JPH0541258Y2 - - Google Patents

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JPH0541258Y2
JPH0541258Y2 JP3255989U JP3255989U JPH0541258Y2 JP H0541258 Y2 JPH0541258 Y2 JP H0541258Y2 JP 3255989 U JP3255989 U JP 3255989U JP 3255989 U JP3255989 U JP 3255989U JP H0541258 Y2 JPH0541258 Y2 JP H0541258Y2
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fuel
fuel pump
tank
pump
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、インタンク式燃料ポンプに関し、特
に燃料吸込口に接続されるフイルタの支持装置に
関する。
〈従来の技術〉 この種のインタンク式燃料ポンプとして、従
来、第2図に示すようなものがある(実開昭62−
165125号公報参照)。
図において、燃料タンクの頂壁1の開口を覆う
ように取り付けられるアツパプレート2に支持部
材としての略L字形状のブラケツト3を垂架さ
せ、このブラケツト3の水平部3aに電動式の燃
料ポンプ4を吸振部材としてのラバー5を介して
ポンプ4本体底部のポンプヘツド6を支えるよう
にしている。ポンプヘツド6に形成された吸込口
7は下向き開口し、その吸込口7の管部(図示せ
ず)には、フイルタ8の接続管部8aが嵌合接続
されている。又、燃料ポンプ4本体上部に接続さ
れた燃料圧送用のパイプ9はアツパプレート2を
貫通して図示しないエンジンへの燃料供給部に接
続されている。
このようなインタンク式燃料ポンプにおいて、
前記フイルタ8は、その接続管部8aが吸込口7
の管部に嵌合されているだけであるから、回転方
向の位置決めができないと共に、脱落する虞があ
る。このため、従来では、次のような位置決め・
脱落防止構造が採用されている。
即ち、フイルタ8の接続管部8aに孔が形成さ
れた鍔部10を設けると共に、ポンプヘツド6に
ピン11を取り付ける。そして、このピン11に
前記鍔部10の孔を挿通した後、ピン11の端部
にリング状のストツパ12を圧入して鍔部10を
止めるようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来のフイルタ脱落
構造では、ストツパ12という別部品が必要とな
るため、部品数の増大を来すと共に、このストツ
パ12をピン11に圧入する工程が必要となるた
め、組立工数の増大を来し、製造コストの増大を
招くという問題点があつた。
そこで、本考案は以上のような従来の問題点に
鑑み、部品数の低減並びに組立工数の削減を図つ
たフイルタ脱落構造を有するインタンク式燃料ポ
ンプのフイルタ取付装置を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案のインタンク式燃料ポンプの
フイルタ取付装置は、燃料タンク内に設けられた
燃料ポンプの本体底部に形成された燃料吸込口に
フイルタを備えてなるインタンク式燃料ポンプに
おいて、前記燃料吸込口の管部にフイルタの接続
管部を嵌合し、該接続管部に設けたリング部を前
記本体底部の外面に突出形成された凸部に嵌挿す
る一方、上端部が燃料タンク頂壁に固定され、下
端部が燃料ポンプ底部を支持する支持部材を設
け、該支持部材の下端部と本体底部との間に介在
される吸振部材により前記リング部を下側から押
さえるようにした構成とする。
〈作用〉 かかる構成において、リング部を凸部に嵌挿支
持させることにより、フイルタの回転方向の位置
決めを行えると共に、リング部をラバーにより下
側から押さえるようにしているため、フイルタの
脱落が防止される。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
尚、第1図において、第2図と同一要素のもの
には同一符号を付して説明を簡単にする。
図において、アツパプレート2に支持部材とし
ての略L字形状のブラケツト3を垂架させ、この
ブラケツト3の水平部3aに燃料ポンプ4を吸振
部材としてのラバー5を介してポンプ4本体底部
のポンプヘツド6を支持させるようにし、ポンプ
ヘツド6に形成された吸込口7は管部に、フイル
タ8の接続管部8aが嵌合接続されている構成は
従来と同様である。
ここで、フイルタ8の回転方向位置決め・脱落
防止構造は次のように構成されている。
フイルタ8の接続管部8aには、その鉛直部分
の外周面から水平方向に延びるリング部13が一
体に成形されている。このリング部13は、前記
ポンプヘツド6の外面に突出形成された凸部即
ち、本実施例においては、ポンプ4の電動機にお
ける固定シヤフトの圧入孔が形成された凸部6a
に嵌挿される。そして、リング部13は、前記ブ
ラケツト3の水平部3aとポンプヘツド6との間
に介在されるラバー5により下側から押さえられ
るようになつている。
かかる構成によると、リング部13を凸部6a
に嵌挿支持させることにより、フイルタ8の回転
方向の位置決めを行えると共に、リング部13を
ラバー5により下側から押さえるようにしている
ため、フイルタ8の脱落が防止される。
この結果、従来のストツパという別部品が不要
となるため、部品数の低減を図れると共に、この
ストツパをピンに圧入する工程が不要となるた
め、組立工数の削減を図れ、製造コストの低減を
図ることが可能となる。
尚、本実施例においては、ポンプ4の電動機に
おける固定シヤフトの圧入孔が形成された凸部6
aを利用するようにしたから、凸部を別途ポンプ
4本体底部に設ける必要がなく、製作性の向上を
図ることができるという利点がある。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案に係るインタンク
式燃料ポンプのフイルタ支持装置によると、燃料
吸込口の管部に嵌合されるフイルタの接続管部に
リング部を設け、該リング部を燃料ポンプ本体底
部の外面に突出形成された凸部に嵌挿すると共
に、ポンプ本体の支持部材の下端部と本体底部と
の間に介在される吸振部材により前記リング部を
下側から押さえるようにしたから、フイルタの回
転方向の位置決めとフイルタの脱落とを行う機構
の部品数の低減と組立工数の削減を図れ、製造コ
ストの低減を図ることが可能となる実用的効果大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るインタンク式燃料ポンプ
のフイルタ支持装置の一実施例を示す図で、aは
正面図、bはa中A矢視図、第2図は従来のフイ
ルタ支持装置の一例を示す図で、aは正面図、b
はa中A矢視図である。 2……アツパプレート、3……ブラケツト、4
……燃料ポンプ、5……ラバー、6……ポンプヘ
ツド、6a……凸部、7……吸込口、8……フイ
ルタ、8a……接続管部、13……リング部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンク内に設けられた燃料ポンプの本体底
    部に形成された燃料吸込口にフイルタを備えてな
    りインタンク式燃料ポンプにおいて、前記燃料吸
    込口の管部にフイルタの接続管部を嵌合し、該接
    続管部に設けたリング部を前記本体底部の外面に
    突出形成された凸部に嵌挿する一方、上端部が燃
    料タンク頂壁に固定され、下端部が燃料ポンプ底
    部を支持する支持部材を設け、該支持部材の下端
    部と本体底部との間に介在される吸振部材により
    前記リング部を下側から押さえるようにしたこと
    を特徴とするインタンク式燃料ポンプのフイルタ
    支持装置。
JP3255989U 1989-03-24 1989-03-24 Expired - Lifetime JPH0541258Y2 (ja)

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JP3255989U JPH0541258Y2 (ja) 1989-03-24 1989-03-24

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JPH02124258U JPH02124258U (ja) 1990-10-12
JPH0541258Y2 true JPH0541258Y2 (ja) 1993-10-19

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