JPH0540434Y2 - - Google Patents

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JPH0540434Y2
JPH0540434Y2 JP10938487U JP10938487U JPH0540434Y2 JP H0540434 Y2 JPH0540434 Y2 JP H0540434Y2 JP 10938487 U JP10938487 U JP 10938487U JP 10938487 U JP10938487 U JP 10938487U JP H0540434 Y2 JPH0540434 Y2 JP H0540434Y2
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JP
Japan
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hollow
crosshead
testing machine
hollow support
base
Prior art date
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JP10938487U
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JPS6415145U (ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は材料試験機に関し、特にクロスヘツド
の支持構造を改良したものである。
B 従来の技術 従来から、試験機の搬入を容易とすべく全高を
低くした第2図のような材料試験機が知られてい
る。テーブル1には試験片2の把持具3bを有す
るアクチユエータ4が固定されている。テーブル
1はベース5上に平行に立設した一対のシリンダ
チユーブ(中空支持体)6A,6Bに支持されて
いる。中空支持体6A,6B内にはそれぞれ同じ
長さのピストンロツド(作動杆)7A,7Bが油
圧の作用により進退可能に挿嵌され、この作動杆
7A,7Bの先端にクロスヘツド8が架設されて
いる。第3図に示すとおり、両作動杆7はテーブ
ル1に摺動可能に貫設され、割溝9をボルト10
で締めることによりクランプ可能となつている。
更に、クロスヘツド8の中央には把持具3aが設
けられ、対向した把持具3a,3bで試験片2が
把持される。この従来の材料試験機では、中空支
持体6A,6Bに供給する油圧力にて作動杆7
A,7Bを伸縮し、かつ、この作動杆7A,7B
で試験時にクロスヘツド8に作用する負荷を分担
する。
C 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、クロスヘツド8に作用する荷重
を作動杆7で分担するためその径が太くなり、こ
のため中空支持体の外径も太くなり、結果的に構
造全体が大型化し、搬送にも支障をきたす問題が
あつた。
本考案の目的は、上記問題点を解決した材料試
験機を提供することにある。
D 問題点を解決するための手段 本考案は、昇降可能なクロスヘツド側の把持具
とテーブルに設置されたアクチユエータ側の把持
具とで試験片を把持して試験する材料試験機に実
施され、基端側にクロスヘツドが固定されテーブ
ルに摺動可能に貫設された一対の中空支持体と、
一端がテーブルの基台に固定立設され他端が中空
支持体に流体圧にて摺動可能に挿嵌された作動杆
と、中空支持体をテーブルにクランプするクラン
プ手段とを具備する。そして、中空支持体は作動
杆よりも大きな断面係数を有する。
E 作用 クロスヘツドの自重で下がらない程度に中空支
持体内に流体圧を加えた状態でクランプ手段を緩
め、中空支持体内への流体圧の流出入によりクロ
スヘツド位置を所定位置に設定し、その後、クラ
ンプ手段で中空支持体をテーブルに固定する。試
験時にクロスヘツドに働く荷重は作動杆よりも断
面係数が大きな中空支持体で支持される。
F 実施例 第1図は、本考案に係る材料試験機の一実施例
の全体断面図を示す。図において、第2図および
第3図と同様の箇所には同一番号を付して説明す
る。
テーブル1は、ベース5に立設された立壁12
上に横架され、このテーブル1の中央内側にはア
クチユエータ4が固定され、このアクチユエータ
4には上方に向けて把持具3bが進退可能に設け
られている。更に、第3図に示すように、テーブ
ル1にはアクチユエータ4をはさんで両側に貫通
孔1aが負荷方向に穿設され、この孔1aに向け
てテーブル外方から割溝9が形成されている。孔
1a内には2本のシリンダチユーブ(中空支持
体)60A,60B(第3図中、60で示す)が
挿通し、割溝9をボルト10で締めることにより
クランプ支持される。
中空支持体60A,60B上部にはクロスヘツ
ド8が水平に固定され、その中央下部にはアクチ
ユエータ4に設けられた把持具3bに対向して把
持具3aが設けられている。
一方、ベース5には中空状の作動杆80A,8
0Bが平行に立設され、その先端が中空支持体6
0A,60Bに摺動可能にそれぞれ挿嵌されてい
る。作動杆最下部には中空孔81に通ずる油圧流
出入口82が設けられ、この油圧流出入口82に
配管13が接続され、図示しない油圧源から制御
弁等で制御された油圧が供給される。
作動杆80A,80Bを中空状とし、試験機の
最下部から圧油を供給できるため、ベース5上に
配管13が固定でき配管処理が容易となる。な
お、油圧流出入口を中空支持体60A,60B上
部に設けても良く、この場合、作動杆80を中実
にできるから、形状も単純で製作も容易となり、
内圧に対する肉厚を考慮しなくとも良い。
次に、以上のように構成された材料試験機の動
作を説明する。
試験片2の長さに合せて把持具3aの位置を調
整する際、中空支持体60A,60B内に図示し
ない油圧源から作動杆80A,80Bの中空孔8
1を通してクロスヘツド8等の自重とバランスす
る油圧を供給する。この状態で、第3図に示す中
空支持体60A,60Bをクランプしているボル
ト10をゆるめ、中空支持体60A,60Bに圧
油を流出入し、クロスヘツド8の高さ、すなわち
把持具3aを適正位置に設定する。次いで、一対
の中空支持体60A,60Bをボルト10で強固
にクランプする。アクチユエータ4により試験片
2に負荷をかけると、クロスヘツド8に作用する
荷重は一対の中空支持体60A,60Bで分担さ
れる。試験機を搬出入する際には中空支持体60
A,60B内の圧油を排出しクロスヘツド8を最
下端まで下げる。したがつて全高が低くなり狭い
部屋等への搬入が容易となる。なお、小型の試験
機では油圧に代えて空圧を利用してもよい。クラ
ンプ手段の構成も図示例に限定されない。
G 考案の効果 本考案は以上のように構成したから、作動杆よ
りも断面係数が大きな中空支持体で試験負荷を支
持でき、試験機の小型、軽量化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る材料試験機の一例を示す
全体断面図、第2図は従来例を示す材料試験機の
全体構成図、第3図は第1図および第2図の−
線断面図である。 1……テーブル、2……試験片、3a,3b…
…把持具、4……アクチユエータ、5……ベー
ス、8……クロスヘツド、9……割り溝、10…
…ボルト、60A,60B……中空支持体、80
A,80B……作動杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 昇降可能なクロスヘツド側の把持具とテーブル
    に設置されたアクチユエータ側の把持具とで試験
    片を把持して試験する試験機において、 基端側にクロスヘツドが固定されテーブルに摺
    動可能に貫設された一対の中空支持体と、一端が
    前記テーブルの基台に固定立設され他端が中空支
    持体に流体圧にて摺動可能に挿嵌された一対の作
    動杆と、中空支持体をテーブルにクランプするク
    ランプ手段とを具備し、前記中空支持体は前記作
    動杆よりも大きな断面係数を有していることを特
    徴とする材料試験機。
JP10938487U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0540434Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10938487U JPH0540434Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10938487U JPH0540434Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415145U JPS6415145U (ja) 1989-01-25
JPH0540434Y2 true JPH0540434Y2 (ja) 1993-10-14

Family

ID=31345580

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JP10938487U Expired - Lifetime JPH0540434Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6415145U (ja) 1989-01-25

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