JPH0540787U - 平形オ−プンシヨ−ケ−ス - Google Patents
平形オ−プンシヨ−ケ−スInfo
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- JPH0540787U JPH0540787U JP8926291U JP8926291U JPH0540787U JP H0540787 U JPH0540787 U JP H0540787U JP 8926291 U JP8926291 U JP 8926291U JP 8926291 U JP8926291 U JP 8926291U JP H0540787 U JPH0540787 U JP H0540787U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 いわゆる高鮮度型の平形オ−プンショ−ケ−
スでは2基の冷却器が備えられて交互に除霜されるので
吹出口の整流用ル−バに露付を生じ、それが氷結した。
本考案はそのような露付を防止し、常に冷却性能を良好
に維持できるようにしたものである。 【構成】 冷却器が配置される内層ダクトに通じる吹出
口の整流用ル−バにコ−ドヒ−タ14を設置し、且つ該
コ−ドヒ−タを熱絶縁材15で被覆した構成を有し、該
ル−バの表面温度を高めることにより、除霜中の冷却器
から生じる空気との温度差を小さくし、露付を防止し
た。従って冷却運転時にル−バに氷結を生じることもな
い。
スでは2基の冷却器が備えられて交互に除霜されるので
吹出口の整流用ル−バに露付を生じ、それが氷結した。
本考案はそのような露付を防止し、常に冷却性能を良好
に維持できるようにしたものである。 【構成】 冷却器が配置される内層ダクトに通じる吹出
口の整流用ル−バにコ−ドヒ−タ14を設置し、且つ該
コ−ドヒ−タを熱絶縁材15で被覆した構成を有し、該
ル−バの表面温度を高めることにより、除霜中の冷却器
から生じる空気との温度差を小さくし、露付を防止し
た。従って冷却運転時にル−バに氷結を生じることもな
い。
Description
【0001】
本考案はケ−ス本体の上面に商品出し入れ用の開口部を備え且つ庫内を保冷す るため該開口部に冷気流によるエアカ−テンが形成される平形オ−プンショ−ケ −スに関し、とくに高鮮度平形オ−プンショ−ケ−スの改良に関する。
【0002】
従来、冷凍もしくは冷蔵型の平形オ−プンショ−ケ−スでは、庫内の商品を保 冷するためケ−ス本体の上面開口部に冷気エアカ−テンおよびその上に外層エア カ−テンが形成される。そのため庫内に内層ダクトと外層ダクトが設けられ、冷 気が循環する内層ダクトの背面側に冷却器が配置される。
【0003】 とくに庫内の保冷商品を高鮮度に保つ所謂高鮮度型の平形オ−プンショ−ケ− スにおいては、図3に示すように、ケ−ス本体1内の内層ダクトに2基の冷却器 3、4が設置され、各冷却器は背面側の仕切板5とその背後の仕切板6で区画さ れる内層ダクト7の区域内において区画板8で区画されたそれぞれの風路内に設 置され且つそれぞれの独立の送風機で冷気が循環される。冷却器の上方にエアカ −テン用冷気の吹出口10が在り、そこに整流用ル−バ11、12が設置されて いる。
【0004】 内層ダクト内に設置された2基の冷却器3、4は交互に除霜されるようになっ ており、除霜中の冷却器の風路に在る送風機は停止するが他の風路の送風機は稼 動しており、従って常に冷気だけを循環し、庫内に温度変化が殆んど生じないよ うに構成されている。
【0005】
このように2基の冷却器の除霜は交互に行なわれるので、除霜中の冷却器の上 方空気と冷却運転中に冷却器から吹き出てくる冷気との温度差によって、冷却器 の上方に在る吹出口10に備えられた整流用ル−バ11、12の表面に露付が生 じ、該露が冷却運転時に氷結し、その結果風路を狭め、冷却性能を阻害するとい う問題点があった。
【0006】 本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消することであって、それ故、除霜 中に吹出口に備えられた整流用ル−バに露付が生じるのを防止し、それにより冷 却性能を好適に保つことができる所謂高鮮度型の平形オ−プンショ−ケ−スを提 供することである。
【0007】
本考案による平形オ−プンショ−ケ−スの特徴は冷気循環用の内層ダクト内に 2基の冷却器が設置され且つ除霜時、それらの冷却器は交互に除霜される所謂高 鮮度型のものにおいて、除霜時に吹出口の整流用ル−バに露付が生じるのを防ぐ ため前記ル−バにコ−ドヒ−タが設置され且つ該コ−ドヒ−タは熱絶縁材で被覆 されていることである。
【0008】
除霜が行なわれている間はル−バに取付けられたコ−ドヒ−タは付勢されてお り、その発熱は熱伝導によってル−バに伝えられるので、ル−バの表面温度を上 昇する。従って、除霜中の冷却器の上方空気とル−バの表面温度との温度差を小 さくし、露付が生じるのを防ぐ。
【0009】
次に図面を参照のもとに本考案の実施例に関し説明する。図2は本考案による 平形オ−プンショ−ケ−スを全体的に示すものであって、図示のように、この平 形オ−プンショ−ケ−スも上面に開口部2を有する断熱箱体としてのケ−ス本体 1からなり、該ケ−ス本体内の背面側に2基の冷却器3、4が設置される。各冷 却器は庫内背面側の仕切板5とその背後の仕切板6で区画される内層ダクト7内 に並置され、冷却器3と冷却器4の間は区画板8で区分されて、各冷却器がそれ ぞれの風路内に配置され、且つ各冷却器の風路は独立の送風機9によって送風さ れる。従って、少なくも一対の送風機が備えられる。背面側の仕切板5は商品収 納室1aと内層ダクト7を区画する。
【0010】 また各冷却器の上方に冷気の吹出口10が設けられ、且つ図1に示すように、 吹出口10に整流用ル−バ11、12が設置され、それらのル−バを通して前面 側の吸込口に向かって冷気を吹き出し、エアカ−テンを形成する。また、通常、 内層ダクト7の背面側に外層ダクト13が在り、そこを通る冷気が吹出口から前 面側に吹き出され、冷気エアカ−テンの上に外層エアカ−テンを形成するように なっている。
【0011】 この平形オ−ンショ−ケ−スの特徴は図1に明瞭に示すように、内層ダクト7 に通じる吹出口10の区域の各ル−バ11、12にコ−ドヒ−タ14が取付けら れ、且つそれらのコ−ドヒ−タを被って冷気から遮断するための熱絶縁材15が 設けられていることである。このような構成によりル−バに露付が生じるのを防 ぐようにしている。また内層ダクト7と外層ダクト13の間の温度差による露付 を防ぐため仕切板6の上部6aにも防露ヒ−タが取付けられる。なお、外層風路 内のル−バにはコ−ドヒ−タを設ける必要はない。
【0012】 コ−ドヒ−タ14を被う熱絶縁材15としてはポリエチレンスポンジ等が用い られ、ル−バへの熱絶縁材の取付けはその裏面に塗布された粘着剤により又は両 面粘着テ−プによってなされる。各ル−バ11、12のコ−ドヒ−タ14の合計 の消費電力は例えば平形オ−プンショ−ケ−スが8尺ケ−スの場合、一例では4 5W程度である。
【0013】 この平形オ−プンショ−ケ−スでは前述のように除霜の際は2基の冷却器3、 4が交互に除霜され、除霜中も庫内に冷気を循環し、温度上昇を防ぐと共に、好 ましくは除霜制御と連動して除霜と同時に、またはそれと若干前後して各ル−バ 11、12のコ−ドヒ−タ14を付勢(オン)する。各コ−ドヒ−タは熱絶縁材 15で被われて冷気から遮断されるのでコ−ドヒ−タの発熱は熱伝導により各ル −バを加熱するのに用いられ、各ル−バの表面温度を上昇する。そのため除霜中 の冷却器の上方空気とル−バの表面との温度差を小さくし、ル−バの露付を防止 する。コ−ドヒ−タ14は除霜の終了と同時にまたは或る程度の時間差をおいて 消勢(オフ)する。なお、場合によってはコ−ドヒ−タ14は除霜時のみでなく 冷却運転時も、常に通電してもよい。
【0014】
従って、本考案によれば、内層ダクトに通じる吹出口の各ル−バはコ−ドヒ− タの発熱によりその表面温度が上昇するので、除霜中の冷却器の上方空気との温 度差を小さくし、露付を防止する。このようにル−バへの露付が生じないので冷 却運転中に吹出口の整流用ル−バに氷結を生じることはなく、従って常に冷却性 能を良好に維持することができる。
【図1】本考案の一例による平形オ−プンショ−ケ−ス
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図2】本考案の一例による平形オ−プンショ−ケ−ス
の側断面図である。
の側断面図である。
【図3】従来の平形オ−プンショ−ケ−スの関連部分を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 ケ−ス本体 3 冷却器 4 冷却器 10 吹出口 11 ル−バ 12 ル−バ 14 コ−ドヒ−タ 15 熱絶縁材
Claims (1)
- 【請求項1】 ケ−ス本体の上面開口部に冷気流による
エアカ−テンを形成するため庫内のダクト内に2基の冷
却器が設置され、且つ前記冷気流の吹出口に整流用の金
属製ル−バが設けられている平形オ−プンショ−ケ−ス
において、さらに前記冷却器の除霜時に前記ル−バに露
付が生じるのを防ぐため前記ル−バに設置されたコ−ド
ヒ−タと、前記コ−ドヒ−タを被覆する熱絶縁材を含む
ことを特徴とする平形オ−プンショ−ケ−ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8926291U JPH0540787U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 平形オ−プンシヨ−ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8926291U JPH0540787U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 平形オ−プンシヨ−ケ−ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0540787U true JPH0540787U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13965845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8926291U Pending JPH0540787U (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 平形オ−プンシヨ−ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540787U (ja) |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP8926291U patent/JPH0540787U/ja active Pending
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