JPH0540602Y2 - - Google Patents
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- JPH0540602Y2 JPH0540602Y2 JP1988065258U JP6525888U JPH0540602Y2 JP H0540602 Y2 JPH0540602 Y2 JP H0540602Y2 JP 1988065258 U JP1988065258 U JP 1988065258U JP 6525888 U JP6525888 U JP 6525888U JP H0540602 Y2 JPH0540602 Y2 JP H0540602Y2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は無線電話の子機での呼出し音及び受話
の放音動作を行なう放音装置に関する。
の放音動作を行なう放音装置に関する。
(ロ) 従来の技術
電話回路に接続された親機と携帯できるように
した子機との間で無線によつて信号の授受を行い
電話通話を行なうもので、例えば特開昭59−
221038号公報に開示されたような構成となつてい
る。斯かる構成の無線電話の子機では、呼出し音
と音声信号とが、同一のスピーカより放音されて
いるが呼出し音のレベルは音声信号と比較して非
常に大きいため、受話器に耳を近づけた状態で呼
出し音が受信されると使用者は不快感を受けると
共に聴力に悪影響を及ぼすことがあつた。斯かる
点を改良した子機として第2図に示した回路のよ
うに、呼出し用スピーカと受話スピーカとの2個
のスピーカを用いたものが考案されている。同図
において、1はアンテナ、2はアンテナ1を介し
入力される信号を受信する受信回路、3は前記受
信回路2より出力される信号を増幅する第1増幅
回路、4は前記受信回路2で受信され、第1増幅
回路3で増幅された音声信号を放音する受話スピ
ーカ、5は前記受信回路2で受信され、第1増幅
回路3で増幅された呼出し信号を呼出し音として
放音する呼出し用スピーカで一般に、前記受話ス
ピーカ4と同一の動電型スピーカが用いられてい
る。6,7は連動して待機状態及び通話状態を切
換える第1、第2切換スイツチで該第1切換スイ
ツチ6、第2切換スイツチ7は各々、可動端子6
a,7a、不動作端子6b,7b、待機端子6
c,7c及び通話端子6d,7dを備え、該可動
端子6a,7aには動作電源が接続されている。
8はコレクタが受話スピーカ4を介して前記第1
増幅回路3の出力側に接続されていると共にエミ
ツタが接地され、ベースが抵抗9を介し、前記第
1切換スイツチ6の通話端子6dに接続された第
1スイツチングトランジスタ、10はコレクタが
呼出し用スピーカ5を介して前記第1増幅回路3
の出力側に接続されていると共にエミツタが接地
され、ベースが抵抗11を介して第1切換スイツ
チ6の待機端子6cに接続された第2スイツチン
グトランジスタ、12は話者の音声を電気信号に
変換するマイクロフオン、13は該マイクロフオ
ン12より得られる信号を増幅する第2増幅回
路、14は該第2増幅回路13によつて増幅され
た信号を受け、該信号とアンテナ1を介し親機に
送信する送信回路である。
した子機との間で無線によつて信号の授受を行い
電話通話を行なうもので、例えば特開昭59−
221038号公報に開示されたような構成となつてい
る。斯かる構成の無線電話の子機では、呼出し音
と音声信号とが、同一のスピーカより放音されて
いるが呼出し音のレベルは音声信号と比較して非
常に大きいため、受話器に耳を近づけた状態で呼
出し音が受信されると使用者は不快感を受けると
共に聴力に悪影響を及ぼすことがあつた。斯かる
点を改良した子機として第2図に示した回路のよ
うに、呼出し用スピーカと受話スピーカとの2個
のスピーカを用いたものが考案されている。同図
において、1はアンテナ、2はアンテナ1を介し
入力される信号を受信する受信回路、3は前記受
信回路2より出力される信号を増幅する第1増幅
回路、4は前記受信回路2で受信され、第1増幅
回路3で増幅された音声信号を放音する受話スピ
ーカ、5は前記受信回路2で受信され、第1増幅
回路3で増幅された呼出し信号を呼出し音として
放音する呼出し用スピーカで一般に、前記受話ス
ピーカ4と同一の動電型スピーカが用いられてい
る。6,7は連動して待機状態及び通話状態を切
換える第1、第2切換スイツチで該第1切換スイ
ツチ6、第2切換スイツチ7は各々、可動端子6
a,7a、不動作端子6b,7b、待機端子6
c,7c及び通話端子6d,7dを備え、該可動
端子6a,7aには動作電源が接続されている。
8はコレクタが受話スピーカ4を介して前記第1
増幅回路3の出力側に接続されていると共にエミ
ツタが接地され、ベースが抵抗9を介し、前記第
1切換スイツチ6の通話端子6dに接続された第
1スイツチングトランジスタ、10はコレクタが
呼出し用スピーカ5を介して前記第1増幅回路3
の出力側に接続されていると共にエミツタが接地
され、ベースが抵抗11を介して第1切換スイツ
チ6の待機端子6cに接続された第2スイツチン
グトランジスタ、12は話者の音声を電気信号に
変換するマイクロフオン、13は該マイクロフオ
ン12より得られる信号を増幅する第2増幅回
路、14は該第2増幅回路13によつて増幅され
た信号を受け、該信号とアンテナ1を介し親機に
送信する送信回路である。
次に第2図に示された回路の動作について説明
する。図において第1、第2切換スイツチ6,7
の可動端子6a,7aは、不動作端子6b,7b
に接続された状態にあるため、受信回路2、第1
増幅回路3、第2増幅回路13及び送信回路14
は不動作状態にある。また第1、第2スイツチン
グトランジスタ8,10の各ベースに、各バイア
ス電流が供給されていないため、不導通状態にな
つている。斯かる状態において、子機を待機状態
にするため、第1、第2切換スイツチ6,7の可
動端子6a,7aを各待機端子6c,7cに接続
すると、第1切換スイツチ6を通して、第2スイ
ツチングトランジスタ10に抵抗11を介し、動
作電源よりバイアス電流が加わり、該第2スイツ
チングトランジスタ10は動作状態になる。その
ため呼出し用スピーカ5は放音可能状態となる。
また、第2切換スイツチ7を通して、受信回路2
及び第1増幅回路3にも動作電源よりの電源供給
が行なわれ、該受信回路2及び第1増幅回路3は
動作状態となる。上記のようにして、子機を待機
状態にさせている時、電話回線に接続している親
機(図示せず)が呼出し信号を受信し、該呼出し
信号を子機に対し送信して来たとすると、子機で
は、親機より送信されて来た呼出し信号をアンテ
ナ1を介し、受信回路2で受け、第1増幅回路3
に加える。それにより該第1増幅回路3は増幅
し、該増幅された呼出し信号は呼出し用スピーカ
5及び受話スピーカ4に印加するが斯かる状態に
おいて受話スピーカ4の動作制御を行なう第1ス
イツチングトランジスタ8が不導通状態になつて
いるため受話スピーカ4は動作せず、前記第1増
幅回路3より出力された呼出し信号は呼出し用ス
ピーカ5を駆動させて呼出し音の放音をさせる。
そして使用者が呼出し用スピーカ5からの呼出し
音を聴取し、電話がかかつて来たことを認知する
と、使用者は第1、第2切換スイツチ6,7を連
動して通話状態に切換える。それにより、該第
1、第2切換スイツチ6,7の可動端子6a,7
aは各々通話端子6d,7dに接続される。斯か
る切換動作により、第1切換スイツチ6を介し、
第2増幅回路13及び送信回路14にも動作電源
よりの電源供給が行なわれ、該第2増幅回路13
及び送信回路14は動作状態になる。さらに、第
1スイツチングトランジスタ8は前記第1切換ス
イツチ6を介し動作電源よりのバイアス電流を受
け、動作状態になるが、第2スイツチングトラン
ジスタ10は斯かる切換動作により、ベースにバ
イアス電流を受けなくなつて、不導通状態とな
る。そして斯かる通話状態においても受信回路2
及び第1増幅回路3は第2切換スイツチ7を介し
ての電源供給を受け動作状態にある。さらに、斯
かる切換動作に対応して、パイロツト信号発生回
路(図示せず)が起動し、パイロツト信号を出力
して、前記動作状態にある送信回路14を介し、
アンテナ1より親機に送出して、電話回線の閉結
をさせる。斯かる動作が行なわれて、呼者と通話
可能な通話状態になると、使用者である話者の声
は、マイクロフオン12で音声信号に変換され、
第2増幅回路13で増幅させて、送信回路14、
アンテナ1を介して親機に送信される。その結
果、話者の声は音声信号として親機を通つて電話
回線に加わり、該電話回線を介して、呼者へ送ら
れる。また、斯かる状態において、呼者よりの音
声信号は、電話回線を介して親機に着信し、該親
機を介して子機に送出される。そのため、前記子
機では親機より送信されて来た音声信号をアンテ
ナ1、受信回路2を介し受信し、受信した音声信
号を第1増幅回路3で増幅させ、受話スピーカ4
及び呼出し用スピーカ5に印加させる。しかしな
がら、呼出し用スピーカ5の動作制御をする第2
スイツチングトランジスタ10は、通話状態で
は、不動作状態になつているため、該呼出し用ス
ピーカ5は不動作状態となる。従つて第1増幅回
路3によつて増幅された呼者からの音声信号は受
話スピーカ4によつて放音されることになり、話
者は呼者よりの音声を聴取して、話者は子機を用
いて呼者との通話動作が行なえる。このようにし
て第2図に示した回路を備えた子機を待機状態又
は通話状態にさせる。
する。図において第1、第2切換スイツチ6,7
の可動端子6a,7aは、不動作端子6b,7b
に接続された状態にあるため、受信回路2、第1
増幅回路3、第2増幅回路13及び送信回路14
は不動作状態にある。また第1、第2スイツチン
グトランジスタ8,10の各ベースに、各バイア
ス電流が供給されていないため、不導通状態にな
つている。斯かる状態において、子機を待機状態
にするため、第1、第2切換スイツチ6,7の可
動端子6a,7aを各待機端子6c,7cに接続
すると、第1切換スイツチ6を通して、第2スイ
ツチングトランジスタ10に抵抗11を介し、動
作電源よりバイアス電流が加わり、該第2スイツ
チングトランジスタ10は動作状態になる。その
ため呼出し用スピーカ5は放音可能状態となる。
また、第2切換スイツチ7を通して、受信回路2
及び第1増幅回路3にも動作電源よりの電源供給
が行なわれ、該受信回路2及び第1増幅回路3は
動作状態となる。上記のようにして、子機を待機
状態にさせている時、電話回線に接続している親
機(図示せず)が呼出し信号を受信し、該呼出し
信号を子機に対し送信して来たとすると、子機で
は、親機より送信されて来た呼出し信号をアンテ
ナ1を介し、受信回路2で受け、第1増幅回路3
に加える。それにより該第1増幅回路3は増幅
し、該増幅された呼出し信号は呼出し用スピーカ
5及び受話スピーカ4に印加するが斯かる状態に
おいて受話スピーカ4の動作制御を行なう第1ス
イツチングトランジスタ8が不導通状態になつて
いるため受話スピーカ4は動作せず、前記第1増
幅回路3より出力された呼出し信号は呼出し用ス
ピーカ5を駆動させて呼出し音の放音をさせる。
そして使用者が呼出し用スピーカ5からの呼出し
音を聴取し、電話がかかつて来たことを認知する
と、使用者は第1、第2切換スイツチ6,7を連
動して通話状態に切換える。それにより、該第
1、第2切換スイツチ6,7の可動端子6a,7
aは各々通話端子6d,7dに接続される。斯か
る切換動作により、第1切換スイツチ6を介し、
第2増幅回路13及び送信回路14にも動作電源
よりの電源供給が行なわれ、該第2増幅回路13
及び送信回路14は動作状態になる。さらに、第
1スイツチングトランジスタ8は前記第1切換ス
イツチ6を介し動作電源よりのバイアス電流を受
け、動作状態になるが、第2スイツチングトラン
ジスタ10は斯かる切換動作により、ベースにバ
イアス電流を受けなくなつて、不導通状態とな
る。そして斯かる通話状態においても受信回路2
及び第1増幅回路3は第2切換スイツチ7を介し
ての電源供給を受け動作状態にある。さらに、斯
かる切換動作に対応して、パイロツト信号発生回
路(図示せず)が起動し、パイロツト信号を出力
して、前記動作状態にある送信回路14を介し、
アンテナ1より親機に送出して、電話回線の閉結
をさせる。斯かる動作が行なわれて、呼者と通話
可能な通話状態になると、使用者である話者の声
は、マイクロフオン12で音声信号に変換され、
第2増幅回路13で増幅させて、送信回路14、
アンテナ1を介して親機に送信される。その結
果、話者の声は音声信号として親機を通つて電話
回線に加わり、該電話回線を介して、呼者へ送ら
れる。また、斯かる状態において、呼者よりの音
声信号は、電話回線を介して親機に着信し、該親
機を介して子機に送出される。そのため、前記子
機では親機より送信されて来た音声信号をアンテ
ナ1、受信回路2を介し受信し、受信した音声信
号を第1増幅回路3で増幅させ、受話スピーカ4
及び呼出し用スピーカ5に印加させる。しかしな
がら、呼出し用スピーカ5の動作制御をする第2
スイツチングトランジスタ10は、通話状態で
は、不動作状態になつているため、該呼出し用ス
ピーカ5は不動作状態となる。従つて第1増幅回
路3によつて増幅された呼者からの音声信号は受
話スピーカ4によつて放音されることになり、話
者は呼者よりの音声を聴取して、話者は子機を用
いて呼者との通話動作が行なえる。このようにし
て第2図に示した回路を備えた子機を待機状態又
は通話状態にさせる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
上記した回路を備えた子機では、受話スピーカ
4と、呼出し用スピーカ5との2個のスピーカを
備え、該呼出し用スピーカ5を受話スピーカ4よ
り離した位置に設けて、呼出し音の放音は呼出し
用スピーカ5のみでさせ、呼者よりの音声の放音
は受話スピーカ4のみでさせるように放音装置を
構成したため、呼出し音により耳に不快感を与え
たり、悪影響を及ぼすようなことはなくなつた。
しかし上記回路では受話スピーカ4及び呼出し用
スピーカ5としてインピーダンスの低い、高価な
動電型スピーカを用い、呼出し用スピーカ5には
第1切換スイツチ6の可動端子6aが待機端子6
cに接するとオン状態になる第2スイツチングト
ランジスタ10を設け、受話スピーカ4には第1
切換スイツチ6の可動端子6aが通話端子6dに
接するとオン状態になる第1スイツチングトラン
ジスタ8を設けて、1個々の動電型スピーカをそ
れぞれのスイツチングトランジスタにより動作、
不動作の切換えをさせるようにしているため構成
部品が多くて、回路構成が複雑化し、製造上の効
率も悪くなつて、低価格の子機には用いることが
できないという課題を有していた。
4と、呼出し用スピーカ5との2個のスピーカを
備え、該呼出し用スピーカ5を受話スピーカ4よ
り離した位置に設けて、呼出し音の放音は呼出し
用スピーカ5のみでさせ、呼者よりの音声の放音
は受話スピーカ4のみでさせるように放音装置を
構成したため、呼出し音により耳に不快感を与え
たり、悪影響を及ぼすようなことはなくなつた。
しかし上記回路では受話スピーカ4及び呼出し用
スピーカ5としてインピーダンスの低い、高価な
動電型スピーカを用い、呼出し用スピーカ5には
第1切換スイツチ6の可動端子6aが待機端子6
cに接するとオン状態になる第2スイツチングト
ランジスタ10を設け、受話スピーカ4には第1
切換スイツチ6の可動端子6aが通話端子6dに
接するとオン状態になる第1スイツチングトラン
ジスタ8を設けて、1個々の動電型スピーカをそ
れぞれのスイツチングトランジスタにより動作、
不動作の切換えをさせるようにしているため構成
部品が多くて、回路構成が複雑化し、製造上の効
率も悪くなつて、低価格の子機には用いることが
できないという課題を有していた。
本考案は斯かる課題を解決するために構成した
無線電話の子機の放音装置を提供するものであ
る。
無線電話の子機の放音装置を提供するものであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案の無線電話の子機の放音装置は、電話回
線に接続された親機と無線で接続される無線電話
の子機において、該子機を待機状態又は、通話状
態に切換える切換スイツチと、親機を介し送信さ
れる呼出し信号及び通話信号を受信する受信回路
と、該受信回路で受信した呼出し信号及び通話信
号を増幅する増幅回路と、該増幅回路に接続し、
通話信号の放音動作を行なう受話スピーカと、該
受話スピーカを前記切換スイツチの通話状態の切
換えに対応して動作状態にさせるスイツチングト
ランジスタと、前記増幅回路に接続し、前記受話
スピーカより高インピーダンスを有すると共に呼
出し信号に対応する周波数帯域の信号の放音動作
を行なう呼出し用スピーカとを備え構成したもの
である。
線に接続された親機と無線で接続される無線電話
の子機において、該子機を待機状態又は、通話状
態に切換える切換スイツチと、親機を介し送信さ
れる呼出し信号及び通話信号を受信する受信回路
と、該受信回路で受信した呼出し信号及び通話信
号を増幅する増幅回路と、該増幅回路に接続し、
通話信号の放音動作を行なう受話スピーカと、該
受話スピーカを前記切換スイツチの通話状態の切
換えに対応して動作状態にさせるスイツチングト
ランジスタと、前記増幅回路に接続し、前記受話
スピーカより高インピーダンスを有すると共に呼
出し信号に対応する周波数帯域の信号の放音動作
を行なう呼出し用スピーカとを備え構成したもの
である。
(ホ) 作用
本考案の無線電話の子機の放音装置は増幅回路
に接続し、切換スイツチの切換に対応して切換る
スイツチングトランジスタにより、動作、不動作
の制御を受ける、通話信号放音用の受話スピーカ
と、該受話スピーカと並列して増幅回路に接続
し、該受話スピーカより高インピーダンスを有す
る呼出し音放音用の呼出し用スピーカとにより、
該スイツチングトランジスタのオン、オフに対応
し、増幅回路よりの出力が受話スピーカより放音
させるか、呼出し用スピーカより放音させるかを
切換えさせるようにするものである。
に接続し、切換スイツチの切換に対応して切換る
スイツチングトランジスタにより、動作、不動作
の制御を受ける、通話信号放音用の受話スピーカ
と、該受話スピーカと並列して増幅回路に接続
し、該受話スピーカより高インピーダンスを有す
る呼出し音放音用の呼出し用スピーカとにより、
該スイツチングトランジスタのオン、オフに対応
し、増幅回路よりの出力が受話スピーカより放音
させるか、呼出し用スピーカより放音させるかを
切換えさせるようにするものである。
(ヘ) 実施例
第1図は本考案の実施例を示すもので第2図で
の動電型スピーカの呼出し用スピーカ5、第2ス
イツチングトランジスタ10及び抵抗11を除去
し、インピーダンスが高く、呼出し音に対応する
周波数帯域の信号しか放音できないマグネチツク
スピーカ又はセラミツクスピーカ等を呼出し用ス
ピーカ15として一端を接地し、他端を第1増幅
回路3の出力側に接続させたものである。そのた
め、第2図と同一素子には同一図番を付けた。第
1図において、呼出し用スピーカ15は前記受話
スピーカ4が第1スイツチングトランジスタ8の
オフにより、不動作状態にある時には第1増幅回
路3の出力を受け、前記受話スピーカ4が第1ス
イツチングトランジスタ8のオンにより動作状態
にある時には該受話スピーカ4(動電型スピーカ
はインピーダンスが低い)とのインピーダンスの
違いにより、前記第1増幅回路3の出力は受け
ず、該出力は受話スピーカ4に印加するようにし
たものである。
の動電型スピーカの呼出し用スピーカ5、第2ス
イツチングトランジスタ10及び抵抗11を除去
し、インピーダンスが高く、呼出し音に対応する
周波数帯域の信号しか放音できないマグネチツク
スピーカ又はセラミツクスピーカ等を呼出し用ス
ピーカ15として一端を接地し、他端を第1増幅
回路3の出力側に接続させたものである。そのた
め、第2図と同一素子には同一図番を付けた。第
1図において、呼出し用スピーカ15は前記受話
スピーカ4が第1スイツチングトランジスタ8の
オフにより、不動作状態にある時には第1増幅回
路3の出力を受け、前記受話スピーカ4が第1ス
イツチングトランジスタ8のオンにより動作状態
にある時には該受話スピーカ4(動電型スピーカ
はインピーダンスが低い)とのインピーダンスの
違いにより、前記第1増幅回路3の出力は受け
ず、該出力は受話スピーカ4に印加するようにし
たものである。
次に本考案の無線電話の子機の放音装置につい
ての動作説明を第1図に従つて説明する。まず第
1、第2切換スイツチ6,7の可動端子6a,7
aを待機端子6c,7cに接続させて待機状態に
すると、受信回路2、第1増幅回路3は動作状態
となる。斯かる状態において第1スイツチングト
ランジスタ8はオフ状態で受話スピーカ4は不動
作状態にあるため、前記第1増幅回路3より出力
される信号は呼出し用スピーカ15に加わり、放
音される。斯かる待機状態において親機を介し呼
出し信号が送信されて来ると、該呼出し信号はア
ンテナ1を介し受信回路2で受信され、第1増幅
回路3に加えられて増幅される。該第1増幅回路
3で増幅された呼出し信号は呼出し用スピーカ1
5に加えられ、呼出し用スピーカ15より放音さ
れる。該呼出し用スピーカ15は呼出し音に対応
する周波数の信号に対しては何ら問題なく放音す
る。
ての動作説明を第1図に従つて説明する。まず第
1、第2切換スイツチ6,7の可動端子6a,7
aを待機端子6c,7cに接続させて待機状態に
すると、受信回路2、第1増幅回路3は動作状態
となる。斯かる状態において第1スイツチングト
ランジスタ8はオフ状態で受話スピーカ4は不動
作状態にあるため、前記第1増幅回路3より出力
される信号は呼出し用スピーカ15に加わり、放
音される。斯かる待機状態において親機を介し呼
出し信号が送信されて来ると、該呼出し信号はア
ンテナ1を介し受信回路2で受信され、第1増幅
回路3に加えられて増幅される。該第1増幅回路
3で増幅された呼出し信号は呼出し用スピーカ1
5に加えられ、呼出し用スピーカ15より放音さ
れる。該呼出し用スピーカ15は呼出し音に対応
する周波数の信号に対しては何ら問題なく放音す
る。
次に前記呼出し音の放音に対応し、第1、第2
切換スイツチ6,7の可動端子6a,7aを通話
端子6d,7dに接続すると、送信回路14及び
第2増幅回路13も前記受信回路2及び第1増幅
回路3と同様に動作状態になると共に第1スイツ
チングトランジスタ8はオン状態になる。該第1
スイツチングトランジスタ8がオン状態になるこ
とにより、受話スピーカ4は放音動作可能にな
り、第1増幅回路3の出力側にインピーダンスの
高い呼出し用スピーカ15とインピーダンスの低
い受話スピーカ4とが並列に接続された状態とな
る。そのため、第1増幅回路3の出力はインピー
ダンスの低い受話スピーカ4に対して加わるよう
になり、呼出し用スピーカ15が高いインピーダ
ンスを有しているため、該呼出し用スピーカ15
にはでにくくなる。斯かる通話状態において、ア
ンテナ1を介し受信回路2で受けた呼者よりの音
声信号は第1増幅回路3で増幅されて、受話スピ
ーカ4より放音される。さらに斯かる状態におい
て、音声信号はわずかながら呼出し用スピーカ1
5に加わるが、該呼出し用スピーカ15の放音特
性上、呼出し音に対する周波数帯域の信号の放音
しかしないため、音声の放音は行なわれない。
切換スイツチ6,7の可動端子6a,7aを通話
端子6d,7dに接続すると、送信回路14及び
第2増幅回路13も前記受信回路2及び第1増幅
回路3と同様に動作状態になると共に第1スイツ
チングトランジスタ8はオン状態になる。該第1
スイツチングトランジスタ8がオン状態になるこ
とにより、受話スピーカ4は放音動作可能にな
り、第1増幅回路3の出力側にインピーダンスの
高い呼出し用スピーカ15とインピーダンスの低
い受話スピーカ4とが並列に接続された状態とな
る。そのため、第1増幅回路3の出力はインピー
ダンスの低い受話スピーカ4に対して加わるよう
になり、呼出し用スピーカ15が高いインピーダ
ンスを有しているため、該呼出し用スピーカ15
にはでにくくなる。斯かる通話状態において、ア
ンテナ1を介し受信回路2で受けた呼者よりの音
声信号は第1増幅回路3で増幅されて、受話スピ
ーカ4より放音される。さらに斯かる状態におい
て、音声信号はわずかながら呼出し用スピーカ1
5に加わるが、該呼出し用スピーカ15の放音特
性上、呼出し音に対する周波数帯域の信号の放音
しかしないため、音声の放音は行なわれない。
(ト) 考案の効果
本考案は、上記の如く、呼出し用スピーカに
は、受話スピーカより高インピーダンスのスピー
カを用いたため、受話スピーカをスイツチングト
ランジスタでオン、オフさせるだけで、増幅回路
の出力信号を呼出し用スピーカより放音させる
か、受話スピーカより放音させるかが切換えられ
るようになり、構成部品数が減り、製造上の効率
が向上した。さらに呼出し用スピーカには呼出し
音に対応する周波数帯域の信号のみを放音するス
ピーカを用いることができるため、価格も安くな
り、低価格の子機にも備えることができるように
なつた。
は、受話スピーカより高インピーダンスのスピー
カを用いたため、受話スピーカをスイツチングト
ランジスタでオン、オフさせるだけで、増幅回路
の出力信号を呼出し用スピーカより放音させる
か、受話スピーカより放音させるかが切換えられ
るようになり、構成部品数が減り、製造上の効率
が向上した。さらに呼出し用スピーカには呼出し
音に対応する周波数帯域の信号のみを放音するス
ピーカを用いることができるため、価格も安くな
り、低価格の子機にも備えることができるように
なつた。
第1図は本考案の無線電話の子機の放音装置の
一実施例を示した回路図、第2図は従来の無線電
話の子機に用いられていた放音装置に関する回路
図である。 主な図番の説明、3……第1増幅回路、4……
受話スピーカ、6……第1切換スイツチ、8……
第1スイツチングトランジスタ、14……送信回
路、15……呼出し用スピーカ。
一実施例を示した回路図、第2図は従来の無線電
話の子機に用いられていた放音装置に関する回路
図である。 主な図番の説明、3……第1増幅回路、4……
受話スピーカ、6……第1切換スイツチ、8……
第1スイツチングトランジスタ、14……送信回
路、15……呼出し用スピーカ。
Claims (1)
- 電話回線に接続された親機と無線で接続される
無線電話の子機において、該子機を待機状態又
は、通話状態に切換える切換スイツチと、親機を
介し送信される呼出し信号及び通話信号を受信す
る受信回路と、該受信回路で受信した呼出し信号
及び通話信号を増幅する増幅回路と、該増幅回路
に接続し、通話信号の放音動作を行なう受話スピ
ーカと、該受話スピーカを前記切換スイツチの通
話状態の切換えに対応して動作状態にさせるスイ
ツチングトランジスタと、前記増幅回路に接続
し、前記受話スピーカより高インピーダンスを有
すると共に呼出し信号に対応する周波数帯域の信
号の放音動作を行なう呼出し用スピーカとよりな
り、前記切換スイツチが待機状態にある時には、
前記スイツチングトランジスタにより前記受話ス
ピーカを不動作状態にして、増幅回路の出力信号
を呼出し用スピーカに加え、放音させるように
し、また、前記切換スイツチが通話状態にある時
には、前記スイツチングトランジスタにより前記
受話スピーカを動作状態にして、増幅回路の出力
信号を受話スピーカに加え、放音させるようにし
たことを特徴とする無線電話の子機の放音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988065258U JPH0540602Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988065258U JPH0540602Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167737U JPH01167737U (ja) | 1989-11-27 |
JPH0540602Y2 true JPH0540602Y2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=31290697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988065258U Expired - Lifetime JPH0540602Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540602Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP1988065258U patent/JPH0540602Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01167737U (ja) | 1989-11-27 |
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