JPH05219049A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH05219049A
JPH05219049A JP4021508A JP2150892A JPH05219049A JP H05219049 A JPH05219049 A JP H05219049A JP 4021508 A JP4021508 A JP 4021508A JP 2150892 A JP2150892 A JP 2150892A JP H05219049 A JPH05219049 A JP H05219049A
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JP4021508A
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Hiroshi Machida
浩 町田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、無線回線を介して送信される音声信
号にスクランブルをかけることにより通話内容が盗聴さ
れないようにすることを目的とする。 【構成】本発明によれば、親機1において、キーデータ
発生器13により発生された乱数がパスワードにより暗
号化されて送信される。そして、子機2において、この
暗号化信号が受信されるとパスワードにより復号化され
て、前記乱数が再生される。親機1では前記乱数に基づ
いてPN信号がPN発生器11により発生されて、親機
1に入力された音声信号とEXOR回路5で合成されて
送信される。子機2では、前記再生された乱数に基づい
て前記PN信号と同一のPN信号が発生される。そし
て、前記送信された合成信号が子機2で受信されると、
この合成信号と前記PN信号とがEXOR回路21で合
成されて、親機1に入力された前記音声信号が再生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線回線を介して送信さ
れる音声信号の暗号化及び復号化の機能を有する無線通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話、携帯電話、コードレ
ス電話等の無線通信装置の盗聴が問題になっている。図
3は従来のコードレス電話装置の構成を示す回路ブロッ
ク図である。以下に図面を用いて従来のコードレス電話
装置の構成及び動作を説明する。
【0003】まず、親機401はアンテナ405と、ア
ンテナ405を介して入力された信号を受信して復調す
るための受信回路406と、アンテナ405を介して送
信するための信号を変調するための送信回路404と、
前記受信回路406および送信回路404並びに有線回
線に接続される有線回線入出力回路403と、親機40
1の各部を制御するための制御回路407とから構成さ
れる。
【0004】また、子機402はアンテナ408と、ア
ンテナ408を介して入力された信号を受信して復調す
るための受信回路409と、アンテナ408を介して送
信するための信号を変調するための送信回路412と、
前記受信回路409に接続されるスピーカ410と、前
記送信回路412に接続されるマイク411と、フック
スイッチ415と、電話番号等を入力するためのキー入
力部414と、子機402の各部を制御するための制御
回路413とから構成される。次に、このコードレス電
話装置を用いた場合の通話について説明する。
【0005】例えば子機402のフックスイッチ415
がオフフックされ、キー入力部414より所望の電話番
号が入力されることにより発信動作を行い、親機401
と子機402との間に所定の通話チャネルによる無線回
線が構築されて通話可能な状態になった後、マイク41
1から入力された音声は音声信号として送信回路412
にて変調、増幅されてアンテナ408を介して送信され
る。この送信された信号が親機401のアンテナ405
を介して受信回路406にて受信復調されると、この復
調信号は有線回線入出力回路403を介して有線回線に
送出される。
【0006】一方、有線回線を通じて送られてきた通話
相手の音声信号が有線回線入出力回路403を介して親
機401に入力されると、送信回路404にて変調、増
幅されてアンテナ405を介して送信される。この送信
された信号が子機402のアンテナ408を介して受信
回路409にて受信復調されると、この復調信号はスピ
ーカ410を介して音声として発生される。以上のよう
にして音声信号の送受信が行なわれて、通話が行なわれ
る。
【0007】ところで、コードレス電話装置の通話可能
距離は100メートル余りと長く(すなわち電波出力が
比較的大きく)、また自動車電話システムや携帯電話シ
ステムの移動局および基地局の間の距離は数キロメート
ルにまで及ぶため、第3者にとって、無線回線を介して
送信される音声を盗聴することは容易であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の無
線通信装置においては、無線回線を介して送信される音
声信号は一般的な受信機を用いることによって第3者に
容易に盗聴されてしまい、通話者のプライバシーが侵害
されるという問題があった。本発明は上記問題を解決
し、無線回線を介して送信される音声信号にスクランブ
ルをかけることにより通話内容が盗聴されないようにす
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の装置と、第1の装置と無線回線を介
して接続される第2の装置とを有し、前記第1の装置と
前記第2の装置は予め共通のパスワードを有している無
線通信装置において、前記第1の装置に設けられ、少な
くとも通信毎に異なるデータを発生するためのデータ発
生手段と、前記第1の装置に設けられ、前記データ発生
手段により発生されたデータに基づいて所定の信号を発
生するための第1の信号発生手段と、前記第1の装置に
設けられ、前記第1の信号発生手段により発生された所
定の信号と前記第1の装置に入力された音声信号とを合
成するための第1の信号合成手段と、前記第1の装置に
設けられ、前記データ発生手段により発生されたデータ
を前記パスワードにより暗号化するための暗号化手段
と、前記第1の装置に設けられ、前記暗号化手段により
暗号化されたデータおよび前記第1の信号合成手段によ
り合成された合成信号を送信するための送信手段と、前
記第2の装置に設けられ、前記送信手段により送信され
た前記暗号化データおよび前記合成信号を受信するため
の受信手段と、前記第2の装置に設けられ、前記受信手
段により受信された前記暗号化データを前記パスワード
により復号化し、前記データ発生手段により発生された
データを再生するための復号化手段と、前記第2の装置
に設けられ、前記復号化手段により復号再生された前記
データに基づいて前記第1の信号発生手段と同一の信号
を発生するための第2の信号発生手段と、前記第2の装
置に設けられ、前記受信手段により受信された前記合成
信号と前記第2の信号発生手段により発生された信号と
を合成し、前記音声信号を再生するための第2の信号合
成手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置を提
供する。なお、前記データ発生手段は1通信中に複数の
異なるデータを発生するようにしてもよい。
【0010】
【作用】本発明によれば、第1の装置において、データ
発生手段により発生されたデータ(少なくとも通信毎に
異なる)が予め設定されているパスワードと一緒になる
ことにより暗号化されて送信される。そして、第2の装
置において、この送信された信号が受信されるとパスワ
ードと一緒になることにより暗号が復号化されて、第1
の装置においてデータ発生手段により発生されたデータ
が再生される。第1の装置では前記データに基づいて所
定の信号が信号発生手段により発生されて、第1の装置
に入力された音声信号と合成されて送信される。第2の
装置では、前記再生されたデータに基づいて第1の装置
にて発生された所定の信号と同一の信号が発生される。
そして、前記送信された合成信号が第2の装置で受信さ
れると、この合成信号と前記所定の信号と同一の信号と
が合成されて、第1の装置に入力された前記音声信号が
再生される。
【0011】以上のように、第1の装置と第2の装置と
の間の無線通信において、音声信号は所定信号と合成さ
れることによりスクランブルがかけられ、しかも該所定
信号は通信毎に異なるデータに基づいて発生される信
号、すなわち通信毎に異なる信号なので、第3者により
盗聴されることをほとんど不可能とすることができる。
【0012】さらに、前記データ発生手段により発生さ
れるデータを1通信中において適宜変更するようにする
ことで、第1の装置および第2の装置の間の秘話性をさ
らに高めることができる。
【0013】
【実施例】本発明に係る無線通信装置の一実施例をコー
ドレス電話装置を例にとって説明する。図1は本発明の
一実施例であるコードレス電話装置の構成を示す回路ブ
ロック図である。
【0014】親機1は、有線回線に接続される有線回線
入出力回路3と、この有線回線入出力回路3の出力信号
をアナログ信号からディジタル信号に変換するためのA
/D変換器4と、有線回線入出力回路3に入力される信
号をディジタル信号からアナログ信号に変換するための
D/A変換器10と、パスワードを記憶するためのパス
ワードメモリ16と、乱数を発生するためのキーデータ
発生器13と、このキーデータ発生器13により発生さ
れるキーデータ(乱数)に応じて2値疑似ランダム信号
を発生するためのPN(Pseudo−random
Noise)発生器11と、前記キーデータ発生器13
により発生されるキーデータを前記パスワードメモリ1
6に記憶されているパスワードと合成して暗号化するた
めの暗号化回路14と、PN発生器11に所定のタイミ
ングを与えるためのタイミング回路12と、前記A/D
変換器4およびPN発生器11のそれぞれの出力の排他
的論理和をとることにより、A/D変換器4の出力信号
にスクランブルをかけるための排他的論理和回路(以
下、EXOR回路と称す)5と、このEXOR回路5の
出力信号及び前記暗号化回路14の出力信号を変調、増
幅するための送信回路6と、共用器17と、アンテナ7
と、このアンテナ7および共用器17を介して親機1に
入力された信号を受信復調するための受信回路8と、こ
の受信回路8およびPN発生器11のそれぞれの出力の
排他的論理和をとることにより、スクランブルをかけら
れた信号からスクランブルを解くためのEXOR回路9
と、親機の各部を制御するための制御回路18とから構
成される。
【0015】また、子機2は、アンテナ19と、共用器
33と、このアンテナ19および共用器33を介して子
機2に入力された信号を受信復調するための受信回路2
0と、電話番号等を入力するためのキー入力部35と、
フックスイッチ36と、前記親機1との電気的接続、機
械的接続、あるいは無線信号等のやりとりによって子機
2に入力されたパスワード(親機1に記憶されているも
のと同一)を記憶するためのパスワードメモリ32と、
受信回路20によって受信された前記暗号化回路14の
出力信号をパスワードメモリ32に記憶されているパス
ワードと合成して親機1で発生されたキーデータを復号
再生するための暗号復号化回路31と、この暗号復号化
回路31により復号再生されたキーデータに基づいて親
機1のPN発生器11と同一の疑似ランダム信号を発生
するためのPN発生器28と、親機1から送信された同
期信号に基づいて親機1のタイミング回路12と同一の
タイミングをPN発生器28に与えるためのタイミング
回路29と、PN発生器28および受信回路20のそれ
ぞれの出力の排他的論理和をとることにより、スクラン
ブルをかけられた信号からスクランブルを解くためのE
XOR回路21と、このEXOR回路21の出力信号を
ディジタル信号からアナログ信号に変換するためのD/
A変換器22と、このD/A変換器22の出力信号を音
声として発生するための受話器23と、音声を入力する
ための送話器24と、この送話器24から出力される音
声信号をアナログ信号からディジタル信号に変換するた
めのA/D変換器25と、このA/D変換器25および
PN発生器28のそれぞれの出力の排他的論理和をとる
ことにより、A/D変換器25の出力信号にスクランブ
ルをかけるためのEXOR回路26と、このEXOR回
路26の出力信号を変調、増幅するための送信回路27
と、子機2の各部を制御するための制御回路34とから
構成される。以下、このコードレス電話装置の本発明の
動作の一実施例を説明する。
【0016】有線回線を介して着呼信号が親機1に入力
されると、あるいは子機2にてフックスイッチ36がオ
フフックされて発呼信号が無線回線を介して親機1に入
力されると、しかるのち制御チャネルにて親機1から子
機2に対して通話チャネル指定信号が送信される。親機
1では通話チャネル指定信号送信後、送信回路6および
受信回路8の送受信周波数が制御チャネルから前記指定
した通話チャネルに切替えられる。一方、子機2では親
機1から送信された通話チャネル指定信号が受信され
て、この信号に示される通話チャネルに切替えられて、
親機1に対して通話チャネル切替完了信号が送信され
る。
【0017】このようにして親機1と子機2との間に無
線回線が構築されると、親機1ではキーデータ発生器1
3によりキーデータ(乱数)が発生される。そして、暗
号化回路14ではパスワードメモリ16に記憶されてい
るパスワード(ディジタル2値データ)を引数として、
前記キーデータ発生器13により発生されたキーデータ
が暗号化される。この暗号化されたキーデータは送信回
路6で変調、増幅された後、共用器17およびアンテナ
7を介して送信される。
【0018】子機2では、親機1から送信された暗号化
キーデータがアンテナ19および共用器33を介して受
信回路20で受信復調される。この復調された暗号化キ
ーデータは暗号復号化回路31にて、パスワードメモリ
32に記憶されているパスワードを基に暗号が解かれ、
親機1のキーデータ発生器13で発生されたキーデータ
が再生される。
【0019】以後、着呼時はフックスイッチ36がオフ
フックされることにより通話が開始され、発呼時はキー
入力部35からのダイヤル入力(電話番号入力)により
通話へと移行される。次に、通話時における音声信号の
スクランブル、ディスクランブルについて説明する。ま
ず、音声信号が親機1から子機2に送信される場合につ
いて説明する。
【0020】有線回線より伝送された通話相手の音声信
号は有線回線入出力回路3を介してA/D変換器4でデ
ィジタル信号に変換される。一方、キーデータ発生器1
3により発生されたキーデータ(通話開始前に親機1か
ら子機2に送信されたキーデータ)に基づいてPN発生
器11では所定の周期からなるPN信号(疑似ランダム
信号)が発生される。ここで、PN発生器11はM系列
のものであり、一般にn段のDラッチからなり、nが大
きくなるとそれだけ長い周期のPN信号を発生するもの
である。そして、Dラッチに与える初期値が変わること
によって、異った(疑似ランダムな)PN信号が出力さ
れる。A/D変換器4から出力された前記ディジタル信
号と、PN発生器11から出力された前記PN信号はE
XOR回路5に入力されて、排他的論理和がとられる。
このEXOR回路5の出力信号はタイミング回路12よ
り与えられた同期信号と共に送信回路6で変調、増幅さ
れ、共用器17およびアンテナ7を介して送信される。
【0021】子機2では、親機1で排他的論理和をとら
れて送信された音声信号がアンテナ19および共用器3
3を介して受信回路20で受信復調される。受信回路2
0では同期信号がとりだされてタイミング回路29に入
力される。また、PN発生器28では前記暗号復号化回
路31で再生されたキーデータ(キーデータ発生器13
により発生されたキーデータと同一)に基づいてPN信
号が発生される。PN発生器28はPN発生器11と同
じものなので、ここで出力されるPN信号はPN発生器
11で出力されたものと同一になる。このPN発生器2
8から出力されたPN信号は、受信回路20で受信され
た音声信号と共にEXOR回路21に入力される。EX
OR回路21では、前記PN信号と前記音声信号の排他
的論理和がとられる。ここで、前記PN信号がPN発生
器28から出力されるとき、タイミング回路29により
与えられるタイミングが前記音声信号が送信されたとき
と同じタイミングとなるので、EXOR回路21で排他
的論理和をとることにより、前記A/D変換器4の出力
信号と同一音声信号が再生される。再生された音声信号
はD/A変換器22でアナログ信号に変換された後、受
話器23から音声として発生される。
【0022】次に、音声信号が子機2から親機1に送信
される場合について説明する。送話器24に音声が入力
されると、この送話器24から出力された音声信号はA
/D変換器25でディジタル信号に変換された後EXO
R回路26に入力される。EXOR回路26にはPN発
生器28から出力されたPN信号(前述のPN信号と同
じ)も入力されて、排他的論理和がとられる。そしてE
XOR回路26の出力信号は送信回路27で変調、増幅
等がなされて、共用器33およびアンテナ19を介して
送信される。
【0023】親機1では、子機2で排他的論理和をとら
れて送信された音声信号がアンテナ7および共用器17
を介して受信回路8で受信復調される。受信回路8から
出力された復調信号はEXOR回路9に入力される。E
XOR回路9にはPN発生器11から出力されたPN信
号(前述のPN信号と同じ)も入力されて、排他的論理
和がとられる。この排他的論理和により、前記A/D変
換器25の出力信号と同一音声信号が再生される。再生
された音声信号はD/A変換器10でアナログ信号に変
換された後、有線回線入出力回路3を介して有線回線に
送出される。
【0024】以上のようにして行なわれる親機1および
子機2の間のスクランブル/ディスクランブルの信号変
換過程を示したのが図2のタイミングチャートである。
図2において、送信側を親機1、受信側を子機2として
説明する。送信側アナログ音声信号は、有線回線を介し
て親機1に入力される信号である。送信側ディジタル信
号はA/D変換器4によりディジタル変換された信号で
ある。
【0025】送信側PN信号はPN発生器11の出力信
号である。そして、スクランブル信号はEXOR回路5
の出力信号であり、前記送信側ディジタル信号と前記送
信側PN信号との排他的論理和の結果である。一方受信
側においては、受信側PN信号はPN発生器28の出力
信号である。受信側ディジタル信号はEXOR回路21
の出力信号であり、前記送信側で送信されたスクランブ
ル信号と前記受信側PN信号との排他的論理和の結果で
ある。そして、受信側アナログ再生音声信号はD/A変
換器22によりアナログ変換された信号である。このよ
うに、送信側と受信側のPN信号が同一波形、同一タイ
ミングであり、排他的論理和を2度行うと元の信号に戻
るということから、本発明に係るスクランブル/ディス
クランブル処理が実現されている。
【0026】以上説明したように、ランダムに発生され
たキーデータに基づき疑似ランダム信号が発生され、こ
の疑似ランダム信号と音声信号を合成してスクランブル
信号とするため、盗聴のための解析は困難であり、仮に
解析されても次の通話においては異なるスクランブルが
かけられるため、結果として、従来に比べて通話の秘話
性を向上させることができる。なお、本発明において、
PN信号を定めるためのキーデータの発生は親機に限ら
れるものではなく、子機において発生されるようにして
もよい。また、通話中にキーデータを切り替え、PN信
号を変更するようにすれば盗聴者にとってスクランブル
解析がより困難となるため、秘話性が向上する。
【0027】さらに、本発明においては、子機より送信
されたスクランブル信号が親機にてディスクランブル処
理されずに有線回線に送出されるようにし、有線回線の
先の相手側においては親機にてスクランブル処理されず
に子機にスクランブル信号が送信されるようにしてもよ
い。これは、通話相手が無線通信装置を使用することが
わかっている場合には、親機にスクランブル/ディスク
ランブルのための回路が不用となるので、小型化が可能
となる。
【0028】本実施例においては、コードレス電話装置
を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるこ
とはなく、自動車電話装置、携帯電話装置、業務用連絡
無線装置等、無線回線を介して送信される音声信号に対
して秘話性を必要とするいかなる無線通信装置にも適用
されうる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも通信毎に異
なるデータに基づいて音声信号の暗号化及び復号化が行
なわれるので、第3者にとって前記暗号の解析は困難と
なり、秘話性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無線通信装置の構成を
説明するための図であり、コードレス電話装置を例にと
った場合の回路ブロック図である。
【図2】本発明の暗号化および復号化の信号変換過程を
示すためのタイミングチャート図である。
【図3】従来のコードレス電話装置の構成を示す回路ブ
ロック図である。
【符号の説明】
5,9,21,26……EXOR回路 6,27……送信回路 8,20……受信回路 11,28……PN発生器 13……キーデータ発生器 14……暗号化回路 31……暗号復号化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/00 N 7117−5K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の装置と、第1の装置と無線回線を
    介して接続される第2の装置とを有し、前記第1の装置
    と前記第2の装置は予め共通のパスワードを有している
    無線通信装置において、 前記第1の装置に設けられ、少なくとも通信毎に異なる
    データを発生するためのデータ発生手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータに基づいて所定の信号を発生するため
    の第1の信号発生手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記第1の信号発生手段に
    より発生された所定の信号と前記第1の装置に入力され
    た音声信号とを合成するための第1の信号合成手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータを前記パスワードにより暗号化するた
    めの暗号化手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記暗号化手段により暗号
    化されたデータおよび前記第1の信号合成手段により合
    成された合成信号を送信するための送信手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記送信手段により送信さ
    れた前記暗号化データおよび前記合成信号を受信するた
    めの受信手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記受信手段により受信さ
    れた前記暗号化データを前記パスワードにより復号化
    し、前記データ発生手段により発生されたデータを再生
    するための復号化手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記復号化手段により復号
    再生された前記データに基づいて前記第1の信号発生手
    段と同一の信号を発生するための第2の信号発生手段
    と、 前記第2の装置に設けられ、前記受信手段により受信さ
    れた前記合成信号と前記第2の信号発生手段により発生
    された信号とを合成し、前記音声信号を再生するための
    第2の信号合成手段とを具備したことを特徴とする無線
    通信装置。
  2. 【請求項2】 第1の装置と、第1の装置と無線回線を
    介して接続される第2の装置とを有し、前記第1の装置
    と前記第2の装置は予め共通のパスワードを有している
    無線通信装置において、 前記第1の装置に設けられ、少なくとも通信毎に異なる
    データを発生するためのデータ発生手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータを前記パスワードにより暗号化するた
    めの暗号化手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記暗号化手段により暗号
    化されたデータを送信するための第1の送信手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータに基づいて所定の信号を発生するため
    の第1の信号発生手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記第1の送信手段により
    送信された前記暗号化データを受信するための第2の受
    信手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記第2の受信手段により
    受信された前記暗号化データを前記パスワードにより復
    号化し、前記データ発生手段により発生されたデータを
    再生するための復号化手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記復号化手段により復号
    再生された前記データに基づいて前記第1の信号発生手
    段と同一の信号を発生するための第2の信号発生手段
    と、 前記第2の装置に設けられ、前記第2の信号発生手段に
    より発生された信号と前記第2の装置に入力された音声
    信号とを合成するための第2の信号合成手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記第2の信号合成手段に
    より合成された合成信号を送信するための第2の送信手
    段と、 前記第1の装置に設けられ、前記第2の送信手段により
    送信された前記合成信号を受信するための第1の受信手
    段と、 前記第1の装置に設けられ、前記第1の受信手段により
    受信された前記合成信号と前記第1の信号発生手段によ
    り発生された所定の信号とを合成し、前記音声信号を再
    生するための第1の信号合成手段とを具備したことを特
    徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 第1の装置と、第1の装置と無線回線お
    よび有線回線を介して接続される第2の装置とを有し、
    前記第1の装置と前記第2の装置は予め共通のパスワー
    ドを有している無線通信装置において、 前記第1の装置に設けられ、少なくとも通信毎に異なる
    データを発生するためのデータ発生手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータに基づいて所定の信号を発生するため
    の第1の信号発生手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記第1の信号発生手段に
    より発生された所定の信号と前記第1の装置に入力され
    た音声信号とを合成するための第1の信号合成手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータを前記パスワードにより暗号化するた
    めの暗号化手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記暗号化手段により暗号
    化されたデータおよび前記第1の信号合成手段により合
    成された合成信号を送信するための送信手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記送信手段により送信さ
    れた前記暗号化データおよび前記合成信号を受信するた
    めの受信手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記受信手段により受信さ
    れた前記暗号化データを前記パスワードにより復号化
    し、前記データ発生手段により発生されたデータを再生
    するための復号化手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記復号化手段により復号
    再生された前記データに基づいて前記第1の信号発生手
    段と同一の信号を発生するための第2の信号発生手段
    と、 前記第2の装置に設けられ、前記受信手段により受信さ
    れた前記合成信号と前記第2の信号発生手段により発生
    された信号とを合成し、前記音声信号を再生するための
    第2の信号合成手段とを具備したことを特徴とする無線
    通信装置。
  4. 【請求項4】 第1の装置と、第1の装置と無線回線お
    よび有線回線を介して接続される第2の装置とを有し、
    前記第1の装置と前記第2の装置は予め共通のパスワー
    ドを有している無線通信装置において、 前記第1の装置に設けられ、少なくとも通信毎に異なる
    データを発生するためのデータ発生手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータを前記パスワードにより暗号化するた
    めの暗号化手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記暗号化手段により暗号
    化されたデータを送信するための第1の送信手段と、 前記第1の装置に設けられ、前記データ発生手段により
    発生されたデータに基づいて所定の信号を発生するため
    の第1の信号発生手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記第1の送信手段により
    送信された前記暗号化データを受信するための第2の受
    信手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記第2の受信手段により
    受信された前記暗号化データを前記パスワードにより復
    号化し、前記データ発生手段により発生されたデータを
    再生するための復号化手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記復号化手段により復号
    再生された前記データに基づいて前記第1の信号発生手
    段と同一の信号を発生するための第2の信号発生手段
    と、 前記第2の装置に設けられ、前記第2の信号発生手段に
    より発生された信号と前記第2の装置に入力された音声
    信号とを合成するための第2の信号合成手段と、 前記第2の装置に設けられ、前記第2の信号合成手段に
    より合成された合成信号を送信するための第2の送信手
    段と、 前記第1の装置に設けられ、前記第2の送信手段により
    送信された前記合成信号を受信するための第1の受信手
    段と、 前記第1の装置に設けられ、前記第1の受信手段により
    受信された前記合成信号と前記第1の信号発生手段によ
    り発生された所定の信号とを合成し、前記音声信号を再
    生するための第1の信号合成手段とを具備したことを特
    徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記データ発生手段は1通信中に複数の
    異なるデータを発生することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の無線通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010081195A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Brother Ind Ltd 画像読取システム、画像読取装置、および画像読取プログラム

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JP2010081195A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Brother Ind Ltd 画像読取システム、画像読取装置、および画像読取プログラム
US8295482B2 (en) 2008-09-25 2012-10-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image scanning system, and image scanner and computer readable medium therefor

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