JPH0540966Y2 - - Google Patents

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JPH0540966Y2
JPH0540966Y2 JP15529387U JP15529387U JPH0540966Y2 JP H0540966 Y2 JPH0540966 Y2 JP H0540966Y2 JP 15529387 U JP15529387 U JP 15529387U JP 15529387 U JP15529387 U JP 15529387U JP H0540966 Y2 JPH0540966 Y2 JP H0540966Y2
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sewage basin
receiving part
sewage
invert
manufacturing apparatus
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、外型枠の内部に成形材注入用の環状
空間を隔てて内型枠を配置し、前記内型枠の上部
でインバート型を支持するようにした汚水桝製造
装置に関し、内型枠をインバート型を受ける受部
と枠部とで構成し、枠部と受部との間に、受部の
水平傾斜角度を可変する傾斜角度可変手段を設け
ることにより、汚水桝の汚水流路の傾斜角度及び
開口部の高さ等を可変設定できるようにしたもの
である。
〈従来の技術〉 第5図は従来の汚水桝製造装置の断面図であ
る。図において、1はコンクリート離型処理を施
した円筒状の鉄等でなる外型枠、2は内型枠であ
る。内型枠2は、外型枠1の内周面との間に、コ
ンクリート等の成形材注入空間となる環状空間3
を隔てて、外型枠1の内部に同筒状に配置されて
いる。この内型枠2は、インバート型を受ける受
部21と、外型枠1の内周面との間で環状空間3
を形成する枠部22とを備えている。受部21は
枠部22の内側に固定して設けられたアングル等
の支持部材23で支持されている。4は基台であ
る。
上記汚水桝製造装置を使用して汚水桝を製造す
るには、第6図に示すように、受部21の上に合
成樹脂成形体から成る汚水桝用のインバート型5
を、底部を上にして、伏せた状態で被せ、外型枠
1の上部開口面から、矢印イで示すようにコンク
リート等の成形材を流し込み固化させる。この
後、外型枠1、内型枠2を取り外すと、底部に合
成樹脂成形体でなるインバート型5を一体的に埋
設した汚水桝が得られる。
インバート型5は、例えば第7図に示すよう
に、底部51と、その外周縁に沿つて立ち上げた
外壁部52とを有する合成樹脂成形体から成り、
底部51の内面に段面511と、段面511から
所定の深さで落ち込ませた流路512,513を
設け、流路512,513の端部を外壁部52と
連続する開口部514,515,516に連通さ
せてある。
第8図は第7図に示すインバート型5を用い、
第5図に示した汚水桝製造装置によつて得られた
汚水桝の平面図、第9図は第8図A1−A1線上に
おける断面図であつて、コンクリートでなる本体
6の底部に、合成樹脂成形体でなるインバート型
5を一体に埋設した構造となる。開口部514及
び515は汚水流入部として使用し、開口部51
6は汚水放流部として使用する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来の汚水桝製造装置には
次のような問題点があつた。
(イ) 従来の汚水桝製造装置は、固定されている受
部21の上に、常に一定の状態でインバート型
5を設置して汚水桝を成型するため、汚水桝の
流路512,513の傾斜や、汚水流入及び放
流部となる開口部514〜516の高さが、イ
ンバート型5と受部21とによつて定まる一定
の状態になる。このため、流路512,513
の傾斜や、開口部514〜516の高さが異な
る汚水桝を製造しようとすると、非常に数多く
の種類のインバート型5を準備しなければなら
ず、製造コストが高くなる等の問題点があつ
た。
(ロ) 第10図に示すように、汚水桝の実際の設置
に当つて、水平位置Eからの高さが、流入側で
高さh1、放流側で高さh2のように、著しく異な
る場合、これに合せるために、汚水桝を傾斜し
て設定しなければならず、その施工作業が面倒
で困難になる。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するため、本考案に係る汚水
桝製造装置は、外型枠の内部に成形材注入用の環
状空間を隔てて内型枠を配置し、前記内型枠の上
部でインバート型を支持するようにした汚水桝製
造装置において、前記内型枠は、前記インバート
型を受ける受部と、前記受部を支持し前記環状空
間を形成する枠部とを備え、前記枠部と受部との
間に、前記受部の水平傾斜角度を可変する傾斜角
度可変手段を設けたことを特徴とする。
〈作用〉 本考案に係る汚水桝製造装置は、インバート型
を受ける受部の水平傾斜角度を可変調整する傾斜
角度可変手段を設けてあるので、その可変手段を
調節することによつて、受部の上に乗せたインバ
ート型の水平傾斜角度も変えられる。従つて、最
終的に得られる汚水桝の流路の傾斜角度や開口部
の高さを調整できる。
〈実施例〉 第1図は本考案に係る汚水桝製造装置の実施例
を示す断面図、第2図はその要部拡大図である。
図において、第5図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。この実施例では、受部
21の支持部材23と対向する位置に、例えば
120度の間隔で、3個のネジ穴6を厚み方向に貫
通して設けると共に、受部21の上面側から、各
ネジ穴6にボルト7をネジ込み、ボルト7の先端
部を支持部材23に当接させ、受部21の水平に
対する傾斜角度を可変するための傾斜角度可変手
段を構成させてある。
上記の構成において、ボルト7を適当な治具に
よつて回転させると、ボルト7とネジ穴6との間
のネジ結合により、受部21は、ボルト7の回転
量及び回転方向に応じて、支持部材23に対して
上下する。この結果、受第4はボルト7の回転量
及び回転方向に応じて、第2図の実線ロの状態か
ら、点線ハで示すような位置に変化し、水平に対
して角度θだけ傾斜した状態となる。
第3図は本考案に係る汚水桝製造装置を用いて
汚水桝を製造する場合の製造方法を説明する図で
ある。図において、ボルト7を回転させて受部2
1の傾斜角度を調節した後、受部21の上にイン
バート型5を載せる。この後、従来と同様に、コ
ンクリート等の成型材を流し込んで固化させ、外
型枠1及び内型枠2等を取り外し、底部にインバ
ート型5を一体にインサート成型した汚水桝を得
る。
第4図は本考案に係る汚水桝製造装置によつて
成形された汚水桝の断面図である。図において、
第10図と同一の参照符号は同一性ある構成部分
を示している。第3図で説明したように、汚水桝
成形の過程で、受部21を水平に対して角度θで
傾斜させたから、汚水桝における汚水の流路51
2または513も角度θの傾斜がつけられて成形
される。また、流入部となる開口部514の高さ
h1及び放流部となる開口部516の高さh2が、成
形の過程で設定された角度θの傾斜に応じた高さ
に設定される。従つて、流入部と放流部とで、外
部配管接続位置が異なる場合にも、対応できる。
傾斜角度θは、本考案に係る汚水桝製造装置を
用いた汚水桝の成形時に、受部21のボルト7の
回転量及び回転方向を設定することにより、任意
に可変調整できる。従つて、汚水桝におけるどの
流路をどの向きにどれだけ傾斜させるか、或はど
の開口部の位置をどれだけ高くするか等が自由に
可変できる。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案に係る汚水桝製造装
置は、インバート型を受ける受部と、これを支持
する枠部との間に、受部の水平傾斜角度を可変す
る傾斜角度可変手段を設けたから、流路の傾斜、
及び、汚水流入または放流の開口部の高さが異な
る多種類の汚水桝を、容易に製造できる汚水桝製
造装置を提供できる。また、傾斜角度可変手段を
調節することにより、汚水流入または放流口とな
る開口部の位置、高さが連続的に変えられるの
で、実際に汚水桝に汚水管を接続する際に、外部
の状況に適合させる点で非常に有効な汚水桝を製
造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る汚水桝製造装置の実施例
の断面図、第2図はその要部拡大図、第3図は本
考案に係る汚水桝製造装置を用いて汚水桝を製造
する製造方法を説明する図、第4図は本考案に係
る汚水桝製造装置によつて成形された汚水桝の断
面図、第5図は従来の汚水桝製造装置の断面図、
第6図は従来の汚水桝製造装置による汚水桝製造
方法を説明する図、第7図はインバート型の斜視
図、第8図は従来の汚水桝製造装置によつて得ら
れた汚水桝の平面図、第9図は第8図A1−A1
上における断面図、第10図は従来の汚水桝製造
装置によつて得られた汚水桝の問題点を説明する
図である。 1……外型枠、2……内型枠、21……受部、
22……枠部、23……支持部材、5……インバ
ート型、6……ネジ穴、7……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外型枠の内部に成形材注入用の環状空間を隔て
    て内型枠を配置し、前記内型枠の上部でインバー
    ト型を支持するようにした汚水桝製造装置におい
    て、前記内型枠は、前記インバート型を受ける受
    部と、前記受部を支持し前記環状空間を形成する
    枠部とを備え、前記枠部と受部との間に、前記受
    部の水平傾斜角度を可変する傾斜角度可変手段を
    設けたことを特徴とする汚水桝製造装置。
JP15529387U 1987-10-09 1987-10-09 Expired - Lifetime JPH0540966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15529387U JPH0540966Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15529387U JPH0540966Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0159606U JPH0159606U (ja) 1989-04-14
JPH0540966Y2 true JPH0540966Y2 (ja) 1993-10-18

Family

ID=31432793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15529387U Expired - Lifetime JPH0540966Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09

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JP (1) JPH0540966Y2 (ja)

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JPH0159606U (ja) 1989-04-14

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