JPH0540120Y2 - - Google Patents

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JPH0540120Y2
JPH0540120Y2 JP6084987U JP6084987U JPH0540120Y2 JP H0540120 Y2 JPH0540120 Y2 JP H0540120Y2 JP 6084987 U JP6084987 U JP 6084987U JP 6084987 U JP6084987 U JP 6084987U JP H0540120 Y2 JPH0540120 Y2 JP H0540120Y2
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blind
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ring
box
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水または汚水管などの桝蓋(マン
ホール蓋)における鉤穴の密閉構造に関する。
〔従来の技術〕
桝蓋には一般に鉤穴を設けて、これに鶴はしの
挺杆や治具を差し込んで開放できるようにしてあ
る。従来の鉤穴は下水または汚水管と連通してお
り、そこから異臭ガスが漏れたり、腐蝕性ガスが
通過する。これを防止するため鉤穴を袋構造にす
る技術もあるが(実開昭52−6562号公報)、一旦
土砂などが流入して目詰まりを起こすと、これを
除去するのが厄介で、鶴はしなどの工具の使用が
困難になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、桝蓋
における鉤穴を外部と確実にシールし、土砂など
が入り込んでも容易に除去することができる密閉
構造を提供するにある。
考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 図面を参照して説明すると、本考案の桝蓋にお
ける鉤穴の密閉構造は、第1図に示すように、円
板状でその外周に下向きのテーパ1aを有する内
側蓋1と、円板状であつてその外周に上向きのテ
ーパ2aを有する外側蓋2とを、テーパ1a,2
aでO−リング3を挟んでボルトおよびナツト4
で締結して盲蓋5を構成し、この盲蓋5を第2図
および第3図に示すように、桝蓋6における鉤穴
7の筒状本体8に装着し、O−リング3を筒状本
体8の内壁に密着させたことを特徴とする。
盲蓋5を構成する内側蓋1と外側蓋2とは、鋳
鉄性もしくはステンレス等の金属材またはプラス
チツク材料等で制作する。図示の例では、内側蓋
1の中央部にボルト4aを植設し、外側蓋2に対
応する通孔2bを設けてナツト4bにより締め付
ける構造となつているが、内側蓋1にも通孔を設
けてボルト頭を有する通常のボルトを使用するよ
うにしてもよい。
第2図および第3図に示す桝蓋6は鋳鉄製で、
鉤穴7を有する筒状本体8が桝蓋6と一体に形成
してあるが、この桝蓋6と筒状本体8は後述する
ように別体として制作する場合がある。
筒状本体8に対する盲蓋5の挿入深度を規制す
るため、外側蓋2の外径を筒状本体8の内径より
大にすると共に、盲蓋5のナツト4bにチエーン
9の一端を固定し、他端を桝蓋6の裏面に固定
し、盲蓋5の脱落を防止できるようにしておくこ
とが好ましい。
〔作用〕
第3図に示すように、桝蓋6の裏側から鉤穴7
の筒状本体8に盲蓋5を装入すると、その内壁に
O−リング3が密接するから、外部と遮断され、
鉤穴7から異臭ガスなどが漏れるおそれがない。
盲蓋5の装入に際し、ナツト4bの締付力を加
減すると、テーパ1a,2aに挟み込まれたO−
リング3の柔軟性(弾性)を変化させることがで
きる。したがつて、最初に内側壁1とO−リング
3を筒状本体8に装入し、外側蓋2を後で取付け
たり、予めナツト4bを緩めておけばO−リング
3は適度の柔軟性を示し、盲蓋5の着脱をきわめ
て容易に行うことができる。
このようにして、鉤穴7から内部に土砂などが
流入して目詰まりを起こしても、盲蓋5を外すこ
とにより簡単に除去することができ、工具の使用
が困難になることもなくなる。
〔実施例〕
第4図および第5図は本考案の他の実施例を示
す。鉤穴7を有する筒状本体10は桝蓋とは別部
材で形成され、截頭円錐台状部10aと、これに
続く円筒状基部10bとで構成され、円筒状基部
10bの外周には放射状に邪魔板10cが穿設さ
れている。
一方、盲蓋11は、外周にテーパ12aを有す
内側蓋12の内面に外側蓋13の外周のテーパ1
3aに対応する形状の周壁をもつ凹部12bを形
成し、外側蓋13にはテーパ13aと連続して鍔
部13bを周設すると共に、外面にナツト4bを
着座させる凹部13cを設けて構成する。なお、
内側壁12にボルト4a植設し、外側蓋13にボ
ルト通孔13dを設けるのは前記と同様である。
本実施例では、鉤穴7を有する筒状本体10を
桝蓋とは別部材で形成してあるから、他の鋳鉄製
またはコンクリート製などの桝蓋に適用すること
ができる。また、盲蓋11は内側蓋12に外側蓋
13のテーパ13aに対応する形状の凹部12b
を設けたことにより、両者の位置決めと共にテー
パ12aと13a間の間隙寸法lを大きく変化さ
せることができ、テーパ12aと13aの間に挟
み込むO−リング3の柔軟度を微妙に調節するこ
とができる。さらに、外側蓋13に鍔部13bを
設けたことにより、O−リング3の着座が安定
し、盲蓋11の組立てがより簡単になり、ナツト
4bは凹部13cに納まるから見映えもよく、商
品価値を高める。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、桝蓋に
おける鉤穴をO−リングを介装した盲蓋によつて
確実にシールして異臭ガスなどの漏れを防止する
と共に、鉤穴が土砂などで閉塞しても盲蓋を外す
ことにより簡単に除去することができ、桝蓋の開
閉に工具の使用が困難になることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案構造の一実施例に係る盲蓋の側
面図、第2図は本考案構造に係る桝蓋の平面図、
第3図は第2図の−線に沿う部分拡大断面
図、第4図は本考案構造の他の実施例を示す組立
て前の側面図、第5図は第4図の組立状態の断面
図である。 1……内側蓋、2……外側蓋、1a,2a……
テーパ、3……O−リング、4……ボルト−ナツ
ト、5……盲蓋、6……桝蓋、7……鉤穴、8…
…筒状本体、9……チエーン、10……筒状本
体、11……盲蓋、12……内側蓋、13……外
側蓋、12a,13a……テーパ、12b……凹
部、13b……鍔部、13c……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状であつてその外周に下向きのテーパ1
    a,12aを有する内側蓋1,12と、円板状で
    あつてその外周に上向きのテーパ2a,13aを
    有する外側蓋2,13とを前記両テーパでO−リ
    ング3を挟んでボルトおよびナツト4で締結して
    盲蓋5,11を構成し、この盲蓋を桝蓋6におけ
    る鉤穴7の筒状本体8,10の内壁に密着させた
    ことを特徴とする桝蓋における鉤穴の密閉構造。
JP6084987U 1987-04-22 1987-04-22 Expired - Lifetime JPH0540120Y2 (ja)

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JP6084987U JPH0540120Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JP6084987U JPH0540120Y2 (ja) 1987-04-22 1987-04-22

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JPS63171445U JPS63171445U (ja) 1988-11-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072712Y2 (ja) * 1988-04-30 1995-01-25 長島鋳物株式会社 地下構造物用蓋体の土砂排出装置

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JPS63171445U (ja) 1988-11-08

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