JPH0541698U - 切断加工装置の切断刃清浄機構 - Google Patents
切断加工装置の切断刃清浄機構Info
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- JPH0541698U JPH0541698U JP9399591U JP9399591U JPH0541698U JP H0541698 U JPH0541698 U JP H0541698U JP 9399591 U JP9399591 U JP 9399591U JP 9399591 U JP9399591 U JP 9399591U JP H0541698 U JPH0541698 U JP H0541698U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】異物の除去性能を高める。
【構成】平刃形の切断刃Mhを加工材料P上で昇降移動
させる切断加工装置Mに具備され切断刃Mhに付着した
異物Dを除去するものにおいて、切断刃Mhの上昇位置
に切断刃Mhの刃長方向に沿って架設された移動路2
と、弾性材で形成され切断刃Mhを両側から挟付ける払
拭部33を有して移動路2を走行する走行体3とを備え
た。
させる切断加工装置Mに具備され切断刃Mhに付着した
異物Dを除去するものにおいて、切断刃Mhの上昇位置
に切断刃Mhの刃長方向に沿って架設された移動路2
と、弾性材で形成され切断刃Mhを両側から挟付ける払
拭部33を有して移動路2を走行する走行体3とを備え
た。
Description
【0001】
本考案は、切断加工装置の切断刃清浄機構に関する。さらに詳しくは、平刃形 の切断刃を加工材料上で昇降移動させる切断加工装置に具備され切断刃に付着し た加工材料キリコ等の異物を除去する切断加工装置の切断刃清浄機構において、 異物の除去性能に係る改良に関する。
【0002】
従来、切断加工装置の切断刃清浄機構としては、例えば、昇降移動する切断刃 の昇降移動の途中位置に切断刃の両側に僅かに当触するような払拭部を固定的に 設置してなるものが知られている。
【0003】 この従来の切断加工装置の切断刃清浄機構は、昇降移動する切断刃が払拭部と 擦違う際に、切断刃に付着している異物を払拭部で掻落し又は掻上げるようにし て除去するものである。
【0004】 このような従来の切断加工装置の切断刃清浄機構では、切断刃と払拭部とが擦 違う構成が採られていることから、切断刃,払拭部の当触圧力を高めて異物の除 去性能を高くしようとすると、切断刃の昇降移動に対する抵抗が強くなり昇降性 能が阻害されるため、切断刃,払拭部の当触圧力を余り高くすることができず異 物の除去性能が低いという問題点を有している。
【0005】
本考案は、前述の問題点を考慮してなされたもので、異物の除去性能の高い切 断加工装置の切断刃清浄機構を提供することを課題とする。
【0006】
前述の課題を解決するため、本考案に係る切断加工装置の切断刃清浄機構は、 平刃形の切断刃を加工材料上で昇降移動させる切断加工装置に具備され切断刃に 付着した異物を除去する切断加工装置の切断刃清浄機構において、切断刃の上昇 位置に切断刃の刃長方向に沿って架設された移動路と、弾性材で形成され切断刃 を両側から挟付ける払拭部を有して移動路を走行する走行体とを備えたことを特 徴とする手段を採用する。
【0007】
前述の手段によると、切断刃が上昇した際に移動路に走行体を走行させること で、切断刃を両側から挟んだ払拭部を切断刃の刃長方向へ移動させ、弾性材で形 成され切断刃に高圧力で当触する払拭部で異物を効率的に掻取ることができる。 また、切断刃の昇降移動の際に走行体を切断刃から退避させることで、切断刃の 昇降移動の抵抗となることを避けることができる。このため、異物の除去性能の 高い切断加工装置の切断刃清浄機構を提供するという課題が解決される。
【0008】
以下、本考案に係る切断加工装置の切断刃清浄機構の実施例を図面に基づいて 説明する。
【0009】 この実施例では、セラミックグリーンシート等の比較的薄性の加工材料Pを複 数方向へ連続的に切断加工するに好適な切断加工装置Mに具備されたものを示し てある。
【0010】 この実施例が具備された切断加工装置Mは、基枠Maに固定されたパルスモー タMbと、基枠Maに支持されパルスモータMbによって水平回転移動される水 平回転移動部Mcと、水平回転移動部Mcに固定されたパルスモータMdと、水 平回転移動部Mcに支持されパルスモータMdによって水平直線移動される水平 直線移動部Meと、水平直線移動部Meに固定されたサーボモータMfと、水平 直線移動部Meに支持されサーボモータMfによって昇降移動される昇降移動部 Mgと、昇降移動部Mgの下端に取付けられた切断刃Mhとを備え、切断刃Mh を任意の方向へ一定ピッチで昇降移動させて加工材料Pを切断加工することがで きるようになっている。なお、切断刃Mhの近くには、切断刃Mh下での加工材 料Pの位置を検出して図示しないコントローラとの連係でパルスモータMb,M d,サーボモータMfを自動的に駆動,補正制御する検出機構Miが設けられて いる。
【0011】 さらに、この切断加工装置Mは、搬送フィルムMkを捲回した搬送フィルム繰 出しローラM1と搬送フィルムMkを巻取る搬送フィルム巻取りローラMmとを 切断刃Mhの下方に間隔を介して配置し、搬送フィルムMkに加工材料Pを載せ て連続的に切断刃Mh直下に移動供給するようになっている。
【0012】 さらに、この切断加工装置Mは、搬送フィルム繰出しローラM1,搬送フィル ム巻取りローラMmの間の搬送フィルムMkの下面に沿って配設された固定台M jの中央部の切断刃Mhの直下にまな板Mnを設置し、まな板Mnを昇降部Mo で昇降可能にし、まな板Mnの昇降で加工材料Pを一定の加工工作面に設定する ことができるようになっている。
【0013】 このような切断加工装置Mにおいて、前記切断刃MhはカッタホルダMpに取 付けられ、カッタホルダMpはボックス形のツールボックスMrに取付けられ、 ツールボックスMrは昇降移動部Mgの下端に取付けられている。なお、ツール ボックスMrには、カッタホルダMpに沿ってスライドし切断刃Mhを出没させ るストリッパMsが切断刃Mhを露出させる方向へ弾圧付勢するスプリングMt を有して設けられ、昇降移動部Mgには、ストリッパMsに対してスプリングM tの逆方向へ押圧力を付与するエア圧,オイル圧に応動型のシリンダロッドMu が設けられている。このため、シリンダロッドMuの押圧力を制御することによ り、加工材料Pに対するストリッパPの押圧力を調整することができると共に、 昇降移動の任意の位置で切断刃Mhを出没させることもできる。
【0014】 このような切断加工装置Mに対して、切断刃清浄機構Cは、前記水平直線移動 部Meに固定され前記昇降移動部Mgに沿って垂設された取付け部1に取付けら れた移動路2と、移動路2を走行する走行体3とで構成されている。
【0015】 移動路2は、切断刃Mhの上昇死点の位置に切断刃Mhの刃長方向に沿って配 設されたガイドシャフト21と、ガイドシャフト21の下方にガイドシャフト2 1と平行に配設された走行シャフト22とからなる。なお、これ等のガイドシャ フト21,走行シャフト22は、切断刃Mhの刃長よりも長く形成されている。
【0016】 走行体3は、ガイドシャフト21に嵌合してスライドするガイド筒31と、ガ イド筒31に吊持され走行シャフト22に嵌合して走行するロッドレスシリンダ 32と、ロッドレスシリンダ32に支持されて切断刃Mhを両側から挟付けるニ トリルゴム等の弾性材からなる払拭部33と、払拭部33の下方に支持された皿 形の異物受け34とからなる。
【0017】 このような実施例によると、切断刃清浄機構Cを機能させるには、切断刃Mh が上昇死点に到達した際に、シリンダロッドMuの押圧力を制御しストリッパP をスライドさせて切断刃Mhを露出させ、移動路2に走行体3を走行させること になる。走行体3が走行すると、切断刃Mhを両側から挟んだ払拭部33が切断 刃Mhの刃長方向へ移動し、弾性材で形成され切断刃Mhに高圧力で当触する払 拭部33で切断刃Mhに付着した異物Dを効率的に掻取ることができる。そして 、このように掻取られた異物Dは、払拭部33の下方の異物受け34内に収納さ れ加工材料P上には落下しないようになっている。また、切断刃Mhの昇降移動 の際には、切断刃Mhの刃長よりも長く形成されている移動路2を利用して、走 行体3を切断刃Mhから退避させることができ、切断刃清浄機構Cが切断刃Mh の昇降移動の抵抗となることを避けることができる。
【0018】 なお、前述の切断刃清浄機構Cの動作は走行体3の直線移動動作であり切断刃 Mhが上昇死点に到達した際に迅速に行うことができるため、切断刃清浄機構C の動作に対応して切断刃Mh(昇降移動部Mg)の昇降移動を駆動するサーボモ ータMfを一々停止する必要はない。又、この切断刃清浄機構Cは、切断刃Mh が上昇した際に必ず動作させなければならないものではなく、切断刃Mhの数回 の上昇に対して1回動作するように設定したり、切断刃Mhの異物Dの付着状態 を切断刃Mhの切味の低下による昇降移動の所要時間の変化から検出して自動的 に動作するように設定したりすることもでき、さらに走行体3を片道走行,往復 走行させる選択も可能である。
【0019】 以上、図示した実施例の外に、走行体3をスクリューネジ,モータ等により走 行駆動する実施例とすることも可能である。
【0020】
以上のように本考案に係る切断加工装置の切断刃清浄機構は、弾性材で形成さ れ切断刃に高圧力で当触する払拭部を切断刃の刃長方向へ走行移動させて異物を 効率的に掻取ることができ、切断刃の昇降移動の際に抵抗となることを避けるこ とができるため、異物の除去性能が高い効果がある。
【図1】本考案に係る切断加工装置の切断刃清浄機構の
実施例が具備された切断加工装置の全体を示す正面断面
図である。
実施例が具備された切断加工装置の全体を示す正面断面
図である。
【図2】図1の中央縦断断面図である。
【図3】図1の要部の拡大断面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】図3の動作状態を示す断面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
2 移動路 33 払拭部 3 走行体 Mh 切断刃 C 切断刃清浄機構 D 異物 M 切断加工装置 P 加工材料
Claims (1)
- 【請求項1】平刃形の切断刃を加工材料上で昇降移動さ
せる切断加工装置に具備され切断刃に付着した異物を除
去する切断加工装置の切断刃清浄機構において、切断刃
の上昇位置に切断刃の刃長方向に沿って架設された移動
路と、弾性材で形成され切断刃を両側から挟付ける払拭
部を有して移動路を走行する走行体とを備えたことを特
徴とする切断加工装置の切断刃清浄機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991093995U JPH08159Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 切断加工装置の切断刃清浄機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991093995U JPH08159Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 切断加工装置の切断刃清浄機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541698U true JPH0541698U (ja) | 1993-06-08 |
JPH08159Y2 JPH08159Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=14097987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991093995U Expired - Lifetime JPH08159Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 切断加工装置の切断刃清浄機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08159Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10349980B2 (en) | 2009-08-27 | 2019-07-16 | The Foundry, Llc | Method and apparatus for altering biomechanics of the shoulder |
US9278004B2 (en) | 2009-08-27 | 2016-03-08 | Cotera, Inc. | Method and apparatus for altering biomechanics of the articular joints |
US9468466B1 (en) | 2012-08-24 | 2016-10-18 | Cotera, Inc. | Method and apparatus for altering biomechanics of the spine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240746A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-21 | Nec Corp | 半導体装置 |
JPS63288697A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-25 | 株式会社 堀鐵工所 | 布テ−プ切断装置 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP1991093995U patent/JPH08159Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240746A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-21 | Nec Corp | 半導体装置 |
JPS63288697A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-25 | 株式会社 堀鐵工所 | 布テ−プ切断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08159Y2 (ja) | 1996-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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