JPH0541437A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0541437A
JPH0541437A JP3309204A JP30920491A JPH0541437A JP H0541437 A JPH0541437 A JP H0541437A JP 3309204 A JP3309204 A JP 3309204A JP 30920491 A JP30920491 A JP 30920491A JP H0541437 A JPH0541437 A JP H0541437A
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JP
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test circuit
measuring
gates
gate
equation
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JP3309204A
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Akihiko Ebina
昭彦 蝦名
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • G01R31/27Testing of devices without physical removal from the circuit of which they form part, e.g. compensating for effects surrounding elements

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置に使用されるMOSFETの代表
的な特性データを電気的な手法により自己整合性よく測
定することができる試験回路を備えた半導体装置を提供
すること。 【構成】 半導体基板の表面に設けられた素子特性評価
用の試験回路である。前記試験回路は、ゲート42a,
42bの幅が等しく長さの異なる少なくとも2個のMO
S型電界効果トランジスタ40a,40bと、前記各ゲ
ート42a,42bの両端に設けられ試験回路を測定す
る際のプローブが接触する測定電極50,52a,52
bとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素子特性評価用の試験
回路が設けられた半導体装置、特に前記試験回路部分の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路上には種々の素子が集積されて
おり、このような素子として、MOS型電界効果トラン
ジスタ(以下、MOSFETと記す)を用いる場合が多
い。このような集積回路では、MOSFETの素子特性
を正確に把握する必要がある。このため、半導体装置、
特に集積回路の製造にあたっては、ウエハ等の半導体基
板上に、本来の集積回路とは別に集積回路を構成する素
子の特性を単独で測定するための試験回路が設けられる
ことが多い。
【0003】本来、MOSFETの特性評価試験は、素
子の電気特性を評価するために行うものであるため、そ
の測定を全て電気的に行い、自己整合性のとれた特性デ
ータを得ることが好ましい。
【0004】しかし、従来の試験回路では、実効チャネ
ル長や,実効チャネル長を制御するのに有用なゲート長
などの主要な特性データの全てを、電気的に測定するこ
とができなかった。例えば、ゲート長等の測定は、測定
原理の全く異なる光学的測定に頼らざるを得ないという
問題があった。このため、得られるデータの自己整合性
が十分でなく、しかもその測定を迅速に行うことができ
ないという問題があった。
【0005】また、従来の試験回路では、MOSFET
の各特性を簡単な試験回路で正確に測定することが難し
く、例えば実効チャネル長の測定と、シート抵抗の測定
にそれぞれ別の試験回路を必要とするため、ウエハ上に
おける試験回路の占有面積が大きくなってしまうという
問題があった。
【0006】図6には、MOSFETの実効チャネル長
測定用の試験回路100の一例が示されている。MOS
FETにおいて、その実効チャネル長は、閾値電圧と並
ぶ重要度を持つためこれを正確に測定する必要がある。
【0007】このため、従来の実効チャネル長用試験回
路100は、ゲート12a,12bの幅Wが等しく長さ
Lの異なる2個以上のMOSFET10a,10bを含
む。そして、これら複数のMOSFET10a,10b
のゲート・ソース・ドレインは、それぞれコンタクトホ
ール14を介して対応する金属配線および測定電極1
6,18,20a,20bにそれぞれ接続される。
【0008】コンピュータ制御された図示しない測定器
は、試験回路100の各測定電極16,18,20a,
20bにそれぞれプローブを接触させる。そして、各M
OSFET10a,10bのゲートに所定の電圧を印加
した際、例えばソース,ドレイン間の電流を測定し、各
MOSFET10a,10bの電流−印加電圧特性から
実効チャネル長を計算している。
【0009】図7には、MOSFETのシート抵抗を測
定するための試験回路110が示されている。MOSF
ETのゲート12は、ポリシリコン等のように抵抗素子
と同じ材質を使用することが多い。従って、MOSFE
Tのゲート部分の抵抗値を、寄生抵抗の影響を排除し
て、シート抵抗(寸法で正規化された抵抗値)として測
定することが必要となる。このため、従来のシート抵抗
測定用の試験回路110は、シート抵抗測定用素子22
を含む。このシート抵抗測定素子22には、コンタクト
ホール14を介して4個の測定電極24,26,28,
30が接続されている。そして、コンピュータ制御され
た図示しない測定器は、そのプローブを、各測定電極2
4,26,28,30に接触させ、測定素子22のシー
ト抵抗を測定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、試験回路
100,110を用いることにより、集積回路を構成す
るMOSFETの実効チャネル長や、シート抵抗等を電
気的に測定し、例えば試作品の評価等に活用することが
できる。
【0011】ところが、このような試験回路100,1
10は、試作品の評価にだけではなく、量産品の品質管
理にも活用される。この場合には、MOSFETの実効
チャネル長を制御するために必要なゲート長や、ゲート
長と実効チャネル長の差、即ちソース、ドレインの横方
向拡散距離等のデータも測定する必要がある。
【0012】しかし、従来の試験回路100,110で
は、このようなデータを電気的な測定からでは求めるこ
とができなかった。このため、例えばゲート長等の測定
は、レーザ等を用いた光学的な手法に基づく測定に頼ら
ざるを得ないという問題があった。
【0013】特に、このような光学的な測定は、試験回
路100の製造途中において、ゲート12の領域が露出
している時点が行なわなければならず、前記電気的な測
定とは全く異なる条件下で行なわれる。しかも、電気的
測定とは全く原理の異質な光学的測定によって求められ
たゲート長は、電気的測定によって求められた実効チャ
ネル長やシート抵抗の値との整合性が十分でないため、
MOSFET評価用のデータとしての信頼性が十分でな
かった。
【0014】また、前述した試験回路を、量産品の品質
管理にも適用することを考慮すること、集積回路本体の
高集積化の妨げにならないよう試験回路の占有面積を小
さくし、しかも数の限られた測定用プローブを効率的に
使用できるよう、試験回路の測定電極の数を少なくする
ことが求められる。
【0015】しかし、従来の技術では、実効チャネル
長,シート抵抗等という代表的なデータの測定に、図
6,図7のような2種類の試験回路100,110を必
要とする。このため、半導体基板上に占める試験回路の
占有面積が大きくなってしまい、しかも使用する測定電
極の数も多くなってしまうという問題があった。
【0016】特に、シート抵抗測定用の試験回路110
は、図7に示すよう、その面積が大きく、使用する電極
数も多いという問題があった。
【0017】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的は、半導体装置に使用され
るMOSFETの代表的な特性データを電気的な手法に
より自己整合性よく測定することができる試験回路を備
えた半導体装置を提供することにある。
【0018】また本発明の他の目的は、半導体基板上に
占める占有面積が小さく、かつ使用する測定電極数の少
ない試験回路を備えた半導体装置を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、半導体基板の表面に設けられた素子特性
評価用の試験回路を含み、前記試験回路は、ゲートの幅
が等しく長さの異なる少なくとも2個のMOS型電界効
果トランジスタと、前記各ゲートの両端に設けられ、試
験回路を測定する際のプローブが接触するゲート用測定
電極と、を含むことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、半導体基板の表面に設け
られた素子特性評価用の試験回路を含み、前記試験回路
は、ゲートの幅が等しく長さの異なる少なくとも2個の
MOS型電界効果トランジスタと、前記各ゲートと同じ
材質で、かつ前記ゲートと幅及び長さの同じ複数の抵抗
器と、前記各抵抗器の両端に設けられ、試験回路を測定
する際のプローブが接触する抵抗用測定電極と、を含む
ことを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明の試験回路によれば、半導体装置に使用
されるMOSFETの代表的な全ての特性データを、電
気的な手法により自己整合性よく測定することができ
る。
【0022】さらに、本発明によれば、半導体基板上に
占める試験回路の占有面積を小さくでき、しかも試験回
路の測定電極数を少なくできるため、回路の集積度が高
い半導体装置を得ることができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づき
詳細に説明する。
【0024】図1には、本発明に係る半導体装置の好適
な実施例が示されている。同図(A)に示すよう、実施
例の半導体装置は、半導体基板としてのウエハ200
と、そのウエハ200上に形成された多数の集積回路2
10とを含む。そして、同図(B)に示すよう、前記各
集積回路210の半導体基板上には、本来の集積回路と
は別に、素子特性評価用の試験回路220が設けられて
いる。なお、この試験回路220は、必要に応じこれ以
外の箇所、例えば各集積回路間の隙間部分に設けてもよ
い。
【0025】図2には、試験回路220に含まれるMO
SFET評価用の試験回路が示されている。この試験回
路200は、集積回路210を構成する主要な素子であ
るMOSFETの各特性を電気的に特定できるように形
成されたものである。このため、この試験回路200
は、ゲート42の幅Wが等しく長さLの異なるn個(n
は2以上の整数)のMOSFET40を含むよう形成さ
れている。なお、図面上では説明を簡単にするため、2
個のMOSFET40a,40bを設けた場合を図示す
る。
【0026】前記各MOSFET40a,40bは、こ
のゲート42a,42bの一端側が、コンタクトホール
44を介して共通の金属配線兼測定電極50に接続さ
れ、ゲート42a,42bの他端側が、コンタクトホー
ル44を介しそれぞれ対応する金属配線兼測定電極52
a,52bに接続されている。
【0027】また、各MOSFET42a,42bのソ
ースは、コンタクトホール44を介して共通の金属配線
兼測定電極54に接続され、MOSFET40a,40
bのドレインはコンタクトホール40を介して対応する
金属配線兼測定電極56a,56bに接続されている。
【0028】図4には、前記試験回路220を用いてM
OSFETの特性試験を行なうための測定器の一例が示
されている。実施例の測定器は、電圧印加および電流測
定回路70と、リレーマトリックス72と、複数本のウ
エハプローブ74と、コンピュータ76とを含む。
【0029】前記複数のウエハプローブ74は、図2に
示す試験回路の各測定電極50,52a,52b,5
4,56a,56bにそれぞれ接触するように構成され
ている。
【0030】前記電圧印加および電流測定回路70は、
リレーマトリックス72を介して対応するウエハプロー
ブ74に電圧を印加し、その際、各MOSFET40
a,40bに流れる電流や電圧をウエハプローブ74,
リレーマトリックス72を介し測定するよう形成されて
いる。
【0031】コンピュータ76は、この測定により得ら
れる各MOSFET42a,42bの電圧ー電流特性か
ら、MOSFET42a,42bの各特性、例えば実効
チャネル長,シート抵抗,ゲート長等を電気的に自己整
合性よく演算する。
【0032】次に、各MOSFET40a,40bの特
性評価試験を行なう場合を、ゲート長を測定する場合
と、実行チャネル長を測定する測定する場合を例にとり
説明する。
【0033】まず、試験回路の各MOSFET40a,
40bの実際のゲート長LG を測定する場合を説明す
る。
【0034】各ゲート42a,42bの設計寸法をL
drawn 、実際の寸法をLG 、パターン変換差(Ldrawn
とLG との差)をdLとすると、これらの間には次式で
示す関係が成立する。
【0035】
【数1】
【0036】設計寸法Ldrawn は、既に判明しているた
め、前記パターン変換差dLを求めることにより、実際
のゲート寸法LG を求めることができる。
【0037】このため、まず、共通測定電極50と、各
MOSFET40a,40bに対応した測定電極52
a,52bと間に所定の電圧を印加する。このときの印
加電圧と、各ゲート42a,42bに流れる電流とか
ら、各ゲート42a,42bの抵抗値Rをそれぞれ求め
る。
【0038】各ゲート42a,42bの抵抗値Rは、ゲ
ート42a,42bの設計寸法Ldrawn と、パターン変
換差dLと、実効チャネル幅Weff と,シート抵抗ρO
とを用いて次式で表わされる。
【0039】
【数2】
【0040】この式の逆数を採ると、次のように表わさ
れる。
【0041】
【数3】
【0042】前記x,z,p,qを次式で示すように定
義する。
【0043】
【数4】
【0044】この定義式を用いると、前記数式3は、次
式で現わされる。
【0045】
【数5】
【0046】ここにおいて、試験回路にn個のMOSF
ET40が設けられると想定する。そして、各MOSF
ET40のゲート42の設計寸法Ldrawn を、それぞれ
1,x2 …xi ,…xn と定義し、各ゲート42の抵
抗の逆数をZ1 ,Z2 …Zi,…Zn と定義する。
【0047】これにより、前記数式5の両辺の差、即ち
統計的な誤差の二乗の和Sは、次式で表される。
【0048】
【数6】
【0049】数式6をp,qで微分した式を=0とおい
て得られる連立方程式をp,qについて解くことによ
り、前記数式6のSを最小にするp,qを求めると、次
のようになる。
【0050】
【数7】
【0051】したがって、このようにして求めたp,q
と、各ゲートの設計寸法Ldrawn とから、次式から各M
OSFET40a,40bの実際のゲート長LG をそれ
ぞれ個別に求めることができる。
【0052】
【数8】
【0053】このようにして、本実施例によれば、従来
光学的な手法によって測定したゲートの実際の寸法LG
を、電気的に測定することができる。
【0054】さらに、本実施例によれば、ゲート長LG
を測定する計算の途中で、前記数式4のPの定義式を用
いてシート抵抗ρO を計算で求めることができる。この
ため、従来のように面積の大きなシート抵抗測定素子を
設ける必要がなくなり、その分、試験回路の占有面積を
縮小し、且つ使用する端子数を減少させることができ、
ウエハ200上における回路210の集積度を高めるこ
とが可能となる。
【0055】次に、各MOSFET40a,40bの実
効チャネル長Leff を測定する場合を説明する。
【0056】この場合には、各測定電極50,54,5
6a,56bを用い、ゲート、ソース間に所定の電圧V
GSを印加し、ドレイン・ソース間の電圧VDSと、ドレイ
ン・ソース電流IDSを測定する。このとき、ゲート電圧
を変化させ、前記電圧VGS,IDSを複数の点で測定する
と、図5に示すような特性曲線が得られる。通常、この
特性曲線は、次式で近似される。
【0057】
【数9】
【0058】ここにおいて、β0 ,θ,VTHは各MOS
FET40a,40b固有の定数である。したがって、
各MOSFET40a,40b毎に、図5に示すような
データを測定し、これを数式9に代入し所定の演算を行
うことで、前記3つの定数を各MOSFET40a,4
0bごとに求めることができる。なおθは、図5に示す
特性曲線の曲がりかたの程度を表わすパラメータであ
り、VTHは閾値、であり、β0 は次式で表す値であるこ
とが知られている。
【0059】
【数10】
【0060】ここにおいて、μ0 は電子の移動度、Cox
はゲート容量,Weff は実効チャネル幅をそれぞれ表わ
す。
【0061】ところで、各ゲート42a,42bのゲー
ト長LG は、前述したように求められる。従って、各M
OSFET40a,40bのゲート長LG と、実効チャ
ネル長Leff との間の差をΔLとすると、両者の間には
次式で示す関係が成立する。
【0062】
【数11】
【0063】したがって、数式11に、数式10を代入
し、その逆数を採ると次式となる。
【0064】
【数12】
【0065】前記各式を簡単に表記するためにy,a,
bを次のように定義する。
【0066】
【数13】
【0067】これにより、前記数式12は、次のように
表わされる。
【0068】
【数14】
【0069】ここにおいて、試験回路にn個のMOSF
ET40が存在し、かつ、各MOSFET40の各ゲー
ト長が、前記測定動作により、既に次式で示すように求
められていると場合を想定する。
【0070】
【数15】
【0071】前記数式14の両辺の差、すなわち統計的
な誤差の二乗和Sは、次式で表される。
【0072】
【数16】
【0073】この式のSが最初となるようにa,bを求
める。このようなa,bは、前述のLG の計算と同様に
いわゆる最小二乗法によって求められ、その値は次式で
表わされる。
【0074】
【数17】
【0075】したがって、前記数式13のa,bの定義
式から、ΔLを逆算すると次のようになる。
【0076】
【数18】
【0077】したがって、このようにして求めたΔL
と、前記測定で求めた実際のゲート長LG とから、各M
OSFET40の実効チャネル長Leff を次式で求める
ことができる。
【0078】
【数19】
【0079】このようにして、本発明によれば、MOS
FET40の基本的な特性データであるゲート長LG
実効チャネル長Leff 、ソース、ドレインの横方向拡散
距離、等を電気的に、且つ、共通な試験回路を用いて測
定することができる。このため、素子の特性評価を行う
上で好適な自己整合性のよい特性データを正確に且つ迅
速に求めることができる。
【0080】図3には、前記試験回路の他の実施例が示
されている。なお、図2に示す回路と対応する部材には
同一符号を付しその説明は省略する。
【0081】実施例の試験回路では、各MOSFET4
0a,40bのゲート42a,42bの一端側にのみ測
定電極50を接続している。
【0082】さらに、実施例の試験回路は、前記各MO
SFET40a,40bの各ゲート42a,42bとそ
れぞれ等しい長さおよび幅を有する複数の抵抗器62
a,62bを含む。
【0083】これら抵抗器62a,62bは、前記ゲー
ト42a,42bと同じ材料を用いて形成されている。
【0084】そして、各抵抗器62a,62bの一端側
が、コンタクトホール44を介し共通の測定電極54に
接続され、他端側はそれぞれ対応した測定電極52a,
52bに接続されている。
【0085】以上の構成とすることにより、各MOSF
ET40a,40bの実際のゲート長LG は、各ゲート
42a,42bと対応して設けられた抵抗器62a,6
2bを用いて、前記実施例と同様にして求められる。
【0086】さらに、各MOSFET40a,40bの
実効チャネル長は、MOSFET40a,40bの各電
極50,54,56a,56bを用いて、前記実施例と
同様にして求められる。
【0087】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可
能である。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体装置に使用されるMOSFETの代表的な全ての
特性データを電気的な手法により自己整合性よく測定す
ることができる試験回路を得ることができる。
【0089】さらに、本発明によれば、半導体基板上に
占める試験回路の占有面積を小さくでき、しかも試験回
路の測定電極数を少なくできるため、回路の集積度が高
い半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体装置の概略説明図である。
【図2】 本実施例の試験回路の要部を示す回路図であ
る。
【図3】 他の実施例の試験回路の要部を示す回路図で
ある。
【図4】 前記試験回路用の測定器のブロック図であ
る。
【図5】 MOSFETの電圧−電流特性図である。
【図6】 従来の試験回路の一部を示す回路図である。
【図7】 従来の試験回路の他の一部を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
40a,40b MOSFET 42a,42b ゲート 50,52a,52b 測定電極 62a,62b 抵抗器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面に設けられた素子特性
    評価用の試験回路を含み、 前記試験回路は、 ゲートの幅が等しく長さの異なる少なくとも2個のMO
    S型電界効果トランジスタと、 前記各ゲートの両端に設けられ、試験回路を測定する際
    のプローブが接触するゲート用測定電極と、 を含むことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の表面に設けられた素子特性
    評価用の試験回路を含み、 前記試験回路は、 ゲートの幅が等しく長さの異なる少なくとも2個のMO
    S型電界効果トランジスタと、 前記各ゲートと同じ材料で、かつ前記ゲートと幅及び長
    さの同じ複数の抵抗器と、 前記各抵抗器の両端に設けられ、試験回路を測定する際
    のプローブが接触する抵抗用測定電極と、 を含むことを特徴とする半導体装置。
JP3309204A 1990-11-28 1991-11-25 半導体装置 Pending JPH0541437A (ja)

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JP32804590 1990-11-28
JP2-328045 1990-11-28

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JP (1) JPH0541437A (ja)
KR (1) KR920010813A (ja)

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