JPH058373U - 冷蔵庫の温調装置 - Google Patents
冷蔵庫の温調装置Info
- Publication number
- JPH058373U JPH058373U JP5503791U JP5503791U JPH058373U JP H058373 U JPH058373 U JP H058373U JP 5503791 U JP5503791 U JP 5503791U JP 5503791 U JP5503791 U JP 5503791U JP H058373 U JPH058373 U JP H058373U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supply duct
- cold air
- refrigerator
- return duct
- duct
- Prior art date
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- Pending
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は冷蔵庫の温調装置において、凍結防
止用ヒータを廃止し、そのメンテナンス構造を不要とす
ることを目的とする。 【構成】 冷蔵庫本体キャビネット1の断熱箱体の断熱
壁中に設けた冷気供給ダクト15と冷気帰還ダクト16
と、冷気供給ダクト15と冷気帰還ダクト16とを連通
するバイパス風路25と、冷気供給ダクト15とバイパ
ス風路25の開閉を行うダンパー18とを有する。
止用ヒータを廃止し、そのメンテナンス構造を不要とす
ることを目的とする。 【構成】 冷蔵庫本体キャビネット1の断熱箱体の断熱
壁中に設けた冷気供給ダクト15と冷気帰還ダクト16
と、冷気供給ダクト15と冷気帰還ダクト16とを連通
するバイパス風路25と、冷気供給ダクト15とバイパ
ス風路25の開閉を行うダンパー18とを有する。
Description
【0001】
本考案は、冷蔵庫の温調装置に関する。
【0002】
近年、食品流通路において取り扱われる食品の温度形態は様々あり、調理直前 の保存温度にも様々の温度形態がある。従って冷蔵庫にも複数の保存温度が要求 され、1つの冷蔵庫で複数の温度域を持つことが要求されている。
【0003】 以下、図面を参照しながら上述した冷蔵庫の温調装置の一例について記す。 図3において、1は冷蔵庫本体キャビネット、2は断熱体を有する仕切り、3 は断熱体を有する扉、4は冷凍室、5は冷蔵室であり、冷蔵庫本体キャビネット 1の天井部には、圧縮機6,凝縮器7,ドライヤ8,キャピラリー9を設け、冷 凍室4の庫内天井部に冷却器10を設けてあり順次連結されている。又、凝縮器 7には凝縮器冷却用電動機11と凝縮器冷却用ファン12が、又、冷却器10に は冷却器用電動機13と冷却器用ファン14とデフロストヒータ10Aが設けら れている。
【0004】 一方、15はサプライダクト(冷気供給ダクト)、16はリターンダクト(冷 気帰還ダクト)であり、サプライダクト出口17には、ダンパー18とダンパー 感熱部19が設けられており、サプライダクト入口20とリターンダクト出口2 1は冷凍室4に、サプライダクト出口17とリターンダクト入口22は冷蔵室5 に接続されている。又、サプライダクト出口17には、冷蔵室撹拌用ファン23 と、リターンダクト16には凍結防止用ヒータ24が設けられている。
【0005】 以上の様に構成された冷蔵庫の温調装置について、以下その動作について説明 する。
【0006】 圧縮機6,凝縮器7,ドライヤ8,キャピラリー9,冷却器10で作られた冷 気で冷凍室4は所定の温度に冷却される。一方、冷蔵室5は、冷凍室の冷気が、 サプライダクト入口20,サプライダクト15,サプライダクト出口17そして ダンパー18を通り冷却される。又、冷蔵室5の熱を奪った冷気は、リターンダ クト入口22,リターンダクト16,リターンダクト出口21を通り冷凍室4に 戻ってくる。
【0007】 この時リターンダクト16の壁面は冷凍室4により冷却されており、冷蔵室5 の熱と湿気を奪った冷気は、このリターンダクト16を通過する間にリターンダ クト16の壁面と接触し結露,凍結するが、この凍結を防ぐ為、凍結防止用ヒー タ24に通電している。又、冷蔵室5が冷却されると、ダンパー感熱部19がそ れを感知し、ダンパー18を閉じ冷え過ぎを防止し、冷蔵室5を一定温度に保つ 。
【0008】
しかしながら上記の構成では、リターンダクト16の壁面に、凍結防止用ヒー タ24を設けなければならず、その効率的な取り付け、及びメンテナンスを考慮 した構造、更に配線処理が複雑となる課題を有していた。
【0009】 本考案は上記従来の課題を解決するもので、冷気帰還ダクトの凍結防止用ヒー タを不要にできる冷蔵庫の温調装置を提供することを目的とする。
【0010】
上記課題を解決するために本考案の冷蔵庫の温調装置は、断熱箱体の断熱壁中 に設けた冷気供給ダクトと冷気帰還ダクトと、前記冷気供給ダクトと冷気帰還ダ クトとを連通するバイパス風路と、冷気供給ダクトとバイパス風路の開閉を行う ダンパーとを有する。
【0011】
【作用】 本考案は上記構成により、凍結防止用ヒータが不要になると共に、凍結防止用 ヒータのメンテナンスを考慮した構造が不要となり、更に配線処理も不要となる 。
【0012】
以下本考案の実施例の冷蔵庫の温調装置について、図面を参照しながら説明す る。尚、従来と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略す る。
【0013】 図1,図2,図3において、25はバイパス風路であり、サプライダクト15 とリターンダクト16を結んでいる。
【0014】 以上の様に構成された冷蔵庫の温調装置について、図1から図3を参照して説 明する。圧縮機6,凝縮器7,ドライヤ8,キャピラリー9,冷却器10と順次 凍結された冷却装置で発生させた冷気で冷凍室4は所定の温度に冷却される。こ の冷凍室4の冷気は、サプライダクト入口20,サプライダクト15,サプライ ダクト出口17,ダンパー18を通過し、冷蔵室5に導かれ冷蔵室5を冷却する 。一方、冷蔵室5の熱を奪った冷気はリターンダクト入口22,リターンダクト 16,リターンダクト出口21を通り冷凍室4に戻ってくる。冷蔵室5が所定の 温度に冷却されると、ダンパー感熱部19がそれを感知し、ダンパー18を閉じ 冷え過ぎを防止する。一方、冷却器10の霜取り時、デフロストヒータ10Aは 通電され、又、ダンパー18は、サプライダクト出口17を閉じ、風路25でサ プライダクト15とリターンダクトを結び、冷蔵室撹拌ファン23を動かすこと で、デフロストヒータ10Aの熱気を、リターンダクト16に導き、リターンダ クト16の霜を除去するものである。
【0015】 本実施例によれば、サプライダクト15とリターンダクト16を結ぶバイパス 風路25を設けることにより、凍結防止用ヒータ24が不要になると共に凍結防 止用ヒータ24のメンテナンスを考慮した構造が不要となり更に配線処理も不要 となる。
【0016】
以上の様に本考案は、冷気供給ダクトと冷気帰還ダクトを結ぶバイパス風路を 設けることにより、凍結防止用ヒータが不要になると共に凍結防止用ヒータのメ ンテナンスを考慮した構造が不要となり、更に配線処理も不要となる。
【図1】本考案の一実施例における冷蔵庫の温調装置の
断面図
断面図
【図2】図1に示した温調装置の側断面図
【図3】図1に示した冷蔵庫の扉を開いた状態の斜視図
【図4】従来の冷蔵庫の温調装置の断面図
【図5】図4に示した温調装置の側断面図
1 冷蔵庫本体キャビネット 2 仕切り 3 扉 4 冷凍室 5 冷蔵室 6 圧縮機 7 凝縮器 8 ドライヤ 9 キャピラリー 10 冷却器 11 凝縮器冷却用電動機 12 凝縮器冷却用ファン 13 冷却器用電動機 14 冷却器用ファン 15 サプライダクト(冷気供給ダクト) 16 リターンダクト(冷気帰還ダクト) 18 ダンパー 25 バイパス風路
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 圧縮機と凝縮器とドライヤとキャピラリ
ーと冷却器を順次連結し、前記凝縮器に凝縮器冷却用電
動機と凝縮器冷却用ファンを備え、前記冷却器に備えた
冷却器用電動機と冷却器用ファン及び断熱箱体から成る
冷蔵庫本体キャビネットと、前記冷蔵庫本体キャビネッ
トの前面に設けた断熱体の扉と、前記冷蔵庫本体の内部
を複数の室に区画する仕切りと、前記断熱箱体の断熱壁
中に設けた冷気供給ダクトと冷気帰還ダクトと、前記冷
気供給ダクトと冷気帰還ダクトとを連通するバイパス風
路と、冷気供給ダクトとバイパス風路の開閉を行うダン
パーとを設けたことを特徴とする冷蔵庫の温調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5503791U JPH058373U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 冷蔵庫の温調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5503791U JPH058373U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 冷蔵庫の温調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058373U true JPH058373U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=12987465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5503791U Pending JPH058373U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 冷蔵庫の温調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058373U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016533961A (ja) * | 2013-08-30 | 2016-11-04 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. | 航空機ギャレーの冷却器の気流を逆行させる装置 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP5503791U patent/JPH058373U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016533961A (ja) * | 2013-08-30 | 2016-11-04 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. | 航空機ギャレーの冷却器の気流を逆行させる装置 |
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