JPH0355091Y2 - - Google Patents

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JPH0355091Y2
JPH0355091Y2 JP2493485U JP2493485U JPH0355091Y2 JP H0355091 Y2 JPH0355091 Y2 JP H0355091Y2 JP 2493485 U JP2493485 U JP 2493485U JP 2493485 U JP2493485 U JP 2493485U JP H0355091 Y2 JPH0355091 Y2 JP H0355091Y2
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grip
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、材料試験に使用される試験片把持
用のつかみ具に関するものである。
(従来の技術) 油圧、空圧等のシリンダによつてつかみ歯を進
退させ、試験片を挟持するように構成した第3図
および第4図に示すようなつかみ具が知られてい
る。第3図に示すつかみ具は、シリンダ30が縦
向きに設けられており、ピストン31の上下動が
拡縮リンク33を介して負荷棒34に伝えられ、
該負荷棒を横移動させるようになつている。ま
た、第4図に示すつかみ具は、ピストン31の上
下動がくさび作用によつて試験片を挟持するつか
み歯に直接伝えられるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のピストン式つかみ具
は、いずれもシリンダが縦向きに設けられている
ため、つかみ具全体の高さ(H1,H2)が大きく
なり、第4図に示すように、材料試験機に取り付
けたときにつかみ具間のストロークSを大きくと
ることができないという問題点があつた。
つかみ具間のストロークSを大きくするために
は、試験機本体の高さLを高くする必要がある
が、このためには材料試験機の価格が著しく高く
なるという問題があつた。また、上記従来のつか
み具では、つかみ歯の開きt1,t2を大きくとりた
い場合は、ピストンのストロークを長くしなけれ
ばならないため、シリンダ部が長くなり、同様に
つかみ具の高さ(H1,H2)が大きくなつてい
た。
これにかわるものとして、シリンダを試験片把
持位置の左右にそれぞれ設けたものが提案されて
いる(実開昭50−3577号)が、このものは左右に
シリンダを設けるため構造的に複雑で、大がかり
なものとなる傾向があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するため、つかみ
具の構成を、試験片を両側から挟持する左右1対
のつかみ歯と、材料試験機に取り付けられるフレ
ームによつて試験片の軸方向と垂直方向に進退自
在に支持され、先端部には前記つかみ歯が取り付
けられた左右1対の負荷棒と、該負荷棒と平行に
往復動自在な左右1対のピストンをそなえたシリ
ンダ装置と、中間部がフレームに枢着され、1端
部が前記ピストンの先端部に係止されるととも
に、他端部が前記負荷棒のつかみ歯と反対側の端
部に係止された左右1対の回動式連結リンクをそ
なえるものとした。
(作用) 負荷棒と平行に設けられたピストンが移動すれ
ば、その移動が連結リンクを介して負荷棒に伝え
られ、つかみ歯を進退させる。
(実施例) 第1図、第2図は本考案の1実施例をあらわす
もので、このつかみ具1は、中央下部に凹状のチ
ヤツク用空間部2aが形成されたフレーム2をそ
なえ、該フレームの上端部には、材料試験機Tに
取り付けられる連結棒3が螺着されている。
チヤツク用空間部2aの両側の脚部2b,2b
に穿設された水平方向の通孔2c,2cには、負
荷棒5,5が摺動自在に嵌合しており、これら負
荷棒5,5の互いに向い合う端部に、つかみ歯
7,7がピン9,9′によつて縦方向および横方
向に若干回動可能に取り付けられている。つかみ
歯7,7の互いに向い合う面7a,7aには鋸刃
状の刻目が刻設されている。
フレーム2の上部には、油圧シリンダ(空気圧
シリンダでもよい)10が設けられており、この
油圧シリンダの内部に前記負荷棒5,5と平行に
往復動する1対のピストン11,11が設けられ
ている。フレーム2の左右の張出部2dに形成さ
れている溝部2eには板状の連結リンク13が軸
14によつて回動自在に軸支されている。連結リ
ンク13の上端部と下端部には、それそれ円弧状
の長穴13a,13bが穿設されている。そし
て、上部の長穴13aには、前記ピストンロツド
11aのピン16が、また下部の長穴13bには
負荷棒5のつかみ具7と反対側の端部に設けたピ
ン17が、それぞれ摺動自在に係合している。な
お、ピストン側のピン16と枢着点(軸14)の
間の距離l1は、負荷棒側のピン17と枢着点まで
の距離l2よりも大きくなつている。
このつかみ具1は、第5図に示すように、ユニ
バーサルジヨイント20を介して材料試験機Tの
ヨーク21に固着されたロードセル22に取り付
けられる。この上部つかみ具1の下方には、同様
な構造の下部つかみ具1′が材料試験機Tのクロ
スヘツド24に取り付けられる。試験片25は、
これら上部つかみ具1と下部つかみ具1′によつ
て垂直に支持され、軸方向の負荷が加えられる。
このつかみ具1で試験片25をつかむ場合は、
油圧シリンダ(空気圧シリンダ)10の外側の室
10a,10aに油圧(空気圧)を供給し、中央
の室10bは環流路に接続して、両側のピストン
11,11をともに中心側に移動させる。すると
連結リンク13,13が軸14,14を中心に回
動して、負荷棒5,5を後退(つかみ歯7が開く
方向に移動)させる。これによつて左右のつかみ
7,7が開くので、試験片25をその中間部に支
持し、つぎに油圧(空気圧)をシリンダ10の中
央の室10bに供給するとともに、両端側の室は
油圧等の環流路に接続する。これによつてピスト
ン11,11が外向きに押し出され、連結リンク
13,13が前記と反対向きに回動して、負荷棒
5,5を前進させる。このため、左右のつかみ歯
7,7が試験片25を両側からしつかりと挟持す
るのである。図示例では、連結リンクの枢着点1
4が、その中央よりも下側(負荷棒5側)にある
(l1>l2)ので、ピストン11の押圧力はl1/l2
割合で拡大され、試験片をより強固に把持する。
把持されている試験片25を取り外すときは、油
圧の供給方向を切り換えて、両ピストン11,1
1を中心側へ移動させればよい。
(効果) このつかみ具1は、つかみ歯を駆動するシリン
ダをつかみ歯の移動方向と平行に横設したので、
つかみ具全体の高さ(H)を低くおさえることが
できる。試験片の厚さが大きくて、つかみ歯の開
き(t)を大きくしなければならない場合も、つ
かみ具の高さ(H)を高くする必要がない。この
ため、材料試験機本体の高さ(L)を標準機より
も高くする必要がなくなり、改造費等が不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の1実施例をあら
わす正面断面図および側面図、第3図、第4図は
従来の同種のつかみ具の説明図、第5図は、材料
試験機に取り付けた状態をあらわす正面図であ
る。 1,1′……つかみ具、2……フレーム、3…
…連結ロツド、5……負荷棒、7……つかみ歯、
10……シリンダ、11……ピストン、13……
連結リンク、25……試験片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 試験片を両側から挟持する左右1対のつかみ
    歯と、材料試験機に取り付けられるフレームに
    よつて試験片の軸方向と垂直方向に進退自在に
    支持され、先端部には前期つかみ歯が取り付け
    られた左右1対の負荷棒と、該負荷棒と平行に
    往復動自在な左右1対のピストンをそなえたシ
    リンダ装置と、中間部がフレームに枢着され、
    1端部が前記ピストンの先端部に係止されると
    ともに、他端部が前記負荷棒のつかみ歯と反対
    側の端部に係止された左右1対の回動式連結リ
    ンクをそなえてなる材料試験用つかみ具。 (2) 連結リンクの中間部の枢着点からピストンに
    対する係止点までの距離l1が、枢着点から負荷
    棒に対する係止点までの距離l2よりも大きくな
    つている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    材料試験用つかみ具。
JP2493485U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0355091Y2 (ja)

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JP2493485U JPH0355091Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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JP2493485U JPH0355091Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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Publication Number Publication Date
JPS61140944U JPS61140944U (ja) 1986-09-01
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