をアドレスとし
    て、復号化のためのデータをテーブルより読み出すこと
    を特徴とするファクシミリにおける受信方法。
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