JPH0540920Y2 - - Google Patents

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JPH0540920Y2
JPH0540920Y2 JP1987043960U JP4396087U JPH0540920Y2 JP H0540920 Y2 JPH0540920 Y2 JP H0540920Y2 JP 1987043960 U JP1987043960 U JP 1987043960U JP 4396087 U JP4396087 U JP 4396087U JP H0540920 Y2 JPH0540920 Y2 JP H0540920Y2
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hose
pair
polishing tool
spindles
polishing
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はホースの端部を研磨する装置に関す
る。
(従来の技術) 例えば第7図に示すように、自動車のカークー
ラー用ホースなどのゴムホース100において
は、その端部に金具102を嵌め込んで固定(か
しめ付け)するために、ホース100の端部を研
磨することが行われる。而して従来この作業は、
第8図に示すようにホース100の一端部をスピ
ンドル104に嵌め合せて支持させ、その状態で
ホース100を手で回しながら端部外面に回転砥
石106を押し当てて同外面を削つていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのような手段でホースの研磨を
行うと、終始人手を要するとともに作業者の熟練
を必要とする。またホースの径が太かつたり、重
かつたり、或いは長かつたりすると手作業でホー
スを回転させることが難しくなり、ひいてはこの
ような手段にてホースを研磨すること自体困難と
なる。更に砥石に接近して作業しなければならな
いことから安全性の面で問題があり、また砥石か
らの粉塵を受けるために衛生上においても問題が
ある。
加えて上記のようにホース端部をスピンドルに
嵌め合わせ、同端部外面に研磨具を押し当ててホ
ースを人手により回すとき、ホースがねじり変形
を受け易く、このことがホース端部の研磨加工精
度を低下させる原因となるといつた問題も生じて
いた。
(問題点を解決するための手段) 本考案の装置はこのような問題点を解決するた
めに案出されたものであり、その要旨は、(イ)互い
に同一軸心上に対向して配置され、ホースの各一
端から内部に挿し込まれて該ホースの端部を支持
しつつ自身の回転によつて該ホースを回転駆動す
る一対のスピンドルと、(ロ)該スピンドルのそれぞ
れを回転可能に支持する支持体と、(ハ)研磨具及び
該研磨具の回転駆動部及び該研磨具と該回転駆動
部とをホース軸心と直角方向に進退させる進退駆
動部とを備え、前記スピンドルにて支持され且つ
回転駆動されるホース端部に該研磨具を接触させ
て該端部を研磨する一対の研磨具ユニツトと、(ニ)
前記一対の支持体及びこれと組を成す前記一対の
研磨具ユニツトのうち、何れか一方の組又は両方
の組の支持体及び研磨具ユニツトをホース軸心方
向に移動可能とした上、駆動機構により可動側の
組の支持体及び研磨具ユニツトを該ホース軸心方
向に一体に進退移動させる移動機構と、(ホ)前記一
対のスピンドルに対する共通の回転駆動軸及び該
駆動軸からの回転駆動力を該一対のスピンドルの
それぞれに伝達する伝達機構を有し、それらスピ
ンドルを互いに連動して且つ同じ回転数で同期し
て回転させる回転駆動機構とを含むことにある。
(作用及び考案の効果) 本考案の装置においては、一対のスピンドルが
ホースを両端部で支持し、且つこれらスピンドル
が回転駆動機構からの駆動力によつてホースを回
転駆動する。
従つてホースの端部の研磨に際して作業者がホ
ースを手に持つて回す必要がない。即ちホース回
転のための人手が不要となり、従つて同作業のた
めに熟練を有するといつた問題がなくなるととも
に、安全上、衛生上の問題も解消される。
本考案の装置は一対の研磨具ユニツトを有し、
それらの研磨具がスピンドルにて回転駆動される
ホースの各端部を同時に研磨する。これによりホ
ース研磨の処理能力が大幅に高まり、生産性が向
上する。
しかも本考案の装置においては、各スピンドル
に対して共通の回転駆動軸から駆動力が供給さ
れ、それらスピンドルが連動して同じ回転数で同
期して回転させられる。
従つて加工中にホースが捩り等の変形を受け
ず、高精度でホース端部を研磨加工することがで
きる。
この他、本考案の装置はスピンドルが接近・離
間可能とされているため、長さの種々異なるホー
スに対してこれを何ら問題なく加工することがで
きる。
加えて本考案の装置は、ホースの長さ寸法に対
応させるべくスピンドルを移動させると、これと
一体に研磨具ユニツトが移動する。従つて研磨具
のホース軸心方向位置を予め適正位置に位置出し
しておけば、スピンドル及び研磨具を移動させる
際、研磨具が適正位置を保つたままスピンドルと
一体に移動する。これ故スピンドル、研磨具を移
動させた後において、改めて研磨具を適正位置に
位置出しする必要はなく、その位置出し作業を行
わなくても正確にホース端部の所望部分を研磨加
工することができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第2図において、1は研磨装置で一対の砥石ユ
ニツト2,3を備えている。砥石ユニツト2,3
は、同図及び第1図、第6図に示しているように
固定ベース14又は可動ベース16上において、
夫々砥石4と、砥石4を回転させるモータ5及び
これらを砥石4の軸心と直角方向に進退させるシ
リンダ6を備えている。
研磨装置1は、第1図に示すようにホースを回
転させるための回転駆動装置10を備えている。
回転駆動装置10は、ベース14,16上に配設
された一対のスピンドルユニツト18,20を有
し、而して一方のスピンドルユニツト18は固定
的に設けられているが、他方のスピンドルユニツ
ト20は移動可能に設けられている。即ち、第5
図に示すようにベース16の下面側には被案内部
21が設けられていて、この被案内部21がベツ
ド22の上に突設されたガイドレール24に摺動
可能に嵌合されている。またベース16の下面側
中央にはブロツク26が突設されていて、このブ
ロツク26の雌ねじ穴にスクリユー28が図示し
ないボールを介して螺合され、スピンドルユニツ
ト20全体がかかるボールスクリユー機構により
第1図中左右方向(ホースの長手方向)に進退さ
せられるようになつている。尚、スクリユー28
の一端にはプーリ30が固設されており、スクリ
ユー28はこのプーリ30及び第6図のタイミン
グベルト32を介して駆動源たるモータ34に連
結されている。
ホース回転駆動装置10は、第1図に示すよう
にプーリ36及びタイミングベルト38を介して
モータ40に連結された回転駆動軸としてのスプ
ライン軸42を有している。スプライン軸42に
は位置固定のプーリ44とスプライン軸42に沿
つて移動可能なプーリ46とが設けられており、
これら一対のプーリ44,46がスピンドルユニ
ツト18,20のプーリ48にタイミングベルト
50を介してそれぞれ接続されている。
各スピンドルユニツト18,20は、第3図及
び第4図に示すようにプーリ48に対して軸心方
向に相対移動可能でプーリ48と一体回転する、
同一軸心上に対向して配置された一対のスピンド
ル52と、スピンドル52を支持する支持ブロツ
ク54と、ホースの端面を当接させるためのスト
ツパプレート56とを有している。プレート56
はロツド58を介してシリンダ60に連結されて
おり、このシリンダ60によつて図中左右方向に
一定ストローク進退させられるようになつてい
る。
次に本装置の作動を説明する。
第1図において研磨装置1へと送られてきた長
尺のゴムホース15は、一定の長さに切断された
後スピンドル52と同一軸心上の位置に運ばれ
る。ホース15が運ばれたところでスピンドル5
2が図示しないシリンダ等の駆動装置により突き
出され、ホース15の端部内側に挿し込まれる。
ホース端部にスピンドル52が挿し込まれたとこ
ろで、次にスプライン軸42がモータ40により
回転させられる。而してその回転駆動力は位置固
定のプーリ44及び可動のプーリ46を介して各
スピンドルユニツト18,20のプーリ48へと
伝達され、これにより一対のスピンドル52が同
期して且つ同速で回転させられてホース15を回
す。この状態で後退位置にあつた研磨装置1の砥
石4がシリンダ6により前進させられてホース端
部の外面に押し当てられ、同端部が所定の径まで
研磨される。研磨が終れば砥石4は再び後退し、
その後スピンドル52の回転が止められるととも
にストツパプレート56がシリンダ60により押
し出され、この状態で一対のスピンドル52が軸
心方向に後退させられる。この時ホース15も共
に軸心方向に移動しようとするが、ストツパプレ
ート56によつて移動を阻まれる。このためスピ
ンドル52が引き込んだところでホース15の支
点が解除され、研磨を終えたホース15が下方に
落下、或いは別の装置で外部に取り出される。
このように、本例の装置においては一対のスピ
ンドル52がホース15を両端部で支持しつつこ
れを回して砥石4による外面研磨を行わせる。こ
れにより人手による作業は必要なくなつて安全
上、衛生上の問題が解消されるとともに、太いホ
ース、重いホース或いは長いホースも簡単に回転
させ得てその研磨を支障なく行うことができる。
またその際、一対のスピンドル52が互いに同期
して同じ回転数で連動して回転するため、ホース
15の捩れその他の変形を全く生ぜしめず、極め
てスムーズに且つ精度良くホース研磨を行うこと
ができる。
この他、スピンドル52はホース長手方向に移
動可能であるため、ホース15の長さが種々変化
した場合にも、何等問題なくその研磨を行うこと
ができる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はそ
の他の形態で構成することも可能である。
例えば本例ではスピンドルユニツトの一方のみ
を移動機構にて移動させるようにしており、而し
てこのようにすると装置の機構を複雑化させずに
すむが、場合によつて一対のスピンドルユニツト
をそれぞれをホース長手方向に移動させるように
することも可能である。
また本例では砥石によりホース端部を研磨する
ようにしているが、研磨具としてバフを用いるバ
フ掛に際して本考案を適用することも可能であ
る。
この他スピンドルユニツトをホース長手方向に
移動させる機構、スピンドルを回転駆動する機構
を他の形態で構成することも可能であるなど、本
考案はその主旨を逸脱しない範囲において、当業
者の知識に基づき様々な変更を加えた形態で構成
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるホース端部研
磨装置の主にホース回転駆動装置を示す要部斜視
図であり、第2図はその研磨装置を概略的に示す
斜視図である。第3図及び第4図は第1図におけ
るスピンドルユニツトの一部切欠要部平面図及び
一部切欠要部正面図であり、第5図及び第6図は
第1図におけるスピンドルユニツトの移動機構の
要部斜視図及び正面図である。第7図は金具付ホ
ースの一例を示す一部切欠要部正面図であり、第
8図は第7図のホースの端部を研磨するための従
来装置の一例を示す説明図である。 1……ホース端部研磨装置、4……砥石、10
……ホース回転駆動装置、15……ゴムホース、
21……被案内部、24……ガイドレール、26
……ブロツク、28……スクリユー、30,3
6,44,46,48……プーリ、32,38…
…タイミングベルト、34,40……モータ、4
2……スプライン軸、54……支持ブロツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 互いに同一軸心上に対向して配置され、ホー
    スの各一端から内部に挿し込まれて該ホースの
    端部を支持しつつ自身の回転によつて該ホース
    を回転駆動する一対のスピンドルと (ロ) 該スピンドルのそれぞれを回転可能に支持す
    る支持体と (ハ) 研磨具及び該研磨具の回転駆動部及び該研磨
    具と該回転駆動部とをホース軸心と直角方向に
    進退させる進退駆動部とを備え、前記スピンド
    ルにて支持され且つ回転駆動されるホース端部
    に該研磨具を接触させて該端部を研磨する一対
    の研磨具ユニツトと (ニ) 前記一対の支持体及びこれと組を成す前記一
    対の研磨具ユニツトのうち、何らか一方の組又
    は両方の組の支持体及び研磨具ユニツトをホー
    ス軸心方向に移動可能とした上、駆動機構によ
    り可動側の組の支持体及び研磨具ユニツトを該
    ホース軸心方向に一体に進退移動させる移動機
    構と (ホ) 前記一対のスピンドルに対する共通の回転駆
    動軸及び該駆動軸からの回転駆動力を該一対の
    スピンドルのそれぞれに伝達する伝達機構を有
    し、それらスピンドルを互いに連動して且つ同
    じ回転数で同期して回転させる回転駆動機構と を含むことを特徴とするホース端部研磨装置。
JP1987043960U 1987-03-25 1987-03-25 Expired - Lifetime JPH0540920Y2 (ja)

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JP1987043960U JPH0540920Y2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25

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JPS63151253U JPS63151253U (ja) 1988-10-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215069A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 Togawa Rubber Seizosho:Kk ホ−ス研磨装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080842U (ja) * 1983-11-10 1985-06-05 豊田合成株式会社 ホ−ス研磨装置

Patent Citations (1)

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JPS6215069A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 Togawa Rubber Seizosho:Kk ホ−ス研磨装置

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JPS63151253U (ja) 1988-10-05

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