JPH0541229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0541229Y2 JPH0541229Y2 JP1985183722U JP18372285U JPH0541229Y2 JP H0541229 Y2 JPH0541229 Y2 JP H0541229Y2 JP 1985183722 U JP1985183722 U JP 1985183722U JP 18372285 U JP18372285 U JP 18372285U JP H0541229 Y2 JPH0541229 Y2 JP H0541229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shroud
- side member
- heat exchanger
- mounting
- locking hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、熱交換器コアに取付けられる送風案
内用のシユラウドに係り、該シユラウドとサイド
メンバーとの取付け構造に関する。
内用のシユラウドに係り、該シユラウドとサイド
メンバーとの取付け構造に関する。
従来、広く知られているシユラウドは金属板を
漏斗等の形状にし、中心に筒状部を設ける。そし
て、該筒状部の中心に適宜な取付け部材を介して
モータが設けられると共に、該モータの軸端に送
風用フアンが連結されている。又、このシユラウ
ドは溶接等により突設された複数のステー5を、
第6図の如くボルト10その他を用いてサイドメ
ンバー1に固定していた。そのため、取付け構造
部に比較的部品点数が多くなり、組立作業性が悪
かつた。又、シユラウドが金属板からなり、且つ
部品点数が多い分だけ熱交換器の重量が大となる
欠点があつた。
漏斗等の形状にし、中心に筒状部を設ける。そし
て、該筒状部の中心に適宜な取付け部材を介して
モータが設けられると共に、該モータの軸端に送
風用フアンが連結されている。又、このシユラウ
ドは溶接等により突設された複数のステー5を、
第6図の如くボルト10その他を用いてサイドメ
ンバー1に固定していた。そのため、取付け構造
部に比較的部品点数が多くなり、組立作業性が悪
かつた。又、シユラウドが金属板からなり、且つ
部品点数が多い分だけ熱交換器の重量が大となる
欠点があつた。
またボルト及びナツトを用いる代わりにシユラ
ウドとサイドメンバーとに夫々係合部材及び係止
部材を取付けたものとして、実開昭57−107916号
公報記載のラジエータ用シユラウドが存在した。
このシユラウドは合成樹脂材からなり、中心を開
口して全体をほぼ四角錘の筒状に形成すると共
に、その周縁にフランジ部を設ける。そして、そ
のフランジ部に直交する方向に一対のフツク状突
起体を対向して設ける。また、サイドメンバーの
側面であつて、熱交換器コアの平面に平行な面に
矩形孔が形成されている。この従来例は、金属板
からなるサイドメンバーの板厚が一般に薄いの
で、フツク状係止部分の首を長く延ばすことがで
きない。すると、係止部の弾性変形部分に無理が
かかり、振動等により外れやすく信頼性に欠ける
欠点がある。また係止部に外力が加わつた時、そ
の強度を保つための充分なる断面積が取りにくい
欠点があつた。
ウドとサイドメンバーとに夫々係合部材及び係止
部材を取付けたものとして、実開昭57−107916号
公報記載のラジエータ用シユラウドが存在した。
このシユラウドは合成樹脂材からなり、中心を開
口して全体をほぼ四角錘の筒状に形成すると共
に、その周縁にフランジ部を設ける。そして、そ
のフランジ部に直交する方向に一対のフツク状突
起体を対向して設ける。また、サイドメンバーの
側面であつて、熱交換器コアの平面に平行な面に
矩形孔が形成されている。この従来例は、金属板
からなるサイドメンバーの板厚が一般に薄いの
で、フツク状係止部分の首を長く延ばすことがで
きない。すると、係止部の弾性変形部分に無理が
かかり、振動等により外れやすく信頼性に欠ける
欠点がある。また係止部に外力が加わつた時、そ
の強度を保つための充分なる断面積が取りにくい
欠点があつた。
そこで本考案はシユラウドとサイドメンバーと
を殆どワンタツチで係合できると共に、その係合
部の信頼性を向上させたものを提供することを目
的とし、その目的達成のために次の構成をとる。
即ち、熱交換器コアの両側面に固定され、細長い
金属板の一部を折り曲げ形成してなる一対のサイ
ドメンバー1と、夫々の前記サイドメンバー1の
幅方向端縁に同方向へ平板状に突設された複数の
取付け部2と、該取付け部2に穿設された係止孔
3と、合成樹脂製のシユラウド本体4の外周に一
体的に且つ前記サイドメンバー1の前記幅方向に
突設され、前記取付け部2の両面を挟持するよう
に断面略U字状に形成された弾性を有する二叉部
6と、該二叉部6の内面で且つその付け根より充
分離れた位置に突設され、前記係止孔3に係合す
る係合部7とを具備するものである。
を殆どワンタツチで係合できると共に、その係合
部の信頼性を向上させたものを提供することを目
的とし、その目的達成のために次の構成をとる。
即ち、熱交換器コアの両側面に固定され、細長い
金属板の一部を折り曲げ形成してなる一対のサイ
ドメンバー1と、夫々の前記サイドメンバー1の
幅方向端縁に同方向へ平板状に突設された複数の
取付け部2と、該取付け部2に穿設された係止孔
3と、合成樹脂製のシユラウド本体4の外周に一
体的に且つ前記サイドメンバー1の前記幅方向に
突設され、前記取付け部2の両面を挟持するよう
に断面略U字状に形成された弾性を有する二叉部
6と、該二叉部6の内面で且つその付け根より充
分離れた位置に突設され、前記係止孔3に係合す
る係合部7とを具備するものである。
従つて、本考案のシユラウド取付け構造によれ
ば第2図か明らかな如く取付け部2に係止される
係合部7は、二叉部6において充分弾性変形が可
能であり、無理なく確実に係止される。それと共
に、ステー5とサイドメンバー1との間に加わる
外力に対して、係合部7の断面積を充分大きくと
ることができ、信頼性の高い取付け構造となり得
る。
ば第2図か明らかな如く取付け部2に係止される
係合部7は、二叉部6において充分弾性変形が可
能であり、無理なく確実に係止される。それと共
に、ステー5とサイドメンバー1との間に加わる
外力に対して、係合部7の断面積を充分大きくと
ることができ、信頼性の高い取付け構造となり得
る。
次に、図面に基づいて本考案の実施例につき説
明する。
明する。
第1図は本考案の取付け構造の要部縦断面図、
第2図は同拡大図、第3図は第1図の−矢視
図であり、第4図は同取付け構造を有する熱交換
器の全体的略図である。
第2図は同拡大図、第3図は第1図の−矢視
図であり、第4図は同取付け構造を有する熱交換
器の全体的略図である。
本考案の熱交換器は上下に離間した一対のタン
ク11,11間に多数の偏平チユーブ9が並列し
て貫通されている。そして、その隣合う偏平チユ
ーブ9,9間にコルゲートフオン8が接触してろ
う付け固定される。さらに、このようにしてなる
熱交換器コア12の両側面に横断面がほぼコ字状
に曲折形成されたサイドメンバー1がろう付け固
定される。そして、このサイドメンバー1の幅方
向端縁に第3図及び第1図の如く平板状に取付け
部2が上下2ケ所づつ突設形成される。この取付
け部2には第2図および第3図に示す如く矩形状
の係止孔3が穿設される。次に、合成樹脂成形体
からなるシユラウドは第4図に示す如くシユラウ
ド本体4の外周に放射状に4つのステー5が一体
的に突設され、該ステー5の端部がサイドメンバ
ー1の平面方向に曲折し、該ステー5の先端に断
面ほぼU字状の二叉部6が形成される。そして、
その二叉部6の内面に係合部7が突設され、該係
合部7とサイドメンバー1の係止孔3とが係合す
るように構成されたものである。
ク11,11間に多数の偏平チユーブ9が並列し
て貫通されている。そして、その隣合う偏平チユ
ーブ9,9間にコルゲートフオン8が接触してろ
う付け固定される。さらに、このようにしてなる
熱交換器コア12の両側面に横断面がほぼコ字状
に曲折形成されたサイドメンバー1がろう付け固
定される。そして、このサイドメンバー1の幅方
向端縁に第3図及び第1図の如く平板状に取付け
部2が上下2ケ所づつ突設形成される。この取付
け部2には第2図および第3図に示す如く矩形状
の係止孔3が穿設される。次に、合成樹脂成形体
からなるシユラウドは第4図に示す如くシユラウ
ド本体4の外周に放射状に4つのステー5が一体
的に突設され、該ステー5の端部がサイドメンバ
ー1の平面方向に曲折し、該ステー5の先端に断
面ほぼU字状の二叉部6が形成される。そして、
その二叉部6の内面に係合部7が突設され、該係
合部7とサイドメンバー1の係止孔3とが係合す
るように構成されたものである。
このようにしてなるシユラウド本体4の二叉部
6を第2図の如くサイドメンバー1の平面方向へ
移動し、これを取付け部2の端部に被嵌する。す
ると、弾性を有する二叉部6が一旦拡開し、係合
部7が係止孔3に嵌入することにより二叉部6が
復帰し、両者が位置決め固定されるものである。
6を第2図の如くサイドメンバー1の平面方向へ
移動し、これを取付け部2の端部に被嵌する。す
ると、弾性を有する二叉部6が一旦拡開し、係合
部7が係止孔3に嵌入することにより二叉部6が
復帰し、両者が位置決め固定されるものである。
本考案のシユラウド取付け構造は以上のような
構成からなり、次の効果を有する。
構成からなり、次の効果を有する。
(1) 本構造は、合成樹脂製のシユラウド本体4の
外周に断面U字状に形成された弾性を有する二
叉部6がサイドメンバーの幅方向に一体的に突
出されている。そして、その二叉部6の内面で
且つその付け根より充分離れた位置に係合部7
が設けられ、この係合部7がサイドメンバー1
の幅方向端縁に同方向へ平板状に突設された取
付け部2に係止するように構成したから、シユ
ラウド取付け構造の信頼性を向上し得る。即
ち、二叉部6の弾性変形量を充分大きくとるこ
とができ、無理なく二叉部6を変形させて係合
部7をサイドメンバー1の係止孔3に嵌着する
ことができる。また、シユラウド本体4とサイ
ドメンバー1との間に加わる外力の方向に対
し、係合部7を充分大きくとる余裕があるため
取付け構造の信頼性をこの点からも確保し得
る。
外周に断面U字状に形成された弾性を有する二
叉部6がサイドメンバーの幅方向に一体的に突
出されている。そして、その二叉部6の内面で
且つその付け根より充分離れた位置に係合部7
が設けられ、この係合部7がサイドメンバー1
の幅方向端縁に同方向へ平板状に突設された取
付け部2に係止するように構成したから、シユ
ラウド取付け構造の信頼性を向上し得る。即
ち、二叉部6の弾性変形量を充分大きくとるこ
とができ、無理なく二叉部6を変形させて係合
部7をサイドメンバー1の係止孔3に嵌着する
ことができる。また、シユラウド本体4とサイ
ドメンバー1との間に加わる外力の方向に対
し、係合部7を充分大きくとる余裕があるため
取付け構造の信頼性をこの点からも確保し得
る。
第1図は本考案の取付け構造の要部縦断面図、
第2図は同拡大図、第3図は第1図の−矢視
図であり、第4図は同取付け構造を有する熱交換
器の全体的略図、第5図は従来型取付け構造を有
する熱交換器の立面図、第6図は同要部横断面分
解図。 1……サイドメンバー、2……取付け部、3…
…係止孔、4……シユラウド本体、5……ステ
ー、6……二叉部、7……係合部、8……コルゲ
ートフオン、9……偏平チユーブ、10……ボル
ト、11……タンク、12……熱交換器コア。
第2図は同拡大図、第3図は第1図の−矢視
図であり、第4図は同取付け構造を有する熱交換
器の全体的略図、第5図は従来型取付け構造を有
する熱交換器の立面図、第6図は同要部横断面分
解図。 1……サイドメンバー、2……取付け部、3…
…係止孔、4……シユラウド本体、5……ステ
ー、6……二叉部、7……係合部、8……コルゲ
ートフオン、9……偏平チユーブ、10……ボル
ト、11……タンク、12……熱交換器コア。
Claims (1)
- 熱交換器コアの両側面に固定され、細長い金属
板の一部を折り曲げ形成してなる一対のサイドメ
ンバー1と、夫々の前記サイドメンバー1の幅方
向端縁に同方向へ平板状に突設された複数の取付
け部2と、該取付け部2に穿設された係止孔3
と、合成樹脂製のシユラウド本体4の外周に一体
的に且つ前記サイドメンバー1の前記幅方向に突
設され、前記取付け部2の両面を挟持するように
断面略U字状に形成された弾性を有する二叉部6
と、該二叉部6の内面で且つその付け根より充分
離れた位置に突設され、前記係止孔3に係合する
係合部7とを具備する熱交換器のシユラウド取付
け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985183722U JPH0541229Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985183722U JPH0541229Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6290930U JPS6290930U (ja) | 1987-06-10 |
JPH0541229Y2 true JPH0541229Y2 (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=31130721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985183722U Expired - Lifetime JPH0541229Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541229Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57107916U (ja) * | 1980-12-22 | 1982-07-03 |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP1985183722U patent/JPH0541229Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6290930U (ja) | 1987-06-10 |
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