JPH0539894A - シリンダヘツドカバーの取付構造 - Google Patents
シリンダヘツドカバーの取付構造Info
- Publication number
- JPH0539894A JPH0539894A JP19235191A JP19235191A JPH0539894A JP H0539894 A JPH0539894 A JP H0539894A JP 19235191 A JP19235191 A JP 19235191A JP 19235191 A JP19235191 A JP 19235191A JP H0539894 A JPH0539894 A JP H0539894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- head cover
- bolt
- seat surface
- screw hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボルトによる締付け座面のへたりを防止し
て、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間のシ
ール性を確保する。 【構成】 シリンダヘッド１にボルト穴２を形成すると
ともに、シリンダヘッドカバー３にねじ穴５を形成す
る。シリンダヘッド１上にガスケット７を介在させてシ
リンダヘッドカバー３を載置し、ボルト穴２の一端側周
縁を締付け座面９として、ボルト８をシリンダヘッド１
側のボルト穴から挿通してねじ穴５に螺合することによ
り、シリンダヘッドカバー３をシリンダヘッド１に対し
て締付け固定する。従って、シリンダヘッドカバー３が
低強度であってもシリンダヘッドカバー３のボス部４が
座面とならない。また、シリンダヘッドカバー３側に加
わる応力はねじ穴５のねじ山にて分散され、緩和され
る。
て、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間のシ
ール性を確保する。 【構成】 シリンダヘッド１にボルト穴２を形成すると
ともに、シリンダヘッドカバー３にねじ穴５を形成す
る。シリンダヘッド１上にガスケット７を介在させてシ
リンダヘッドカバー３を載置し、ボルト穴２の一端側周
縁を締付け座面９として、ボルト８をシリンダヘッド１
側のボルト穴から挿通してねじ穴５に螺合することによ
り、シリンダヘッドカバー３をシリンダヘッド１に対し
て締付け固定する。従って、シリンダヘッドカバー３が
低強度であってもシリンダヘッドカバー３のボス部４が
座面とならない。また、シリンダヘッドカバー３側に加
わる応力はねじ穴５のねじ山にて分散され、緩和され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンのシリンダ
ヘッドに取付けられるシリンダヘッドカバーの取付構造
に関するものである。
ヘッドに取付けられるシリンダヘッドカバーの取付構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば特開
昭５３−７７９１７号公報においてはシリンダヘッドカ
バーをシリンダヘッドにガスケットを介して取付けるこ
とが開示されている。この取付は、シリンダヘッドカバ
ー側を締付け座面としてボルト又はナットにより締付け
ることによって行われていた。
昭５３−７７９１７号公報においてはシリンダヘッドカ
バーをシリンダヘッドにガスケットを介して取付けるこ
とが開示されている。この取付は、シリンダヘッドカバ
ー側を締付け座面としてボルト又はナットにより締付け
ることによって行われていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術においては、軽量化や製造容易化を目的として、マグ
ネシウム合金や樹脂等の比較的低強度な素材よりなるシ
リンダヘッドカバーを用いることが考えられる。
術においては、軽量化や製造容易化を目的として、マグ
ネシウム合金や樹脂等の比較的低強度な素材よりなるシ
リンダヘッドカバーを用いることが考えられる。
【０００４】しかしながら、この場合には、シリンダヘ
ッドカバー側からボルト又はナットを締付けるので、低
強度のシリンダヘッドカバーはシリンダヘッドとボルト
頭又はナットとの間に挟まれることになった。そのた
め、ボルト又はナットにより締付けられたシリンダヘッ
ドカバーはその締付け座面においてへたりが生じるおそ
れがあった。また、その締付け座面のへたりから、ガス
ケットにおける面圧が低下してシリンダヘッドとシリン
ダヘッドカバーとの間のシール性を低下させるおそれが
あった。
ッドカバー側からボルト又はナットを締付けるので、低
強度のシリンダヘッドカバーはシリンダヘッドとボルト
頭又はナットとの間に挟まれることになった。そのた
め、ボルト又はナットにより締付けられたシリンダヘッ
ドカバーはその締付け座面においてへたりが生じるおそ
れがあった。また、その締付け座面のへたりから、ガス
ケットにおける面圧が低下してシリンダヘッドとシリン
ダヘッドカバーとの間のシール性を低下させるおそれが
あった。
【０００５】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ボルトによる締付け座面の
へたりを防止して、シリンダヘッドとシリンダヘッドカ
バーとの間のシール性を確保し得るシリンダヘッドカバ
ーの取付構造を提供することにある。
ものであって、その目的は、ボルトによる締付け座面の
へたりを防止して、シリンダヘッドとシリンダヘッドカ
バーとの間のシール性を確保し得るシリンダヘッドカバ
ーの取付構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明においては、シリンダヘッドとの間にガス
ケットを介在させてシリンダヘッドカバーをシリンダヘ
ッドに対しボルトにより締付け固定するシリンダヘッド
カバーの取付構造において、シリンダヘッドにボルト穴
を形成するとともに、シリンダヘッドカバーにねじ穴を
形成し、ボルト穴の一端側周縁を締付け座面としてボル
トをシリンダヘッド側のボルト穴から挿通してねじ穴に
螺合することにより、シリンダヘッドカバーをシリンダ
ヘッドに対して締付け固定するようにしている。
め、この発明においては、シリンダヘッドとの間にガス
ケットを介在させてシリンダヘッドカバーをシリンダヘ
ッドに対しボルトにより締付け固定するシリンダヘッド
カバーの取付構造において、シリンダヘッドにボルト穴
を形成するとともに、シリンダヘッドカバーにねじ穴を
形成し、ボルト穴の一端側周縁を締付け座面としてボル
トをシリンダヘッド側のボルト穴から挿通してねじ穴に
螺合することにより、シリンダヘッドカバーをシリンダ
ヘッドに対して締付け固定するようにしている。
【０００７】
【作用】上記の構成によれば、ボルトがシリンダヘッド
側を締付け座面としてボルト穴に挿通され、シリンダヘ
ッドカバーのねじ穴に螺合されて締付けられる。そのた
め、シリンダヘッドカバー側がボルトの締付け座面とし
て締付けられることはない。従って、ガスケットとボル
トの軸線との距離を近づけることができ、ガスケットを
中心とするモーメントを小さくすることができる。ま
た、ボルトの締付けにより加えられる応力はねじ穴のね
じ山にて分散されるとともに、シリンダヘッドカバーの
形状設計がある程度自由になることから、シリンダヘッ
ドカバー側における応力集中が緩和される。
側を締付け座面としてボルト穴に挿通され、シリンダヘ
ッドカバーのねじ穴に螺合されて締付けられる。そのた
め、シリンダヘッドカバー側がボルトの締付け座面とし
て締付けられることはない。従って、ガスケットとボル
トの軸線との距離を近づけることができ、ガスケットを
中心とするモーメントを小さくすることができる。ま
た、ボルトの締付けにより加えられる応力はねじ穴のね
じ山にて分散されるとともに、シリンダヘッドカバーの
形状設計がある程度自由になることから、シリンダヘッ
ドカバー側における応力集中が緩和される。
【０００８】
（第１実施例）以下、この発明におけるシリンダヘッド
カバーの取付構造を具体化した第１実施例を図１に基づ
いて詳細に説明する。
カバーの取付構造を具体化した第１実施例を図１に基づ
いて詳細に説明する。
【０００９】図１はこの実施例におけるシリンダヘッド
カバーの取付構造を示す部分断面図である。同図におい
て、エンジンのシリンダヘッド１は金属材料の一種であ
るアルミニウム又は鋳鉄よりなり、その上端周縁にはフ
ランジ１ａが形成され、そのフランジ１ａには複数のボ
ルト穴（図では１つのみ図示）２が互いに離間した状態
で形成されている。
カバーの取付構造を示す部分断面図である。同図におい
て、エンジンのシリンダヘッド１は金属材料の一種であ
るアルミニウム又は鋳鉄よりなり、その上端周縁にはフ
ランジ１ａが形成され、そのフランジ１ａには複数のボ
ルト穴（図では１つのみ図示）２が互いに離間した状態
で形成されている。
【００１０】このシリンダヘッド１に取付けられるシリ
ンダヘッドカバー３はマグネシウム合金よりなり、その
下面を開放した略四角箱状に形成されている。シリンダ
ヘッドカバー３の下端周縁には図示しないフランジが形
成され、そのフランジには複数のボス部（図では１つの
み図示）４が外側方へ突出形成されている。そして、各
ボス部４には、前記ボルト穴２に対応してねじ穴５が形
成されている。また、フランジ４の下面には、環状溝６
が形成されており、同環状溝６には合成ゴム製のガスケ
ット７が嵌入されている。
ンダヘッドカバー３はマグネシウム合金よりなり、その
下面を開放した略四角箱状に形成されている。シリンダ
ヘッドカバー３の下端周縁には図示しないフランジが形
成され、そのフランジには複数のボス部（図では１つの
み図示）４が外側方へ突出形成されている。そして、各
ボス部４には、前記ボルト穴２に対応してねじ穴５が形
成されている。また、フランジ４の下面には、環状溝６
が形成されており、同環状溝６には合成ゴム製のガスケ
ット７が嵌入されている。
【００１１】シリンダヘッド１とシリンダヘッドカバー
３とは、ボルト８により締付け固定されるようになって
いる。即ち、ボルト穴２の下端側周縁を締付け座面９と
して、ボルト８をシリンダヘッド１側から挿通してねじ
穴５に螺合することにより、シリンダヘッドカバー３が
シリンダヘッド１に対して締付け固定されている。これ
により、ボルト８のボルト頭８ａがシリンダヘッド１側
の締付け座面９に圧接されている。
３とは、ボルト８により締付け固定されるようになって
いる。即ち、ボルト穴２の下端側周縁を締付け座面９と
して、ボルト８をシリンダヘッド１側から挿通してねじ
穴５に螺合することにより、シリンダヘッドカバー３が
シリンダヘッド１に対して締付け固定されている。これ
により、ボルト８のボルト頭８ａがシリンダヘッド１側
の締付け座面９に圧接されている。
【００１２】次に、この実施例の作用について説明す
る。シリンダヘッドカバー３をシリンダヘッド１に取付
けるには、まず、シリンダヘッド１の環状溝６にガスケ
ット７を嵌入した状態で、シリンダヘッドカバー３をシ
リンダヘッド１上に、ボルト穴２とねじ穴５が相互に対
応するように載置する。次にボルト８をボルト穴２に図
中下方から挿通し、ねじ穴５に螺合して締付ける。つま
り、ボルト頭８ａとシリンダヘッドカバー３との間にシ
リンダヘッド１を挟むようにする。
る。シリンダヘッドカバー３をシリンダヘッド１に取付
けるには、まず、シリンダヘッド１の環状溝６にガスケ
ット７を嵌入した状態で、シリンダヘッドカバー３をシ
リンダヘッド１上に、ボルト穴２とねじ穴５が相互に対
応するように載置する。次にボルト８をボルト穴２に図
中下方から挿通し、ねじ穴５に螺合して締付ける。つま
り、ボルト頭８ａとシリンダヘッドカバー３との間にシ
リンダヘッド１を挟むようにする。
【００１３】このとき、ボルト８の締付けによる応力は
その多くがシリンダヘッド１側の締付け座面９に集中す
ることになる。しかし、このシリンダヘッド１はシリン
ダヘッドカバー３よりも高い強度を有する材質によって
形成されているので、締付け座面９には応力によってへ
たりが発生するおそれはない。一方、ボルト８の締付け
によって低強度のシリンダヘッドカバー３側に加わる応
力は、ねじ穴５のねじ山で分散されて緩和される。その
ため、ボス部４における応力集中を軽減することがで
き、水等の酸化促進物の付着によって応力腐食割れの発
生するおそれがない。
その多くがシリンダヘッド１側の締付け座面９に集中す
ることになる。しかし、このシリンダヘッド１はシリン
ダヘッドカバー３よりも高い強度を有する材質によって
形成されているので、締付け座面９には応力によってへ
たりが発生するおそれはない。一方、ボルト８の締付け
によって低強度のシリンダヘッドカバー３側に加わる応
力は、ねじ穴５のねじ山で分散されて緩和される。その
ため、ボス部４における応力集中を軽減することがで
き、水等の酸化促進物の付着によって応力腐食割れの発
生するおそれがない。
【００１４】上記のように、この実施例では、締付け座
面９をシリンダヘッド１側に設けてボルト８で締付ける
ようにしたので、比較的強度の弱いシリンダヘッドカバ
ー３での応力集中が緩和され、これによってシリンダヘ
ッドカバー３側でのへたりや応力腐食割れの発生を防止
することができる。その結果、ガスケット７における面
圧の低下を防止して、シリンダヘッド１とシリンダヘッ
ドカバー３との間のシール性を確保することができる。
面９をシリンダヘッド１側に設けてボルト８で締付ける
ようにしたので、比較的強度の弱いシリンダヘッドカバ
ー３での応力集中が緩和され、これによってシリンダヘ
ッドカバー３側でのへたりや応力腐食割れの発生を防止
することができる。その結果、ガスケット７における面
圧の低下を防止して、シリンダヘッド１とシリンダヘッ
ドカバー３との間のシール性を確保することができる。
【００１５】また、シリンダヘッドカバー３の形状設計
がある程度自由になることから、より一層の応力緩和を
図ることができる。さらに、ガスケット７とボルト８の
軸線との距離を近づけることが可能なため、ガスケット
７を中心とするモーメントを小さくすることができる。
そのため、さらに応力の集中を防止でき、シール性の確
保をより確実なものとすることができる。
がある程度自由になることから、より一層の応力緩和を
図ることができる。さらに、ガスケット７とボルト８の
軸線との距離を近づけることが可能なため、ガスケット
７を中心とするモーメントを小さくすることができる。
そのため、さらに応力の集中を防止でき、シール性の確
保をより確実なものとすることができる。
【００１６】（第２実施例）次に、この発明におけるシ
リンダヘッドカバーの取付構造を具体化した第２実施例
を図２に従って説明する。
リンダヘッドカバーの取付構造を具体化した第２実施例
を図２に従って説明する。
【００１７】図２はこの実施例におけるシリンダヘッド
カバー３の取付構造を示す部分断面図である。同図に示
すように、この実施例において、前記第１実施例と異な
る点はシリンダヘッドカバー１０の内側にボス部１１が
形成され、そのボス部１１にねじ穴１２が形成されてい
ることにある。
カバー３の取付構造を示す部分断面図である。同図に示
すように、この実施例において、前記第１実施例と異な
る点はシリンダヘッドカバー１０の内側にボス部１１が
形成され、そのボス部１１にねじ穴１２が形成されてい
ることにある。
【００１８】この実施例においても前記第１実施例と同
様、シリンダヘッド１とシリンダヘッドカバー１０と
は、ボルト８により締付け固定されるようになってい
る。即ち、ねじ穴１２の下端側周縁を締付け座面１３と
して、ボルト８をシリンダヘッド１側から挿通してねじ
穴１２に螺合することにより、シリンダヘッドカバー１
０がシリンダヘッド１に対して締付け固定されている。
これにより、ボルト８のボルト頭８ａがシリンダヘッド
１側の締付け座面１３に圧接されている。
様、シリンダヘッド１とシリンダヘッドカバー１０と
は、ボルト８により締付け固定されるようになってい
る。即ち、ねじ穴１２の下端側周縁を締付け座面１３と
して、ボルト８をシリンダヘッド１側から挿通してねじ
穴１２に螺合することにより、シリンダヘッドカバー１
０がシリンダヘッド１に対して締付け固定されている。
これにより、ボルト８のボルト頭８ａがシリンダヘッド
１側の締付け座面１３に圧接されている。
【００１９】この実施例の取付構造によれば、前記第１
実施例にて説明した作用における応力腐食割れの防止の
点でさらに効果が大きい。即ち、シリンダヘッドカバー
１０側のボス部１１が内部に形成されて外部に露出され
ていないことから、その応力集中部となるねじ穴１２及
びボス付け根部１５に水等の酸化促進物が付着すること
はない。従って、ボス部１１における応力腐食割れの発
生をより一層確実に防止することができ、もってシリン
ダヘッド１とシリンダヘッドカバー１０との間のシール
性をより一層確実に保つことができる。また、この構造
では、締付後、ボス部１１に加わるガスケット７を中心
としたモーメントを前記第１実施例よりも小さくするこ
とができるので、さらに応力の集中を緩和することがで
きる。
実施例にて説明した作用における応力腐食割れの防止の
点でさらに効果が大きい。即ち、シリンダヘッドカバー
１０側のボス部１１が内部に形成されて外部に露出され
ていないことから、その応力集中部となるねじ穴１２及
びボス付け根部１５に水等の酸化促進物が付着すること
はない。従って、ボス部１１における応力腐食割れの発
生をより一層確実に防止することができ、もってシリン
ダヘッド１とシリンダヘッドカバー１０との間のシール
性をより一層確実に保つことができる。また、この構造
では、締付後、ボス部１１に加わるガスケット７を中心
としたモーメントを前記第１実施例よりも小さくするこ
とができるので、さらに応力の集中を緩和することがで
きる。
【００２０】さらに、このボス部１１を相対的に小さく
することが可能なため、シリンダヘッドカバー１０のさ
らなる軽量化を図ることができる。なお、本発明は前記
各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱
しない範囲で構成の一部を適宜に変更して次のように実
施することもできる。
することが可能なため、シリンダヘッドカバー１０のさ
らなる軽量化を図ることができる。なお、本発明は前記
各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱
しない範囲で構成の一部を適宜に変更して次のように実
施することもできる。
【００２１】（１）前記第１実施例においては、ボス部
４の付け根部分の肉厚を小さめに形成したが、例えば図
３に示すように、ボルト８の座面を考慮することなくボ
ス部１４の付け根部分をその円弧を大きくすることによ
り肉厚を大きくしてもよい。この場合、ボス部１４にお
ける応力集中をさらに緩和することができ、もってへた
りや応力腐食割れを更に確実に防ぐことができる。
４の付け根部分の肉厚を小さめに形成したが、例えば図
３に示すように、ボルト８の座面を考慮することなくボ
ス部１４の付け根部分をその円弧を大きくすることによ
り肉厚を大きくしてもよい。この場合、ボス部１４にお
ける応力集中をさらに緩和することができ、もってへた
りや応力腐食割れを更に確実に防ぐことができる。
【００２２】（２）前記各実施例においては、シリンダ
ヘッドカバー３，１０はマグネシウム合金製のものを採
用したが、その外に、例えばシリンダヘッドカバーをア
ルミニウム合金等の金属により形成してもよい。この場
合、シリンダヘッドカバーの軽量化を図ることができ
る。
ヘッドカバー３，１０はマグネシウム合金製のものを採
用したが、その外に、例えばシリンダヘッドカバーをア
ルミニウム合金等の金属により形成してもよい。この場
合、シリンダヘッドカバーの軽量化を図ることができ
る。
【００２３】また、シリンダヘッドカバーを樹脂により
形成してもよい。この場合、金属製に比べてより一層の
軽量化を図ることができるとともに、応力腐食割れの発
生がなくなる。また、樹脂により形成した場合、金属製
に比べて強度は低いものの、前述したように、シリンダ
ヘッドカバー３，１０のボス部４，１１には、ボルト８
の締付けによる応力集中を軽減できることから、亀裂あ
るいは変形の発生するおそれもない。
形成してもよい。この場合、金属製に比べてより一層の
軽量化を図ることができるとともに、応力腐食割れの発
生がなくなる。また、樹脂により形成した場合、金属製
に比べて強度は低いものの、前述したように、シリンダ
ヘッドカバー３，１０のボス部４，１１には、ボルト８
の締付けによる応力集中を軽減できることから、亀裂あ
るいは変形の発生するおそれもない。
【００２４】（３）前記各実施例では、ボルト８のみで
締付けたが、シリンダヘッド１とボルト頭８ａとの間に
座金を介在させてもよい。
締付けたが、シリンダヘッド１とボルト頭８ａとの間に
座金を介在させてもよい。
【００２５】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、締付け座面をシリンダヘッド側に設けてボルトで締
付けるようにしたので、ボルトによる締付け座面のへた
りを防止することができ、もってシリンダヘッドとシリ
ンダヘッドカバーとの間のシール性を確保することがで
きるという優れた効果を発揮する。
ば、締付け座面をシリンダヘッド側に設けてボルトで締
付けるようにしたので、ボルトによる締付け座面のへた
りを防止することができ、もってシリンダヘッドとシリ
ンダヘッドカバーとの間のシール性を確保することがで
きるという優れた効果を発揮する。
【図１】この発明を具体化した第１実施例におけるシリ
ンダヘッドカバーの取付構造を示す部分断面図である。
ンダヘッドカバーの取付構造を示す部分断面図である。
【図２】この発明を具体化した第２実施例におけるシリ
ンダヘッドカバーの取付構造を示す部分断面図である。
ンダヘッドカバーの取付構造を示す部分断面図である。
【図３】この発明を具体化した別の実施例におけるシリ
ンダヘッドカバーの取付構造を示す部分断面図である。
ンダヘッドカバーの取付構造を示す部分断面図である。
１…シリンダヘッド、２…ボルト穴、３，１０…シリン
ダヘッドカバー、５，１２…ねじ穴、７…ガスケット、
８…ボルト、９，１３…締付け座面。
ダヘッドカバー、５，１２…ねじ穴、７…ガスケット、
８…ボルト、９，１３…締付け座面。
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダヘッドとの間にガスケットを介
在させてシリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに対し
ボルトにより締付け固定するシリンダヘッドカバーの取
付構造において、 前記シリンダヘッドにボルト穴を形成するとともに、前
記シリンダヘッドカバーにねじ穴を形成し、前記ボルト
穴の一端側周縁を締付け座面として前記ボルトを前記シ
リンダヘッド側のボルト穴から挿通して前記ねじ穴に螺
合することにより、前記シリンダヘッドカバーを前記シ
リンダヘッドに対して締付け固定することを特徴とする
シリンダヘッドカバーの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19235191A JPH0539894A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | シリンダヘツドカバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19235191A JPH0539894A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | シリンダヘツドカバーの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539894A true JPH0539894A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16289835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19235191A Pending JPH0539894A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | シリンダヘツドカバーの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539894A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6551596B2 (en) | 2000-08-10 | 2003-04-22 | Ocean Nutrition Canada Limited | Fractions of Chlorella extract containing polysaccharide having immunomodulating properties |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19235191A patent/JPH0539894A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6551596B2 (en) | 2000-08-10 | 2003-04-22 | Ocean Nutrition Canada Limited | Fractions of Chlorella extract containing polysaccharide having immunomodulating properties |
| US6974576B2 (en) | 2000-08-10 | 2005-12-13 | Ocean Nutrition Canada Limited | Chlorella composition having high molecular weight polysaccharides and polysaccharide complexes |
| US6977076B2 (en) | 2000-08-10 | 2005-12-20 | Ocean Nutrition Canada Limited | Methods for obtaining from Chlorella extract polysaccharides having immunomodulating properties |
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