JPH0540050Y2 - - Google Patents

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JPH0540050Y2
JPH0540050Y2 JP1987053589U JP5358987U JPH0540050Y2 JP H0540050 Y2 JPH0540050 Y2 JP H0540050Y2 JP 1987053589 U JP1987053589 U JP 1987053589U JP 5358987 U JP5358987 U JP 5358987U JP H0540050 Y2 JPH0540050 Y2 JP H0540050Y2
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buttons
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータのかごや乗場に設置される
操作盤に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のエレベータ操作盤のうち、エレベータか
ご操作盤を例にとつて、第5図及び第6図により
説明する。
第5図はエレベータかご操作盤の正面図、第6
図は第5図のA−A線に沿う拡大断面図である。
図において、1は一方に開口部を有する外箱、
2はこの開口部を覆つて外箱1に装着された表面
板、3は先行階床を登録する階床ボタン、4はか
ごの運転方向を表示する方向灯、5はドア(図示
省略)の開及び閉ボタンである。2aは表面板2
に空けられた穴、6は階床ボタン3を構成する押
ボタン、7は押ボタン6の摺動を案内するガイ
ド、8はフレームで、表面板2の裏面に植設され
たボルト9とナツト9aにより、ガイド7と共に
表面板2に固定されている。
階床ボタン3は、ガイド7が表面板2の表面か
ら2〜3mm程度(図示寸法a)突出するように、
表面板2に装着されており、押ボタン6はガイド
7よりわずかに後退した位置に、常時はフレーム
8内の圧縮ばね(図示省略)によりガイド7に密
着するように取り付けられている。
そして、乗客が押ボタン6を押すと、押ボタン
6は図示二点鎖線の位置まで後退し、フレーム8
に装着されているマイクロスイツチ(図示省略)
を動作させて階床呼びが登録される。
尚、ドア開及び閉ボタン5も階床ボタン3と同
様の構造である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の操作盤において、全ての階床ボタ
ン、ドア開及び閉ボタンは同一形状であつたた
め、以下の問題があつた。
各ボタンの形状が同一であるため、慌ててい
る場合にはボタンを押し間違えることがある。
エレベータのかご内が混雑している場合に
は、各ボタンの確認が十分に行えないため、異
なつたボタンを押してしまう場合がある。
目の見えない人も一緒に利用する場合には、
点字等の施しておく必要がある。また、点字を
施した場合でも、自分の押したいボタンが見つ
かる迄、順に点字を読んでいかなければならな
いため、押したいボタンを見つける迄に時間が
かかる。
更に別の問題として、いたずらにより不必要
なボタンが押されてしまうことがあつた。
本考案は上記の各問題を解決することを目的と
したものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は使用頻度の高い特定のボタンを表面板
から突出させ、その突出部にキヤツプを装着し、
このキヤツプによつて板状体を表面板に取り付け
ることにより、上記特定のボタンを使いやすく、
また目立ちやすくしたものである。
また、操作盤のボタンのうちの所定のボタンに
相当する位置にのみ穴あけ加工を施したカバープ
レートを被せ、使用頻度の高いボタンはカバープ
レートの表面から突出させてキヤツプを装着する
ことにより非常に操作しやすくし、使用頻度の低
いボタンはカバープレートに穴をあけるのみとす
ることによつてカバープレートの穴を介して操作
させるようにすることにより、やや操作しづらく
し、また使用禁止のボタンはカバープレートに穴
をあけないことによつて使用不可能としたもので
ある。
〔作用〕
本考案によれば、各ボタンの視認性や操作の難
易度を変えることができるため、使用頻度の高い
ボタンをより一層操作しやすくすることができ、
ボタン操作の操作誤りの発生する可能性を低下さ
せることができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図により本考案の一実施例を説
明する。
第1図はエレベータかご操作盤の正面図で第5
図に相当する図、第2図は第1図のB−B線に沿
う拡大断面図で第6図に相当する図である。
図において、20は本実施例の階床ボタン、1
0は押ボタンで、押されると二点鎖線で示した位
置まで後退するもので、その動作原理は第6図の
押ボタン6と同じである。11は押ボタン10の
摺動を案内するガイドで、表面板2の裏面に植設
されたボルト9とナツト9aにより、フレーム8
と共に表面板2に固定されている。
11aはガイド11の外面に切られた雄ねじ、
12は外面を赤色や黄色等の目立つ色に着色され
たキヤツプで、内面に雌ねじが切られている。1
5は案内板であり、キヤツプ12をガイド11に
螺合することにより、表面板2に装着される。
階床ボタン20は表面板2の表面より10〜15mm
程度(図示寸法b)突出するように、表面板2に
装着されており、従来の階床ボタン3とは一目で
識別できるようになつている。
21はドア開及び閉ボタンであり、階床ボタン
20と同一構造である。また、第5図及び第6図
と同一符号のものは同一のものを示している。
本実施例では、使用頻度の高い1階及び8階の
階床ボタン20並びにドア開及び閉ボタン21
は、表面板2から突出させてキヤツプ12を取り
付けるとともに案内板15を装着しているため、
目立ちやすくかつ操作しやすくなつている。ま
た、使用頻度の低い2階〜7階の階床ボタン3
は、従来と同一構造であるため、上記の使用頻度
の高いボタンに比べると、やや操作しづらくなつ
ている。
一般に、エレベータ乗客は慌てているときには
自分の押したいボタンの存在位置付近のボタンの
うち、目立ちやすくかつ操作しやすいボタン20
又は21を操作することが多いが、本実施例によ
れば、これらのボタンは使用頻度の高いボタンで
あるため、自分の押したいボタンと一致する確率
が非常に高くなる。
また、ボタンの凹凸は目で見えるのみならず、
手さぐりでも判別できるため、目の見えない人で
も容易に操作することができる。即ち、操作すべ
きボタンが1個のみの場合には突出したボタンを
探せば良いし、また、操作すべきボタンが複数個
ある場合には、突出したボタンに施された点字の
みを読み取れば良いため、従来に比べ短時間でボ
タンの操作を行うことができる。
尚、使用頻度の高いボタン20,21の突出高
さは同一でも良く、相違させても良い。
次に、第3図及び第4図によつて本考案の他の
実施例を説明する。
第3図もエレベータかご操作盤の正面図で第5
図に相当する図、第4図は第3図のB−B線に沿
う拡大断面図で第6図に相当する図である。
図において、22は本実施例のドア開及び閉ボ
タン、13はカバープレートで、このカバープレ
ート13にあけられた穴13aからガイド11が
突出するように配置されており、その突出部に外
面が着色され内面に雌ねじが切られたキヤツプ1
4を螺合することにより、カバープレート13を
表面板2に取り付けている。23は階床ボタンで
あり、ドア開及び閉ボタン22と同一構造であ
る。従つて、本実施例では、ドア開及び閉ボタン
22と階床ボタン23に設けたキヤツプ14によ
つて、カバープレート13を表面板2に取り付け
ている。
13bはカバープレート13にあけられた穴
で、階床ボタン3の真上の位置に、ガイド7の外
径より少し大きくあけられている。尚、第1図、
第2図、第5図、第6図と同一符号は同一のもの
を示している。
上記のように、本実施例では、カバープレート
13よりも突出した位置に1階の階床ボタン23
とドア開及び閉ボタン22が配置され、カバープ
レート13よりも後退した位置に6階と8階の階
床ボタン3が配置され、他の2階〜5階及び7階
の階床ボタン3はカバープレート13に覆われて
操作不可能になつている。
この様に、使用頻度の高い1階の階床ボタン2
3とドア開及び閉ボタン22は操作しやすく、使
用頻度の低い6階と8階の階床ボタン3は操作し
づらく、また2階〜5階及び7階の階床ボタン3
は操作不可能になつており、使用頻度に応じて各
ボタンの操作難易度に変化をつけているため。誤
操作を減少させることができるとともに、いたず
ら防止効果も有する。
更に、建物内に改装中の階床があつたり、VIP
運転時、あるいはアツプ、ダウンピーク時等、そ
のときの事情に応じてカバープレート13を取り
替えることにより、一層確実にボタンの誤操作を
防止することができる。また、穴13bに雌ねじ
を切つておき、この穴13bに着脱自在の蓋を設
けるようにすれば、カバープレート13を取り替
えることなく、操作可能ボタンの変更が行える。
上記各実施例では、ガイド11、フレーム8等
は表面板2の裏面に固定しているが、これらを外
箱1側に固定し、表面板2には単に穴2aのみを
あけたタイプの操作盤であつても全く同じであ
る。また上記各実施例は押ボタンを有するエレベ
ータかご操作盤について説明したが、タツチボタ
ンの場合も同様であり、また乗場操作盤にも適用
することができる。
更に、第1図の実施例で使用した案内板15
を、第3図の実施例に適用することもできる。ま
た、ガイド11へのキヤツプ12,14の取り付
けはねじ式に限定されることはなく、フツクを用
いて引つ掛ける等他の方法であつても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ボタン
の誤操作防止効果を有するとともに、いたずら防
止効果及び目の見えない人への利便効果をも有す
るエレベータ操作盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すエレベータ操
作盤の正面図、第2図は第1図のB−B線に沿う
拡大断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す
第1図相当図、第4図は第3図のC−C線に沿う
拡大断面図、第5図は従来のエレベータ操作盤の
正面図、第6図は第5図のA−A線に沿う拡大断
面図である。 1……外箱、2……表面板、3,20,23…
…階床ボタン、5,21,22……ドア開及び閉
ボタン、6,10……押ボタン、7,11……ガ
イド、12,14……キヤツプ、13……カバー
プレート、15……案内板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方に開口部を有する外箱と、この外箱の開
    口部を覆う表面板と、エレベータを操作するた
    めの複数のボタンとを備えたエレベータ操作盤
    において、 上記ボタンのうちの特定のボタンのガイドは
    他のボタンのガイドよりも突出しており、この
    突出したガイドにはキヤツプが取り付けられ、
    このキヤツプにより板状体が上記表面板に取り
    付けられた構成であることを特徴とするエレベ
    ータ操作盤。 (2) 上記板状体は上記ボタンのうちの所定のボタ
    ンに相当する位置に穴をあけたカバープレート
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のエレベータ操作盤。 (3) 上記板状体は案内板であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のエレベー
    タ操作盤。
JP1987053589U 1987-04-09 1987-04-09 Expired - Lifetime JPH0540050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987053589U JPH0540050Y2 (ja) 1987-04-09 1987-04-09

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JP1987053589U JPH0540050Y2 (ja) 1987-04-09 1987-04-09

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Publication Number Publication Date
JPS63161269U JPS63161269U (ja) 1988-10-21
JPH0540050Y2 true JPH0540050Y2 (ja) 1993-10-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933872B2 (ja) * 1978-12-12 1984-08-18 フラマト−ム 加圧水型原子炉の加圧器に通される電気抵抗加熱要素を取外し自在に固定するための固定装置

Family Cites Families (2)

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JPS63161269U (ja) 1988-10-21

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