JP2000104891A - シリンダヘッドカバー - Google Patents

シリンダヘッドカバー

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JP2000104891A
JP2000104891A JP10273761A JP27376198A JP2000104891A JP 2000104891 A JP2000104891 A JP 2000104891A JP 10273761 A JP10273761 A JP 10273761A JP 27376198 A JP27376198 A JP 27376198A JP 2000104891 A JP2000104891 A JP 2000104891A
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cylinder head
side peripheral
boss
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JP10273761A
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Eiji Ito
英二 伊藤
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスケットを過剰に圧縮することなく、ボルト
締付用ボスの接続部の基端側に発生する組付歪みの大き
さに応じて同組付歪みを低減することができ、且つ、コ
ンパクトで軽量なものとすることができるシリンダヘッ
ドカバーを提供する。 【解決手段】カバー側周壁11に形成された接続部16
により、その外側に突出して接続された複数のボルト締
付用ボス21〜30を有している。これらボルト締付用
ボス21〜30は、ガスケット46をヘッド側周壁42
の上面42aとカバー側周壁11の下面11aとで所定
の力で圧縮するように同上面42aを押圧して締付固定
される。ボルト締付用ボス21〜30はカバー側周壁1
1の下面11aから所定の寸法で突出している。接続部
16の基端側に発生する組付歪みが大きくなる位置にあ
るボルト締付用ボスの突出する寸法は組付歪みが小さく
なる位置にあるボルト締付用ボスの寸法よりも大きく設
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダヘッドに固定されるシリンダヘッドカバーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリンダヘッドカバーとしては、
例えば実開平4−17147号公報に記載されたものが
知られている。図9に示されるように、同公報に記載さ
れたシリンダヘッドカバー61のカバー側周壁62に
は、同カバー側周壁62の外側に突出してボルト締付用
ボス63が一体的に形成されている。そして、上記カバ
ー側周壁62と上記ボルト締付用ボス63との接続部6
4には曲率Rを有して凹部65が形成されている。
【0003】このように形成されたシリンダヘッドカバ
ー61をシリンダヘッドに固定する際、上記ボルト締付
用ボス63とシリンダヘッドのヘッド側周壁66との間
にパッキン67が介装される。この状態で、ワッシャ6
8が施されたボルト69が、上記ボルト締付用ボス63
を貫通して上記パッキン67を圧縮しながら上記ヘッド
側周壁66にねじ込まれ、シリンダヘッドカバー61は
シリンダヘッドに固定される。
【0004】なお、以上のようにシリンダヘッドカバー
61がシリンダヘッドに固定された場合、上記ボルト締
付用ボス63は上記カバー側周壁62の外側に突出して
形成されているため、上記接続部64には組付歪みとし
て各種応力が集中することとなる。そして、このような
応力集中は上記接続部64に亀裂を生じる原因となるこ
とがあるが、同接続部64に形成された凹部65によ
り、このような応力は分散され、亀裂の発生が防止され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した組
付歪みの大きさは、当該位置にあるボルト締付用ボス6
3が締め付けられる組付順序や当該ボルト締付用ボス6
3の接続部64の剛性の大きさによって異なることが知
られている。したがって、各ボルト締付用ボス63の形
状が同じとすると、より大きな組付歪みが生じるボルト
締付用ボス63に対しては、その組付歪みを凹部65で
十分に分散することができず、その許容範囲を超えて接
続部64に亀裂を生じてしまうことがある。
【0006】上記に対処するために、凹部65の曲率R
を大きくし、より有効に組付歪みを分散させることが考
えられる。例えばカバー側周壁62とボルト締付用ボス
63のボルト締付位置までの距離Lを一定としたまま、
曲率Rのみを大きくした場合には、ボルト69(ワッシ
ャ68)のカバー側周壁62側の座面70がその分小さ
くなり、同座面70の強度が十分に確保できなくなる。
また、カバー側周壁62とボルト締付用ボス63のボル
ト締付位置までの距離Lを長くし、且つ、曲率Rを大き
くした場合には、ボルト締付用ボス63がその分、外側
に突出することとなり、シリンダヘッドカバー61その
ものが大型化し、ひいては同カバー61が固定されるシ
リンダヘッドも大型化してしまう。
【0007】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ガスケットを過剰に圧縮するこ
となく、ボルト締付用ボスの接続部の基端側に発生する
組付歪みの大きさに応じて同組付歪みを低減することが
でき、且つ、コンパクトで軽量なものとすることができ
るシリンダヘッドカバーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ヘッド側周壁の上面に対
応してカバー側周壁の下面が形成され、該ヘッド側周壁
の上面と該カバー側周壁の下面との間にガスケットが介
在されてシリンダヘッドに固定されるシリンダヘッドカ
バーであって、前記カバー側周壁に形成された接続部に
より、該カバー側周壁の外側に突出して該カバー側周壁
に接続され、前記ガスケットを前記ヘッド側周壁の上面
と該カバー側周壁の下面とで所定の力で圧縮するように
前記ヘッド側周壁の上面を押圧して該ヘッド側周壁の上
面に締付固定される複数のボルト締付用ボスを有し、前
記複数のボルト締付用ボスは前記カバー側周壁の下面か
ら所定の寸法で突出し、前記接続部の基端側に発生する
組付歪みが大きくなる位置にあるボルト締付用ボスの該
所定の寸法は該組付歪みが小さくなる位置にあるボルト
締付用ボスの該所定の寸法よりも大きく設定されたこと
をその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のシリンダヘッドカバーにおいて、部品組付部材を備
え、該部品組付部材に組み付けられる部品が前記シリン
ダヘッドカバーに当接する当接部に該シリンダヘッドカ
バーを保護するための保護用スペーサを設けたことをそ
の要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のシリンダヘッドカバーにおいて、前記保護用スペーサ
は、前記当接部に露出した状態でシリンダヘッドカバー
に埋設され、前記シリンダヘッドカバー、前記保護用ス
ペーサ及び前記部品組付部材に組み付けられる部品はそ
れぞれ異なる金属で形成され、前記保護用スペーサと前
記部品組付部材に組み付けられる部品との間の電位差
は、前記シリンダヘッドカバーと該部品組付部材に組み
付けられる部品との間の電位差よりも小さいことをその
要旨とする。
【0011】請求項1に記載の発明の構成によれば、上
記ボルト締付用ボスが上記カバー側周壁の下面から突出
する上記所定の寸法は、上記接続部の基端側に発生する
組付歪みが大きくなる位置にあるボルト締付用ボスの方
が、同組付歪みが小さくなる位置にあるボルト締付用ボ
スよりも大きく設定されている。したがって、上記組付
歪みが大きくなる位置にあるボルト締付用ボスは、上記
ガスケットを過剰に圧縮することなく、上記カバー側周
壁の下面から余分に突出する分だけ上記ヘッド側周壁の
上面により強く押圧されて締付固定される。このよう
に、組付歪みが大きくなる位置にあるボルト締付用ボス
が上記ヘッド側周壁の上面により強く押圧されること
で、上記接続部の基端側により強い圧縮応力が集中し、
上記組付歪みをその分、大きく低減することができる。
これにより、上記組付歪みに起因する、例えば応力腐食
割れなどの亀裂の発生が防止される。このように、ボル
ト締付用ボスが上記カバー側周壁の下面から突出する上
記所定の寸法のみによって、亀裂の発生が防止されるた
め、例えばカバー側周壁とボルト締付用ボスとの間の距
離を大きくして亀裂の発生を防止する場合に比べ、シリ
ンダヘッドカバーはコンパクトで軽量なものとされる。
【0012】請求項2に記載の発明の構成によれば、シ
リンダヘッドカバーは部品組付部材を備えており、同部
品組付部材に組み付けられる部品が同シリンダヘッドカ
バーに当接する当接部には保護用スペーサが設けられて
いる。したがって、上記部品組付部材に組み付けられる
部品が、例えば振動等によって上記当接部を圧迫し、同
当接部をその強度不足によって損傷することは防止され
る。
【0013】請求項3に記載の発明の構成によれば、上
記保護用スペーサと上記部品組付部材に組み付けられる
部品との間の電位差は、上記シリンダヘッドカバーと同
部品組付部材に組み付けられる部品との間の電位差より
も小さくされている。異なる金属同士の間の電位差によ
り電気化学的腐食(以下、「電食」という)が発生し、
この電食は上記電位差が大きいほど発生しやすいことが
知られている。したがって、上記保護用スペーサを設け
て上記部品組付部材に組み付けられる部品と当接するよ
うにしたことにより、上記電食の影響は低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をシリンダヘッドカ
バーに具体化した一実施の形態について図1〜図8を参
照して説明する。
【0015】図1〜図8に示すように、シリンダヘッド
カバー1はマグネシウム合金製で、下面を開放したほぼ
T字形の箱状に形成されている。そして、このシリンダ
ヘッドカバー1は大きく3つのカバー部、すなわち第1
カバー部2、第2カバー部3及び第3カバー部4からな
っている。
【0016】第1カバー部2は、第2及び第3カバー部
3,4の長手方向に対して直交して配置され、その高さ
は、第2及び第3カバー部3,4の高さよりも高く形成
されている。そして、上記第1カバー部2の剛性は全体
的に、これら第2及び第3カバー部3,4の剛性よりも
大きくなっている。第1カバー部2の第2カバー部3側
の上壁には、オイル注入口を開閉するためのオイルフィ
ラーキャップ5が取り付けられている。また、第1カバ
ー部2の第3カバー部4側に対向する側壁には、四角板
状に形成されたアルミニウム合金製の保護用スペーサ6
が埋設されている。
【0017】第2カバー部3は、第1及び第3カバー部
2,4によりその一部が囲まれて配置され、その高さ
は、第1カバー部2の高さよりも低く、且つ、第3カバ
ー部4の高さよりも高く形成されている。そして、上記
第2カバー部3の剛性は全体的に、第1カバー部2の剛
性よりも小さく、且つ、第3カバー部4の剛性よりも大
きくなっている。
【0018】第3カバー部4は、第1及び第2カバー部
2,3によりその一部が囲まれて配置され、その高さ
は、第1及び第2カバー部2,3の高さよりも低く形成
されている。そして、上記第3カバー部4の剛性は全体
的に、これら第1及び第2カバー部2,3の剛性よりも
小さくなっている。第3カバー部4の上壁には、その長
手方向に沿って複数のプラグ挿通孔7が形成されてい
る。このプラグ挿通孔7は、エンジンに取り付けられる
点火プラグを貫通させるためのものである。また、第3
カバー部4の前記保護用スペーサ6に対向する上壁に
は、部品組付部材としてのほぼ円筒状に形成された部品
組付用ボス8が設けられている。この部品組付用ボス8
は、図8に示されるように鋳鉄製のブラケット9に形成
された貫通孔9aに挿入される。このブラケット9は、
シリンダヘッドカバー1に部品を固定するためのもので
ある。また、ブラケット9の先端側は直角に屈曲して回
り止め9bが形成されている。この回り止め9bは前記
保護用スペーサ6との当接部において当接されており、
これにより、上記ブラケット9の回転が規制されてい
る。そして、シリンダヘッドカバー1に固定される部品
はブラケット9の回転が規制されることで安定した状態
とされる。なお、上記保護用スペーサ6は上記ブラケッ
ト9が、例えば振動等によってシリンダヘッドカバー1
(第3カバー部4)を直接を圧迫し、同シリンダヘッド
カバー1をその強度不足によって損傷することを防止し
ている。また上述のように、シリンダヘッドカバー1、
保護用スペーサ6、及びブラケット9はそれぞれマグネ
シウム合金、アルミニウム合金、及び、鋳鉄によってそ
れぞれ形成されている。したがって、上記保護用スペー
サ6と上記ブラケット9との間の電位差は、上記シリン
ダヘッドカバー1と同ブラケット9との間の電位差より
も小さくされている。このため、上記ブラケット9が、
シリンダヘッドカバー1(第3カバー部4)に直接当接
するのではなく、上記保護用スペーサ6に当接するよう
にしたことで、電食の影響を低減している。
【0019】シリンダヘッドカバー1のカバー側周壁1
1の下端にはフランジ12が一体形成されている。そし
て、フランジ12を含むカバー側周壁11の下面11a
には同カバー側周壁11沿って環状溝13が形成されて
いる(図4及び図5参照)。
【0020】第1カバー部2のカバー側周壁11の下端
には、同カバー側周壁11に形成された接続部16によ
り、同カバー側周壁11の外側に突出して接続された複
数(2個)のボルト締付用ボス27,28が一体形成さ
れている。そして、これらボルト締付用ボス27,28
は、図2及び図5に示されるように、高さHで形成さ
れ、上記カバー側周壁11の下面11aからそれぞれ高
さh27,h28だけ突出している。
【0021】また、第2カバー部3のカバー側周壁11
の下端にも、同様にして複数(4個)のボルト締付用ボ
ス22,24,26,30が一体形成されている。そし
て、これらボルト締付用ボス22,24,26,30
も、図2及び図5に示されるように、上記カバー側周壁
11の下面11aからそれぞれ高さh22,h24,h26,
h30だけ突出している。
【0022】さらに、第3カバー部4のカバー側周壁1
1の下端にも、同様にして複数(4個)のボルト締付用
ボス21,23,25,29が一体形成されている。そ
して、これらボルト締付用ボス21,23,25,29
も、図2及び図5に示されるように、上記カバー側周壁
11の下面11aからそれぞれ高さh21,h23,h25,
h29だけ突出している。
【0023】上記ボルト締付用ボス21〜30には、そ
れぞれボルトを貫通させるためのボルト挿通孔31が形
成されている。そして、これらボルト締付用ボス21〜
30の下面には、同下面の形状に合わせて樹脂製コート
32が高さH1で設けられている。この樹脂製コート3
2は、マグネシウム合金製のシリンダヘッドカバー1が
直接、シリンダヘッドに当接して著しい騒音を発生した
り、電食の影響が生じたりすることを防止するためのも
のである。
【0024】このような形状を有するシリンダヘッドカ
バー1が固定されるアルミニウム合金製のシリンダヘッ
ド41は、上記カバー側周壁11の下面11aの形状に
合わせてその上面42aが形成されたヘッド側周壁42
を有している。そして、ヘッド側周壁42の上面42a
には前記ボルト挿通孔31の位置に対応して雌ねじが切
られたボルト孔43が形成されている(図5参照)。
【0025】このようなシリンダヘッドカバー1のシリ
ンダヘッド31への固定に際しては、同シリンダヘッド
カバー1の前記環状溝13にガスケット46を嵌入して
同シリンダヘッド41に載置される。これにより、上記
カバー側周壁11の下面11aと上記ヘッド側周壁42
の上面42aとの間にガスケット46が介在され、ボル
ト締付用ボス21〜30は、同ヘッド側周壁42の上面
42aから離間されている。この状態で、ボルト締付用
ボス21〜30のボルト挿通孔31にワッシャ47が施
されたボルト48を挿入し、上記ボルト孔43にねじ込
む。これにより、上記ガスケット46は上記ヘッド側周
壁42の上面42aと上記カバー側周壁11の下面11
aとで圧縮され、ボルト締付用ボス21〜30は上記ヘ
ッド側周壁42の上面42aに締付固定される。この
際、上記ガスケット46にはその圧縮に抗するように反
力が生じる。上記ボルト締付用ボス21〜30は、上記
カバー側周壁11の外側に突出して同カバー側周壁11
に接続されているため、これらボルト締付用ボス21〜
30がこの反力に抗して上記ヘッド側周壁42の上面4
2aに締付固定される際、上記ボルト挿通孔31に対し
てガスケット46側には下向きの力Tが作用する(図6
参照)。そして、この下向きの力Tにより、前記接続部
16の基端側には引っ張り応力が集中して組付歪みεが
発生する。この組付歪みεの大きさは、当該位置にある
ボルト締付用ボス21〜30が締め付けられる組付順序
や当該ボルト締付用ボスを接続する接続部16の基端側
の剛性の大きさによって異なる。本実施の形態において
は、ボルト締付用ボス21〜30は、中央側から外側へ
と締め付けるように、すなわちこれらボルト締付用ボス
21〜30の符号の数字の若い順に締め付けるようにし
ている。また、第1〜第3カバー部2,3,4の剛性は
この順に小さくなっている。
【0026】したがって、ボルト締付用ボス27,28
は最も剛性の大きい第3カバー部4のコーナー部に配置
されることから、これらボス27,28の上記接続部1
6の基端側の剛性も最も大きくなり、また、ボルト締付
用ボス28の方がボルト締付用ボス27よりも後に締め
付けられることから、ボルト締付用ボス28の組付歪み
ε28はボルト締付用ボス27の組付歪みε27よりも大き
くなっている。
【0027】また、ボルト締付用ボス29,30は第1
カバー部2よりも剛性の小さい第3及び第2カバー部
4,3のコーナー部にそれぞれ配置されることから、こ
れらボス29,30の上記接続部16の基端側の剛性は
上記ボス27に次いで小さくなり、第2カバー部3の剛
性の方が第3カバー部4の剛性よりも大きく、且つ、ボ
ルト締付用ボス30の方がボルト締付用ボス29よりも
後に締め付けられることから、ボルト締付用ボス30の
組付歪みε30は上記ボルト締付用ボス27の組付歪みε
27よりも小さく、ボルト締付用ボス29の組付歪みε29
よりも大きくなっている。
【0028】さらに、ボルト締付用ボス22,24,2
6は第3カバー部4よりも剛性の大きい第2カバー部3
の中間部にそれぞれ配置されることから、これらボス2
2,24,26の上記接続部16の基端側の剛性は上記
ボス29に次いで小さくなり、また、ボルト締付用ボス
22,24,26がこの番号順に締め付けられることか
ら、ボルト締付用ボス22,24,26の組付歪みε2
2,ε24,ε26は、上記ボルト締付用ボス29の組付歪
みε29よりも小さく、ε26,ε24,ε22の順番で小さく
なっている。
【0029】さらにまた、ボルト締付用ボス21,2
3,25は最も剛性の小さい第3カバー部4の中間部に
それぞれ配置されることから、これらボス21,23,
25の上記接続部16の基端側の剛性は上記ボス22に
次いで小さくなり、また、ボルト締付用ボス21,2
3,25がこの番号順に締め付けられることから、ボル
ト締付用ボス21,23,25の組付歪みε21,ε23,
ε25は、上記ボルト締付用ボス22の組付歪みε22より
も小さく、ε25,ε23,ε21の順番で小さくなってい
る。
【0030】以上により、ボルト締付用ボス21〜30
の組付歪みε21〜ε30は、 ε28>ε27>ε30>ε29>ε26>ε24>ε22>ε25>ε
23>ε21 となっている。
【0031】ここで、各ボルト締付用ボス21〜30が
上記カバー側周壁11の下面11aから突出する高さh
21〜h30は上記組付歪みε21〜ε30の大きい順番に合わ
せて高く設定されている。すなわち、上記高さh21〜h
30は、 h28>h27>h30>h29>h26>h24>h22>h25>h
23>h21 と設定されている。
【0032】ボルト48をボルト孔43に更にねじ込
み、前記ガスケット46を同ガスケット46の位置にお
いて、前記ヘッド側周壁42の上面42aと前記カバー
側周壁11の下面11aとの間の高さが高さH2となる
よう所定の力で圧縮すると、ボルト締付用ボス21〜3
0は前記ヘッド側周壁42の上面42aを押圧する。そ
して、ボルト締付用ボス21〜30のボルト挿通孔31
に対して外側には上向きの力Cが作用する(図6参
照)。この上向きの力Cにより、上記接続部16の基端
側には圧縮応力が集中し、上記組付歪みε21〜ε30の大
きさを低減する。
【0033】ここで、例えば図6に示されるように前記
下向きの力T21が小さく、組付歪みε21が小さいボル
ト締付用ボス21の場合、同組付歪みε21を大きく低減
させる必要はないため、同ボルト締付用ボス21を上記
ヘッド側周壁42の上面42aに強く押圧する必要もな
い。そして、このボルト締付用ボス21のボルト挿通孔
31に対して外側には相対的に小さな上向きの力C21
が作用するのみであるが、同ボルト締付用ボス21の上
記突出する高さh21は小さく設定されているため、上記
ガスケット46を好適に圧縮することができる。
【0034】一方、図7に示されるように上記下向きの
力T28が大きく、組付歪みε28が大きいボルト締付用
ボス28の場合、同組付歪みε28が許容範囲を超えない
ように大きく低減させる必要があるため、同ボルト締付
用ボス28を上記ヘッド側周壁42の上面42aにより
強く押圧し、同ボルト締付用ボス28のボルト挿通孔3
1に対して外側により大きな上向きの力C28を作用さ
せる必要がある。このボルト締付用ボス28の上記突出
する高さh28は大きく設定されているため、上記ガスケ
ット46を過剰に圧縮することなく、同ボルト締付用ボ
ス28をより強く押圧し、より大きな上向きの力C28
を作用させることができる。そして、この上向きの力C
28により、上記接続部16の基端側により強い圧縮応
力を集中させ、上記組付歪みε28をその分、大きく低減
することができる。
【0035】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施の形態では、ガスケット46を過剰に圧縮
することなく、組付歪みが大きいボルト締付用ボス(ボ
ルト締付用ボス27,28,29,30等)の組付歪み
を許容範囲を超えないように大きく低減することができ
る。
【0036】(2)本実施の形態では、組付歪みに起因
する亀裂の発生を防止することができる。特に、マグネ
シウム合金製のシリンダヘッドカバー1を採用している
ため、応力腐食割れの防止に有効である。
【0037】(3)本実施の形態では、ボルト締付用ボ
ス21〜30が上記カバー側周壁11の下面11aから
突出する高さh21〜h30の設定のみによって、ガスケッ
ト46のシール性を損なうことなく亀裂の発生を防止す
ることができる。したがって、シリンダヘッドカバー1
をコンパクトで軽量なものとすることができる。
【0038】(4)本実施の形態では、保護用スペーサ
6により、ブラケット9がシリンダヘッドカバー1をそ
の強度不足によって損傷することを防止することができ
る。 (5)本実施の形態では、保護用スペーサ6を設けたこ
とで、ブラケット9による電食の影響を低減することが
できる。
【0039】(6)本実施の形態では、ボルト締付用ボ
ス21〜30の下面に樹脂製コート32を設け、同コー
ト32を介してシリンダヘッドカバー1とシリンダヘッ
ド41とが接触するようにしたため、騒音の発生を低減
することができる。また、異なる金属であるマグネシウ
ム合金製のシリンダヘッドカバー1とアルミニウム合金
製のシリンダヘッド41とが直接接触することがないた
め、電食の発生も防止することができる。
【0040】(7)シリンダヘッドカバー1をマグネシ
ウム合金製としたことで、その軽量化を図ることができ
る。 尚、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるも
のではなく、次のように変更してもよい。
【0041】・前記実施の形態においては、ボルト締付
用ボス21〜30の下面に樹脂製コート32を設けた
が、これは必ずしもなくてもよい。 ・前記実施の形態においては、シリンダヘッドカバー1
及び保護用スペーサ6をそれぞれマグネシウム合金製、
アルミニウム合金製としたが、これらはその他の金属材
料で形成してもよい。例えばシリンダヘッドカバー1を
アルミニウム合金製とし、保護用スペーサ6を鋼製とし
ても、同様に電食の発生を防止することができる。
【0042】・前記実施の形態においては、シリンダヘ
ッドカバー1及び保護用スペーサ6をそれぞれマグネシ
ウム合金製、アルミニウム合金製としたが、シリンダヘ
ッドカバー1を樹脂製とし、保護用スペーサ6をアルミ
ニウム合金製や鋼製としてもよい。この場合においても
同様に、ブラケット9が、例えば振動等によってシリン
ダヘッドカバー1(第3カバー部4)を直接を圧迫し、
同シリンダヘッドカバー1をその強度不足によって損傷
することを防止することができる。
【0043】・前記実施の形態においては、第3カバー
部4の側壁に保護用スペーサ6を埋設したが、これは必
ずしもなくともよい。 ・前記実施の形態においては、ボルト締付用ボス21〜
30の接続部16の基端側に発生する組付歪みε21〜ε
30の大きさに応じて、ボルト締付用ボス21〜30がカ
バー側周壁11の下面11aから突出する高さh21〜h
30をそれぞれ設定した。これに対して、上記突出する高
さを全て同一の高さhとし、各ボルト締付用ボス21〜
30に設けられる樹脂製コート32の高さをそれぞれ上
記に準じて設定するようにしてもよい。
【0044】・前記実施の形態においては、各ボルト締
付用ボス21〜30の高さを一定の高さHとしたが、こ
れはそれぞれ異なっていてもよい。 ・前記実施の形態において、各ボルト締付用ボス21〜
30の接続部16の基端側に発生する組付歪みε21〜ε
30の大きさの比較は一例であり、実際には、各シリンダ
ヘッドカバー1ごとに、その形状に応じて異なる。した
がって、所定の形状を有するシリンダヘッドカバーに複
数設けられたボルト締付用ボスを所定の組付順序で締め
付けた場合において、同ボルト締付用ボスの接続部の基
端側に生じる組付歪みを実験的に求め、その結果に応じ
て、各ボルト締付用ボスがカバー側周壁の下面から突出
する高さをそれぞれ設定してもよい。
【0045】また、各ボルト締付用ボスがカバー側周壁
の下面から突出する高さを互いに異なるように設定する
必要はない。例えば、全てのボルト締付用ボスを、上記
組付歪みの大きさが著しいものとそうでないものとで大
きく2つのグループに分け、上記組付歪みの大きさが著
しいグループに属するボルト締付用ボスの上記突出する
高さを、他方のグループに属するボルト締付用ボスの上
記突出する高さよりも高く設定するようにしてもよい。
要は、ガスケットを過剰に圧縮することなく、上記ボル
ト締付用ボスの接続部の基端側に発生する組付歪みの大
きさが著しいものに対して、その許容範囲を超えること
がないように同組付歪みの大きさを低減できればよい。
【0046】次に、以上の実施の形態から把握すること
ができる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに
以下に記載する。 (イ)請求項3に記載のシリンダヘッドカバーにおい
て、前記シリンダヘッドカバー、前記保護用スペーサ及
び前記部品組付部材に組み付けられる部品はそれぞれマ
グネシウム合金、アルミニウム合金及び鋳鉄により形成
されたことを特徴とするシリンダヘッドカバー。
【0047】同構成によれば、上記シリンダヘッドカバ
ーをマグネシウム合金で形成したことにより、その軽量
化が図られる。なお、アルミニウム合金と鋳鉄との間の
電位差は、マグネシウム合金と鋳鉄との間の電位差より
も小さいことが知られている。
【0048】(ロ)請求項1に記載のシリンダヘッドカ
バーにおいて、前記シリンダヘッドカバーは金属で形成
され、前記ボルト締付用ボスに前記ヘッド側周壁の上面
との間に介装される樹脂製コートを設けたことを特徴と
するシリンダヘッドカバー。
【0049】同構成によれば、金属製のシリンダヘッド
カバーのボルト締付用ボスに上記ヘッド側周壁の上面と
の間に介装される樹脂製コートを設けたことにより、同
ボルト締付用ボスが直接、ヘッド側周壁の上面に接触す
る場合に比べ、その騒音レベルが低減される。
【0050】また、特にシリンダヘッドがシリンダヘッ
ドカバーと異なる金属で形成されている場合には、上記
ボルト締付用ボスと上記ヘッド側周壁の上面とが直接接
触することによる電食の発生が防止される。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明では、ガスケットを過剰に圧縮することなく、ボル
ト締付用ボスの接続部の基端側に発生する組付歪みの大
きさに応じて同組付歪みを低減することができる。そし
て、この組付歪みに起因する、例えば応力腐食割れなど
の亀裂の発生も防止することができる。また、シリンダ
ヘッドカバーをコンパクトで軽量なものにすることがで
きる。
【0052】請求項2に記載の発明では、部品組付部材
に組み付けられる部品が、例えば振動等によって当接部
を圧迫し、同当接部をその強度不足によって損傷するこ
とを防止することができる。
【0053】請求項3に記載の発明では、保護用スペー
サにより、部品組付部材に組み付けられる部品による電
食の影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダヘッドカバーの一実施の
形態を示す平面図。
【図2】同実施の形態を示す正面図
【図3】同実施の形態を示す右側面図
【図4】同実施の形態の一部を拡大して示す底面図。
【図5】同実施の形態をボルトによってシリンダヘッド
に締結する前の状態を示す断面図。
【図6】同実施の形態をボルトによってシリンダヘッド
に締結した状態を示す断面図。
【図7】同実施の形態をボルトによってシリンダヘッド
に締結した状態を示す断面図。
【図8】ボスにブラケットを取り付けた状態を示す断面
図。
【図9】従来のシリンダヘッドカバーをボルトによって
シリンダヘッドに締結した状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…シリンダヘッドカバー、6…保護用スペーサ、9…
ブラケット、11…カバー側周壁、11a…下面、16
…接続部、21〜30…ボルト締付用ボス、41…シリ
ンダヘッド、42…ヘッド側周壁、42a…上面、46
…ガスケット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド側周壁の上面に対応してカバー側
    周壁の下面が形成され、該ヘッド側周壁の上面と該カバ
    ー側周壁の下面との間にガスケットが介在されてシリン
    ダヘッドに固定されるシリンダヘッドカバーであって、 前記カバー側周壁に形成された接続部により、該カバー
    側周壁の外側に突出して該カバー側周壁に接続され、前
    記ガスケットを前記ヘッド側周壁の上面と該カバー側周
    壁の下面とで所定の力で圧縮するように前記ヘッド側周
    壁の上面を押圧して該ヘッド側周壁の上面に締付固定さ
    れる複数のボルト締付用ボスを有し、 前記複数のボルト締付用ボスは前記カバー側周壁の下面
    から所定の寸法で突出し、前記接続部の基端側に発生す
    る組付歪みが大きくなる位置にあるボルト締付用ボスの
    該所定の寸法は該組付歪みが小さくなる位置にあるボル
    ト締付用ボスの該所定の寸法よりも大きく設定されたこ
    とを特徴とするシリンダヘッドカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシリンダヘッドカバー
    において、 部品組付部材を備え、該部品組付部材に組み付けられる
    部品が前記シリンダヘッドカバーに当接する当接部に該
    シリンダヘッドカバーを保護するための保護用スペーサ
    を設けたことを特徴とするシリンダヘッドカバー。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシリンダヘッドカバー
    において、 前記保護用スペーサは、前記当接部に露出した状態でシ
    リンダヘッドカバーに埋設され、 前記シリンダヘッドカバー、前記保護用スペーサ及び前
    記部品組付部材に組み付けられる部品はそれぞれ異なる
    金属で形成され、 前記保護用スペーサと前記部品組付部材に組み付けられ
    る部品との間の電位差は、前記シリンダヘッドカバーと
    該部品組付部材に組み付けられる部品との間の電位差よ
    りも小さいことを特徴とするシリンダヘッドカバー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011046110A1 (ja) 2009-10-13 2011-04-21 本田技研工業株式会社 カバー部材の締結方法及びヘッドカバーの締結構造
JP2016020704A (ja) * 2014-07-11 2016-02-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 緩衝器
CN108087666A (zh) * 2017-12-13 2018-05-29 天津雷沃发动机有限公司 飞轮壳传动系统定位结构
WO2020253218A1 (zh) * 2019-06-21 2020-12-24 钟建斌 一种气缸盖罩与气缸盖之间的连接结构
CN115190713A (zh) * 2021-04-02 2022-10-14 成都鼎桥通信技术有限公司 通信设备的外壳和通信设备

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