JPH056053Y2 - - Google Patents

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JPH056053Y2
JPH056053Y2 JP11208487U JP11208487U JPH056053Y2 JP H056053 Y2 JPH056053 Y2 JP H056053Y2 JP 11208487 U JP11208487 U JP 11208487U JP 11208487 U JP11208487 U JP 11208487U JP H056053 Y2 JPH056053 Y2 JP H056053Y2
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ring
buff
jig
turntables
turntable
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は主として自動車のプラスチツク製ホ
イールキヤツプの外周にかしめつけるホイールリ
ング、すなわち断面溝形リングの研磨装置に関す
るものである。
(従来の技術) この種のホイールリングは、ステンレス鋼材料
でプレス成形、熔接によつて作られており、表面
側の内面、上面及び外面を研磨剤を付与してバフ
研磨仕上げする必要がある。
しかるに従来は、グラインダーにバフを取付け
て回転させ、手に持つた被研磨物(ワーク)であ
るリングを回転するバフに押し当てて研磨する、
いわゆる手作業で行われていた。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて作業がたいへん面倒で手間労力を要し、
非能率的であつた。そして特に手作業でリングの
表面各部位を研磨するものであるため、各部位を
むらなく均整に綺麗に研磨するには、高度な技術
と、かなりの経験が要求されるものであつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、断面溝形ホイールリングの内面、上面
及び外面を合理的に、均整かつ能率良く自動研磨
できる研磨装置を提供するにある。
この考案の研磨装置を以下図面実施例について
詳しく説明する。
3は、フレーム1の機台2上を、回転軸4に楔
止の4分割ゼネバギヤ(図示せず)による1/4ゼ
ネバストツプによつて90度(1/4回転)ずつ回転
する主ターンテーブルであり、該主ターンテーブ
ル3の外周縁部上方には、円筒形治具6a,〜6
d取付けの4個のターンテーブル5a,〜5dが
90度等ピッチで夫々配設されている。なお上記の
4個の各ターンテーブル5a,〜5dの軸25下
部には歯車26が夫々固止されている。そして主
ターンテーブル3が90度ずつ第4図矢印方向に回
転、停止した際の4個の治具6a,〜6dのうち
の断面溝形リング7嵌脱位置である第4図手前の
治具6a部位のターンテーブル5aを除く3個所
のターンテーブル5b,5c,5dの各下方には
夫々機台2に取付け固定されて3個の各固定モー
ター8が設けられていて、第1図に示すように3
個のターンテーブル5b,5c,5dの各軸25
の歯車26と歯車27が夫々噛合してモーター伝
動連結されるようになつている。
またリング7の嵌脱位置である第4図の手前位
置下方だけには、その位置治具6a上端に嵌入さ
れているリング7を上方へ押し上げ取出すための
ワーク取出装置10用の流体圧シリンダー9が固
設されている。さらに主ターンテーブル3の1個
の治具6a(図面実施例の場合)がリング7嵌脱
位置に停止した時の他の3個の治具6b,6c,
6d停止位置には、その3個の各治具6b,6
c,6d上端に嵌入された各リング7を夫々シリ
ンダー14で作動する各円弧枠12に装着の各2
個のウレタンローラ13で夫々押圧するクランプ
フレーム11取付けのローラクランプ装置Aが設
けられている。また15a,15b,15cは、
夫々頭部のモーター17によつて回転する内面バ
フ16a、上面バフ16b、外面バフ16cを備
えたバフヘツドで第4図の右側治具6b取付けの
リング7内面、同後側治具6c取付けのリング7
上面、同左側治具6d取付けのリング7外面を内
面バフ16a、上面バフ16b、外面バフ16c
で夫々研磨できるように設けられている。
即ち、各バフヘツド15a,〜15cは、夫々
第2図に示すようにフレーム1に上下動及び前後
動できるよう装着された基板18に装設されてい
る。先ずシリンダー23が一体の各バフヘツド1
5a,〜15cは、それに取付けの摺動軸22が
基板18装着の回動板19に設けられた2個の案
内板21,21に摺動自在に挿設支承され、前記
シリンダー23のロツド24先端が一方の案内板
21に固着連結されている。また上記回動板19
は、噛合するウオームとウオームホイールとが内
装の傾動装置20によつて回動するもので、即ち
ウオームホイールの軸である枢軸28に回動板1
9は固定されていて、傾動装置20のウオーム軸
をスパナで適宜回転させることによつて回動板1
9を適宜回動させて各バフヘツド15a,〜15
cを枢軸28を軸に適宜傾動変位させることがで
きる。またシリンダー23のピストンを往復動操
作させることによつて各バフヘツド15a,〜1
5cをその軸方向に進退動スイングさせることが
できる。
即ち各バフヘツド15a,〜15cは夫々前後
動、上下動、枢軸28を軸の揺動及び軸方向スイ
ング動が行えるものである。なお図面実施例で
は、上記各バフヘツド15a,〜15cの軸方向
進退動スイングを流体圧シリンダー23で行う場
合を例示したが、例えばモーターによるクランク
機構などを採用してもよい。
(実施例の作用) 図示の状態において、3個所の各モーター8を
回転させてターンテーブル5b,5c,5dを
夫々第4図矢印方向に回転させ、各治具6b,6
c,6dと一体的に上端の各リング7を回転させ
る。この時各回転リング7は自転する各ローラ1
3に押圧されて安定的に回転する。そこで各バフ
ヘツド15a,15b,15cの各モーター17
及び各シリンダー23を稼動させることによつて
夫々第4図矢印方向の回転及び軸方向スイング動
する内面バフ16aによつて治具6bのリング7
内面が、同上面バフ16bによつて治具6cのリ
ング7上面が、同外面バフ16cによつて治具6
dのリング7外面が噴射器で各バフに研磨剤が適
宜噴射されて夫々バフ研磨されて行く。そして各
研磨が終了すると、3個のモーター8を止めて各
ターンテーブル5b,5c,5dを停止させると
共に各シリンダー14操作でローラクランプ装置
Aを解除して各ローラ13を各リング7から上方
へ離反させる。そして各バフヘツド15a,15
b,15cの内面バフ16a、上面バフ16b、
外面バフ16cの稼動を夫々停止させると共に各
バフヘツド15a,15b,15cを、内面バフ
16a、上面バフ16b、外面バフ16cが夫々
各リング7から離反するように夫々適宜移動させ
る。それから次にこの状態において主ターンテー
ブル3を第4図矢印方向に90度(1/4)回転させ
て停止させる。すると予め手前ターンテーブル5
aの治具6a上端に嵌入させてあつたリング7
が、右側の内面研磨位置へ、治具6b上のリング
7が後側の上面研磨位置へ、また治具6c上のリ
ング7が左側の外面研磨位置へ、さらに治具6d
上のリング7が手前のリング嵌脱位置へ夫々移動
する。そこで先ず手前へ来た治具6d上の研磨済
みのリング7を脱外して新しいワークのリング7
を嵌入する。それからローラクランプ装置Aを作
動させてから、再び各バフヘツド15a,15
b,15cを各内面バフ16a、上面バフ16
b、外面バフ16cが各リング7に夫々圧接する
ように移動させる。そして各モーター8を回転さ
せてターンテーブル5a,5b,5cを回転させ
ると共に各バフヘツド15a,15b,15cを
夫々稼動させて各研磨位置の各リング7の内面研
磨、上面研磨、外面研磨を夫々行うという具合に
リング7の内面、上面及び外面を順次自動連続的
に研磨する。
(考案の効果) この考案研磨装置では、各ターンテーブルの各
治具に嵌入した各リングを回転させると共に夫々
に対応する各バフヘツドの稼動に伴う内面バフ、
上面バフ、外面バフによつてリングの内面、上面
及び外面を夫々研磨するものであると共に主ター
ンテーブルの90度1ピツチずつの回転で順次連続
的にリングの各部位を研磨していくものであるか
ら、従来の手作業によるような面倒な手間、労力
を要せず、きわめて能率的、簡易に研磨作業が行
える卓抜した効果がある。
また各治具に嵌入の各リングは、ローラクラン
プ装置の各ローラで押圧されて回転するものであ
ると共に各研磨バフは回転と軸方向進退スイング
動とを行うものであるから、安定してむらのない
均整な各部広域研磨が容易に効率良く行える優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案研磨装置の実施例を示すもの
で、第1図は一部を縦断した正面図、第2図はバ
フヘツド取付部の説明図、第3図はローラクラン
プ装置の正面図、第4図は同平面図である。 1……フレーム、2……機台、3……主ターン
テーブル、4……回転軸、5a〜5d……ターン
テーブル、6a〜6d……治具、7……リング、
8……モーター、9……シリンダー、10……ワ
ーク取出装置、11……クランプフレーム、12
……円弧枠、13……ローラ、14……シリンダ
ー、15a〜15c……バフヘツド、16a……
内面バフ、16b……上面バフ、16c……外面
バフ、17……モーター、18……基板、19…
…回動板、20……傾動装置、21……案内板、
22……摺動軸、23……シリンダー、24……
ロツド、25……軸、26,27……歯車、28
……枢軸、A……ローラクランプ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 治具取付けの4個のターンテーブルが外周縁部
    上方に90度等ピツチで配設された90度ずつ回転す
    る主ターンテーブルと、該主ターンテーブルの1
    個の治具がリング嵌脱位置に停止した時の他の3
    個の治具停止位置に設けられた各治具上端に嵌入
    された各リングをローラで押圧するローラクラン
    プ装置と、該クランプ後に各ターンテーブルを回
    転させて各回転リングの内面、上面及び外面をバ
    フ回転及び軸方向進退動スイングでバフ研磨する
    各モーター付きバフヘツドとからなり、リングの
    内面、上面及び外面を順次自動連続的に研磨する
    ことを特徴とする断面溝形リングの研磨装置。
JP11208487U 1987-07-22 1987-07-22 Expired - Lifetime JPH056053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11208487U JPH056053Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11208487U JPH056053Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6416258U JPS6416258U (ja) 1989-01-26
JPH056053Y2 true JPH056053Y2 (ja) 1993-02-17

Family

ID=31350710

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11208487U Expired - Lifetime JPH056053Y2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22

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JP3990218B2 (ja) 2002-07-12 2007-10-10 矢崎総業株式会社 半導体素子の保護装置

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JPS6416258U (ja) 1989-01-26

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