JPH0539789Y2 - - Google Patents

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JPH0539789Y2
JPH0539789Y2 JP1986151939U JP15193986U JPH0539789Y2 JP H0539789 Y2 JPH0539789 Y2 JP H0539789Y2 JP 1986151939 U JP1986151939 U JP 1986151939U JP 15193986 U JP15193986 U JP 15193986U JP H0539789 Y2 JPH0539789 Y2 JP H0539789Y2
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shaft
press drive
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトランスフアプレスにおけるフイーダ
駆動切換装置に関する。
〔従来の技術〕
トランスフアプレスは、複数の加工を必要とす
るワークの加工を一台のプレスで行なうもので、
各加工工程のワークを次工程に搬送するためのフ
イーダを有している。
かかるフイーダの動作は、2次元のものと3次
元のものがあり、前者は、第6図に示すようにフ
イードバー1,1をX方向に所定ストロークだけ
フイード動作(前進、後退)させるとともに、Y
方向に所定ストロークだけクランプ動作(クラン
プ、アンクランプ)させるようにしている。また
後者は、第7図に示すように上記各動作に加えて
上記フイードバーをZ方向にリフト動作(アツ
プ、ダウン)させている。
上記各動作は、第8図に示すようにプレスの駆
動軸から動力をフイーダ駆動用のPTO(Power
Take Off)軸3を介して取り出し、このPTO軸
3によつて駆動されるカムボツクス4内のカム機
構によつてプレスと同期運転されるようになつて
いる。
ここで、上記PTO軸3は、プレス軸とフイー
ダとを連結する軸であるので、以下「PTO軸」
を「連結軸」という。
一方、プレスを停止させた状態で、フイーダの
みを動作させる運転方式もある。この場合には、
連結軸3をプレス駆動軸とは異なるフイーダ専用
動力源に切換接続するようにしている。
ところで、フイーダをフイーダ専用動力源から
の動力によつて駆動したのち、再びプレス駆動軸
からの動力によつてプレスと同期運転させる場
合、プレス駆動軸と連結軸との位相を一致させる
必要があるが、従来はプレス駆動軸および連結軸
の回転角が表示されるメータの目盛を見ながらオ
ペレータが連結軸を寸動させ、両軸の位相が一致
するように調整したのち、プレス駆動軸から連結
軸に動力が伝達するように切り換えていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように、従来は連結軸の動力をフイーダ
専用動力源からプレス駆動軸に切り換える毎に、
オペレータが目盛を見ながら手動で調整作業を行
なわなければならず、煩雑であり、また調整作業
に時間がかかるという問題があつた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、連
結軸の動力をフイーダ専用動力源からプレス駆動
軸に切り換える際に、自動的に両軸の位相を一致
させることができるトランスフアプレスにおける
フイーダ動力切換装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案によれば、フイーダ専用動力源と、プレ
ス駆動軸および前記フイーダ専用動力源のうちの
いずれか一方から動力をフイーダ駆動用の連結軸
に切換伝達する手段とを有するトランスフアプレ
スにおけるフイーダ動力切換装置において、前記
プレス駆動軸の回転角および連結軸の回転角をそ
れぞれ検出する角度検出手段を設け、前記連結軸
の駆動源を前記フイーダ専用動力源からプレス駆
動軸に切り換える際に、前記角度検出手段の検出
出力に基づいて連結軸の回転角がプレス駆動軸の
回転角と一致するように前記フイーダ専用動力源
を自動制御し、その後連結軸の駆動源をプレス駆
動軸に切り換えるようにしている。
〔実施例〕
以下、本考案を添付図面を参照して詳細に説明
する。
まず、第4図および第5図を用いて連結軸をプ
レス駆動軸からの動力によつて駆動する場合とフ
イーダ専用動力源からの動力によつて駆動する場
合の一例について説明する。
第4図および第5図において、連結軸10は、
油圧切換装置20、ベベルギア31,32を介し
てプレス駆動軸30との動力の伝達または切離し
が行なわれ、またギア41,42,43、遊星歯
車装置50を介してフイーダを単独で駆動するた
めのモータ(フイーダ専用動力源)60との動力
の伝達または切離しが行なわれる。
油圧切換装置20は、第4図に示すようにポー
ト21に圧油が供給されると連結軸10とプレス
駆動軸30との接続を行ない、第5図に示すよう
にポート22に圧油が供給されると連結軸10と
プレス駆動軸30との切離しを行なう。
すなわち、ポート21に圧油が供給されると、
固定されているハウジング23に対して外筒24
が下降し、この外筒24の下降にともなつて、連
結軸10と一体結合している軸25に対してスプ
ライン係合している内筒26も下降する。なお、
外筒24と内筒26との間にはベアリング27
a,27bが介在している。
上記のようにして内筒26が下降すると、内筒
26の下面に設けられているクラツチ歯26aと
ベベルギア32の上面に設けられているクラツチ
歯32aとが噛合する。これにより、プレス駆動
軸30からベベルギア31,32、クラツチ歯3
2a,26a、内筒26および軸25を介して連
結軸10に動力が伝達される。
また、ポート22に圧油が供給されると、上記
外筒24および内筒26は上昇し、上記クラツチ
歯26aと32aとが離間して上記動力伝達経路
は切り離される。なお、ベベルギア32は連結軸
10の回りに自由に回転し得るようになつてい
る。
一方、遊星歯車装置50の遊星歯車(図示せ
ず)は軸44を介してギア43と接続され、太陽
歯車(図示せず)はモータ60の出力軸61に接
続され、リングギア51はギア52を介してブレ
ーキ53に接続されている。
したがつて、ブレーキ53によつてリングギア
51を固定すると、モータ60の動力は出力軸6
1、太陽歯車、遊星歯車、軸44、ギア43,4
2,41を介して連結軸10に伝達され、リング
ギア51をフリーにすると、上記動力伝達経路は
切り離される。
次に、本考案に係るトランスフアプレスにおけ
るフイーダ動力切換装置について説明する。
第1図は同装置の一実施例を示すブロツク図で
ある。
同図において、エンコーダ70はプレス駆動軸
30の回転角αを検出し、その検出した回路角α
を示す角度信号を制御回路80に出力し、エンコ
ーダ72は連結軸10の回転角βを検出し、その
検出した回転角βを示す角度信号を制御回路80
に出力する。なお、エンコーダ70,72は、プ
レスとフイーダとが完全に同期運転がなされると
き、その検出する回転角αとβとが一致するよう
に設けられている。
制御回路80は、3つの比較器82,84,8
6と速度指令発生部88とから構成されている。
比較器82,84,86の各入力には、それぞれ
エンコーダ70および72から回転角αおよびβ
を示す角度信号が加えられており、速度指令発生
部88には、後述する比較器84,86から出力
される減速指令信号、停止指令信号、および操作
盤90からの種々の指令信号が加えられるように
なつている。
さて、プレスとフイーダとを同期運転したの
ち、フイーダのみを駆動する場合、まず油圧切換
装置20のポート22(第5図参照)に圧油を供
給し、プレス駆動軸30および連結軸10間の動
力伝達系を切り離すとともに、ブレーキ53をオ
ンして遊星歯車装置50のリングギア51を固定
し、モータ60および連結軸10間の動力伝達系
を接続する。
続いて、操作盤90によつて速度指令発生部8
8に速度指令等を含むモータ60の起動指令を与
える。速度指令発生部88は操作盤90からの指
令に応じた速度指令信号を発生し、この速度指令
信号は増幅器62を介してモータ60に加えられ
る。このようにして、モータ60は駆動され、連
結軸10は指令された速度で回転する。
次に、プレスとフイーダとを同期運転させる場
合について説明する。この場合、プレス駆動軸3
0と連結軸10との回転角を一致させる必要があ
る。例えば、第2図に示すようにプレス停止位置
が80°でフイーダ停止位置が120°の場合には、フ
イーダ停止位置も80°に修正する必要がある。
さて、上記プレス駆動軸30と連結軸10との
位相を一致させる場合には、操作盤90によつて
位置決め指令を速度指令発生部88に加える。速
度指令発生部88は上記位置決め指令の入力によ
り、比較器84,86からの信号を受入可能にな
る。
比較器82はプレス駆動軸30の回転角αを示
す角度信号と連結軸10の回転角βを示す角度信
号とを比較し、α=βとなると位置決め完了信号
を出力し、同様に、比較器84は回転角αとβと
の偏差が或る小さな値θになると減速指令信号を
出力し、また比較器86は回転角αとβとの偏差
が微小な値Δθ(この値はフイーダが低速状態から
停止するまでの惰走量に相当する)になると停止
指令信号を出力する。
速度指令発生部88は、位置決め指令を入力す
ると、第3図に示すように高速の速度指令信号を
発生し、モータ60を高速駆動させる。その後、
回転角αとβとの偏差が或る小さな値θに達し、
比較器84から減速指令信号を入力すると、低速
の速度指令信号を発生し、モータ60を低速駆動
させる(第2,第3図参照)。そして、回転角α
とβとの偏差が微小な値Δθに達し、比較器86
から停止指令信号を入力すると、速度0の信号を
発生し、モータ60を停止させる。
このようにして、連結軸10の位置決めが行な
われ、比較器82から位置決め完了信号が出力さ
れると、この位置決め完了信号によつてランプ9
2を点灯させ、オペレータに位置決め完了を知ら
せる。
オペレータはランプ92の点灯により位置決め
完了を検知すると、油圧切換装置20のポート2
1(第4図参照)に圧油を供給し、プレス駆動軸
30および連結軸10間の動力伝達系を接続する
とともに、ブレーキ53をオフして遊星歯車装置
50のリングギア51をフリーにし、モータ60
および連結軸10間の動力伝達系を切り離す。
なお、上記切換動作は、前記位置決め完了信号
に基づいて自動的に行なうようにしてもよく、ま
た、フイーダ専用動力源によつて連結軸を駆動し
たのち該連結軸を停止させる場合は、自動的に上
記位置決めを実行して停止するようにしてもよ
い。
更に、本考案に係る動力切換手段は、本実施例
の油圧切換装置20、遊星歯車装置50等に限ら
ず、連結軸をフイーダ専用動力源またはプレス駆
動軸に切換接続するための手段であればいかなる
ものでもよい。
更にまた、本実施例ではモータを速度制御して
連結軸の位置決めを行なうようにしたが、プレス
駆動軸の回転角と連結軸の回転角の偏差に基づい
てモータを制御するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、連結軸の
動力をフイーダ専用動力源からプレス駆動軸に切
り換える際に、連結軸の回転角がプレス駆動軸の
回転角に一致するように連結軸を自動的に位置決
めすることができ、連結軸の動力切換が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はプレス停止位置とフイーダ停止位置の一
例を示す図、第3図は連結軸を120°から80°に位
置決めする際のモータ速度を示す図、第4図およ
び第5図はそれぞれ連結軸をフイーダ専用動力源
またはプレス駆動軸に切換接続するための手段の
一例を示す図、第6図および第7図はそれぞれ2
次元動作および3次元動作のフイードバーの動作
態様を示す図、第8図は本考案が適用されるトラ
ンスフアプレスの一例を示す斜視図である。 3,10……連結軸、4……カムボツクス、2
0……油圧切換装置、30……プレス駆動軸、5
0……遊星歯車装置、53……ブレーキ、60…
…モータ、70,72……エンコーダ、80……
制御回路、82,84,86……比較器、88…
…速度指令発生部、90……一操作盤、92……
ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレス駆動軸30とフイーダとを連結するとと
    もに前記プレス駆動軸の回転に応じて回転し、前
    記プレス駆動軸の回転位置に応じた位置にフイー
    ダを移動させる連結軸10と、前記連結軸の駆動
    源を前記プレス駆動軸からフイーダ専用動力源6
    0に切り換えるとともに、前記フイーダ専用動力
    源から前記プレス駆動軸に切り換える切換手段2
    0とを有したトランスフアプレスにおけるフイー
    ダ動力切換装置において、 前記プレス駆動軸の回転角αを検出する第1の
    角度検出手段70と、 前記連結軸の回転角βを検出する第2の角度検
    出手段72と、 前記切換手段によつて前記連結軸の駆動源が前
    記フイーダ専用動力源に切り換えられてから再び
    前記プレス駆動軸に切り換えられる際に、前記第
    1および第2の角度検出手段の検出出力に基づい
    て前記フイーダの移動位置が切換前の前記プレス
    駆動軸の回転位置に応じた位置となるように前記
    フイーダ専用動力源を駆動制御する制御手段80
    と を具えたトランスフアプレスにおけるフイーダ動
    力切換装置。
JP1986151939U 1986-10-02 1986-10-02 Expired - Lifetime JPH0539789Y2 (ja)

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JPS6357849U JPS6357849U (ja) 1988-04-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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